
GW中ダウ300ドル下落
- 2010年05月06日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年5月6日(木)新聞休肝日(連休総まとめ)くもりのちはれ
・米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)週間(4/30まで)石油在庫統計原油在庫輸入増背景に280万バレル増と
予想(110万バレル増)を上回る。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディ-ト)6月物前日比2.77ドル安79.97ドルで引ける。
・欧州株式市場続落、ユーロ圏債務危機拡大の恐れから市場心理悪化。
・米供給管理協会(IMS)非製造業部門指数4月55.4と前月比変わらず。エコノミスト予想は56.0に。
・4月のADP民間雇用者数3万2000人増加。予想(3万人)上回る。
3月2万3000人減から1万9000人増に上方修正、2月も3000人増に上方修正され2008年1月以来の増加となる。
・上海市場、一時2%下落し7ヶ月ぶりの安値も0.77%高に反発。過去8営業日で7日下落、4月半ばから10%近く下落していた。
香港ハンセン指数は大幅続落(2.10%下落)。(ネットニュースより)
・鳩山首相、沖縄訪問米軍普天間基地問題で県外への全面移設断念表明。移設先名護市辺野古へ回帰。
昨年衆院選時「最低でも県外」との約束は「党の考え方ではなく、私自身の代表としての発言」と民主党公約ではないと釈明
・米主要企業業績急回復。2010年1-3月期最終利益、前年同期比53%増。2四半期連続で増益。
利益総額08年9月のリーマン・ショック以前の水準回復。
・オーストラリア準備銀行(中央銀行)政策金利5日から0.25%引き上げ年4.50%へ。利上げは3ヶ月連続。
市場は6月以降は利上げペース緩やかに。
・上海株式市場、主要指数上海総合指数前営業日比1.2%安、年初来安値更新。昨年9月以来の安値水準。
・中国政府4月中旬新たな住宅ローン規制導入で大都市の不動産取引量が急減。
・4月米新車販売台数、前年同月比19.8%増98万2131台。年換算の販売台数は1121万台で3月実績(1178万台)を割り込む。
・神戸鋼 <5406> [終値212円]インド、ロシア、豪州で製鉄設備建設する方針。5-10年後に稼動させる計画。(5日 日経新聞)
・ヤクルト <2267> [終値2464円]2011年末までにアジアで「ヤクルト」の生産能力2割増やす。ブランド浸透へ攻勢かける。
・日清食品 <2897> [終値3155円]
今後3年で国内工場中心に200億円投じ、即席めん「どん兵衛」などストレートめんに切り替え設備増強実施。
・米航空3位ユナイテッド航空の持ち株会社UALと同4位の米コンチネンタル航空2010年末メドに合併。
最大手の米デルタ航空を抜いて世界最大級の航空会社誕生。
・三井物産 <8031> [終値1428円]今期から2年で約1兆2000億円投資。
資源エネルギーの権益確保のほか、収益安定のため海外のインフラ整備にも積極的に投資。
・国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)と環境分野で業務提携。日本企業の進出を後押ししたい考え。
・米著名投資家ウォーレン・バフェット氏「日本で大型買収を実現させたい」と述べ、日本への本格投資に意欲示す。
買収の時期は「5-10年先か、場合によっては5-10ヶ月で実現することもあり得る」と語る。
・オフィスビル賃貸料の下落傾向続く。東京、新築ビル、既存ビル(築後1年以上)との賃貸料2年連続下落。
・上場地銀85行・グループ、2010年3月期決算、合算最終損益黒字転換する見込み。
金融市場が落ち着いた事で株式などの減損処理減り、不良債権処理も大幅に縮小。
・欧州連合(EU)のユーロ圏16ヶ国の緊急財務相会合でギリシャに対し、
2010-12年の3年間で総額1100億ユーロ(約13兆7000億円)の協調融資を国際通貨基金(IMF)と共同で実施する事で合意。
・3月の米個人消費支出、年率換算で10兆4250億ドル(約984兆円)前月改定値比0.6%増。6ヶ月連続増で市場予測通りの結果。
・米アップル4/3発売「iPad(アイパッド)」販売台数100万台突破。
アプリケーションダウンロード1200万件、電子書籍配信は150万件に達する。
・JFEホールディングス <5411> [終値3385円]子会社JFEエンジニアリング、
今年度中に電気自動車(EV)用の超高速充電システム発売。電池容量の50%充電する時間3分と現行の5分の1.
