東京五輪エンブレム使用中止

2015年9月2日（水）曇り時々雨

・中国人民銀行（中央銀行）1日、将来に人民元を売ってドルなどの外貨を買う約束である為替予約について、
　利用者の負担を大きくする新規制の導入を一部の銀行に通知。
　為替予約しにくく、元安で海外への資本流出が加速するのを防ぐのが狙い。
　人民元売り抑える規制導入したのは、8月の元切り下げで相場の先安観強まり、海外への資本流出が加速したから。
　中国が目指してると主張する元取引の自由化とは逆行する動きに。

・セブン-イレブン・ジャパン　<3382> ［終値5039.0円］
　12/18公開予定の映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の前売り券、11月中旬まで独占販売。
　9/4から全国1万8000店の店舗と、チケット販売のインターネットサイト「セブンチケット」で扱う。
　ネット事業の強化とともに、店舗の集客増にもつなげる。米ウォルト・ディズニーと独占契約結ぶ。

・日経平均株価大幅続落。前日比724円（3.84％）安の1万8165円で取引終了。下落幅は今年3番目の大きさ。
　中国景気の減速嫌気し、リスク資産である株式を手放す動きが強まった。アジア市場全面安受け、欧米でも株価は下落。
　米ダウ工業株30種平均は3日続落で始まり、下げ幅一時400ドル超に。
　外国為替市場では円を買う動き強まり、一時1ドル=119円台半ばと8/26以来の高値付けた。

・2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は1日、
　アートディレクター佐野研二郎氏（43）デザインした五輪の公式エンブレムの使用中止、新たなデザイン再公募決定。

・政府・与党、労働時間でなく成果に賃金払う
　「脱時間給」制度（ホワイトカラー・エクゼプション）の新設盛り込んだ労働基準法改正案の今国会成立断念。
　債権や契約に関する規定を抜本的に見直す民法改正案も見送る。
　安全保障関連法案の審議優先するため、重要法案の審議に影響が及ぶ。
　自民、維新、次世代3党提出のカジノ中心とした統合型リゾート施設（IR）推進法案（カジノ法案）も先送りする。
　
　(日経新聞　1面)

・インターネットから隔離し安全とされた企業の基幹システムのハッキングが現実味。
　8月米国で開催したハッカーの国際大会では隔離したはずのシステムをネット経由で攻撃する手法が多数報告された。
　工場の生産ラインからスーパーのPOS（販売時情報管理）レジまで産業界に根付く「安全神話」が崩壊しつつある。
　中国・天津市の港湾部の倉庫で大規模爆発、原因不明も、セキュリティー関係者の間ではハッキングによる破壊行為の恐怖連想。
　生産ラインの機器をネットでつなげる「インターネット・オブ・シングス（IoT）」牽引。だが基幹システムは穴だらけ。
　企業は認識を改め入念に安全対策を施すしかない。何より攻撃者はすぐ近くにいるとの危機感が必要。

・民間調査機関10社の予測、4-6月期の実質国内総生産（GDP）改定値の平均は、速報値と同じ前期比年率で1.6％減になる見通し。
　設備投資が事前予想よりも弱かった一方、在庫調整の遅れがGDPの押し上げ要因となるため。
　7-9月期の成長率も大幅な回復を見込む声は少ない。

・日米欧に新興国を加えた20ヵ国・地域（G20）が4〜5日にトルコで開く財務相・中央銀行総裁会議は米国の利上げが焦点に。
　中国経済への懸念が広がる中、米利上げが新興国からの資金流出招くとして世界の金融市場の動揺が収まらない。
　新興国が性急な米利上げけん制する一方、日米欧は新興国に一層の構造改革促すという異例の状況に。

・日経新聞社1日、アジア6か国・地域の8月のPMI（製造業購買担当者景気指数）発表。
　中国の景気減速や通貨安などの影響で、台湾やマレーシア、インド、ベトナム4か国・地域で企業の景況感が悪化。
　8月PMIはインド、ベトナムが50を上回る一方、インドネシア、韓国、マレーシア、台湾が50下回る。

