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小沢元代表6日初公判

2011年10月3日(月)曇り一時晴れ 北日本厳しい冷え込み

・世界経済の変調が新たな不安として浮上円高の長期化も企業収益の重荷に。
 復興需要の本格化が内需支えるが、しぼむ外需との綱引きで景気の回復力試される。

・国際通貨基金(IMF)9月予測では2012年日本の実質成長率は復興需要をテコに2.3%に浮上。
 米国1.8%、ユーロ圏1.1%にとどまる中、日本は7成長率で米欧を逆転。
 円高は市場が日米欧の当面の成長力を相対評価した結果と。

・産業天気図2011年10-12月期「雨」が主要30業種中2業種と7-9月期比2業種減。「小雨」も10業種から9業種へ。
 「雨」から「小雨」に改善は建設・セメントと紙・パルプ。
 「小雨」から「曇り」は自動車と旅行・ホテル。スーパーは「曇り」から「小雨」に。
 「薄日」は5業種、産業・工作機械、通信、精密機械、ネットサービス、アミューズメント。
 電子部品は「薄日」から「曇り」へ。

・日経新聞社とテレビ東京 <9413> [終値1139円]9/30〜10/2実施世論調査
 野田内閣支持率58%、就任直後9月初めの前回調査から9ポイント下がる。不支持率は10ポイント上昇し31%に。
 
・日銀10月末に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」2013年度の消費者物価上昇率の予想、
 前年度比ゼロとする方向で検討。ゼロ金利政策続ける方針で利上げは米国より遅い14年度以降へ。

・民主党・小沢一郎元代表が正念場迎える。6日強制起訴された自身の初公判に臨む。

・香港で新規上場計画の見直しが相次ぐ。中国建機大手三一重工上場見送り。予定通り上場強行した企業も株価低迷。

・人で介さずに機械や設備など遠隔監視・制御する機器間通信(マシン・ツー・マシン M2M)サービスに
 NTTデータ <9613> [終値241400円]やNEC <6701> [終値159円]などIT(情報技術)大手が相次ぎ参入。

・米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズ、2013年メドに生産能力を年4万台へ引き上げる。
 生産部門の従業員を12年半ば時点の500人から増員し対応。

・米ツイッター週内に独自の広告サービスを日本でも始める。
 広告主のメッセージに関心を寄せそうな人に広告配信先を絞れるのが特徴。
 これまでは株主のデジタル・ガレージ <4819> [終値227500円]が日本での普及に協力。
 米未公開株市場で付く時価総額が70億ドル(5400億円)前後、大型上場も時間の問題と。(3日 日経新聞)

・政府2012年度からサイバー攻撃に関する情報官民で共有し、防衛する姿勢整える。
 「サイバー犯罪条約」締結。ック国との連携にも乗り出す。

・穀物の国際価格が急落。シカゴ市場のトウモロコシや大豆、小麦の先物価格1ヵ月前比2割下落。
 米農務省発表穀物在庫統計などで需給の逼迫懸念が後退。投資家の↓リスク回避傾向も。

・個人投資家、ブラジルレアルや南アフリカランド、トルコリラなど新興国通貨への投資減少。個人の外貨建て資産目減り、損失被るケース増加。
 投信や外国為替証拠金(FX)に投資してきた資金引き揚げに転じ始めている。

・米大統領選予備選約1ヵ月早まる。フロリダ州1月実施。米政界では日程前倒しは再選目指すオバマ大統領に有利と。

・ローソン <2651> [終値4380円]らでっしゅぼうや <3146> [終値705円]と組み、
 生鮮野菜を中心としたネットスーパー事業始める。注文受けて最短で3日で全国配送。

・昭和シェル <5002> [終値557円]
 サウジアラビア電力公社、国営石油会社サウジアラコムと共同で同国初となる太陽高発電事業スタート。
 再生可能エネルギー本格普及への基盤つくりへ。

・プロ野球・横浜ベイスターズのオーナー企業TBS <9401> [終値958円]、球団売却へ向けて複数の企業と交渉入り。
 DeNA <2432> [終値3270円]も交渉先に含まれているもよう。

・世界の株式市場の下落鮮明。7-9月期ドイツやフランスの主要株価指数いずれも25%安と急落。
 仏銀ソシエテ・ジェネラルやBNPパリバが7-9月期に4〜5割下落。ダウ工業株30種平均約12%安。