ガソリンスタンドなどへの設置費用も4割安の600万円。
・急速充電器2010年3月末時点の国内設置台数150台強。政府20年に5000台に増やす目標。
高岳 <6621> [終値349円]やハセテック(横浜市)など既存メーカーに加え、
日産 <7201> [終値823円]も独自開発の急速充電器を系列自動車販売店200ヶ所に設置する計画。
国際標準化、日米欧で規格争い。
・三菱重工 <7011> [終値380円]ハイブリッド型フォークリフトの基幹システム「パワートレインシステム」の外販始める。(4日 日経新聞)
・アジアの電機大手、日本市場に攻勢かける。中国ハイアール洗濯機や冷蔵庫を日本メーカーより1-2割安く発売。
韓国・LG電子、2011年度に日本専用洗濯機投入。アジア勢攻勢は国内電機市場の再編加速する可能性も。
・欧州連合(EU)ユーロ圏16ヶ国、2日緊急財務相会合。ギリシャ政府まとめた中期的な財政再建計画承認。
国際通貨基金(IMF)との協調融資実施基本合意し、ギリシャ支える姿勢鮮明に。3年間で最大15兆円に及ぶという見方も。
・中国人民銀行(中央銀行)預金準備率10日から0.5%引き上げ。2月以来で今年に入ってから3回目。
住宅バブルやインフレの懸念生み出している市場の「カネ余り」が依然深刻な状況の裏返し。
今後はどのタイミングで元相場の切り上げ再開決断するか焦点。
・建設資材の値上がり鮮明に。鋼材年初比2-3割上昇。合板1割上昇。ほぼ1年ぶりの高値。
設備投資と住宅着工の底入れに伴い、内需も上向く。
・インド海外で資源調達加速。アフリカや中南米などの油田・ガス田開発に相次ぎ進出。石炭確保にも積極的。
・バークシャー・ハザウエイ株主総会、ウォーレン・バフェット氏
米ゴールドマン・サックスについて「非難される事実は何もない」と擁護。
・三洋電機 <6764> [終値151円]2012年度までに3年間に充電池と太陽電池分野で2000億円前後の設備投資計画。
環境エネルギーに経営資源を集中。パナソニック <6752> [終値1382円]と相乗効果高める。
・NTN <6472> [終値416円]アジアで自動車や産業機械に使う軸受け(ベアリング)増産。
約50億円投じ生産能力約3倍に引き上げ。
・京大、ローム <6963> [終値7010円]光の方向自在に変えられる半導体レーザーの小型化や高速化に役立つ。
5年以内の実用化目指す。(3日 日経新聞)
・上場企業3社に1社、2010年3月期純利益リーマン・ショック前08年3月期上回る。
電力・ガスや製紙、通信回復。自動車・電機ではなお低水準。
・アジア地域に投資マネー流入。
中国人民元の切り上げ観測が強まり韓国ウォンやインドルピーなどアジア通貨は対ドル、対円で約1ヶ月ぶりの高値に上昇。
中国への資本流入も膨らむ
・仏サルコジ大統領と独メルケル首相電話会談。財政不安陥っているギリシャを複数年にわたり支援で一致。
支援総額は1000億-1200億ユーロ(約12兆〜14兆円)に達する見通し。
・富士フィルム <4901> [終値3240円]フィルム使う3次元(3D)映画の映写サービス貸し出すサービス始める。
デジタル設備不要、劇場の初期投資、デジタル方式専用システム導入時比10分の1程度に。
・米議会、自動車の安全面規制強化法案整備本格化。制裁金の上限撤廃や急加速防止装置の義務化など議論。
・大手百貨店4社、4月の売上高、既存店前年同月比2.0〜13.5%減。3月比3社で下げ幅広がる。(2日 日経新聞)
・日銀、成長基盤の強化を促す新貸出制度の創設。
2011年度の消費者物価上昇率の見通しマイナス0.2%からプラス0.1%へ上方修正。
・2010年1-3月期米実質国内総生産(GDP)速報値、前期比年率換算3.2%増。3四半期連続プラス。
市場予測平均(3.3%増)とほぼ同水準。個人消費3年ぶりの高い伸びが背景。米景気が緩やかな回復過程にあることを示す。
