全人代開催延期

2020年2月18日（火）晴れ  水星逆行（2/17～3/10）

・主に大企業で働く会社員の介護保険料が4月から大幅に上がる。
年収が高い人に多く払ってもらう仕組みが全面施行され、年1万円を超える負担増になる人が続出する。
介護保険は高齢化が進む中で現役時代の負担が増し、高齢者の負担上げやサービスの絞り込みが避けられず。

・新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、厚生労働省は17日、発熱などの症状がある人が専門の相談センターに電話相談する目安公表。
風邪症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合など例示。
相談センターは感染を疑えば、患者に専門外来を紹介する。
高齢者や持病のある人は重症化しやすいため、症状が2日程度続いた場合に相談する。

・中国習近平指導部が3/5に開幕する予定だった全国人民代表大会（全人代、国会に相当）を延期する見通し。
新型コロナウイルスによる肺炎の患者が増え続けており、感染拡大を封じ込めを優先。
4月予定の習氏の国賓来日など外交日程や経済運営にも影響が出る可能性がある。
全人代は1998年以降、毎年3/5に開幕、3月以外の開幕は84年までさかのぼる。

・企業がESG（環境・社会・企業統治）など非財務情報の開示を拡大。
2019年度はソニー　<6758> ［終値7452円］日本製鉄　<5401> ［終値1477.0円］アルプスアルパイン　<6770> ［終値1906円］などが
財務と非財務の両方を網羅した「統合報告書」を新たに発行、発行企業数は500社を超えた。

・再生可能エネルギーの普及に欠かせない家庭向け蓄電池の価格が重要な節目に差し掛かる。
米テスラが日本に投入する製品は蓄電容量1KW時あたりの価格で、国内既存製品より格段に安い。
テスラが販売予定の「パワーウォール」は累計販売数は欧米中心に5万を超える。
日本での価格は蓄電容量13.5KW時で99万円としており、1KW時当たり7万円台前半。
容量の小さい国内メーカーの製品は同20万円弱から30万円強が多い。

・中国で17日、主要な自動車メーカーが工場の生産再開始めた。
トヨタ　<7203> ［終値7725円］やホンダ　<7267> ［終値2954.0円］などが広東省広州市の工場を再稼働させたが、フル生産には遠い。
独フォルクスワーゲン（VW）など一部の再稼働を延期した企業もある。
新型肺炎の発生地である湖北省では生産再開が見通せず、部品の供給網に混乱もある。

・中国で4/21から30日開催予定だった世界最大級の自動車展示会、北京国際自動車ショーが延期へ。
主催者は「具体的な日程は今後調整する」としている。

・新型コロナウイルスによる肺炎の人的被害を抑えるには、重症化するリスクの高い人に焦点を当てた対策が焦点。
国内で感染が広がる一方、大半は軽症で治まっている。

・新型肺炎の蔓延を防ぐには、不特定多数が集まる場での感染を減らす必要がある。
加藤勝信厚生労働相は高齢者らに人混みや不要不急の集まりを避けるよう促し、
イベント開催時期の検討や企業のテレワーク・時差出勤の推奨も求めている。

・1－3月期実質国内総生産（GDP）の民間予測値を日経新聞が集計、前期比年率換算で平均0.5％増にとどまった。
新型コロナウイルスの感染拡大が重荷となる。
2019年10－12月期から2四半期連続でのマイナス成長を懸念する声も。
内閣府17日発表19年10－12月期の実質GDPは前期比の年率で6.3％減と大きく落ち込んだ。
10月の消費税引き上げに台風や暖冬などの天候不順も重なり、5四半期ぶりのマイナス成長となった。
GDPの半分以上を占める個人消費は前期比2.9％減。設備投資も3.7％減と失速。

・長く変わってこなかった銀行の振込手数料にメスが入る公算が大きくなってきた。
銀行とフィンテック企業の対立を発端として2019年から金融インフラの調査に入った公正取引員会は、
振込手数料のコスト構造を問題の核心だとみている模様。
日本の金融インフラは転機を迎えつつある。