・中国9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)前月比0.3ポイント上昇、51.2。
 小幅ながらも改善は2ヵ月連続。31ヵ月連続50を上回る。

・米映像大手イーストマン・コダックの株価30日米国株式市場で前日比54%安と急落。破産法申請観測広がる。
 1990年代後半1株90ドルを超えた株価が1ドル割り込む。 (2日 日経新聞)

・世界株安、4-9月の市場混乱が企業収益を圧迫。日経平均株価3月末比1055円(11%)下落。
 円相場は1ドル=83円台から76円台に円高進行。この半年は東日本大震災の打撃や欧州不安で大きく揺れた。

 評価損、住金 <5405> [終値162円]約800億円。JFEホールディングス <5411> [終値1577円]600億円前後。
 商三井 <9104> [終値300円]約80億円。

 三菱UFJ <8306> [終値354円]みずほ <8411> [終値114円]の含み益がマイナスに転じた模様。

・野田佳彦首相、10月召集する2011年度第3次補正予算と復興増税について野党に早期に協議呼びかけ。

・9月のユーロ圏17ヵ国の消費者物価上昇率、前年同月比3.0%と前月の2.5%から大幅に拡大。
 欧州債務危機で景気減速の懸念が広がる一方、物価上昇圧力も強い。金利引き下げ観測は後退も。 

・三井住友 <8316> [終値2206円]プロミス <8574> [終値659円]を完全子会社化。
 TOB(公開市場買い付け)と増資で計2000億円弱新規に投資。TOB 1株=780円 10/18〜11/30

・新生銀行 <8303> [終値88円]10月から子会社「レイク」ブランドを銀行本体に取り込み、個人向け無担保ローンを始める。

・8月の新設住宅着工8万1986戸となり、前年同月比14%増。5ヵ月連続増加。
 「フラット35」の1%金利優遇など期限迫り駆け込み需要が投資を後押し。

・日経商品指数42種の9月末値168.897と前月比5.606ポイント(3.2%)下落。
 リーマン・ショック直後2008年12月以来の下げ幅に。非鉄金属やガソリン、灯油など石油製品が値下がり急。

・日本振興銀行(2010年9月破綻)19億8千万円でイオン <8267> [終値1049円]グループのイオン銀行に譲渡。
 預金保険機構260億円支援。

・アリアンツ生命保険2012年1/1付で新規契約募集を停止。事実上日本撤退となる。変額年金保険の需要急減理由に。

・米国、収益見通し引き下げる企業が相次ぐ。米欧やアジアなど世界景気の減速が影響。
 9月に入り物流大手フェデックスや半導体大手テキサス・インスルメンツなど主要企業が慎重な見通し示す。
 
・米個人消費支出(8月)年率換算で10兆7677億ドル(約829兆1129億円)前月比0.2%増加。
 市場予測平均(0.2%増)と同じ。2ヵ月連続の増加。前月0.7%増からは鈍化。

・中国人民銀行(中央銀行)30日、四半期に一度の金融政策委員会開く。
 「インフレ圧力やや緩和している」と上昇に歯止めかかりつつあるとの認識表明。
 現在の金融引き締め政策を継続する方針も強調。

・欧州ユーロ圏9月の消費者物価上昇率、約3年ぶりに前年同月比3%台の大台に乗る。
 欧州中央銀行(ECB)は景気の下方圧力と物価に上昇圧力の双方に目配り強いられる。

・サンリオ <8136> [終値3650円]
 香港大手商社利豊(リー%フォン)グループ中国の事業権供与。「キティ」など使用権任せる。

・独フォルクスワーゲン(VW)スズキ <7269> [終値1722円]が出した反論書に回答。
 「提携合意違反」通告取り下げず。エンジン調達問題平行線。

・古河電工 <5801> [終値213円]
 米国で自動車用組み電線(ワイヤーハーネス)販売巡る反トラスト法(独占禁止法)違反認め、
 米司法と2億ドル(約152億円)支払う司法取引に応じたと発表。
 米当局住友電工 <5802> [終値917円]フジクラ <5803> [終値257円]など米国法人にも立ち入り検査。