・日本経済、2008年秋のリーマン・ショック後の急激な落ち込み脱し、上向きに。
政策効果に加え、好調な新興国経済の影響で消費者心理やアジア向け輸出は「危機前水準」上回る。
上向き景気も本格景気には遠い。
・電子部品各社の業績急ピッチで回復。大手5社2010年3月期連結決算、最終損益軒並み改善。
11年3月も活況続く見通し。全社最終増益見込む。
京セラ <6971> [終値6490円]2011年純利益850億円、10年比2.1倍。
TDK <6762> [終値6070円]同450億円、3.3倍。
日東電 <6988> [終値3695円]同440億円、17%増。
日電産 <6594> [終値9730円]同630億円、21%増。
村田製作所 <6981> [終値5600円]同440億円、78%増。
・主要証券5社2010年3月期決算、全社最終黒字に転換。投資信託の販売回復、企業の増資に伴う引受手数料大幅に増加。
・3月の新設住宅着工戸数6万5008戸、前年同月比2.4%減。16ヶ月連続減少も減少率2月の9.3%から大幅縮小。
持ち家は5ヶ月連続増。2009年度全体では前年度比25.4%減77万5277戸、45年ぶりの80万戸割れ。
・韓国と台湾の半導体大手の業績急速に回復。
各社とも1-3月期としては過去最高水準の利益上げる。2010年の設備投資を上積みへ。
・ギリシャ政府、資金支援を受ける前提となる新しい財政再建策を週末に公表へ。
・サンリオ <8136> [終値974円]国内の物販事業見直す。3年間で全国260店の15%にあたる40店閉鎖。
海外でのキャラクターライセンス事業に成長の軸足へ移す。
・大手商社の業績、資源価格上昇受け一段と回復。
三菱商事 <8058> [終値2244円]連結純利益前期比30%減2600億円。
三井物産 <8031> [終値1428円]同16%減1500億円。
従来予想100億-200億円程度上回る。
・日本電産 <6594> [終値9730円]300億円投じ、フィリピンにハードディスク(HDD)用精密小型モーターの新工場建設。
2012年春、同国生産能力1.5倍、年3億6000万台に高める。
・大同特殊鋼 <5471> [終値404円]自動車やHDD向けの高機能磁石を増産。中国工場に10億円投資生産能力増強。
・セイコーHD <8050> [終値224円]村野晃一会長権社長(72)解任。創業家一族副社長服部真二氏(52)社長昇格。
「独断的な経営」と。
・ユニ・チャーム <8113> [終値9140円]ユニ・チャームペット <2059> [終値3130円]吸収合併。
TOB(株式公開買い付け)など通じ全株取得へ。1株=3825円。
・ダヴィンチ・HD <4314> [終値476円]6月1日付、上場廃止決定。
・東証4月第3週(19-23日)投資主体別売買動向、外国人投資家小幅ながら6週ぶりに売り越し。個人8週ぶり買い越し。
・日本精鉱 <5729> [終値230円]
合成樹脂の難燃助剤に使う三酸化アンチモンの出荷価格5月から約3割引き上げ。引き上げ通れば過去最高値に。
・3月の鉱工業生産指数、前月比0.3%上昇。2ヶ月ぶりプラスに転じる。企業の生産水準リーマン・ショック前の9割程度回復。
・3月完全失業率、5.0%と前月比0.1ポイント悪化。
求人数徐々に回復しつつも公共事業の削減背景に建設業など就業者数の減少幅広がる。
・全国消費者物価指数99.5と前年同期比1.2%低下。13ヶ月連続マイナス。(1日 日経新聞)
・トヨタ <7203> [終値3665円]米国4月新車販売台数前年同月比24.5%増、2ヶ月連続大幅増。
大量リコール(回収・無償修理)問題の影響ほぼ克服、本格回復鮮明に。
・宮崎県口蹄疫感染疑い農家や施設計19ヶ所。これまでの処分含め対象の牛、水牛や豚約2万8千頭。(5日 産経新聞)
・来春の新卒採用計画、主要企業128社対象アンケート。98社のうち52%が今春より採用数減らす。