・欧州に中東やアフリカから難民や移民が殺到する「難民危機」が一段と広がる。
　なかでも豊かなドイツめざす人々が通貨国となるハンガリーの首都ブタペストでは1日、
　ブタペスト東駅に数千人集まり、全列車運行停止、混乱広がる。
　欧州統合の大きな理念の一つである域内の「移動の自由」の見直し議論もくすぶり始めた。

・中東やアフリカから欧州目指す難民・移民の流入、2015年地中海を渡って欧州に到達した難民・移民は8月末までに約35万1千人。
　同期間実績で過去最高に達した。通年で21.9万人だった14年を大幅に上回るペースで増えている。

・カナダ統計局1日、2015年4-6月期国内総生産（GDP）前期比実質年率で0.5％減。
　2四半期連続のマイナス成長で景気後退局面に入った。
　カナダの景気後退は08年9月のリーマンショックの直後以来。原油安が打撃。

・米サプライマネージメント協会（ISM）製造業景気指数51.1.前月比1.6ポイント低下、2013年5月以来、2年3か月ぶりの低水準。
　市場予測平均（52.6程度）も下回り、米製造業の景気拡大のテンポが原則していることを示す。

・ゼンショーHD　<7550> ［終値1123円］2017年3月までをメドに契約社員1千人採用。
　アルバイトらを登用する。接客の水準が上がって売り上げが増え、人件費の増加を吸収できると判断。
　人材確保急ぎ深夜営業の全店再開にも道を開きたい考え。

・リクルートグループ　<6098> ［終値3620円］地域のネットワーク生かした子供の見守りサービス始める。
　子供が持つ専用端末から発信される電波を、近隣住民のスマートフォン（スマホ）で受信、
　位置情報を保護者に通知するシステム開発。2016年以降の本格サービス開始目指す。　

・1日の株式市場で東芝　<6502> ［終値363.5円］の株価が前日比5％安と急反落。決算再延期を嫌気。
　東芝が3割保有する全株式の売却発表したトプコン　<7732> ［終値1862円］の株価も続落。

・日立金属　<5486> ［終値1474円］150億円投じ、強度高めた鋼材を使った航空機向け部材の生産設備増強。
　2017年度までに安来工場（島根県安来市）に専用設備導入、航空機エンジンメーカーなどに売り込む。成長のけん引役にする。

・英製薬大手グラクソ・スミスクライン（GSK）が日本で販売するB型肝炎治療薬「テノゼット」の供給不安定に。
　8/12発生した中国・天津爆発事故で立ち入り禁止区域に工場があり、操業再開のめど立たず。
　GSK日本法人は日本の工場での早期製造開始目指すなど安定供給模索。

・コシダカHD　<2157> ［終値2409円］1人カラオケ店「ワンカラ」でオンライン英会話サービス始める。
　6月買収したイングリッシュアイランド（東京・港）のオンライン「ｅ英会話」活用。料金は検討中。

・大手百貨店5社1日発表、8月の売上高（既存店ベース　速報値）前年同月比2.5〜6.5％増でそろって5か月連続増収。
　外国人顧客の消費が販売押し上げている。日本人の消費で服飾雑貨の売れ行きが好調。

　大丸松坂屋　<3086> ［終値1861円］前年同月比6.5％増。大丸心斎橋店（大阪市）など都市部主要店は同約3〜5倍。
　高島屋　<8233> ［終値987円］同3.8％増、免税販売は前年比3.3倍。化粧品や食品といった消耗品が免税売上高の19％占める。
　三越伊勢丹HD　<3099> ［終値1831円］5.8％増。阪神阪急百貨店　<8242> ［終値2300円］3.4％増。　

・1日の株式市場で東証取引所上場銘柄の売買代金に占める空売りの比率が41.0％に。2008年秋以降以降最高に。
　株価水準が高すぎるとみる海外投資家が売りを出しているようだと。

・米国指標のWTI （ウエスト・テキサス・インターミディエート）は8/31に1バレル49ドル台まで上昇。
　1日には一時45ドル台に落ち込む。売り買い交錯、相場の振れ幅は大きくなっている。

