国内映画興行収入過去最高

2016年12月29日（木）曇りのち晴れ
・安倍晋三首相27日（日本時間28日）、オバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者慰霊するアリゾナ記念館訪れ、和解、同盟進化。

・電通　<4324> ［終値5540円］2017年1月で石井直社長（65）辞任する意向表明。後任の社長はまだ白紙。

（日経1面）

・2016年国内映画興行収入、15年比6％増、2300億円前後に。過去最高を6年ぶりに更新。
交流サイト（SNS）投稿がブームをつくり、映画の撮影場所訪れる「聖地巡礼」も後押し。

・個人向け国債の利回り面の魅力が薄れる可能性が出てきた。
財務省が金融機関に支払う事務手数料を2017年4月発行分から減らすため。

・東京市場で上場投資信託（ETF）の存在感が高まっている。純資産残高12月に初めて20兆円超え、公募投資信託残高の2割占める。
年間の売買代金28日時点、61兆1500億円と過去最高更新。東証1部の売買代金の1割超える水準に。
海外投資家の取引が前年比で2割増加。個人投資家は「弱気型」のETFの売買増やした。

・第一生命　<8750> ［終値1953.5円］28日、稲垣精二・取締役常務執行役員（53）が2017年4月に社長に昇格。
M&A（合併・買収）含む海外展開に積極的な姿勢示す。
主だった金融機関では最年少社長就任。

・ベトナム統計総局28日、2016年実質国内総生産（GDP）6.21％増。4年ぶりに伸び率が前年下回る。
巨大工場持つ韓国サムスン電子の製品発火事故に伴う生産減でスマートフォン（スマホ）輸出の伸び鈍化、
約7割占める個人消費伸び悩む。

・東南アジア主要6カ国、11月の新車販売台数は前年同月比0.6％増、28万6524台。2カ月ぶりにプラスに転じる。
域内最大市場インドネシアが4カ月ぶりに2ケタ増に回復、2位市場のタイが2カ月連続2ケタ減に沈み、主要国で明暗。

・ソニー　<6758> ［終値3338.0円］2017年夏までに画像が鮮明な有機ELテレビの世界展開始める。
足元の収益支える高精細な「4K」対応の液晶テレビは販売好調で市場に普及、次世代の高級テレビの目玉となる基幹製品必要。

・次世代ディスプレーとされる有機パネルはテレビ向けでLGディスプレー、スマートフォン向けではサムスン電子と韓国勢の独断場。
パナソニック　<6752> ［終値1218.0円］ソニー　<6758> ［終値3338.0円］
テレビ販売で競合するLGグループから有機ELパネル調達するのは、ほかに選択肢がないため。
ただ、材料や装置の領域では日本勢が技術優位築く。
出光興産　<5019> ［終値3160円］住友化学　<4005> ［終値564円］先行。

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・信越化　<4063> ［終値9299円］SUMCO　<3436> ［終値1595円］など大手シリコンウエハーメーカーは来年1月から値上げへ踏み切る。
半導体の主要材料であるシリコンウエハーは、スマートフォンやデータセンター向けなど世界的な半導体需要拡大受け需給ひっ迫。

・東芝　<6502> ［終値311.6円］株価27、28日連日急落。2日間で5600億円の時価総額失い、
シャープ　<6753> ［終値271円］に7年半ぶりに抜かれる。

・小林製薬　<4967> ［終値5060円］2019年12月期までの3年間でM&A（合併・買収）に約300億円投じる。
中国はじめ海外で現地企業買収し、医薬品の海外販売を拡大する。

・モリタHD　<6455> ［終値1630円］2017年5月に、ゴミ収集車生産能力を25％増の年約2千台に。投資額約60億円。

・日立　<6501> ［終値644.9円］子会社日立工機　<6581> ［終値1456円］
投資ファンドコールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR）の傘下に入る方向で最終調整。
日立がKKR実施するTOB（株式公開買い付け）に応じ、グループで5割超保有する日立工機の全株式を売却。

・株式市場は受け渡しベースで実質的に2017年相場に切り替わる。
16年相場振り返ると、年初から下落した日経平均は11月の米大統領選後に急速に切り返し、株価チャートは「V字」描く。
これが1995年と相似、「来年はバブル後高値（96年の2万2668円）を抜く」とする見方が専門家に出ている。

・トランプ次期大統領が早めにドル高けん制に動く。そんな見方が市場に広がる。
急速なドル高が、米製造業の向かい風として表面化してくるため。
ドル高けん制は「トランプ相場」を大きく揺さぶる。

・信用評価損率（2/22現在）マイナス9.06％　前週比1.75ポイント低下。2週連続悪化。
任天堂　<7974> ［終値24345円］株の急落が損益率悪化させた面がある。

