
W杯4強に3欧州勢
- 2010年07月05日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年7月5日(月)くもり にわか雨注意
NY株式
ダウ:9686.48ドル -46.05 (-0.47%)
NDQ: 2091.79ポイント -9.57 (-0.46%)
CME225:9205円(大証先物比 -5円)大証先物9200円
CME225円建て:9170円(大証先物比 -30円)
為替 ドル/円:1ドル=87.78円
ユーロ/円:1ユーロ=110.234円
・2009年4月からの景気回復局面かが微妙な段階に差し掛かる。
欧州の信用不安や米中景気の先行き懸念が響き、世界経済と金融市場の不透明感が強まる。
外需頼みの日本経済は試練のとき迎える。
・2010年7-9月期の産業天気図予測、主要30業種のうち8業種「薄日」となり4-6月期の当初予測(3月時点)から2業種増えた。
レジャーや住宅などでは底入れの兆しも。
全体では「薄日」8業種「曇り」11業種「小雨」3業種「雨」3業種。「晴れ」は引き続きゼロ。
自動車とコンビニ2業種が「曇り」から「薄日」。石油と旅行・ホテル「小雨」から「曇り」。
マンション・住宅「雨」から「小雨」へ。
・企業年金の運用成績急速に悪化。株安や円高のあおり2010年4-6月期の運用利回りマイナス6.8%(前年同期プラス7.0%)
・みずほコーポ <8411> [終値144円]中国国家開発銀行7月中に発行する4億ドル(約350億円)のドル建て債券の引受幹事に
外資銀行が主幹事は初。
・日本企業のM&A(合併・買収)の減少続く。2010年4-6月期のM&A総額は約7年ぶりの水準に低迷。
大型買収に慎重。株安長引けばM&Aの回復も遅れる可能性も。
・アジアで水ビジネス拡大。
仏GDFスエズなど「水メジャー」が相次ぎ大型商談まとめ、アジア企業は地元で蓄積したノウハウ生かし対抗し始めた。
2025年年間需要30兆円超と現在の2倍以上に膨らむとの予想も。
・エーザイ <4523> [終値2911円]年内メドにガン治療薬専門に扱う営業組織設ける。
各国の医薬情報担当者(MR)総勢100人構成。
・GMOインターネット <9449> [終値343円]
交流サイト(SNS)でのゲーム配信に適したサーバー貸し出しサービス8月に始める。
・地球環境産業技術研究機構(RITE)と住友ベーク <4203> [終値430円]トウモロコシの茎や稲わらなど非食用植物から
フェノール樹脂作れる研究始める。3年後に事業家のメドをつける。 (5日 日経新聞)
・家電量販店やスーパー大手、ポイント発行減らす動き。現金値引き志向消費者に対応。
ポイント発行に比べコストの掛らない現金値引き強化し、収益改善狙う。
・エルピーダ <6665> [終値1290円]7月中にも台湾DRAMメーカー3社と共同で独自の小型化技術を使ったDRAM生産始める。
巨額投資不要で4社は現在主力生産ラインを小規模に改造。
・世界経済の先行き不安強まり、市場関係者の間で当面は円高と株価下落が連鎖的に続くとの見方増える。
各国の経済指標や近く公表される欧州銀行の資産査定(ストレステスト)の内容に警戒感根強い。
・中国人民元弾力化表明して2週間、人民元相場の対ドルレートの終値(2日)1ドル=6.7711元と6/18比0.8%上昇。
一方対円や対ユーロレートはこの2週間で元安に。
・オバマ米大統領、太陽光発電関連2社のプロジェクトに計18億5000万ドル(約1600億円)の融資保証実施へ。
5000人以上の直接雇用創出できると強調。米政府2012年までにクリーンエネルギー関連への投資で70万人以上の雇用創出計画
・凸版印刷 <7911> [終値708円]大日印 <7912> [終値1022円]それぞれ出版社向けに電子書籍の支援事業に乗り出す。
低迷する印刷事業に代わる収益源に育てる。
・DIC <4631> [終値135円]2012年メドに印刷用インキの原料となる有機顔料の基幹工場を新設。
