
銘柄研究・信越化学(4063)
- 2011年04月29日
- 株式投資・経済ニュース全般
ゴールデンウィーク(GW)に突入です。
東京株式市場は昨年のトラウマもあり、大型連休中に海外市場の波乱による大きな変動、特に下への変動を嫌い買いポジションを縮小した動きのところ海外市場高で日経平均株価はまさか?の9800円台で4月末終了です。
4月の特別清算指数算出(SQ)値9612円を上回れば御の字といった市場関係者の多い中想定以上の上昇となった感じです。
ただ昨年は連休に入りたてでショックがあり、その後大きな下落となった印象が大きいGWも通常では高い傾向もあります。
米国ウオールストリートの格言では
“sell in May and go away but remember to come back in September”
というものがあります。
米国の株式は6月から下げる傾向があるため、”5月に株式を売って相場から離れろ”という意味。
そして、”しかし9月に市場に戻ってくることを忘れるな!”という続きがあります。
9月まで株価が安くなる傾向があるため、相場の底となる9月に投資をするということです。
この傾向は日本でも通じるものと思われます。
もっとも日本ではこの後10月-11月の急落も考えておかなくてはなりませんが・・・
本日は東日本大震災で大きな被災を受けた(4063)信越化学に注目してみます。
28日決算発表を行い、2011年3月期の営業益は27.3%増、1492億2100万円、連結当期利益は19.4%の増1001億1900万円に。
震災での特損は210億円計上し、12年3月期に関しては現時点で予想を算出することは困難として未定とした。
影響の大きかった白河工場は4月20日から一部再開し、6月末から7月にかけては震災前の水準戻す目標と。
約3か月の生産の影響は年度末までには取り返せそうです。
(6723)ルネサスエレクともども無くてはならない企業との世界的評価が大震災でクローズアップされた形となった。
中長期的に持っておきたいような銘柄ではないでしょうか。
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