・中国建機大手、中聯重工科技発展(湖南省)が日本進出。
 2012年メドに日本で研究所と生産拠点設け、市場開拓本格化する方針。

・KDDI <9433> [終値536000円]
 カシオ <6952> [終値495円]製一部の携帯電話で電池パックが発煙、溶解する事故8月までに8件。
 同電池パック201万個を回収、無償支援へ。国内では過去最大規模の電池交換に。

・東洋製缶 <5901> [終値1189円]
 静観機械大手米ストーレマシナリーカンパニー(コロラド州)を7億7500万ドル(約597億円)で買収。
 世界市場の開拓急ぐ。今後5〜10年で海外でのM&A(買収・合併)中心に1000億円程度投じる。
 海外売上高比率現在約9%から長期的に30%に引き上げる。

・常磐興産 <9675> [終値85円]福島いわき市「スパリゾートハワイアンズ」10/1営業を一部再開。約200日休業。

・サイバーエージェント <4751> [終値208500円]ネット関連事業でベトナムへ進出。2013年度約3億円の売り上げを目指す。 <> [終値円]

・三井化 <4183> [終値261円]クミアイ化 <4996> [終値276円]日産化 <4021> [終値731円]3社、
 ブラジルの日系農業メーカー・イハラブラス(サンパウロ市)に出資。

・東証1部4-9月の売買代金、約152兆円と半期ベースで2004年10月〜05年3月以来の低水準に。
 前四半期比15%、前年同期比8%減。夏以降欧米の財政問題や円高などで売買への慎重姿勢が強まった。

・関東のゴルフ会員権相場の値下がり鮮明。9月中旬関東の平均価格134万円と東日本大震災前の3月上旬比11%安。
 円高や景気低迷背景に企業などが会員権の現金化に動く。原子力発電事故の影響も。

・米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)
 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の格付け「ダブルBマイナス」から「ダブルBプラス」に2段階引き上げ。

・米フォード・モーター、米国で今後年間に7000人の新規雇用計画へ。
 米GMも国内雇用増やす計画。業績や販売が回復傾向へ。 (1日 日経新聞)

・裁かれる小沢被告、特捜部検事ら4億円の土地購入の原資は何かに執念。原資さえ説明すればすべて疑惑が晴れる。

・民主党・小沢一郎元代表2日、
 インターネット番組で元秘書3人の有罪判決について「推測に基づいて有罪決めるのは民主主義国家では考えられない」と批判。

・ロシア・プーチン首相が来年春に大統領に返り咲くことが確実になり、
 欧州では対ロシア関係は中・長期的に多くの問題抱えるとの懸念広がる。
 親中派とされるプーチン氏が中国と同じ国家統制型経済発展志向、外交でも中国と共同歩調とる可能性強いため。(3日 産経新聞)

・自転車通勤族が急増中。自転車メーカー売り出している通勤用モデルの販売が好調。国内市場3年ぶりに1千万台回復。
 専用スーツなど関連ビジネスも活気づく。

・常磐興産 <9675> [終値85円]
 スパリゾートハワイアンズ、約200日ぶりに営業再開。ダンスチーム「フラガール」が地元ステージで復活。(2日 産経新聞)

・8月完全失業率(岩手・宮城・福島の3県除く)前月比0.4ポイント低下4.3%に。
 8月有効求人倍率も0.02ポイント上昇、0.66倍と3ヵ月連続で改善。
 就業者数は前年同月より29万人減少。円高を理由に非正規労働者の雇い止めが始まったと指摘も。

・東証1部時価総額(9月末)261兆6712億円と今年3月末比34兆8030億円(11.7%)減少。
 上場企業の保有株式の評価損も拡大。株式市況の低迷が企業の経営に影を落とす。 (1日 産経新聞)

・日本の自動車業界昨年稼いだ貿易黒字約12兆円、日本全体の貿易黒字6兆6346億円を上回る。
 自動車輸出台数年間360万台近辺に貿易収支の損益分岐点。
 
 トヨタ <7203> [終値2688円]日産 <7201> [終値693円]ホンダ <7267> [終値2299円]の大手3社が
 国内生産(昨年540万台)の約2割海外シフトするだけで日本は貿易赤字国に転換に。

・円高対策7か条。
 
 1.海外生産の拡大(外部への生産委託も含む)
 2.海外から原材料・部品調達を増やす。
 3.製品の円建て販売を増やす。(競争力の高い製品の場合)
 4.海外で販売すり製品の値上げ。(競争力の高い製品の場合) 
 5.為替予約の強化。
 6.外貨建て債権・債務の相殺。
 7.円高を生かした海外企業買収。

