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2011年4月7日（木）はれ　薄着でOK

・世界の金融市場、物価の上昇懸念最大の焦点に。原油2年半ぶりの高値。金・穀物など過去最高値圏に上昇。
　東日本大震災の影響でゼロ金利政策の長期化見込まれる日本だけが例外に、
　3週間で10％超円安進み、円の独歩高鮮明に。

・三井物産　<8031> ［終値1479円］
　マレーシア政府系投資会社保有するアジア最大の病院グループの経営に参画。約900億円出資。　

・エルピーダ　<6665> ［終値1063円］スマートフォン（多機能携帯電話）などに使う
　半導体メモリーのDRAMで世界最大容量の4ギガ（ギガは10億）ビット製品開発。
　2012年度1000億円の売り上げ目指す。

・コマツ　<6301> ［終値2767円］建設機械約1000台大移動。震災直後から関西で中古品かき集め、フル稼働へ。
　支援は売り上げや利益に優先。

・東北の物流網ほぼ回復。セブン＆アイ　<3382> ［終値2043円］傘下のイトーヨーカ堂震災前の水準。
　コンビニ各社配送頻度増やし、鮮度と品ぞろえ高める。

・政府・民主党、東日本大震災の復旧に充てる2011年第一次補正予算案について
　国の財政支出3兆円を超える規模とする方向で調整。道路・上下水道などインフラ復旧だけで1兆円以上。

・投資信託運用会社、相次ぎ外国株に投資する投信の設定に乗り出す。
　世界の株式相場が上昇基調たどることをにらんだ動き。

・韓国サムスン、LG、SKの3グループ、
　電気自動車（EV）などのエコカーの基幹部品であるリチウムイオン電池事業を拡大する姿勢鮮明に。

・日本から輸入食品に対する警戒が各国で一段と高まる。
　ロシア海産物輸入一時制限、韓国や欧州連合（EU）検査強化へ。

・中国・北京市政府、外資企業の最低賃金の中国企業の1.5倍以上に引き上げる指導始める。
　現地進出の日本企業には経営の圧迫要因の恐れ。

・ポルトガル政府の資金調達に不透明感増す。ポルトガル大手銀行国債購入を停止する可能性示唆。
　暫定政権に6/5の総選挙待たず短期資金確保の道探るよう求めた。

・アステラス　<4503> ［終値3135円］薬の効果判定する「バイオマーカー」の研究で
　米医療ベンチャー、セルシグナリング・テクノロジー（マサチューセッツ州）と提携。新薬開発に活用。

・日立　<6501> ［終値417円］フランス電力公社（EDF）と福島第一原子力発電所の事故処理で連携。
　日米仏の企業連合結成、複雑な後処理計画、東電　<9501> ［終値337円］に共同提案。
　グループの素材生産の一部を西日本に移すことも検討。

・トヨタ　<7203> ［終値3265円］次世代送電網（スマートグリッド）分野で米マイクロソフト（MS）と提携。
　「世界標準」巡る覇権争いで先行する考え。　

・かつら大手ユニヘアー　<8270> ［終値904円］
　7/1付けで社名「アデランス」に戻すと発表。わずか1年未満で元に戻す異例の形に。

・グンゼ　<3002> ［終値279円］
　タブレット端末のタッチパネルなどの材料となる光学フィルムの製造・販売に乗り出す。
　2012年にも10億-20億円投じ、国内新工場建設へ。

・リコー　<7752> ［終値938円］中小企業向け中心に販路拡大。
　豪州複合機販売会社プリント・ソリューション・グループ（メルボルン）約30億円超（非公式）で買収。

・3月新車販売ランキング、
　ホンダ　<7267> ［終値2895円］「フィット」2ヶ月ぶり首位、前年同月比3.4％減2万2284台。
　2位トヨタ　<7203> ［終値3265円］「プリウス」44.6％減、1万9702台。
　3位スズキ　<7269> ［終値1797円］「ワゴンR」37.2％減、1万7290台。

・JR西日本　<9021> ［終値315000円］3月運輸収入、前年同月比7.3％減。
　中距離11％減など東日本大震災の影響で旅行や出張控える動き顕在化。

・信用評価損益率（4/1申込み）マイナス13.75％、2週ぶり悪化。前週比0.13ポイント拡大。
　東電　<9501> ［終値337円］株の信用取引での含み損抱える個人増。
　1日申込み時点東電株の信用取引買い残（株数ベース）前週から5割増。

・裁定取引に伴う買い残（1日時点）前週比482億円増、1兆1335億円。3週ぶりに増加。
　買い残震災前の約半分の低水準にとどまる。　

・日立　<6501> ［終値417円］2011年3月期末配当1株あたり3円実施。
　震災前もともと3円見込むも被害状況確認するためいったん未定に。（日経新聞）

・東電　<9501> ［終値337円］福島第一原子力発電所2号機作業用建て抗「ピット」付近の汚染水流出止まる。
　1号機の原子炉格納器内に窒素注入。水素充満して爆発するのを防ぐため。

