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日経ヴェリタス 1/31日号読んでみて・・・

2010年1月31日(日)はれ

・コントリアン(逆張り派)の反攻。多数派の逆を行く戦略は損失が膨らみ、破滅するリスとも背中合わせ。

 ジョン・ポールソン氏、サブプライム危機見抜き脚光。
 投資の3ヵ条:①多数は意見を疑ってかかる。②狙いを定めたら大胆に売買。③金と米銀行株上昇見込む。

 ジム・チェイノス氏、エンロン粉飾いち早く察知。
 投資の3ヵ条:①空売りは「市場の番人」。②まずは徹底的な財務分析。③中国バブル、空売りの好機。

 沢上篤人氏、投資の本質は企業を応援する事。日本企業の底力を信じる。
 住金 <5405> [終値249円]再び投資機会を狙い始める。

・投資のセオリー①「リターン・リバーサル」下げが大ききければ戻りも大きいという株価の修正。原因は投資家の過剰反応。
 日本の株式市場は90年代にはリターン・リバーサル投資有効だったが00年以降有効性低下。

・投資のセオリー②「ミーン・リバージョン」株価には絶対水準や銘柄間の相対株価が過去の水準に戻る平均回帰の傾向。
 上昇した銘柄を売り、下落した銘柄を買うペアトレードなどがこれを利用した投資戦略。
 米国では高値にある「勝ち組」銘柄群を買い、高値から遠い「負け組」銘柄群を売る「順張り」戦略効果実証されるも、
 日本市場は兵近海木野傾向強く、逆張りに適しているよう。
 
・投資のセオリー③「スパゲッティ・チャート」投信の運用成績順位をつなぐとスパゲッティのように絡み合う。
 過去の運用成績充てにならず。

・日経ヴェリタスランキング:普通株式数の増加率ランキング(1年前比)
 増加率高い上位50位中7割近い33社が日経平均株価の上昇率を下回る。
 
 1位三洋電機 <6764> [終値152円]増加率228.9%、パナソニック <6752> [終値1422円]による子会社化に伴い、
 優先株が普通株式に転換され、普通株式が1年前比3.3倍に増加。

 2位東京センチュリーリース <8439> [終値1076円]104.6%。3位みずほ証 <8606> [終値267円]100.5%。

 16位全日空 <9202> [終値263円]29.5%、昨夏増資で約1400億円調達。「ボーイング787型」など新鋭機種購入に充てる。

 18位NEC <6701> [終値234円]28.3%、公募増資などで株式数3割近く増える。
 クラウドコンピューティングやリチウムイオン電池など今後の成長分野に振り分ける。

・携帯電話ゲーム料金月額一定プランで環境整う。
 普及後押しはSNS運営企業が外部のゲーム開発会社などにサイトの技術仕様公開する「オープン化」

 ミクシィ <2121> [終値608000円では携帯コンテンツのドリコム <3793> [終値375500円]が
 「脳力大学-漢字テスト」と競走馬育成「うまレーシング」など提供。会員数それぞれ246万人、43万人に達する。
 
 ザッパラス <3770> [終値135700円]「ミクXミク相性占い」アプリ開発。mixiとモバゲーの両サイトに追加アプリ投入計画。

 大手ゲーム開発会社もオープン化の流れに乗りSNSでアプリ提供始める。
 コナミ <9766> [終値1493円]ハドソン <4822> [終値364円]ペット育成ゲーム提供。

 高機能携帯スマートフォン向けではゲーム内容も高度化、有料コンテンツ増える可能性。
 開発コスト増で全ての参入企業が果実得られるとは限らず。

・超硬ドリルの直経わずか0.015mm、超極細ドリル作れるのは世界シェアトップのユニオンツール <6278> [終値2530円]ぐらい
 自己資本比率9割超の財務バックに逆風下での技術研究・開発投資積極化。海外勢にマネのできない技術と品質で巻き返し狙う。 

・OUT Look: 今週の株式相場は下値を探る展開か。足元の業績改善は年初の上昇で織り込み済み。
 米国金融規制、欧州の財政懸念の再認識、中国・インドの金融引き締めなど重なり、ひとまず金融相場にブレーキかかる。
 日経平均株価1万円台を割り込む場面も。
 外国人投資家1月第3週まで9週連続で日本株買い越しも買越額は徐々に細る。 

・Wall Street: 今週の米株式相場はもみ合いか。今週最大の注目は1月の雇用統計。
 市場予測では前月比での雇用者数の増加見込まれるも一部では減少続くとの見方も。
 2/1米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数、3日に非製造業景況指数発表。いずれも前月から改善する見通し。
 主要企業の四半期決算、1日エクソンモービル、3日ファイザーなど予定。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派51%(前回比+11)弱気派20%(同-20)中立29%(同+9)
 調整進み、自律反発への期待から投資家心理は強気に傾いているよう。

・新興国の株価や通貨、国際商品相場の下落が目立つ。
 年明け以降オバマ大統領が表明した金融規制案や中国の金融引き締め重なり、マネーが逆流し始めている。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は全般に続落。上海総合指数が3000を割り、インドやブラジルも続落。
 スペインの格下げのうわさが出たポルトガルも下げた。北欧株は堅調。

・中国の春節(旧正月)控え関連商戦盛り上がる。13億人の力、世界が注目。
 春節は都市部で働く人々が一斉に里帰りする時期で、土産として購入する家電などの消費拡大も予想される。

・ギリシャの信用力低下が止まらず。同国国債の信用度は過去最悪の状況から抜け出せず。求められるのは具体的な行動。

・世界各国のインフラ関連企業の株式で運用する投資信託の発売相次ぐ。JPモルガン運用「世界鉄道関連株投信」1300億円流入。
 (日経ヴェリタス)

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