成長市場であるインド国内でのインキの生産体制整える。欧州などへも輸出する。
・ミツミ <6767> [終値1454円]中国天津市生産子会社のストライキ終結。生産再開。
従業員代表と基本給・諸手当の引き上げで合意。
・NY株式市場ダウ工業株30種平均、7日続落。2009年10/5以来約9ヶ月ぶりの安値つける。
ダウの7日続落はリーマン・ショック直後の08年10/1-10日(8日続落)以来の記録。
・炭素繊維の販売価格2年ぶり上昇。上昇は場5%、航空機向け需要回復し品不足感出始め、
東レ <3402> [終値426円]三菱レ <3404> [終値334円]など炭素繊維メーカーの値上げが一部浸透。
・米国で発生した地域金融機関の破綻、上期86件。前年同期の1.9倍。 (4日 日経新聞)
・日立 <6501> [終値321円]三菱重工 <7011> [終値305円]三菱電機 <6503> [終値696円]水力発電機器事業統合。
2011年新会社設立。3社の事業を集約。
・金融庁、生保と損保の資産運用制限緩和。
国内株式や外貨建て資産の運用それぞれ総資産の3割以内に抑えるといった規制撤廃、海外含め柔軟な運用を認める。
併せて国外のM&A(合併・買収)にかかわる規制もなくす。
・6月の米雇用統計、非農業者部門の雇用者数前月比12万5,000人減。減少は半年ぶり。
民間部門の雇用者数8万3000人増。失業率9.5%で前月比0.2ポイント改善。
市場予測平均、非農業者部門の雇用者数(10万人減)民間部門の雇用者数(10万人強増)失業率(9.8%)
・個人投資家4-6月に日本株と投資信託を合計3兆円近く買い越し。
買越額2007年4-6月(4兆3920億円)以来の多さ。6月は買いの勢い鈍る。
・インドで韓国家電メーカーLG電子とサムスン電子が高価格帯製品の生産・販売に乗り出した。
薄型テレビや3次元(3D)対応テレビなど。
・インド準備銀行(中央銀行)政策金利のレポ金利0.25%引き上げ、年5.50%にすると決め即日実施。
利上げは4/20に続き今年3回目。
・上海株式相場低迷。今週の下落率6.7%に達し、2009年4月以来の大幅な下げ。年初からの下落率27%超。
6月製造業購買担当者景気指数(PMI)が2ヶ月連続低下。市場中国景気の先行きへの警戒感広がる。
・中国銀行、上海と香港市場で最大600億元(約7800億円)調達へ。7月下旬上場、株式市場の需要悪化懸念強まりそう。
・JTB夏休み(7/15-8/31)旅行動向調査、1泊以上の旅行昨年より4.1%増7656万人と3年ぶりに伸びる。
・三洋電機 <6764> [終値114円]半導体事業を米半導体メーカーのオン・セミコンダクターに売却へ。売却額200億円前後。
・ロート <4527> [終値1080円]アジアで化粧品や医療品を増産。約20億円を投じ、中国で化粧品などの生産を拡大するほか
ベトナムでは点眼薬専用製造ライン導入。2012年アジア売上高09年度比約4割増250億円に増やす。
・日本粉 <2001> [終値444円]2012年メドに愛知に新工場、投資額120億-130億円。将来的な小麦輸入自由化に備える。
・日揮 <1963> [終値1349円]サウジアラビアの全額子会社通じ、同国とクウェートの中立地帯向け水処理プラント受注。
百数十億円の見通し。
・王将フード <9936> [終値2269円]2010年6月既存店売上高前年同月比4%程度減少。減少は2年11ヶ月ぶり。
・ジャスダック市場の投資主体別売買動向6月第4週(21-25日)個人投資家2週連続買い越し。
外国人投資家2週連続買い越し。買越額16億円と4月第3週以来約2ヶ月ぶりの高水準。
・米新車販売台数、前年同月比14.4%増98万3738台。景気先行き不透明感が増す中回復ペース鈍化。
2ヶ月ぶりに100万台割り込む。
メーカー別GM11.9%増、フォード15.5%増、トヨタ <7203> [終値3020円]6.8%増、
ホンダ <7267> [終値2495円]6.2%増、日産 <7201> [終値607円]10.8%増、韓国現代自動車35%増。(3日 日経新聞)