・スマートフォン（スマホ）やデジタルカメラに使うCMOS（相補性金属酸化膜半導体）イメージセンサーのうち、
　画像が多いタイプの需要が拡大。高価格帯のスマホ向けイメージセンサーの取引価格は年初から横ばい保つ。(日経新聞）

・東京五輪エンブレム使用中止。傷広げた後手対応。新国立競技場に続く白紙。

・中国国家統計局1日、8月の製造業購買担当者景気指数（PMI）49.7となり、前月の50.0を0.3ポイント下回った。
　2012年8月の49.2以来、3年ぶりの低水準に落ち込む。景気判断の分かれ目となる50を割り込んだのは今年2月49.9以来。

・財務省1日、4-6月期法人企業統計、
　金融・保険業除く全産業の設備投資は前年同月比5.6％増の9兆385億円、9四半期連続のプラス。
　前年同期だ消費増税の影響受けたことを加味すれば、伸びは小幅にとどまり、景気牽引の力強さはやや書いた内容に。

　（産経新聞）

・キヤノン　<7751> ［終値3627.5円］2020年までに材料事業に参入。複写機・複合機のインクやトナー材料を自社生産する。
　消耗品の利益率を高め、さらに外販により新規事業の拡大につなげる。まずは1000億-2000億円の事業規模目指す。　

・米グーグル31日、基本ソフト（OS）「アンドロイド・ウエア」搭載した腕時計端末について、
　米アップルの「iPhone（アイフォーン）」と連動させると発表。

・太陽誘電　<6976> ［終値1409円］資本・業務提携するエルナー　<6972> ［終値120円］製のアルミ電解コンデンサー
　10月から販売へ。車載や産業機器向け高機能品約9000アイテム扱う。

・ユニ・チャーム　<8113> ［終値2346.0円］使用済み紙おむつのパルプを再生する技術開発。
　商品に使用されていた状態と同等の品質まで回復できる。現状はほとんど焼却処分されている。
　紙おむつの原料を繰り返し使う循環型リサイクルの実現に道筋をつけ、環境負荷低減に貢献する。

・ジャパンインベストメントアドバイザー　<7172> ［終値1123円］
　企業に社外取締役候補の紹介とマッチングする事業月内に開始。中小企業診断士紹介する。企業統治指針対応にらむ。
　
　（日刊工業新聞）

・オプティム　<3694> ［終値4415円］医師向け情報サイト運営MRT　<6034> ［終値1319円］と提携、
　年内にテレビ電話で医師と相談できるサービス始める。オプティムの技術とMRTの医師ネットワークを組み合わせる。

・NEC　<6701> ［終値379円］米ソフト開発ホートンワークス（カリフォルニア州）と提携。ビッグデータ分析強化。

　（日経産業新聞）

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第三者割当　

レッド・プラネット・ジャパン　<3350> ［終値40円］1831万5400株　41円　9/17　割当先　Orkキャピタルなど
　
アジェット　<7853> ［終値39円］512万8400株　39円　11/10　割当先　Foodlabs、日置俊光氏

株式併合

ゼネラルパッカー　<6267> ［終値398円］2016年2/1 　5株→1株

自己株処分

東京ボード工業　<7815> ［終値1312円］8万5200株　1578円　処分日9/18　処分先　日本マスタートラスト信託銀行

公募・売り出し価格

オプティム　<3694> ［終値4415円］55万8500株　

そーせいグループ　<4565> ［終値4810円］228万2500株　

アトム　<7412> ［終値858円］3100万株　

ヒガシトゥエンティワン　<9029> ［終値412円］393円　申込み9/2-3　払込日9/8

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

9/2 ベステラ <1433> マザーズ 299,000株 2,500円 東海東京他 注目度 B

事業内容:プラント解体工事にかかるエンジニアリングおよびマネジメント業務

9/2 ＳＴＵＤＩＯＵＳ <3415> マザーズ 384,100株 2,870円 日興他 注目度 B

事業内容:日本国内ブランド商品などの販売を行うセレクトショップ「STUDIOUS」
および日本国内での生産に特化したオリジナルブランド「UNITED TOKYO」の運営

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅続落。
中国の経済統計が軟調で、世界経済への成長懸念が強まった。
原油相場の下落も追い打ちをかけたようなところ。