・前原濃く土交通相、仙谷国家戦略担当相、
大型連休中にベトナムなど訪れ新幹線や原子力発電など日本のインフラ技術を海外へ売り込みへ。(4日 産経新聞)
・中国「人民元バブル」世界揺るがしている。
中国の個人や企業などの保有する現預金の合計額(M2、ドル換算)米国のM2を約1兆ドル(94兆円)上回る。
人民元バブルの災厄に備える必要。 (3日 産経新聞)
・三菱UFJ <8306> [終値494円]グループ米地銀ユニオン・バンク、破綻米地銀プロンティア銀(ワシントン州)買収。(2日 産経新聞)
・鳩山首相、5月4日就任後初の沖縄訪問。海図なきまま航海に乗り出すも「5月決着」可能性限りなく低い。
・史上最多246の国・地域、国際機関参加する中国2010年上海万博開幕。10月31日迄(半年間)
・米南部ルイジアナ州メキシコ湾で4/20起きた石油採掘基地爆発事故の被害深刻化。新規油田採掘計画凍結も。
・デジカメ撮影写真使った「フォトブック」サービス人気。
1冊から注文、子どもの成長記録や旅行の様子など収めたオリジナル写真集。20ページ1500円程度目安。
アスカネット <2438> [終値68600円]インターネットで注文。(1日 産経新聞)
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
・日本企業、20億人という膨大な人口抱えるアジア市場が生命線になりつつある。アジアの覇者が世界を制す。
ユニ・チャーム <8113> [終値9140円]VS恒安国際集団、内陸部でのシェア争い。
ブランド力維持しながらの低価格品普及させる「ニ正面作戦」取り組まねば2位争いから脱落しかねず。
楽天 <4755> [終値72900円]VSアリババ、「真の世界企業へ脱皮の一年」(楽天三木谷社長)と位置付け。
アリババとタオパオ兄弟会社で相乗効果で楽天が中国市場で成功は容易ではない。
年後半にも中国進出。百度(バイドゥ)と合弁会社設立。サービスの利便性どこまで高められるかがカギ。
全日空 <9202> [終値298円]VSシンガポール航空、全日空今期3期ぶりの黒字確保(50億円)を必達目標。勝負の年。
シャープ <6753> [終値1226円]村田製作所 <6981> [終値5600円]VSサムスン、3D(3次元)テレビサムスン2月下旬発売
シャープ今年度中3Dテレビ発売。3Dでは優位性も。
村田生産性2倍に高め対抗。アジア市場に積極的に新製品投入。
新日鉄 <5401> [終値336円]VSポスコ、韓国ポスコ大きくリード。
顧客の勢いの差、新日鉄主要顧客トヨタ <7203> [終値3665円]ポスコは現代自動車。コスト競争力の高さもポスコの強み
三菱重工 <7011> [終値380円]VS現代重工、収益構造の違いで明暗。造船事業比率が三菱重工1割に対し、現代重工4割。
・欧州「GPS(ギリシャ、ポルトガル、スペイン)危機」と呼ぶべき事態招きかねず。
破綻リスクを取引するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)ネット取引額(買い・売りの差引残高)
GPS3カ国にアイルランド、イタリア加えた「PIIGS」は残高上位の常連。市場は万一に備え身構えている。
・コマツ <6301> [終値1906円]板根会長「世界経済は新興国が引っ張る」新興国バブルはそんなに深刻な問題ではない。
世界の建機需要2015年ぐらいに、これまでのピークの07-08年を抜く。高原状態が続く。
・ロート製薬 <4527> [終値1026円]売上げの約6割、営業利益の約5割を「スキンケア」関連で稼ぐ化粧品メーカーの実態。
アジアに積極進出、急速に存在感高める。「製薬会社の化粧品」というコンセプトの読み当る。
高い成長率・収益性、株価は化粧品メーカーとしての「実力」織り込まれていない。
・証券会社2010年3月期決算、主要24社の約8割の20社、最終黒字。リーマン・ショック後の最悪期から立ち直り印象付ける。
