アメリカ大雪で3000便欠航

2010年12月28日（火）晴れのち曇り　年末年始は荒れ模様

・第一生命　<8750> ［終値130900円］
　オーストラリア中堅生保のタワー・オーストラリア・グループを完全子会社化する方針。
　TOB（株式公開買い付け）通じ、2011年春メドに全株取得。1000億円前後。　

・民主党役員会、小沢一郎元代表が衆院政治倫理審査会への出席拒む場合、
　来年1月召集の通常国会までに政倫審の議決に踏み切る方針。首相議決にも従わない場合、離党促す考え示す。

・京セラ　<6971> ［終値8420円］タイの太陽光発電所と20万4000キロワット分の太陽電池の供給契約を結ぶ。
　受注額300億〜400億円とみられ日本メーカー1社受注規模過去最大。

・国内自動車生産2010年1-11月約887万台、通年でも2年連続で1000台を下回る。
　昨年（793万台）より多いも金融危機以前の水準には戻らない。11年も大台回復は不透明との見方多い。

・日立　<6501> ［終値411円］東芝　<6502> ［終値444円］シャープ　<6753> ［終値852円］
　液晶パネルの新工場相次ぎ建設。いずれも2012年稼動予定、投資額計3000億円。
　「iPhone（アイフォーン）」などの快走続くアップル特需がリストラ志向の再編シナリオ吹き飛ばす。　

・11月の新設住宅着工戸数、前年同期比6.8％増、7万2838戸。6ヶ月連続増加。
　2010年通年も2年ぶり前年比プラスに転じる見込み。

・インターネットの世界で人と人とのつながり意味する「ソーシャル」が新たなキーワードとして浮上。
　大手交流サイト（SNS）などは億人単位の利用者集め、現実社会ではなかなか成立しないネットワークが次々誕生。

・エジプト初の原子力発電所の建設計画で同国政府は原子炉型式加圧水型軽水炉（PWR）を軸に調整。
　沸騰水型軽水炉（BWR）手掛ける日立　<6501> ［終値411円］米ゼネラル・エレクトリック（GE）連合撤退。
　日米仏企業争う展開に。

・上海株式市場利上げ後初取引。午前1.5％上昇も、午後急落。終値先週末比1.9％安2781.402と2ヵ月半ぶり2800割込む。

・ソニー　<6758> ［終値2960円］2012年3月末までに画像センサーの生産能力を2倍に拡大。
　スマートフォン（高機能携帯電話）やデジタルカメラ向けの出荷拡大急ぐ。

・薄型テレビの月間販売台数12月初めて前年実績割れになる公算。
　12月1-26日の販売台数前年同期比約4割減。駆け込み需要の反動。

・三井造　<7003> ［終値214円］
　マレーシアのパーム油製造会社と共同でヤシ穀からバイオエタノールを生産する事業に乗り出す。
　最短で2013年度にも商用化。

・OKI　<6703> ［終値71円］
　ATMと電子機器の受託生産（EMS）の工場集約検討。生産効率高めコスト削減へ。海外展開も加速。　

・日本企業による海外での資源獲得に向けたM＆A（合併・買収）が2010年件数金額ともに過去最高更新へ。
　大手商社の投資活発、政府系金融機関も後押し。
　海外企業による日本企業に対するM＆A件数では中国が米国抜き初の1位へ。

・大納会の日に日経ジャスダック平均株価上昇する傾向強い。
　1993年以降17年連続で最終営業日は上昇。12月のアノマリー（経験則）。

・不動産投資信託（REIT）全体の動き示す東証REIT指数上昇続く。
　27日は2営業日連続年初来高値更新。2009年末から上昇率26.5％に。

・ブラジルの債券や通貨で運用する投資信託への資金流入の伸び急速に鈍る。11月の流入額は前月比4割近い大幅減。
　ブラジル政府が資本流入規制を進めたため。個人マネーオーストラリアやインドに資金シフト。

・大和ハウス　<1925> ［終値1013円］中国での賃貸住宅事業から撤退。
　中国の住宅環境向上に伴い外国人専用の賃貸住宅の需要拡大見込めないと判断。（日経新聞）

・たちあがれ日本、連結政権参加への呼びかけに応じず。「大義名分がなく応じられない」と説明。

・三菱地所　<8802> ［終値1522円］
　欧州全域でオフィスビルなどの不動産開発に乗り出す。ドイツ、フランス、東欧への進出検討。　（産経新聞）

・NTN　<6472> ［終値437円］
　2011-13年度の次期中期経営計画の設備投資額を1440億円に設定。中国やタイ、ルーマニアに工場新設。　

・小糸製作所　<7276> ［終値1290円］2012年度メドに米国、中国、タイに計4工場建設。投資額は計90億円規模。

・鬼怒川ゴム　<5196> ［終値392円］
　イタリア・フィアットと中国・BYDから車体シール部品を受注。いずれも中国市場向け車種用で2社から初受注。

・椿本チエイン　<6371> ［終値425円］2011年内に流通業界向け物流システムで中国市場に参入。
　仕分けシステム全体で12年度に09年度比約2倍売上高60億円の目標達成へ。

