
日経ヴェリタス 8/22日号読んでみて・・・
- 2010年08月22日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年8月22日(日)暑い!
・2020年未来技術の鼓動。逆風に勝つ未来技術に注目すれば投資のチャンス広がる。
歩行補助ロボット、高齢者の弱った足腰を支える「装具」になる。
家庭内の電気製品支えるエネルギーは太陽光発電パネルが賄う。20年に現状の10倍となる2800万キロワットの導入見込む。
三菱ケミカル <4188> [終値418円]住友化 <4005> [終値363円]壁に塗れる太陽電池の開発競う。
「ドライ式太陽熱発電」実験、三菱重工 <7011> [終値313円]手掛ける。
豪州政府機関と共同で2015年10メガ(メガ=100万)ワット級で実用化目指す。
デンソー <6902> [終値2390円]藻からバイオ燃料つくる。
1リットル600円の製造コストを200円を下回る水準まで引き下げが当面の目標。
・今後30年後科学技術の予測調査(デルファイ調査)。
環境:メタルハイドレートを経済的に利用。(2034年)宇宙太陽光発電2041年以降に実施。
バイオ:2032年iPS細胞使った再生医療実用化。2033年にはiPS細胞でつくった人工膵臓や人工肝臓などもできる。
アルツハイマー病、分子レベルで解明、進行防ぐ治療法が2031年に実用化。31年ガン転移防ぐ薬剤開発。
2032年HIV感染症の抜本的な治療法。33年統合失調症やそううつ病も発症原因に基づく治療へ。
インフラ:2041年海外旅行並みの安全な100万円以下での宇宙旅行。航空機化石燃料使わないエンジン搭載。
情報端末:2020年新聞紙を代替出来そうな電子ペーパー登場。
・日経平均株価4月高値から19%の下落。「高値から20%以上の下落」とウォール街で定義する弱気(ベア)相場へ投入寸前。
円高対策への期待感が、今週裏目に出る懸念もある。
米長期金利低下、さらに下がると日米の金利差縮小、円高進み日本で一段の株安招きかねず。
今週も米国債バブルが日本株を揺らす可能性も。
・急激な円高機に市場が日銀の追加緩和織り込む形で政策対応促すも、日銀「待ちの姿勢」
・大和証券グループ <8601> [終値361円]
ベルギー金融大手KBCグループのアジア株デリバティブ(金融派生商品)など海外市場関連2部門買収。
アジア戦略に活路探るもアジアでの成功への道のりは険しい。
・日本企業の会社年齢、平均42.3歳。1年前より2.3歳増。ネット・外食で目立つ20代。大手電機軒並み50代。
会社構成20代17社(1年前比7社減)30代前半42社(同30社減)
・日本電産 <6594> [終値7710円]永守式M&A(合併・買収)の転機。今までは業績不振企業を再生。
米電機大手エマソン・エレクトリックのモーター事業は超優良物件。2016年3月期売上高2兆円に強力な武器。
売上高1兆円に向けて12年3月期までもう一社買収へ。
・三陽商会 <8011> [終値326円]オンワード <8016> [終値645円]
百貨店アパレル・高額衣料品専門店の採算改善目立つ。アウトレットなど新販路での展開の効果も出る。
・2010年4-6月期建材各社の業績改善。戸建て受注増で合板価格上昇。
合板価格の上昇の背景はパワービルダー中心に戸建て住宅の受注・販売が上向いてきたこと。
JKHD <9896> [終値319円]2010年4-6月期最終損益6900万円の黒字(前年同期2億8600万円の赤字)転換。
すてきナイスグループ <8089> [終値174円]住宅資材事業の損益、1億7600万円の黒字(前年同期2億300万円の赤字)へ。
住友林業 <1911> [終値630円]木材建材事業の売上高14%増。経常損益8億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に転換。
・大手商社6社の業績好調に推移。資源価格上昇に伴う販売価格の上昇が業績下支え。上方修正要因。
双日 <2768> [終値139円]市場の信認低下させる下方修正に対しては特にアレルギー強い。
リスク要因として最も懸念は南米ベネゼエラでの自動車事業。同事業の販売計画上方修正するメド立つ。
第一四半期の純利益の進捗率大手6社の中で最も高く。
・合繊各社の炭素繊維部門の業績が回復基調。
東レ <3402> [終値475円]2010年4-6月期決算、部門売上高157億円と前年同期比58%増。
営業赤字1億円(前年同期3億円の赤字)に縮小し黒字化が目前に迫る。
・OUT Look: 今週の株式相場弱含む展開か。
先週発表された米経済指標は相次ぎ市場予想を下回り、米景気の失速懸念強まる。
米国経済の行方をにらんで日本株は神経質な値動きとなりそう。
政府・日銀が円高対応策に踏み切るとの観測も期待感は薄い。株価大幅反発見込む声は聞こえず。
政策への期待感の薄さは日経オプションの予想変動率(インプライド・ボラティリティ=IV)にも表れる。
数値が高いほど市場参加者が今後相場の値動きが大きく振れると見ることを示す。
IVが30を下回れば相場は落ち着いているケース多く、現在は低め(25.5)。
株高につながる効果的な対策は打ち出されないと投資家の見透かしと
逆に相場が急落するリスクもさほど高くないことを低水準のIVは映す。
・Wall Street: 今週の米株式相場は景気動向にらみ、神経質な展開に。
よほどの強い材料が出ない限り相場の押し上げには力不足。
今週は7月の米新築一戸建て・中古住宅販売、6月のFHFA住宅価格指数など住宅関連指数の発表が相次ぐ。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派58%(前回比+4)弱気派32%(同+5)中立11%(同-8)
政府・日銀の円高対策が取りざたされており、弱気一辺倒とはならず。
・個人投資家の姿勢代わりつつ。4-6月期に約1兆1600億円買い越した個人は7月は4ヶ月ぶりに売り越しへ。
含み損の拡大で買い余力低下が背景。
信用評価損益率13日時点でマイナス17.12%と09年12月(マイナス17.56%)以来の水準に悪化。
損失拡大避けるため相場上昇するとすぐに戻り売り待ちの売りがでるような状況とも。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は先進国と新興国との間で、やや異なる相場展開に。
米国中心に景気の失速懸念強まり、先進各国では低迷続く。
一方、タイ・フィリピンといった東南アジアの一部などでは株価が大幅に上昇する場面も見られる。
世界各国でM&A(合併・買収)が活発化してきたもの注目に。 (日経ヴェリタス)
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