・生産・販売の最適地を求め、海外へ次々飛び出している企業と取り残される国。
 国内総生産(GDP)と企業の経営利益の推移を比較すると1985年のプラザ合意前後から両者はかい離し始め、
 2000年あたりからはほぼ企業の伸びがGDPの伸びを上回っている。
 国の台所は火の車でも、民間企業の現在預金残高は3月末に200兆円超え過去最高記録。

・本来国の信用力は国内企業より高いはずも、米格付け会社ムーディーズによれば、武田薬 <4502> [終値3600円]
 キヤノン <7751> [終値3550円]NTT <9432> [終値3730円]NTTドコモ <9437> [終値141700円]
 JR東日本 <9020> [終値4710円]の格付けは日本国債(Aa3)を上回る。

・今週の欧州市場はギリシャ支援の行方や金融政策を巡って神経質な展開が続きそう。
 欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大など新たな対策が取りざたされ、市場には不安と期待が交錯。
 欧州中央銀行(ECB)のトルシェ総裁が任期最後の理事会でどのような手を打つかも焦点。

・ギリシャでは9/29から欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の
 「トロイカ」による財政赤字削減案への審議が始まった。
 審査結果は3日までにまとまる見通し。ギリシャは2日に臨時閣議開き、トロイカの審査内容や要求を受け入れることとなる。

・今週7日、9月の雇用統計発表。8月の統計では前月比の雇用者数の伸びがゼロにとどまる。
 民間部門の雇用者増を確認できればひとまず安心感広がりそう。景気後退(リセッション)への懸念打ち消せるかは微妙。
 9月の雇用者数増の民間予測平均(9/30時点)は前月比6万人前後増。
 前月は米通信大手ベライゾンによる4万5000人規模のストライキがマイナス要因。スト決着でその分プラスに。
 
・アジアの株式相場が下落基調。香港や台湾、韓国、シンガポール、インドネシア、フィリピンなども26日に年初来安値更新。
 最近の相場の動きは各国の経済状態を反映せず、欧米投資家が利益の出やすい市場で換金売り加速しているためと。
 インドネシア、フィリピンとも26日安値付けた後7%戻し、年初からの下げも4%台にとどまる。

・特集:激変する通貨勢力図。リスク回避志向の強まりでドルに資金が回帰する一方、
 新興国・資源国通貨から一斉に資金が引き揚げ始めた。
 9月の実効為替レート、ユーロは軟調とはいえ下落率はブラジルレアル(11.5%)韓国ウォン(6.3%)に比べて小さく。

・株価下落が生命保険各社の経営に打撃与えている。9月末時点で国内主要9生保のうち、三井生命保険が含み損に転落。
 住友生命、富国生命が含み損抱えている公算。

・日本郵船 <9101> [終値211円]商三井 <9104> [終値300円]川崎汽船 <9107> [終値163円]の株価は
 バルチック海運指数(BDI)と連動する傾向が強いが、8月中旬ごろから値動きのかい離が目立ってきた。
 BDIは2010年末をやや上回る水準も郵船は年初来で4割安、商三井と川船は5割安に沈む。

・会社がわかる 特集 日本板硝子 <5202> [終値175円]
 海外売上高比率74%で連結有形固定資産の78%は日本以外。従業員の8割が外国人。
 買収で膨らんだ有利子負債の削減や人員削減といった守りのリストラがようやく一段落し、再び大きな勝負処迎える。
 今期から3年間の投資額は最大で1200億円(前期まで3年間で900億円弱)の計画。
 「高付加価値」「新興国」というより成長が期待できるターゲットを深掘りする内容に変わりそう。 

