ソフトバンク優勝ときしみ

2019年10月24日（木）くもり夜は雨も

・ソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値4190円］23日、米シェアオフィス大手ウィーワーク運営ウィーカンパニー支援すると発表。
ウィー株の追加取得や融資などで最大95億ドル（約1兆円）投じる。
投資事業の目玉だったはずの案件が、全面支援の対象となった。
自主性にゆだねる投資戦略の弱点が露呈。巨額マネーの力で有望企業を囲い込む戦略は岐路に。
米エヌビディア株売却などで6月末まで累計2兆円超の投資利益あげてきたが、
ウィーの価値はピークから8割程度減って80億ドル程度になり、数千億円の評価損が発生する見込み。
目利き力が疑われれば2号ファンドの資金集めに支障も。
世界のマネーを集めて成長企業を「総取り」する孫正義会長兼社長の戦略のブレーキになりかねない。

・米グーグルは23日、量子コンピューターを使い、
複雑な計算問題を最先端のスーパーコンピューターよりも極めて短い時間で解くことに成功したと発表。
世界で初めて実験で証明、人工知能（AI）などに続く革新的技術として期待される量子コンピューターの実用化へ、大きく前進。

・政府は各省庁が外部に委託する研究開発に、新興企業向けの枠を設ける方針。
予算のうち一定割合を創業から間もないベンチャー企業に割り振るように義務付ける。

・日本電産　<6594> ［終値15350円］23日、2020年3月期連結純利益が前期比10％減、1000億円になりそうだと発表。
従来予想の1350億円から350億円（26％）下方修正。通期の連結売上高は従来予想据え置いた。
電気自動車（EV）関連の需要増に対応した追加投資が響く。
中国ではEV向けなどを除くと「回復の兆しは見えていない」（佐藤明副社長）と従来の厳しい見通しを据え置く。
米中貿易戦争などの影響で中国需要の動きは鈍く、製造業の業績の重荷になっている。
20年3月期の年間配当を従来予想から5円積み増し、115円に。

・ジョンソン英首相が公約に掲げてきた「10月末の欧州連合（EU）離脱」が厳しくなってきた。
英議会下院は22日、離脱実施に必要な関連法案の骨格を可決する一方、審議時間を大幅短縮する日程案否決。
ジョンソン氏は離脱期限を延期した上で法案審議を継続するか、解散・総選挙に踏み切るか決断を迫られる。

・欧州連合（EU）、10月末の英国のEU離脱が難しくなったことを受け、離脱期限の延期容認する方向で調整に入った。
経済や社会に悪影響もたらす「合意なき離脱」はEU側も避けたいため。
週内にも判断、延期には27カ国すでての同意が必要。

・世界のユニコーン企業の「成長神話」が揺らぎ始めた。
経営難にあえぐ米ウィーカンパニーは、大株主のソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値4190円］から巨額支援受け入れる。
著名ユニコーンが再建支援仰ぐのは初めて。
投資マネー主導で収益より事業拡大を優先してきた新興企業の変調を象徴している。

・消費増税後の景気下支えにらんだ公共事業が動き出す。
公共工事の実施額が増えてる上、先行指標となる建設会社の請負金額も7-9月は5年3カ月ぶりの高い伸びに。
足元では台風19号の被害が広がり、防災・減災対策の公共事業拡大求める声は強まる公算が大きい。
国土交通省の建設総合統計、公共工事の実施額である出来高は8月に前年同月比8％増の1兆7688億円と2年2カ月ぶりの大きさを記録。
公共工事の先行指標となる請負金額も拡大。7-9月は前年同期比12％増、4兆335億円となり、
伸び率は前回の消費増税直後の2014年4-6月（14％増）以来の大きさとなった。

・景気減速で欧州中央銀行（ECB）のマイナス金利政策が長期化する中、
ドイツ銀行や英HSBCなどの欧州大手銀行が5万人規模の人員削減に動き出した。
手数料の引き上げが急務だが、金融とIT（情報技術）融合したフィンテックの新銀行などに顧客が流れ、構造転換が加速する可能性も。

・日本M&Aセンター　<2127> ［終値3005円］M&A（合併・買収）を仲介する際、人工知能（AI）活用する仕組み導入。
企業の特徴基に自然言語処理技術用いたAIが企業価値の工場のつながる最適な候補を抽出、営業担当者が活用する。
企業データ30万件、さらにこれまで成立きた2500組弱のM&Aの相性などデータをAIに分析させる。

・米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（CEO）が23日、米議会でデジタル通貨「リブラ」の構想について証言する。
従来は2020年」としてきた発行開始時期について、資金洗浄などの懸念に対処できるまで遅らせると表明。
「技術革新しないことのリスクについて話し合うことも願っている」との抱負も。
「中国は数カ月内に同様のアイデアを立ち上げるために急速に動いている」と指摘。
「もし米国が技術革新しなければ金融分野でのリーダー湿布は保証されない」と、公聴会ではドルを基軸とするデジタル通貨の必要性を訴える。