個人部門は新興国関連など投資信託の販売回復。法人部門は企業の増資ラッシュが業績押し上げ。
・日本のバイオベンチャー内外機関投資家の注目集める。2000年第1次ブーム経て、投資回復期入り、黒字転換する企業増加。
第2次ブーム到来との呼び声も。上場27社のうち今期最終損益黒字予想4割の11社に。
メディネット <2370> [終値43300円]「細胞加工センサー(CPC)」強み。
細胞加工件数累計8万件、世界シェア3-4割占める。
テラ <2191> [終値1512円]樹状細胞ワクチン療法確立し黒字化。配当開始。
タカラバイオ <4974> [終値229400円]がん免疫療法の事業化乗り出す。
リンパ球遺伝子組み換え、がん細胞だけ狙い撃ち新技術を開発。
オンコセラピー <4564> [終値188500円]がん治療ワクチン開発。
製薬大手と提携契約結び一時金収入増。2期連続の黒字見込む。
アンジェスMG <4563> [終値171000円]
「コテラジェン」遺伝子治療薬、先進国で初の承認の可能性。ロイヤルティ収入見込める。
そーせい <4565> [終値130100円]国内外の製薬大手と提携。フィデリティ投信約14%持つ。
・OUT Look: 今週の株式相場上値の重い展開か。
日本企業の輸出アジアにシフトする中で株価欧州問題で左右されるのは国内に有力な買い手がないため。
相場浮揚のカギは売買シェア5割以上占める外国人投資家。
5月は欧米のヘッジファンドが中間決算迎え、利益確定売りが出やすいとされ海外動向から目離せず。
・Wall Street: 今週の米株式相場はもみあいか。
金融大手ゴールドマン・サックスの提訴問題きっかけに金融株の動向に不透明感強まる。
4月の米雇用統計発表(7日)。雇用者数の増加幅拡大するなど景気回復基調鮮明になれば株価下支えしそう。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派37%(前回比-5)弱気派27%(同+3)中立37%(同+4)
・市場では「6月=円安」説ささやかれ始める。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明、米早期利上げ観測に再び火をつけようとしている。
6月に向けて政局混迷を深めれば、円安はやしたい向きの格好の材料にも。
・スクランブル:ギリシャ問題巡り、乱高下する東京株式相場。
5月はアジアでも政治イベント多く、上値追いは難しいとの見方。
ドイツ5/9議会選挙、「国民の過半数が反対するギリシャ支援について、9日までは政府の前向き姿勢はトーンダウン」
6月の英国議会下院選挙も懸念、「ハングパーラメント」(どの政党も過半数に届かない宙ぶらりん議会)に陥り、
英国株や通貨ポンドの下落につながりやすい。
中国人民元の切り上げ懸念も根強い。節目と意識は24.25日の米中戦略・経済対話。
日本では普天間基地移設問題の決着期限5月末に迫る。
ヘッジファンドの換金売りも出安いとされ「Sell in May(5月に売れ)」との言葉も。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はギリシャとゴールドマン・サックス問題に振り回される。
ギリシャ国際の格下げ機に欧州株一斉に下落。
4/30ゴールドマン捜査の報道で米国が大幅安。
スペイン・ポルトガル・アイルランドは大きく下げ、欧州株全般に下落目立つ。
ベトナムやフィリピンなどアジア株は総じて底堅く。 (日経ヴェリタス)
・中国自動車市場で日本、米国、欧州、中国の各メーカー、販売会社による覇権争い激しく。
地場メーカーも品質や商品構成は急速に高まるも営業力はまだ発展途上。
・太陽電池ようやく電機各社の業績に貢献。国内での需要拡大背景。
シャープ <6753> [終値1226円]2010年3月期に営業黒字に浮上。長年の投資結実。