・菅直人首相、民主、自民、公明3党による「大連立」構想に慎重に対処すべきだとの認識で一致。
　首相続投前提とした大連立再び頓挫した格好。
　両党駆け引きの中、重大な政局判断しきれなかった自民党谷垣禎一総裁の優柔不断さ改めて浮き彫りに。

・経済産業界、東電　<9501> ［終値337円］実施計画停電、4月で原則的に打ち切る調整へ。
　工場など大口利用者に電力使用量の上限設ける使用制限発動で計画停電回避できると判断。（産経新聞）

・首都圏で夏場の電力使用量制限の動きに対応、発電機装置需要増。

　神戸鋼　<5406> ［終値204円］スクリュー式小型蒸気発電機の納期短縮やバイナリー発電機の受注前倒し検討。　

　西芝電　<6591> ［終値229円］発電装置4万台超える納入実績、
　500キロボルトアンペア以上の常用発電装置で国内市場40％強占めるトップメーカー。海外から部品調達も視野。

・3月の外国車メーカー輸入車新規登録台数、前年同月比8.8％減、2万1415台。2年ぶりに前年割れ。

・安川　<6506> ［終値912円］中国で工場の省エネを支援するモーターシステム事業に乗り出す。
　電力使用量年間従来比10％削減効果実証。省エネ技術提案積極化。

・国内外の貴金属相場騰勢強める。国内大手地金の金小売価格6営業日連続で上昇。
　グラムあたり4204円と約28年ぶりの高値。銀・白金も大幅上昇。
　外国為替の円安・ドル高も国内市場の支援要因に。（日刊工業新聞）

・タムラ　<6768> ［終値198円］
　発光ダイオード（LED）の明るさ向上出来る新素材開発。耐熱性高め多くの電気流せる結果、明るさ１割高く。

・中国BYD、自動車ローン専門会社の設立認可取得。国内販売低迷、ローンサービス投入で販売テコ入れ目指す。

・ルネサス　<6723> ［終値622円］米グローバルファウンドリーに自動車半導体の生産委託交渉へ。
　マイコンで世界シェア30％を握るルネサスの競争力維持するため生産体制の組み換え進め、万全期す。　

・電力需要抑制対応に大型蓄電池システム利用広まる。

　古河電池　<6937> ［終値551円］GSユアサ　<6674> ［終値530円］システム提供可能。

　先陣新神戸電池　<6934> ［終値1204円］販売始める。

　日本ガイシ　<5333> ［終値1368円］NAS（ナトリウム硫黄）電池も工場のバックアップ用電源として利用。　

・住金　<5405> ［終値177円］鹿島製鉄所（茨城・鹿嶋市）で厚板の生産全面再開。遅れていた熱間延圧工程復旧。

・ニッコー　<5343> ［終値170円］
　被災地に建設される仮設住宅の生活排水処理に必要な中型浄化槽のフル生産に入る。（日経産業新聞）

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、上昇。
シスコシステムCEOの経営方向を見失っていたと認め、信頼回復に努めるとの発言を好感と。
市場は終了にかけてじりじり上昇となっていた。

欧州株式市場はFT100種総合は+34.07、クセトラDAXも+39.80、CAC40種平均は+6.42と軒並み上昇。
ロンドンFT100総合指数は終値として2/18以来7週ぶりの高値で終了。
ポルトガル国債入札で10億ユーロ調達で銀行株上昇に。とりあえず入札こなした事を好感と。

東京市場は東京電力　<9501> ［終値337円］に商い集中、とにかく乱高下と動くから格好のディーリングに。
ここがとりあえず落ち着かなければ、なかなか全体も腰を落ち着かせての投資もしずらいとも。

貴金属や原油など海外先物関連が価格上昇と円安要因で急上昇。商社有利とも・・・・

首都圏で夏場の電力使用量制限の動きに対応、発電機装置需要増。

神戸鋼　<5406> ［終値204円］スクリュー式小型蒸気発電機の納期短縮やバイナリー発電機の受注前倒し検討。　

西芝電　<6591> ［終値229円］発電装置4万台超える納入実績、
500キロボルトアンペア以上の常用発電装置で国内市場40％強占めるトップメーカー。海外から部品調達も視野。

ダイハツディーゼル　<6023> ［終値471円］主力は船舶用エンジンながらもバックアップ用や非常用発電装置も。

ニッコー　<5343> ［終値170円］
被災地に建設される仮設住宅の生活排水処理に必要な中型浄化槽のフル生産に入る。
名古屋銘柄で出遅れも・・・

西華産業　<8061> ［終値209円］震災急落株価（168円）で238円まで上昇、半値落ち水準（203円）となり
狙いところとも・・・
三菱重工　<7011> ［終値367円］と親密、発電プラント関連主力の材料性も？！

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