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銘柄研究・カナモト(9678)

16日夕に野田佳彦首相が衆院解散し総選挙となります。

2009年9月16日民主党鳩山由紀夫政権発足後約3年2ヵ月、民主党与党としての初めての国民に審判を仰ぐことに。

民主政権発足前日9/15の日経平均株価は1万217円62銭であり、民主政権で11.7%下落となっています。

ニッポン株式劇場も動き出します。

米国市場もそろそろ反発となってきてももよさそうなところ。

オバマ大統領とウォールストリートの対話の無さもこの下げの大きな一因だったような気も致します。

NY株式市場は下げてはいますが商いが出来ています。

とういことはこの下げを買ってるところがあるということです。

米国は22日が感謝祭で一年間お疲れさまといったようなお祝い。

当然運用などもいったん清算して損益をはっきりさせるようなところ。

またあるかないかは定かではありませんがファンド解約の45日ルール。

解約意向示すには45日前に申し出るといったところで12月運用をやめるには15日まで。

といった要因もあり先週から今週、特に大統領選挙明けから売り物優勢でした。

それも峠を越しそうですね。

日本では衆院解散・総選挙となります。

解散から投票日まで約1ヵ月ありますが、

1970年以降解散総選挙において「解散日から投開票前日」までのTOPIXの騰落は12回中10回上昇。

平均上昇率は4.6%(最高8.5%、最低▲2.7%)

本日のTOPIXは751.34ですので785.90に。

日経平均株価では9439.27円でしょうか。

12月16日投開票では自民党が政権奪還する可能性も高いとの声も多いところ。

自民党イコール公共投資ではないのですがそんなイメージもついてるところも。

まして民主党政権での東日本大震災の復興復旧事業への対応の少なさが被ってきそうです。

そこで今回の銘柄研究は公共工事関連からカナモト <9678> [終値972円]に注目いたします。

同社は建機レンタルの最大手で北海道地盤の広域展開をしています。

同社の広報からの声は「東日本大震災の復旧・復興事業はまだまだふの字あたりです。今後3〜5年は続くのではないでしょうか」と。

同社の第三四半期決算(2012年5-7月期)を上方修正しましたが通期は据え置きとしております。

進捗率の関係からも当然上方修正をしてくると考えられます。

12月7日(金)に2012年10月期(第48期)決算短信発表予定です。

となりますと11月最終週か12月第1周に上方修正が期待できます。

12月10日(月)には機関投資家向け決算説明会開催。

12/14日(金)〜15日(土)には野村IR個人投資家フェア2012(東京国際フォーラム 展示ホール2(B2F)JR東京駅から徒歩5分)出展。

同社はIR(個人投資家向け広報活動)も私の見た目では日本一ぐらいに力を入れています。

スケジュール的には年末にかけて株価を上げていきたいような戦略が感じられます。

ここへきての株価の推移では1000円の大台チャレンジを3回ほど挑み跳ね返されてはいます。

ただだんだん底堅くなっており、大台定着は時間の問題とも言えます。

この大台定着となれば1200円どころは射程距離と考えられ、復興工事如何では来年1500円達成も見えてくるように思えます。

買い戦略としては900円割れを狙いたいところ。

広報担当者が13日のラジオ日経で瞬間出演して「800円台の当社はお買い得ですよ。」と話していました。

ただ時間的にそこまでは難しいところのようにかんじます。

次のポイントは窓開けした945円でしょうか。

11月最終週のなかごろ28日(水)までには拾っておきたいような気持です。

今度1000円に乗ったら上値が早いかもしれませんので、乗せるようでしたら目をつぶっていきたいような気も致します。

【お知らせ】

岡本昌巳 東京株式セミナー 2012秋(東京・高田馬場)
2012年11月17日(土)開催分
ビデオダウンロードでご覧いただけます。
ここからの1ヵ月は参入銘柄で差がつきます。
18日(日)夜にアップできる予定です。
入金は後日でもOKとし、ご覧いただけます。
https://www.directform.info/form/f.do?id=1678

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