
銘柄研究・インフォコム(4348)
- 2010年11月20日
- 株式投資・経済ニュース全般
さぁ今年もあと1ヶ月と少しとなってまいりました。
厳しい株式市場も先週は日経平均で1万円乗せと明るい兆しも出て来ました。
株式投資で年間で最もパフォーマンスが良いとされる日程も近づいてきました。
その日は12月4日。今年は土曜日ですのでその付近ですね。
この12月4日に買い付けて5月のゴールデンウィークの直前に売却する投資期間が株式を買いから入る場合に最高のパフォーマンス
のようです。
理由としては国内株式市場のシェア6割以上を占める外国人の影響でしょうか。
海外の投資ファンドの多くが11月決算や12月決算となっております。
決算を前に株式売却して運用益の実現化など行い、12月は長いクリスマス休暇に入ります。
そして新たに年明けより運用の開始するという流れからでしょうか。
また昔から『掉尾の一振』の季節になってきました。
もっともこの『掉尾の一振』もある年と無い年がありますが、今年は期待できそうですね。
そして心強い米国中間選挙の翌年には米株価が上昇し、日本株も追随するというジンクス。
第2次世界大戦後、米中間選挙は16回行われたが、選挙があった年のNYダウ工業株30種平均株価16勝0敗となっています。
なんと「負けなし」の「不敗神話」を誇っています。
「12カ月後」(来年で言えば10月末)は平均上昇率で17.1%に達しています。
そして最も好成績なのは「9カ月後まで」で、16回中13回が2ケタの上昇となり、平均でも18.8%となております。
日本株も好パフォーマンス。戦後、米国中間選挙年の10月末から「6カ月後」の日経平均は12勝3敗、平均で11.9%の上昇に。
「9カ月後」では13勝2敗。上昇率は平均で16.1%となっています。
12カ月後までなら13勝2敗で19.3%の上昇とかなり跳ねる期待が持てる2011年うさぎ年であります。
個人投資家の皆様!戻ってきてください。4年に1回のオリンピックのように参加する事で『意義』があります。
株式市場の意義とはやはり「儲け」でしょうね。
前振りが異常に長くなりましたが今週の注目株に言ってみます。
前述のような相場になれば、個人個人のお好きな銘柄、特に日本代表銘柄を今ごろからじっくり持っていましたら良いだけなんですが・・・
短期でも中長期でもいいような銘柄で(4348)インフォコムを取り上げたいと思います。
同社は旧日商岩井と帝人のSI(システムインテグレーション)が合弁した企業。
SIとは顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などを一括して行なうこと。
今年4月には電子書籍のテーマに乗った企業でもあります。
ここへ来てiPhone(アイフォーン)などの多機能携帯端末(スマートフォン等)の勢いが急拡大しており、SNS関連の利用増となっています。
SNSの利用が広がるにつれて、異なる特性のSNSを並行して利用するユーザーが増加する傾向にあり、SNS統合サービスへのニーズが高まってきています。
そこでソーシャルメディアサービス分野への参入を目的に、Jibe Mobile株式会社(東京・港、Jibe社)とネットビジネス事業分野における業務提携。
Jibe社では、同社の配信するスマートフォン向けアプリを通じ、複数のSNSのコメントを同一画面上で時系列に表示させ、返信やプロフィールの更新なども可能にします。
日本においてもJibeアプリはKDDI株式会社の最新スマートフォン「IS-03」にプリインストールされます。
業績も好調、上期営業利益は2億円予想から11.5億円に引き上げ、通期営業利益見通しも22億円から26億円に引き上げてきました。
日足チャートでも上値遊び的な動きでいつ飛び出してきても良さそうにも思えます。
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