・パナソニック　<6752> ［終値1141円］中国天津市に建設中の天津生態城（エコシテイー）で
　共同住宅向けのHEMS（ホームエネルギーマネジメントシステム）1000戸超規模受注。2011年夏にも分譲開始。

・京セラ　<6971> ［終値8420円］2011年度、国内にスマートフォン（高機能携帯電話）投入。
　今夏から北米で販売している米グーグル基本ソフト（OS）｢アンドロイド」搭載スマートフォン「ザイオ」で
　蓄積したノウハウを新機種の開発やマーケティングに活用。　（日刊工業新聞）

・岡谷電　<6926> ［終値345円］主力コンデンサー事業で生産戦略見直し急ぐ。
　中国に大きく依存する体制を抜本的に改める狙い。スリランカ工場の能力増強。

・富士電機　<6504> ［終値246円］発電システムの小型・大容量化につながる電力制御用の複合部品を開発。
　パワー半導体をパッケージ化した部品で風力、太陽光発電システムなどの電力変換装置に搭載すると
　装置のサイズを従来の半分に。連年1月発売。

・サノヤス　<7020> ［終値231円］オーストラリア観覧車補修工事に関し、下請け会社から提訴。
　約12億円の支払い求められる。サノヤスは根拠なしと反論。　（日経産業新聞）

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、ダウ工業株30種平均は安いものの、
ナスダック総合指数やS＆P500種は小幅ながら上昇した。
朝方寄り付きは中国利上げで中国の消費動向を気にしたことと上海株の下落もあって売られて始まる。
ダウは安値が11518.44ドル（55.05安）ナスダックは29645.36（20.22安）S&Pは1251.48（5.29安）まであった。
主要な経済指標もなく、大雪の影響もあったかどうかも商いは閑散に。

欧州株式市場はFT100種総合は休場、クセトラDAXは-86.96、CAC40種平均は-38.20と続落となった。
中国利上げを嫌気し、欧州債務問題への不安も銀行株には向かい風も・・・

東京市場は中国市場を横目に見ながらも年末特有？の確りした展開。
昨日で年内最終受け渡し取引終了。税金対策もほぼ終了です。（約定日単位でも年間清算は出来ますが）
立会日もあと3日間です。
来年のテーマは日経新聞の元日の紙面が教えてくれそうですが、幾つかのテーマにそって銘柄を考えていくことになります

一つはスマートフォン（高機能携帯電話）関連。ハードもソフトも絡んできます。
今年に続きスマートグリッド（次世代送電網）関連。そして原子力関連。太陽光・熱発電や風力発電など環境関連。
そして・・・

米ボーイング「787」に絡んで航空機関連も大きなテーマになってくると思います。
そしてなかなか実現化へは難しいところですが、カジノ関連も地域別に声があがって来ています。
年末年始にもまたゆっくり考えてみます。

航空機関連で大阪チタニウム　<5726> ［終値3890円］と東邦チタニウム　<5727> ［終値1987円］が気になります。
また王道ですが、東レ　<3402> ［終値489円］も大きなレンジを抜いてきそうです。

そして株式相場が活況になるということは恩恵は証券業、野村HD　<8604> ［終値520円］は外せないような・・・

シコー　<6667> ［終値153400円］小型モーター専業企業。
スマートフォン（高機能携帯電話）用バイブやカメラフォーカス機能が好調。
新たに電気自動車（EV）用にも乗り出すとも。Oakキャピタルへの新株予約権割り当ての売りが懸念も・・・　

鬼怒川ゴム　<5196> ［終値392円］
イタリア・フィアットと中国・BYDから車体シール部品を受注。いずれも中国市場向け車種用で2社から初受注。

富士電機　<6504> ［終値246円］発電システムの小型・大容量化につながる電力制御用の複合部品を開発。
パワー半導体をパッケージ化した部品で風力、太陽光発電システムなどの電力変換装置に搭載すると
装置のサイズを従来の半分に。連年1月発売。
昨日は米ゼネラル・エレクトリックと延期していたスマートグリッド（次世代送電網）での合弁会社も設立合意。

「カブケイ」（株式経済新聞）がスタート。
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