・「百日咳」感染者報告が急増。
6/20までの1週間で1医療機関当り0.09人の報告、過去10年間で最多の2008年ピーク時の0.11人に次ぎ2番目の多さに。
・菅直人首相消費税引き上げについて「昨年の衆院選で与えられた任期の間は消費税は上げない」
増税する際に衆院解散し国民い判断していただく考え表明。 (5日 産経新聞)
・川重 <7012> [終値217円]激しい充放電に耐えられる新型蓄電池使用鉄道システム用設備、米ニューヨーク地下鉄に採用へ
・米国経済に暗雲垂れ込め始めた。雇用統計就業者数半年ぶりに減り、株式相場7日続落。
6月の米新車販売台数前月比10.8%減。5月の住宅着工件数前月比10%減と3ヶ月ぶりの減少。(4日 産経新聞)
・富士重工 <7270> [終値466円]風力発電システム事業で2012年にも海外への進出検討。
平地の沿岸部だけでなく、山間部や洋上での設置狙う。
・高騰する金の国外流出が加速。「金は国力のある国へ流れる」金流出は日本経済の「地盤沈下」を物語る現象。
中国・インド・シンガポールに流出。
・中国2009年国内総生産(GDP)の改定値、実質国内成長率速報値8.7%から9.1%に上方修正。(3日 産経新聞)
・リスク告げる先行指標、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)投資に生かす。
6月上旬三井物産 <8031> [終値1022円]のCDS保証料率急上昇。4月下旬0.4%台が6/10までに1%超一時1.3%へ。
株価が損害賠償リスク織り込み始めたのは6月になってから。CDSは株式市場より前に危機「余震」察知。
ギリシャ危機もギリシャのCDS保証料株価下落の約半年前の昨年11月から上昇。
・CDSの第一の特徴:株価との逆相関の関係。
2008年以降指標上昇すると日経平均株価下落。指標低下すると日経平均上がる傾向鮮明。
第二の特徴:ニュースへの感応度が高い。
CDSはプロ同士で取引するため発生材料を保証料率に織り込むスピード速い。
第三の特徴:企業や国が破綻した時、売り手の損失が膨らむ可能性がある点。
・個人投資家CDSに関する情報をどこで入手?
国内指標に関して「J-CDS」サイトでチェック。
サイトの「CDS価格情報」の中の「CDS参考値」で個別企業の保証料率、前日比、チャート検索。
保証料率が上昇基調にあれば信用力低下、株か売られやすくなる。
逆に保証料率低下しているのに株価反応してなければ割安に放置されている可能性。
「Market iTraxx」では日本の主要企業の保証料率を平均して算出した代表指標アイ・トラックス・ジャパンの動きチェック
CDS市場での取引残高多い銘柄調べる場合「DTCC(デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション)」
「Top 1000 Reference Entities」サイトから「Products&Service CDS Date」→「OTC Derivatives」
→「Warehouse CDS Date」→「Section1」のなかの「Table6」に想定元本残高掲載。
残高が1週間で急増すれば破綻が近いとの情報を誰かが入手し、CDSを買い増ししている可能性もゼロではなく。
・国の信用力、CDSの保証料率(7/1時点)高リスク国の上位には財政基盤が脆弱な南欧・南米・東欧諸国が並び、
財政問題が国の信用リスク大きく左右。
1位ベネゼエラと2位アルゼンチンは国債の保証料率ともに10%台。3位のギリシャ9%台。
低リスク上位には北欧諸国、北米、欧州主要国が並び日本も「安全圏」といえる21位に。
米国は経済赤字国ではあるが、世界中の投資マネーを集め、米国債に対する信頼があり、保証料率は上がりにくい。
中国、シンガポールなどアジアでも金融危機後の立ち直りの早い国が低リスク国に入る。
・日本CDS保証料率の高い銘柄:武富士 <8564> [終値254円]44.4%。日本ビクター <6632> [終値34円]31.2%