・10月末で8年の任期終える欧州中央銀行（ECB）のマリオ・ドラギ総裁が24日、最後の理事会と記者会見に臨む。
9月に決めた量的緩和再開で理事会の亀裂が深まる中、道半ばでの退任となる。

・米野党・民主党がトランプ大統領の弾劾に向けて包囲網の構築を急いでいる。
政権による選挙支援要請や疑惑隠ぺいの疑いは深まり、弾劾調査の支持率は反対を上回る。
トランプ氏は仮に弾劾されても上院で罷免されないように予防線張る。
共和党が多数派占める上院で大量の造反が出なければ罷免は実現しない。

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2019年週末の【銘柄研究】検証（2019年7/12）
パフォーマンス30％以上上昇は11.1％
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10/26（土） 【コロ朝セミナー】坂本彰氏　独演会（東京・茅場町駅前B）
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・令和最初のプロ野球日本一を決めるSMBC日本シリーズ、
パ・リーグ2位から勝ち上がったソフトバンクがセ・リーグ優勝の巨人を4-3で破り、4連勝で3年連続で10度目の日本一に輝く。
パの球団が7年連続で日本シリーズを制し、優勝回数は35度ずつで並ぶ。

・英紙フィナンシャル・タイムズ23日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官の更迭を中国政府が検討していると報じた。
来年3月の北京での全国人民代表大会（全人代　国会に相当）開幕までに、香港の混乱を収拾させようと動いている可能性がある。

・ソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値4190円］米ウィーカンパニーに約1兆円支援、業績への影響必至。
有望企業に投資して評価益で稼ぐSBGの戦略にもきしみ生じている。
「長期的の成長余地を見込んだ上での支援も、引くに引けないのが本音」とも。
市場では「ウィー以外の出資先の企業価値の評価も適切なのかという厳しい見方も出ている」（アナリスト）とも。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

リックソフト　<4429> ［終値3935円］10/24　817円　21万株

マックスバリュ西日本　<8287> ［終値1701円］10/24　1659円　20万6500株

公募・売り出し価格

トーセイ・リート投資法人　<3451> ［終値144300円］13万7299円　申込み10/24-25

ダブルエー　<7083> ［IPO］4690円

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2019/10/24 インティメート・マージャー 7072 マザ 公開株数 299,000 公開価格 1,900円 引受証券 みずほ他 注目度 B
事業内容:データマネジメントプラットフォームの提供、データ活用コンサルティング

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、反発。
朝方に発表した決算を受けて過度な業績懸念が後退した建機のキャタピラーと航空機のボーイングが買われ、相場を支えた。
キャタピラーは7～9月期決算が大幅な減収減益だったが、決算説明で経営陣が中国販売の底入れ見通しに言及し、買いが優勢となった。
半導体などハイテク銘柄の1角が大きく下げ、相場の上値を抑えた。

アップル（+1.34%）グーグル（+1.31%）フェイスブック（+2.09%）アリババ（+0.02%）エヌビディア（-0.27%）
ネットフリックス（+1.72%）アマゾン・ドット・コム（-0.20%）バイオジェン（-1.08%）バークシャー（+0.16%）
ラッセル2000（+0.13%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.09%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約61.1億株、過去20日間平均約64.6億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英独市場は3営業日続伸、フランス市場は3営業日ぶり反落。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.04％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.60％）と下落。

23日の東京株式市場で日経平均（+0.34％）は3日続伸。
東証株価指数（TOPIX）（+0.59％）も2日続伸。
高値警戒感もありながらも、しっかりとした推移。

東証マザーズ（+1.02％）、日経ジャスダック平均（+0.50％）は4日続伸、東証2部（+0.46％）は2日続伸で終了。

東証1部出来高は11億8961万株、売買代金は2兆1526億円。
東証1部騰落数は値上がり1,531(71％)銘柄、値下がり535(24％)銘柄、変わらず89(4％)銘柄に。

業種別ランキングでは30業種上昇、3業種下落に。
値上がり上位は、海運業、医薬品、非鉄金属、鉱業、その他金融業、陸運業、証券商品先物、倉庫運輸関連、・・・
値下がり上位は、精密機器、情報・通信業、石油石炭製品。

東証1部値上がり上位は、エーザイ　<4523> ［現在6534円　+1000円］日本ケミファ　<4539> ［現在3305円　+500円］
日本アジア投資　<8518> ［現在363円　+53円］カーバイド　<4064> ［現在1476円　+188円］

値下がり上位は、キャリアインデックス　<6538> ［現在473円　-72円］ジューテックHD　<3157> ［現在1168円　-137円］
アイフィスジャパン　<7833> ［現在731円　-61円］丸和運輸　<9090> ［現在2507円　-254円］

三菱UFJ　<8306> ［現在559.6円　+4.3円］みずほ　<8411> ［現在166.6円　+1.3円］三井住友　<8316> ［現在3781円　+22円］

野村　<8604> ［現在499.9円　+8.7円］大和　<8601> ［現在502.0円　+6.7円］ソフトバンクグループ　<9984> ［現在4190円　-108円］

中小型材料株　今日は頑張りましたね！！
ようやくちょっと面白い展開になってきそうですが・・・

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