京セラ <6971> [終値9490円]日本、欧州、米国の各拠点で販売網それぞれ100社以上に拡充。
三洋電機 <6764> [終値151円]売上高1000億絵超えで黒字化した模様。
・蝶理 <8014> [終値120円]欧州で太陽光発電事業に参入。
早ければ10月までに現地の太陽光発電のシステムインテグレータ(SI)と提携、ドイツで住宅向け売電事業始める方針。
・ニフティ <3828> [終値79200円]インターネットやパソコン周辺の相談に応じる有料サポート「まかせて365」会員、
2010年度末までに倍増へ。新規獲得策を拡大。 (5日 日刊工業新聞)
・半導体メーカーの設備投資回復。韓国サムスン電子、台湾TSM、2010年50億ドル(約4700億円)規模の投資計画。
東芝 <6502> [終値548円]エルピーダ <6665> [終値2030円]10年度の投資額、09年度見込み2倍へ引き上げ。
・マツダ <7261> [終値280円]
2012年欧州に投入する次世代ディーゼルエンジン搭載車で、ハイブリット車並みのCO2排出量実現する見通し。
・高岳 <6621> [終値349円]米自動車部品大手イートン(オハイオ州)と技術提携。
電気自動車(EV)用急速充電器で北米本格参入。
販売する充電器規格は東京電力 <9501> [終値2357円]三菱自 <7211> [終値129円]普及図る日本発規格で
北米で設置広がれば世界標準化に向けて弾みつく。
・工作機械業界、中国経済の成長に注目。中国シフト鮮明に。
ファナック <6954> [終値11170円]上期低調だった業績もアジア需要の高まり受けて下期に急回復。
第4四半期(2010年1-3月期)の売上高前年比96.6%増。営業利益同2.5倍。生産フル稼働続く。
ツガミ <6101> [終値566円]2010年3月期営業損益5億円の赤字から同8500万円の黒字に上方修正。
09年末から中国など新興国需要が好転、高水準の受注が続く。
牧野フライス <6135> [終値659円]
2010年3月連結決算の業績、09年10月時点の予想比全項目で赤字幅縮小。中国関連受注増背景。
・タムラ製作所 <6768> [終値314円]英国電子部品メーカー・ロマーシュ買収。タムラ英国子会社約10億円投じ完全子会社化
新エネルギー市場の開拓・製品開発で協力。 (3日 日刊工業新聞)
・大成建設 <1801> [終値215円]太陽光発電と太陽熱回収機能併せ持つ新型の日よけ装置開発。太陽光エネルギー約50%活用
・日本CMK <6958> [終値696円]自動車のエンジン回りに使える安価な樹脂製基板開発。
基板にかかる材料費従来品の最大5割削減。電機自動車やハイブリッド車向けに需要開拓。
・DeNA <2432> [終値769000円]
交流サイト(SNS)などのソーシャルメディア関連企業への投資目的に今月設立されるファンド総額30億円の内25億円出資。
投資対象SNS向けゲーム開発、SNSインフラ構築など周辺サービス提供企業。
・KFE <3061> [終値23100円]
発光ダイオード(LED)照明の電源開発・製造受託する事業に乗り出す。新規参入メーカーに狙い。
・新神戸電機 <6934> [終値909円]アイドリングストップ機能搭載車向けに耐久性高めた鉛電池の量産に乗り出す。
放充電従来の2倍、年産100万〜200万個生産体制整える。
・三菱レ <3404> [終値394円]独素材大手SGLグループと炭素繊維原料の製造販売合弁会社設立。
独BMWが2015年までに発売予定の電気自動車向けに11年4月から国内生産始める。
車体軽量化本命として炭素繊維の活用目指す動きが加速。
・石油資源開発 <1662> [終値4830円]
カナダでオイルサンド開発事業の拡張に向け同国アルバータ州政府に開発許可申請提出。
日量3万5千バレル(日本の輸入量の1%)生産計画。 (3日 日経産業新聞)