アイフル <8515> [終値109円]24.8%。NISグループ <8371> [終値20円]19.1%。
ベスト電器 <8175> [終値235円]13.8%。
・米国モノラインと呼ばれる金融保証会社アムバック保証料率61.7%とMBIA41.1%の2社が突出。エナジーフーチャー19.2%。
・日米欧、同時デフレの足音、米欧では失業率が10%前後と高水準で推移。
食料とエネルギー除くコアの消費者物価指数(CPI)の上昇率は1%を下回り、経済の体温の低下が止まらない。
悲観相場がいつまでも続くとは限らないが反動の手掛かりはまだ見えない。
・商社に「会計リスク」浮上。
国際会計基準(IFRS)の導入で石油が鉄鉱石などの資源権益の持ち分を時価評価したり、
発電プラント事業などで収益計上の見直し迫られる可能性。
・鉄鋼大手株2日相次ぎ年初来安値更新。中国景気の減速リスクが急激に意識され始めた格好。
中国経済の浮沈は日本の鉄鋼株の命運も握る。
・百貨店の業績底入れが鮮明。
高島屋 <8233> [終値693円]2010年3-5月期決算連結営業利益前年同期比87%増39億円。
Jフロント <3086> [終値414円]同7%増30億円。株安で景気の先行き不透明感強まる。差別化求められる。
・日経ヴェリタスランキング:欧州の営業利益額ランキング
1位国際石油開発帝石 <1605> [終値491500円]欧州での営業利益2453億円。中東・アフリカでの利益が大半。
2位アステラス <4503> [終値2950円]493億円。製薬大手の中で欧州比率が高く、4月以降株価下落率13%へ。
3位武田 <4502> [終値3890円]309億円。
5位オリンパス <7733> [終値2082円]222億円。内視鏡で世界首位。欧州でもシェア7割握る。為替相場ユーロが1円安くな
ると6億円の営業減益要因(年間ペース)。想定レート1ユーロ=120円。
22位DIC <4631> [終値135円]78億円。食品向け包装資材に使われるインキの需要が回復傾向へ。
想定為替レート1ユーロ=117円。
32位アルプス電 <6770> [終値757円]48億円。欧米の自動車販売に減速など景気の先行きへの懸念も株価の足を引っ張る。
想定レート1ユーロ=120円。ユーロ1円安くなると2億4000万円減益要因。
35位サンリオ <8136> [終値1005円]41億円。欧州の営業利益2年で2倍強へ急増。
日本発キャラクターグッズ「Kawaii(かわいい)」ブーム。
ユーロ想定レート1ユーロ=122円。1円の円高・ユーロ安は3000万円程度の減益要因も現地通貨建ての収入は拡大。
・日本の宇宙産業のすそ野どこまで広がる。「はやぶさ」帰還で注目。
「はやぶさ」の動力源イオンエンジン注目。NEC <6701> [終値228円]開発主導。
人工衛星分野では三菱電 <6503> [終値696円]先行。国内では最大手。
衛星用太陽電池パネルやリチウムイオンバッテリーでは世界シェア3割強占める。
多層断熱材製造、宇部興産 <4208> [終値211円]
セ氏300-400度の高温に耐えられるほか放射線や紫外線で劣化しにくい特徴。
IHI <7013> [終値142円]の子会社IHIエアロスペース、ロケット製造。
今後固定燃料搭載小型衛星ロケットに力入れる方針。
三菱重工 <7011> [終値142円]日本初金星探査機「あかつき」載せた大型ロケット「H2A」17号機発射。
浜松ホトニクス <6965> [終値2500円]光を電子に変換する光電変換技術得意。光技術は医療や遺伝子解析などにも応用。
明星電気 <6709> [終値69円]「はやぶさ」関連で「エックス線分光装置」担当。重さ50kg級小型衛星事業に参入する計画
ゴールドウイン <8111> [終値170円]においの成分を消すことができる素材をJAXAなどと共同開発し宇宙飛行士の下着に。
この素材で作った加齢臭抑制下着「MXP」を一般向けに2月発売。
北電工 <6989> [終値168円]チップ抵抗器がJAXAの認証受ける。高い技術力評価される。