・金相場急落。指標となるニューヨーク先物の中心である2011年10月物9/26時間外で一時1530ドル台まで下落。
 9/6高値1923ドルからの下落率は20%に。
 過去の経験則から金の底値探る。
 金はここ10年近い上昇相場で何度か急落。下落率はいずれも2-3割前後と今回の局面とほぼ同程度。
 概ねドル安局面で資金流入し高値を付け、ドル高に転じると金が下げるパターン目立つ。
 リーマン・ショック直後08年9-12月の下落局面、ドル買い・金売りが加速。当時の下落率25%を当てはめると1440ドル前後に。
 ニューヨーク市場のファンド筋の買越額に変化もヒント。リーマン・ショック時08年9月は7月のピークから8割少ない水準。
 今回も直近のピークだった8月上旬に比べると4割減少。現在市場に残る買いポジションが少ないため売りは出にくい。
 調整経れば上昇に向かいやすい。
 ただ相場が元の水準に回復するには長い時間も。06年春には1年以上、09年冬は6ヶ月以上。
 リーマン・ショック直後には4ヶ月余りで回復。

・海外投資家の日本株売りが続く。東京証券取引所まとめ。
 売り越し9月第3週まで9週連続と2009年1-3月の記録に並び、この間売越額1兆8400億円超に達する。
 欧州債務不安からヘッジファンドが顧客の解約に伴う換金売り出しているとみられ、相場の重荷に。
 売越額9月2週、3週と縮小。相場の底入れへの期待も一部浮上。
 

・OUT Look:今週の株式相場は再び下値を探る場面がありそう。
 欧州危機の解決には時間がかかるとして積極的に戻りを試そうとする投資家少なく。
 今週から下期入りも市場は視界不良のまま。日経平均8400〜8800円前後で弱含みそう。
 先週日経平均株価は140円(1.6%)上昇。配当落ち考慮すると200円強上昇。
 市場の不安心理を如実に映しているのがドイツ株価指数オプションの動き。
 ドイツ版恐怖指数(VDAX指数)9/30時点47.05と8月急上昇以降高止まり。市場「警戒モード」解除していない。
 今週6日欧州中央銀行(ECB)理事会注視。

・Wall Street:今週の米株式相場はもみ合いとなりそう。7日発表の9月の雇用統計など重要材料相次ぐ。
 欧州で6日公表欧州中央銀行(ECB)や英中銀イングランド銀行の金融政策判断に対する関心も高い。
 4日にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が証言に立つ。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派43%(前回比+2)弱気派37%(同-6)中立派20%(同+4)
 先週の日経平均株価は週間で1.6%上昇。欧米株堅調に推移する中、日本株も買い戻された。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場はドイツやフランスなど欧州で反発。
 ドイツ連邦議会(下院)が欧州金融安定基金(EFSF)機能強化を承認。売り方の買戻し広がった。
 一方欧州向けの輸出減速が懸念される中国やタイ、ベトナム、などの一部のアジア株は続落。

・30代以下男性の消費傾向が変化。

 東急不 <8815> [終値281円]傘下東急ハンズ(東京・渋谷)女性向け化粧品コーナーに男性向けコーナー併設。

 マンダム <4917> [終値2311円]制汗剤や洗顔料の売れ行き良く、
 7月末2012年3月期の連結営業利益前期比約9%増62億円(従来予想は3%減55億円)に上方修正。

 ファミリーマート <8028> [終値2968円]男性のデザートへの潜在需要いち早く注目。
 「男のスイーツ」シリーズから「俺のスイーツ」シリーズに刷新。

 江崎グリコ <2206> [終値996円]事務所用の置き菓子「オフィスグリコ」で男性のお菓子需要取り込んでいる。
 「店頭までは買いにいかないがあれば食べる男性多い」と推測。

 セブン&アイ <3382> [終値2189円]グループ
 赤ちゃん本舗(大阪市)のアンケートでは8割以上のパパが育児に積極的に参加。

・ブラジルレアル型の投資信託から個人マネーが流出している。
 ブラジルが9月から政策金利に引き下げたのをきっかけにレアル相場急落。9月解約殺到。654億円の流出超に転じた。
 運用成績は悪化。
 一方、豪ドル型は好調で9月は約1600億円流入。

・ランキング:2011年度上半期(4-9月)「売買回転率」ランキング

 1位東電 <9501> [終値240円]売買回転率8.623回 原発事故に伴う賠償負担に対する正極支援の枠組み迷走。株価乱高下。

 2位ラウンドワン <4680> [終値565円]8.087回 好業績に注目した買いが集まる。 

 3位不動テトラ <1813> [終値162円]7.486回 復興需要への期待の高まりで買いが集中。

 6位レオパレス21 <8848> [終値171円]5.377回 赤字前年同期から大幅に縮小。個人投資家の買を呼ぶ。

 10位タクマ <6013> [終値323円]4.134回 東日本大震災被災地の復興に伴って主力のごみ焼却プラントの需要に期待。

 23位東京製綱 <5981> [終値169円]1.975回 再生可能エネルギー銘柄として注目集める。 

 31位住友軽金属 <5738> [終値69円]1.795回 6月公募増資実施、買収の具体策も表示されず失望売り誘う。(日経ヴェリタス)