・地方銀行の厳しい経営環境が続いている。
上場する78の地銀・グループが2019年4－12月期連結決算発表し、
みちのく銀行　<8350> ［終値1388円］島根銀行　<7150> ［終値641円］2行は最終赤字に。
融資先の業績悪化による不良債権処理費が膨らみ、運用難で有価証券の含み損も生じた。
新型肺炎の感染拡大の影響が地方企業に及べば不良債権がさらに増える恐れがある。
全体の6割の46行が最終減益か赤字に。

・米ゼネラル・モーターズ（GM）アジア事業を大幅縮小する。
17日、タイ工場を中国自動車大手、長城汽車に売却し同国なら撤退すると発表。
オーストラリアで展開する「ホールデン」ブランドも廃止へ。

・アジアの新車販売市場は低迷。
2019年は米中貿易摩擦や景気減速が響き、主要国の販売台数は軒並み前年割れとなった。
新型肺炎の感染拡大が生産、販売の両面で逆風となり、20年も苦戦が続きそう。

・2019年11月から大規模な森林火災が続いたオーストラリアが、一転して記録的な豪雨に見舞われた。
豪雨で大半の森林火災が鎮火した一方、一部では洪水が発生し、豪気象庁は洪水警報を断続的に発令した。
度重なる自然災害は中国発の新型コロナウイルスによる肺炎のまん延とともに豪経済の重荷になりそう。

・民間金融機関が中国経済の見通しを相次ぎ引き下げ。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に歯止めがかからず、生産や消費への影響が長引くとみているため。
S&Pグローバル・レーティングは2020年の実質国内総生産（GDP）成長率の予測値を従来の5.7％から5％へ下方修正。
シティグループ中国担当エコノミストは1－3月期GDPは前年同期比3.6％増と19年10－12月期の6％増から急減速。通年予想は従来の5.8％から5.3％に。
ゴールドマン・サックスは感染拡大が3月までにおおむね治まるとの前提を置くと、1－3月期に成長率は4％、20年は5.5％とした。
4月以降も感染拡大が続く場合成長率は5％以下に落ち込む可能性があるとした。

・中国人民銀行は17日、市中銀向けに1年間の短期資金を融通する場合の金利を、従来の年3.25％から年3.15％に下げる。
利下げで新型肺炎による企業への打撃を抑える狙い。

ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/

2/22 (土)　【コロ朝セミナー】馬渕治好氏　特別講演会（収録してダウンロード）
https://www.directform.info/form/f.do?id=5025

・新型コロナウイルスによる肺炎で、厚生労働省は17日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに99人の感染が確認。
20～80代の男女で、うち日本人は43人。
国内の感染確認はクルーズ船の乗客乗員454人を含む計520人。

・3/1開催の東京マラソン、主催する東京マラソン財団は17日、一般参加者の出走取りやめることを発表。
一般参加者に対しては、来年の大会への出場権を与える。参加料及びチャリティー寄付金は返還されない。
また来年の大会に出場する場合は別途参加料必要に。

・中国国家衛生健康委員会17日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で計7万548人、死者1770人に。
いずれも17日午前0時（日本時間同1時）時点。感染者は前日から2048人増え、死者は105人増えた。
感染拡大が深刻な武漢市含む湖北省では、感染者は1933人、死者100人増加。

・日銀　<8301> ［終値31000円］黒田東彦日銀総裁、新型コロナウイルスの感染拡大などで世界経済は「下方リスクが大きい」と強調。
感染拡大の日本経済への波及経路として、中国向け輸出、サプライチェーン（供給網）、訪日中国人の動向に3つを挙げて懸念示した。
問題が長期化すれば日本経済に大きな逆風となる。

ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/

2/22 (土)　【コロ朝セミナー】馬渕治好氏　特別講演会（収録してダウンロード）
https://www.directform.info/form/f.do?id=5025

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

—————————————————————————————

株式分割

日本調剤　<3341> ［終値3720円］3/31 　1株→2株

立会外分売

ピックルスコーポ　<2925> ［終値2787円］2/25-28　30万株

ユニリタ　<3800> ［終値1904円］2/18　1846円　10万株

互応化学工業　<4962> ［終値1244円］2/25-28　10万2000株

公募・売り出し価格

東海ソフト　<4430> ［終値1613円］1548円　申込み2/18-19

—————————————————————————————

（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、ワシントンディーの祝日で休場。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
独DAX指数は過去最高更新。
米市場休場で商い低調も、イタリアの銀行が上昇、中国の新型コロナウイルス対策が投資家心理を押し上げ。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.27％）、イタリア（MIB）株価指数（+1.02％）とまちまち。