・カネコ種苗 <1376> [終値700円]農家のための「総合問屋」戦略。タネ以外の部門が利益の半分以上稼ぐ。
効率の良い「儲かる農業」を農家に提案。効率経営意識、5期連続増収。
・11日投票の参院選、有権者にとって何のための選挙か。有権者から見ると衆院選こそ政権選択する機会。
参院で多数を制することは政権維持の十分条件とも言える重み持つ。菅政権への有権者による初めての審判の機会。
連立与党で参院の過半数を維持できるかどうかが「政権審判」の分かれ目。
・OUT Look: 今週の株式相場は自律反発の展開か。
米国や中国景気の減速を示す経済指標の発表が一巡し、下落に歯止めが掛りそう。
世界景気の「二番底」懸念は悲観的過ぎるとの見方も多く、買戻しが先行すると見られる。ただ上昇しても小幅との見方優勢
日経平均株価9000〜9500円の範囲の動きに。「9000円を下回るとすぐには下値のメドが無く、下げが深くなる」との声も。
2009年11月に付けた9081円や7月の9050円が当面の下値のメドに。
今週は経済指標の発表も限られ、円高ドル安の傾向が落ち着けば日経平均は自律的な反発となりそう。
参院選も売買手控えの要因になりそう。
・Wall Street: 今週の米株式相場は上値の重い展開か。
市場は景気が二番底に陥る可能性が低いものの、回復の勢いが弱まったとの認識が広がる。
今週は5日米国独立記念日の振替休日。米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数注目。
週間の新規失業保険申請件数の動向も関心向く。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派62%(前回比+19)弱気派21%(同-7)中立17%(同-13)
日経平均株価が9000円を下回らず、下値は底堅いとの見方広がったよう。業績面から株価は売られすぎとの声は多い。
昨年6月以降9000円を割れたことは無くチャート面から反発期待。
・株式相場は買い手不在の様相を強めている。
直近の戻り高値をつけた6/21から2週間足らずで1割強の下げは本来「逆張り」姿勢で下支えとなるはずの個人投資家さえも
あきらめに覆われたことを映す。見切売り広がりつつある。
日証金融資残高、相場下落と融資残高の減少が共存しているのはドバイ・ショック以来の変調。
信用評価損益率、一斉に見切売りが出る目安とされるマイナス20%より手前。
「投げ売りが終わっておらず、損失を抱えたまま耐えている向きも多い」と。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はほぼ全面安となる。景気減速懸念が強まり、欧州は2週連続で下落。
金融引き締めへの警戒感や資源価格の急落背景に、中国・ロシア・ブラジル株の下げ幅5%超える。(日経ヴェリタス)
・日立 <6501> [終値321円]2012年度に中国の研究開発者の人員、現在の2倍の約200人体制へ。次世代電力網標準化にらむ。
・川重 <7012> [終値217円]アジア地域向け発電用ガスタービン事業の現地対応推し進める。現地対応で受注獲得に弾み。
・ホシデン <6804> [終値934円]
スマートグリッド(次世代電力網)の家庭内ネットワーク(HAN)構成する宅内ディスプレイ端末開発。
米ワイヤレスブルーネットワークスと共同開発。欧米市場中心に売り込む。
・国際航業HD <9234> [終値188円]2010年度中、欧州の太陽光発電事業の人員現行比約5割増90人体制に増強。
グループ会社の組成ファンド活用した資金面からの開発推進に加え、人員確保を進めることで計画達成に弾みつける。
・ラオックス <8202> [終値107円]日中協業が本格化。蘇寧電器プライベートブランド(PB)商品の販売始めた。(日刊工業新聞)
・ボーナス商戦「売れ筋予測」調査、ソニー <6758> [終値2310円]のAV(音響・映像)機器挙げる声多く。
