安愚楽牧場負債619億円

2011年8月2日（火）くもり　大気は不安定

・政府・日銀円高是正に向けた緊急策の検討へ入る。
　政府は円売り・ドル買い介入の準備進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整始めた。米国も事実上容認姿勢。

・長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の1％の金利優遇措置の申請期限2011年12月末から9月末に前倒しへ。予定枠上限に近づく。

・オバマ大統領と与野党の指導者7/31夜、
　連邦債務上限2.1兆ドルに引き上げや10年間で2.5兆ドルの財政赤字削減などで大枠合意に達した。

・米株式市場ダウ工業株30種平均乱高下。米債務上限に関する大枠合意を好感、一時130ドル超上昇。
　7月の米製造業景況感指数予想より低下し米景気先行き不安台頭、一転140ドル超まで売り込まれる。

・企業年金積立不足6割が縮小。2011年3月期日経平均株価は1割下落も債券や新興国株式へのシフトが成果。

・FX規制強化、初日の東京市場は大きな混乱なし。7月中に対応終えた個人投資家が多かったとみられる。

・中国海洋権益確保へ対外強硬論目立ち始める。周辺国との緊張一段と高めそう。

・ブラジル高速鉄道計画、民間のリスク大幅に軽減する考え示す。7月の入札で海外企業が応札しなかったことを受けた措置。

・7月の米製造業景況感指数（PMI）2ヵ月ぶりにマイナスに転じる。前月比4.4ポイント低下50.9に。
　市場予測平均（55程度）を大きく下回り、2009年7月（49.0）以来約2年ぶりの低水準。
　中国PMIは4ヶ月連続、ユーロ圏は3ヶ月連続でそれぞれ下落。

・IHI　<7013> ［終値218円］丸紅　<8002> ［終値588円］などと組み、
　中国・海南省での液化天然ガス（LNG）受け入れ基地の建設受注。受注額約150億円。

・塩野義　<4507> ［終値1342円］中国の製薬会社C&Oファーマスティカル・テクノロジー買収。同国市場に本格参入へ。

・住生活グループ　<5938> ［終値1939円］とセコム　<9735> ［終値3925円］
　住宅リフォームや家庭向け警備・介護サービスなどで業務提携。今秋コールセンター共同で開発。
　
・7月の新車販売台数（軽自動車含む）前年同月比23.3％減37万3058台。
　東日本大震災直後に比べ回復傾向も減少幅6月の21.6％から拡大。

・スズキ　<7269> ［終値1793円］インド四輪子会社マルチ・スズキ7月の新車販売台数前年同月比25％減7万5300台に。

・大証取引所　<8697> ［終値393000円］
　7月のデリバティブ（金融派生商品）売上高前年同月比26.5％減1175万枚。2009年5月以来の低水準。　

・米債務上限上げ大枠で合意。米国デフォルト（債務不履行）は回避される見直し高まる。
　今回債務上限の時期上げに成功しても財政再建めぐる与野党の攻防は続く模様と。（日経新聞）

・米大統領「デフォルト（債務不履行）回避」も米財政債務問題は解決見通せず、米国債の格下げされる懸念は残る。

・2012年米大統領選と上下両院選の前哨戦、オバマ大統領が下院で多数派の共和党に追い込まれる形で決着。増税盛り込めず。

・米政府2025年に現行の2倍に相当する燃費規制実施する案発表。日本企業、欧米や韓国勢より追い風になる期待も。

・百貨店大手3社、7月の売上高（速報値）6月に続き、そろって前年同期比上回る。

　三越伊勢丹HD　<3099> ［終値829円］3.8％増、Jフロント　<3086> ［終値380円］4.2％、高島屋　<8233> ［終値587円］0.8％増。

・和牛オーナー制度運営、安愚楽牧場（栃木・那須町）資金繰り悪化、資材の購入代金払えない状況。
　負債総額約619億8700万円。会員数約3万人。

・東北・関東中心とする自治体にコメ検査の重要性説明と具体化な放射性物質の検査方法支持することに。（産経新聞）

・味の素　<2802> ［終値954円］
　2012年にも医薬品事業でベトナムに参入。子会社現地法人設立、医療用に独自開発製品を自社販売網で手掛ける。　

・トヨタ　<7203> ［終値3107円］
　新型ハイブリッド（HV）「プリウスα」増産、10月受注分までエコカー減税期限2012年3月まで納車へ。

・豊田通商　<8015> ［終値1380円］エレマック　<2715> ［終値1075円］をTOB（公開市場買い付け）1株＝1540円

・TBK　<7277> ［終値505円］
　10月に中国吉林省・中国自動車最大手第一汽車の基幹サプライヤー一汽四環ブレーキと商用車用ブレーキなどで合弁会社設立。
　
・正興電　<6653> ［終値460円］
　家庭用蓄電システム「エネ・バック」の量産2009年末以来ほぼ2年ぶりに11月再開。当面月産50万台ペース。