17日の東京株式市場で日経平均（-0.69％）は3日続落。
東証株価指数（TOPIX）（-0.89％）も6日続落。

東証マザーズ（-1.53％）は2日続落、日経ジャスダック平均（-1.00％）は4日続落、東証2部（-1.65％）は2日ぶり反落で終了。

2019年10－12月期実質国内総生産（GDP）速報値が年率換算でマイナス6.3％と、市場予想（マイナス3.9％）を大きく下回り、
売り材料となり、日経平均株価は一時前週末比351円下落。
その後中国・香港株式市場の株価が上昇で始まり、下げ幅は縮小した。

東証1部出来高は11億6591万株、売買代金は2兆0165億円。
東証1部騰落数は値上がり294(13％)銘柄、値下がり1,819(84％)銘柄、変わらず47(2％)銘柄に。

業種別ランキングでは2業種上昇、31業種下落に。
値上がり上位は、ゴム製品、水産・農林業。
値下がり上位は、空運業、食料品、金属製品、精密機器、陸運業、倉庫運輸関連、サービス業、医薬品、・・・

東証1部値上がり上位は、ニイタカ　<4465> ［現在2936円　+500円］大幸薬品　<4574> ［現在6010円　+1000円］
日本エアーテック　<6291> ［現在1228円　+172円］ブイキューブ　<3681> ［現在580円　+76円］

値下がり上位は、マイネット　<3928> ［現在564円　-150円］イーソル　<4420> ［現在1839円　-399円］
インフォマート　<2492> ［現在752円　-150円］ツナグGHD　<6551> ［現在652円　-113円］

三菱UFJ　<8306> ［現在569.4円　-2.9円］みずほ　<8411> ［現在160.3円　-0.7円］三井住友　<8316> ［現在3844円　-23円］

野村　<8604> ［現在558.9円　-3.1円］大和　<8601> ［現在553.1円　-4.9円］ソフトバンクグループ　<9984> ［現在5540円　+23円］

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/

2/22 (土)　【コロ朝セミナー】馬渕治好氏　特別講演会（収録してダウンロード）
https://www.directform.info/form/f.do?id=5025

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】岡本昌巳氏　東京・恒例新春の陣　2020

2020年2月15日（土）開催

「２０年、世界経済戦争は株高で勝つ！」

「日本を、相場を、銘柄を信じることから儲けは始まる」

最も自信がある2月のセミナーです。

ビデオ・ダウンロード（後払い可能）ですぐご覧いただけます。

詳細・お申し込み⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=5050
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
馬渕治好の世界から見た株式金融市場

【2020年前半、世界金融市場の見通し】（ダウンロード）

講師：馬渕治好　（ブーケ・ド・フルーレット代表）

2020年2月22日（土）収録いたします

ビデオダウンロードでご覧いただけます。

詳細・お申し込み⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=5025
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】　坂本慎太郎（Bコミ）氏　独演会　（ダウンロード）

2020年2月29日（土）収録いたします

『2020年の前半株式市場動向、決算発表から読みとれること』

有望個別材料株と投資タイミング

ビデオダウンロードでご覧いただけます

詳細・お申し込み⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=5033
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
産経新聞そして新たに化学工業日報を加え、元証券マンの目でいいとこ取り！？
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。

忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック　http://www.koronoasa.com/info/

ザラ場の「独り言」も好評です。
http://www.koronoasa.com/blog2/?p=359

2019年週末の【銘柄研究】検証（2019年7/12）
パフォーマンス30％以上上昇は11.1％
http://www.koronoasa.com/?p=46566
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝NEWS】をメール(無料)にてお届けいたします。
https://www.directform.info/form/f.do?id=308
『コロ朝メールマガジン登録』で。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ヘッジファンド運用助言会社の
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
インターネットを通じた新サービスを開始。
http://www.myojoam.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

＜＜（株）アスリーム免責事項＞＞
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には＜＜手数料等およびリスクについて＞＞
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5

URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで！

記事の続きはコロ朝プレミアムで！