ただ今さらといった感もなく、そんなにおたおたすることなのといったところも・・・？！
S&P500種総合指数は、5月の最高値から10％下落。
「5月に売れ」は正解となったようなところも・・・
次につながる言葉は「9月に戻ってこい」でした。

アップル（-4.47%）グーグル（-3.31%）ヤフー（-1.99%）フェイスブック（-2.46%）アリババ（-1.95%）
ネットフリックス（-8.03%）アマゾン・ドット・コム（-3.19%）バイオジェン（-1.61%）
ラッセル2000（-2.71%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.34%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-2.51%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約89億株、過去5日間平均約94億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は3指数とも大幅下落。
中国指標が軟調で工業株に売り物集中と。
中国との取引が多い企業が多いということが売り材料に。

東京株式市場で日経平均は大幅続落、全面安の展開に。。
東証1部出来高は26億6428万株、売買代金は2兆7709億円。
騰落数は値上がり47銘柄、値下がり1837銘柄、変わらず10銘柄に。

インターネットから隔離し安全とされた企業の基幹システムのハッキングが現実味。
8月米国で開催したハッカーの国際大会では隔離したはずのシステムをネット経由で攻撃する手法が多数報告された。
工場の生産ラインからスーパーのPOS（販売時情報管理）レジまで産業界に根付く「安全神話」が崩壊しつつある。
中国・天津市の港湾部の倉庫で大規模爆発、原因不明も、セキュリティー関係者の間ではハッキングによる破壊行為の恐怖連想。
生産ラインの機器をネットでつなげる「インターネット・オブ・シングス（IoT）」牽引。だが基幹システムは穴だらけ。
企業は認識を改め入念に安全対策を施すしかない。何より攻撃者はすぐ近くにいるとの危機感が必要。

セキュリティー関連は、為替も中国にも関係ありません。
企業の業績による導入見送りなどもありそうですが、被害を考えるとそんなことも言ってられないとも・・・

英製薬大手グラクソ・スミスクライン（GSK）が日本で販売するB型肝炎治療薬「テノゼット」の供給不安定に。
8/12発生した中国・天津爆発事故で立ち入り禁止区域に工場があり、操業再開のめど立たず。
GSK日本法人は日本の工場での早期製造開始目指すなど安定供給模索。
代替ではアステラス薬　<4503> ［終値1695.5円］と第一三共　<4568> ［終値2194.5円］でしょうか？！

もう一段安がないとは言えませんが、あったとしてもこの辺りまではすぐに戻ってくるはずと思います。
一段安してもめげない資金は、ここは投資するべきではないかとも思っています。

年に何回もない急所のような気がします。
無理のない範囲では、相性の良い銘柄、いつか買ってみたかった銘柄、思い入れのある銘柄を最低単位でも拾いたい場面です。

戻るなら指数全体で戻ってきますので、日経レバレッジ　<1570> ［終値13960円］の第一弾の買いも一法です。

ユニ・チャーム　<8113> ［終値2346.0円］使用済み紙おむつのパルプを再生する技術開発。
商品に使用されていた状態と同等の品質まで回復できる。現状はほとんど焼却処分されている。
紙おむつの原料を繰り返し使う循環型リサイクルの実現に道筋をつけ、環境負荷低減に貢献する。

オプティム　<3694> ［終値4415円］医師向け情報サイト運営MRT　<6034> ［終値1319円］と提携、
年内にテレビ電話で医師と相談できるサービス始める。オプティムの技術とMRTの医師ネットワークを組み合わせる。
売り出しもありますが、今後もオプティムと「何らかの企業」との提携は続きそうです。
ここの下落した場面は拾えるのではないでしょうか。

同様に昨日1部上場売り出しをしたテクノスジャパン　<3666> ［終値2707円］も将来性買いたいところです。

レッド・プラネット・ジャパン　<3350> ［終値40円］1831万5400株　41円　9/17　割当先　Orkキャピタルなど
アスラポート・ダイニング　<3069> ［終値540円］でIR（投資家向けの広報活動）担当者がレッドに転職。
下値不安少なく、波乱相場では面白い存在になるかも・・・？！　

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