・東芝 <6502> [終値320円]東芝メディカルシステムズ(栃木・大田原市)
 磁気共鳴断層撮影装置(MRI)使った心臓の検査時間を圧縮する技術開発。
 
・クボタ <6326> [終値629円]海水を膜に通して淡水にするプラント用ポンプ市場に参入。
 逆浸透膜(RO膜)に高圧で水を送る専用ポンプ3日発売。

・銅の国際相場の下落傾向続く。
 銅地金の国際価格の指標となるロンドン金属取引所(LME)の現物価格7月に1トン1万ドルに推移も
 8月米国債格下げなど切っ掛けに世界的な景気後退の恐れから9/22以降8000ドル下回り、26日7000ドル割れ。

・8月の4輪車の国内生産台数前年同月比1.8%増、70万4096台と11ヵ月ぶり前年実績上回る。4月の60.1%減を底に回復基調へ。

・FA機器の需要の伸び鈍化。
 安川電 <6506> [終値592円]三菱電 <6503> [終値695円]オムロン <6645> [終値1536円]など
 FA機器メーカー大手の9月の出荷額、8月に続き低調に。中国企業の投資が一時的に冷え込む。本格回復はのし明けとも。

・日立 <6501> [終値389円]インドのインフラ市場開拓を加速。
 高圧インバータなどのパワーエレクトロニクス事業で現地企業を子会社化し、新工場建設。(日刊工業新聞)

・東レ <3402> [終値547円]炭素繊維の用途として自動車は本命中の本命。日独の連携で炭素繊維部品の量産化へ大きく前進。
 独ダイムラーと提携し新工場建設中の韓国に開発拠点も置く。

・キヤノン <7751> [終値3550円]研究開発の国際化加速。
 2015年までに米国と欧州にそれぞれ研究開発部門を統括する会社設立へ。

・田淵電 <6624> [終値127円]
 家電製品や電気自動車(EV)用の無線給電システム向けにアルミニウム製の新型コイル開発。重さ半分以下、価格2-3割安く。 

・インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> [終値364000円]
 社員が出先からパソコンを使って会社の通信網につなぐ際の接続性高めたルーター(経路選択装置)を3日発売。
 米マイクロソフトの通信技術採用。接続性大幅に向上。

・NTTドコモ <9437> [終値141700円]市場調査インテージ <4326> [終値1578円]と業務提携。
 2012年3月に共同で携帯電話を使った市場調査の新会社設立。
 ドコモの顧客基盤生かし、新商品のモニター調査などの情報収集してメーカーや小売り企業向けに外販。

・エクセディー <7278> [終値2948円]自社の製造拠点に太陽光発電装置の導入加速。
 今年度中に1兆円強投じ、本社や海外子会社の拠点に30〜50KWの小型装置3基設立。国内主力工場にも順次導入。

・ダイフク <6383> [終値419円]
 日立プラントテクノロジーからエレクトロニクス産業向けクリーン搬送システム事業を買収する方向で交渉に入る。

・月島機械 <6332> [終値673円]韓国鉄鋼最大手ポスコから大型乾燥機受注。受注金額5億円程度。
 ポスコ時自技術「ファイネックス工法」を活用した新型炉向け。

・旭硝子 <5201> [終値762円]2枚のガラスを組み合わせ断熱性能高めた「複層ガラス」の新製品を3日に発売。
 省エネで関心高まる同ガラスの品揃え拡充へ。

・桧家HD <1413> [終値870円]桧家住宅の店舗を愛知県に出店。フランチャイズ(FC)により東海地域へ初進出。
 首都圏や近畿圏はじめ全国の大都市圏をカバーする体制整う。

・東邦亜鉛 <5707> [終値292円]自動車鋼板のさび止めなどに使われる亜鉛で資源確保に道筋つけようと。
 オーストラリア鉱山会社買収で来年新鉱山開き、精錬に必要な鉱石の8割自社鉱山で得られる。