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株式分割
ユニ・チャーム <8113> [終値9140円]9/30 1株→3株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、続落。
寄り付きからギリシャのソブリンリスクや債務問題拡大の懸念などに圧迫され、米雇用統計速報の堅調をもみ消した。
ダウとナスダック指数はともに3月31日以来、約1カ月ぶりの安値で終えた。
投資家がリスク資産を圧縮に動いたとみられ、商品(コモディティ)先物などとあわせて株にも売りが出たところ。
日本のゴールデンウイーク中の米国株式市場はダウでは300ドル安(2.7%安)、
ナスダック指数は109ポイント安(4.4%安)と大幅下落となっています。
シカゴ225先物は円建てで10660円と大型連休前の大証先物比390円安となっています。
ここのところ大型連休では乱高下があっても結局は休み前とそれほど変わらずといった印象でしたが、
欧州債務懸念の広がりが直撃したところでしょうか?
日経平均では遅行線が実体割れとなりチャートの形が悪くなります。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏「日本で大型買収を実現させたい」と述べ、日本への本格投資に意欲示す。
買収の時期は「5-10年先か、場合によっては5-10ヶ月で実現することもあり得る」と語る。
新しいところでは、中国で電気自動車の開発を進めているBYDに出資したケースがあり気になるところです。
全体大幅安必至で、こんな時は国際優良株の突っ込みも狙えるのでは?
日電産 <6594> [終値9730円]京セラ <6971> [終値9490円]
また野村HD <8604> [終値655円]米国金融規制強化では外国企業の適用が外される思惑も
日本精鉱 <5729> [終値230円]
合成樹脂の難燃助剤に使う三酸化アンチモンの出荷価格5月から約3割引き上げ。引き上げ通れば過去最高値に。
加藤製作 <6390> [終値219円]小口売りに押されたところは狙いたいようなところも・・・
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
全体には落ち着きを待ちたいところです。
日経平均株価の月別騰落率では、5月は2000年以降は6勝4敗で年間4位も1949年からのトータルは31勝29敗で10位、
6月が2000年からでは7勝3敗で1位、1949年から41勝20敗で2位となってます。
大きく下げたところでは拾って6月には利益確定できるような・・・
高岳 <6621> [終値349円]米自動車部品大手イートン(オハイオ州)と技術提携。
電気自動車(EV)用急速充電器で北米本格参入。
販売する充電器規格は東京電力 <9501> [終値2357円]三菱自 <7211> [終値129円]普及図る日本発規格で
北米で設置広がれば世界標準化に向けて弾みつく。
工作機械業界、中国経済の成長に注目。中国シフト鮮明に。
ツガミ <6101> [終値566円]2010年3月期営業損益5億円の赤字から同8500万円の黒字に上方修正。
09年末から中国など新興国需要が好転、高水準の受注が続く。
ロート製薬 <4527> [終値1026円]売上げの約6割、営業利益の約5割を「スキンケア」関連で稼ぐ化粧品メーカーの実態。
アジアに積極進出、急速に存在感高める。「製薬会社の化粧品」というコンセプトの読み当る。
高い成長率・収益性、株価は化粧品メーカーとしての「実力」織り込まれていない。とのヴェリタスの特集です。
☆今日の岡本 http://ameblo.jp/okamoto-blog/
魔界新聞 岡ちゃんの徒然日記。
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