3次元(3D)対応テレビ、デジタルビデオカメラ、デジタル一眼でそれぞれ売れ行きに対する期待最も高く。
マーケティング奏功と。
・2010年第二四半期(4-6月)新製品ランキング、
総合1位米アップル「iPad(アイパッド)」。
2位ホンダ <7267> [終値2495円]新型ハイブリッドカー「CR-Z」
3位英ダイソン羽根の無い扇風機「エアマルチプライヤー」
・米グーグル、旅行関連ソフトの開発手掛ける米ITAソフトウェア(マサチューセッツ州)を7億ドル(約610億円)で買収。
航空券検索に参入。
・シーイーシー <9692> [終値440円]韓国情報システム会社と協業で3次元(3D)画像使い物流効率化支援サービス展開。
・フジクラ <5803> [終値369円]電気自動車(EV)の急速充電器向けの送電器具(コネクター)開発。
高岳 <6621> [終値295円]向けに供給。
・渋谷工 <6340> [終値704円]2011年6月期初年度とする3ヵ年計画、最終年度13年6月期に売上高1000億円目指す。
・日本ゼオン <4205> [終値517円]主力製品液晶テレビ向けの光学フィルム材料やテープに使う粘接着材料の増産へ乗り出す
総額5億-10億円投じ、水島工場(岡山・倉敷)生産工程を改善。 (日経産業新聞)
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、続落。
注目された米雇用統計が失望を誘い相場は下落に。それでも場中中ごろをピークに下げ渋り引けにかけて押し目買いが入った。
テクニカル的にS&P500種指数の50日移動平均は200日移動平均を下回り、下落傾向との見方増加。
前回は2007年12月でその直後12年ぶりに安値を付けに行くことになった。
週間ではダウはマイナス4.5%、ナスダックはマイナス5.9%、S&Pはまいなす5%とそれぞれ2週連続下落となった。
東京市場も海外株式市場、今週は特に米国市場の影響と為替の影響を受け、週間では日経平均は-5.5%2週連続下落。
TOPIXは-4.2%2週、マザーズ指数は-4.4%で4週連続、ヘラクレスは-7.9%2週連続、日経ジャスダック平均は-2.4%2週連続、
東証二部指数は-2.3%と2週連続でそれぞれ下落となった。
ともかくも懸念で注目であった米雇用統計発表が終了し、米株式市場も大幅な売られ方ではなかったことに安堵感も。
欧州株式市場はFT100種総合指数は+32.34(+0.7%)、クセトラDAX-23.28(-0.4%)、CAC40種平均+8.47(+0.3%)とまちまち
本日夜は米株式市場は独立記念日の振替休日となり、本日の東京市場は束の間の材料株に注目できるところでしょうか?
クックパッド <2193> [終値3950円]食品メーカーとのタイアップ広告等も好調、
会員もスマートフォン(多機能携帯電話)普及に連れ拡大見込みも。
ツガミ <6101> [終値600円]中国景気の減速懸念もあり、6/22に付けた788円から反発なしの下落も注目してる向きは多いと
東京株式市場もかなり際どい段階に差し掛かってきていると。
日経平均株価2009年5月から下値が9000円どころとなっており、上値11000円付近とのボックスとなっております。
今回も下値抵抗帯で止まるところでしょうか・・・!?
王将フード <9936> [終値2269円]2010年6月既存店売上高前年同月比4%程度減少。減少は2年11ヶ月ぶり。
好調を続けていた王将もおまえもか・・・
前年同月は25%の伸びの反動ともいえそうなところでしょうが、株式市場は成長前提で見ているもので、
ファーストリティリング <9983> [終値13430円]の成長鈍化時の下落を思い出されます。
川重 <7012> [終値217円]激しい充放電に耐えられる新型蓄電池使用鉄道システム用設備、米ニューヨーク地下鉄に採用へ
など掲載記事が続いています。
25日移動の乖離も10%を超えており、リバウンドも・・・
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