・日本写真印刷 <7915> [終値902円]
 業績悪化に伴うリストラの一環として本社と国内子会社正社員、2880人のうち1割強400人程度の希望退職募集。(日経産業新聞)

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第三者割当 

プロミス <8574> [終値659円]2億2598万8700株 531円 12/19-22 割当先 三井住友FGまたは三井住友銀行
   

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(今日の一言)

週末のNY株式市場は、大幅反落。
中国製造業失速を示す指標、中国購買担当者景気指数(PMI)確定値が49.9と、
改善と悪化の節目の50を割り込み、3ヵ月連続で下回ったことが相場を押し下げた一因も。
出来高はニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場合計で
約85億8000万株と、昨年の1日平均の79億6000万株を上回った。

世界経済の低迷に対する懸念が強まった
欧州株式市場はFT100種総合指数(ロンドン)は-68.36と3営業日続落。
クセトラDAX指数(フランクフルト)は-137.56、CAC40種平均(パリ)も-45.69と2営業日ぶり反落となりました。
世界規模で景気後退懸念とユーロ圏債務危機の動揺が広がっている。
銀行株の値下がりが再びきつくなる。

中国は今日から国慶節で1週間のお休みとなります。

先週の米国株式市場は週間ではダウ工業株30種平均は1.3%高、2週ぶり上昇。ナスダック指数は2.7%安、2週続落。
S&P500種も0.4%安で2週続落で取引終えた。
月間ではダウは6.0%と大幅安。ナスダック指数は6.4%安、S&P500種も7.2%安でそれぞれ、5ヵ月連続下落となった。

東京市場は週間ベースで日経平均株価が1.6%高、TOPIXは2.2%高とそれぞれ2週ぶり上昇。。
マザーズ指数は3.1%高で4週ぶりの上昇。日経ジャスダック平均は1.2%安と4週続落。東証2部は0.8%安の2週続落で終了。
月間では日経平均株価が2.8%安、2ヵ月ぶり反落。TOPIXは1.2%安と3ヵ月続落。
マザーズ指数は10.1%と大幅安で5ヵ月続落。日経ジャスダック平均は4.0%安と2ヵ月続落。東証2部は2.5%安の3ヵ月続落。

米ツイッター週内に独自の広告サービスを日本でも始める。
広告主のメッセージに関心を寄せそうな人に広告配信先を絞れるのが特徴。
これまでは株主のデジタル・ガレージ <4819> [終値227500円]が日本での普及に協力。
米未公開株市場で付く時価総額が70億ドル(5400億円)前後、大型上場も時間の問題と。

メガネトップ <7541> [終値810円]押し目狙いで行けそうな・・・?!

クミアイ化 <4996> [終値276円]新規除草剤原体を豪州へ初出荷。3年後には米国と豪州で60億円の販売計画で急伸も
上髭(307円)つけて利確も期待感で続くかどうか・・・
週足チャートではもみ合いから飛び出したようなところとも・・・

昨日銘柄研究入りました。

海外投資家の日本株売りが続く。東京証券取引所まとめ。
売り越し9月第3週まで9週連続と2009年1-3月の記録に並び、この間売越額1兆8400億円超に達する。
欧州債務不安からヘッジファンドが顧客の解約に伴う換金売り出しているとみられ、相場の重荷に。
売越額9月2週、3週と縮小。相場の底入れへの期待も一部浮上。
前回は2009年3月から相場は反転、月足で6ヶ月陽線で8109.53円から10767.00円まで33%(2657.47円)上昇しています。
今回当てはめてみると2012年3月には8700.29円の33%高は11571.38円となりますが・・・

今週は外資系寄り前注文状況を気にしています。
どこかで買い越しに転じてくるかどうか?

ドリコム <3793> [終値73800円]9月に5分割して1株単価が落ちています。

田淵電 <6624> [終値127円]
家電製品や電気自動車(EV)用の無線給電システム向けにアルミニウム製の新型コイル開発。重さ半分以下、価格2-3割安く。

インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> [終値364000円]
社員が出先からパソコンを使って会社の通信網につなぐ際の接続性高めたルーター(経路選択装置)を3日発売。
米マイクロソフトの通信技術採用。接続性大幅に向上。再び年初来高値に迫ってくる強さです。

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