・日揮　<1963> ［終値2451円］触媒・ファイン事業でパワー半導体分野に参入。
　窒化ケイ素（Si3N4）基板開発、量産化技術確立。2012年秋から量産開始。（日刊工業新聞）

・大真空　<6962> ［終値357円］
　スマートフォン（高機能携帯電話）やパソコンの電気信号制御に使う水晶振動子、従来比体積4割近く減らした製品開発。
　ガラス採用、世界最小実現。

・コムチュア　<3844> ［終値226400円］自前システム構築から脱却。
　「クラウドコンピューティング」も黒子に活路。底力これから試される。　

・モルフォ　<3653> ［終値7400円］3次元（3D）写真の撮影に使う2眼カメラの設置ズレを簡単に補正できるソフトを開発。

・新電元　<6844> ［終値346円］東南アジア諸国連合（ASEAN）地域での投資拡大。
　ホンダ　<7267> ［終値3125円］やヤマハ発　<7272> ［終値1493円］など二輪車メーカーの増産受け対応。
　
・JUKI　<6440> ［終値203円］2013年度メドに国内外の生産能力現状比3割引き上げ年100万台体制に整える方針。（日経産業新聞）

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株式分割

トランザクション　<7818> ［終値1550円］8/31 　1株→2株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、乱高下の末続落で終了。
債務上限引き上げ法案の可決期限が迫り、オバマ大統領と各指導者間の合意されたもののこれから議会での可決しなければならず
7月の製造業部門指数の予想下回る結果が下期の経済成長に冷や水との観測などを嫌気。
寄り付きは債務上限引き上げ交渉合意を受け急反発で始まった。
下院の採決は日本時間午前9時予定、可決したら上院での採決・可決となり大統領のサインで成立に。

欧州株式市場はFT100種総合指数（ロンドン）-40.76、クセトラDAX指数（フランクフルト）-204.79、
CAC40種平均（パリ）は-83.23と続落。
一時大きく値上がりもIMS製造業景気指数を嫌気し下げに転じる。銀行株に値下がり目立つ。

東京市場は大幅反発したものの帰ってきたシカゴ日経平均先物価格は9815円と大証比155円安となっています。
為替も現時点では77円40-45銭で推移。

和牛オーナー制度運営、安愚楽牧場（栃木・那須町）資金繰り悪化、資材の購入代金払えない状況。
負債総額約619億8700万円。会員数約3万人。マネー雑誌とかには多くの宣伝が載っておりましたが・・・

スズキ　<7269> ［終値1793円］インド四輪子会社マルチ・スズキ7月の新車販売台数前年同月比25％減7万5300台に。
トヨタ　<7203> ［終値3170円］も新興市場に注目参入で競争激化と新興国の成長鈍化傾向もあり売り目線に・・・

海外市場がすっきりしません。米連邦債務問題の決着がつきそうなところも、結局はまた米財政問題に目を向けたような状況に。
週末は東京市場は下落していたものの、このところの円高とか割には日本株確りしているような印象もあります。
海外投資家は円高ですので評価は上がっているようにも取れるということも。
世界の投資傾向としては強いものにより投資する傾向もあります。

ファナック　<6954> ［終値152800円］が素晴らしい動きをしております。安川電　<6506> ［終値879円］が割負け気味にみえますが？

空売りの多い銘柄を注目との市場では話されております。
1〜2月に売り残膨らんだ銘柄が期日を迎えてくるところです。

伊藤忠　<8001> ［終値902円］三陽商会　<8011> ［終値227円］などほかいろいろ・・・

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8月源太の逆張りカレンダー的解説
http://www.radionikkei.jp/sounload/item485.html————————————————

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