・裁定取引に伴う現物株の買い残（期近・期先合計　12/22申し込み）1兆9352億円　前週比2483億円増、2週連続増加。

(日経新聞）

・国内の新規上場企業が今年、リーマン・ショック後の2009年以来7年ぶりに減少。
年初の株価急落や6月の英国の欧州連合（EU）離脱決定などで株式市場が波乱含みになったのに加え、取引所などの上場審査厳しく。

・電通　<4324> ［終値5540円］後任人事白紙。新経営陣が失われた信頼を取り戻せるかは未知数。
混乱が長引けば、業績への悪影響も懸念される。

(産経新聞)
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・住友重機　<6302> ［終値776円］2018年3月期から3年間の次期中期経営計画、
射出成型機などプラスチック機械分野の売上高目標17年3月期見込み比25％増、1000億円に設定する。

・富士通　<6702> ［終値662.6円］システムエンジニア（SE）が担う広範な業務を人工知能（AI）で自動化するプロジェクトに着手。
同社は2万人規模と国内最大のSE集団抱えるが、人海戦術に頼るSE業務をAIで一部代替、人数増やさずに生産性高める手法確立する。
熟練者のノウハウ共有、システム構築（SI）事業の競争力高める。

・三菱重工　<7011> ［終値544.6円］国産初の小型ジェット旅客機MRJの開発コストが5000億円超との見通しに。
事業化決定時に見込んだ約1800億円の3倍規模に膨らむ。

・KDDI　<9433> ［終値2963.5円］高度な指紋生体認証技術持つLiquid（リキッド　東京・千代田）と資本業務提携締結。
約3億円で第三者割当株式取得。

・バリューデザイン　<3960> ［終値3825円］店舗独自の電子マネー（プリペイドカード）発行する
「バリューカードASPサービス」の導入社数を、218年6月末までに現在の約3割増に当たる700社に引き上げる。
売上高16年6月の16億円から18年6月期には25億円目指す。

（日刊工業新聞）

・任天堂　<7974> ［終値24345円］今月16日に米アップルのスマートフォン（スマホ）iPhone（アイフォーン）など向けに
配信開始したゲーム「スーパーマリオラン」、24日までにすべての国と地域で売り上げ首位から陥落。

・中外製薬　<4519> ［終値3355円］血友病の新たな治療薬「エミシズマブ」の第3相臨床試験（治験）で優位な結果が出たと発表。
2017年にも日米欧で最初の申請行なう計画。ピーク時の売上高は2千億円超えるとみられている。

（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、反落。
11月の米中古住宅販売仮契約指数は、1月以来の低水準、金利上昇が住宅市場の重しになる可能性との声も。
薄商いの中、幅広い銘柄が売り優勢となった。

アップル（-0.43%）グーグル（-0.82%）ヤフー（-0.49%）フェイスブック（-0.92%）アリババ（-0.19%）
ネットフリックス（-1.92%）アマゾン・ドット・コム（+0.09%）バイオジェン（-0.64%）ドイツ銀（-0.11％）
ラッセル2000（-1.23%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.14%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-1.26%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約48.2億株、過去20日間平均約72億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英国FT100株価指数は、終値で過去最高値更新。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.07％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.78％）と下落。

28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅反落。
東証株価指数（TOPIX）は5日ぶりの反発。
東証1部出来高は13億1143万株、売買代金は1兆5591億円。
売買代金は今年最低を記録。出来高は今年2番目の低水準。

東証1部騰落数は値上がり1411銘柄、値下がり474銘柄、変わらず109銘柄に。

実質新年度入り、日経平均株価の12月配当分は約28円で、実質はプラスとも・・・

東証マザーズ、日経ジャスダック平均と東証2部はそれぞれ3日続伸で終了。

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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TBCスキャット　<3974> ［終値3800円］2016年最後の新規上場（公開価格1400円）、寄り付き4500円でストップ安。
12月権利付き最終日の翌日で、権利取りした投資家の現金ポジションが少なく、即日規制に動けなかったとの観測も・・・

日立　<6501> ［終値644.9円］子会社日立工機　<6581> ［終値1456円］
投資ファンドコールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR）の傘下に入る方向で最終調整。
日立がKKR実施するTOB（株式公開買い付け）に応じ、グループで5割超保有する日立工機の全株式を売却。

1500億円超で全株取得となると、プレミアムはつかないことになりますが・・・

電通　<4324> ［終値5540円］後任人事白紙。新経営陣が失われた信頼を取り戻せるかは未知数。
混乱が長引けば、業績への悪影響も懸念される。
残業時間代の支払いと時間短縮で、やはり業績悪化は避けられないとみられますが・・・
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