
銘柄研究・コムチュア(3844)
- 2012年11月23日
- 株式投資・経済ニュース全般
今週の日経平均株価は高値引けで9366円80銭で終了いたしました。
3連休前の高値引けということは「持たざるリスク」が意識されたということでしょうか?!
週間ベースで日経平均株価が3.8%高、TOPIXは3.3%高とともに2週続伸。
マザーズ指数は0.9%高、日経ジャスダック平均は1.5%高、ともに3週ぶり反発。。東証2部は2.2%高、2週続伸で取引を終える。
日経平均は14日の野田佳彦首相の衆院解散に言及した時の終値(8664円73銭)から6日間は5勝1敗で702円07銭(8.1%)上昇。
衆院解散が16日引け後となり、今週は342円64銭(3.8%)の上昇となりました。
先週のセミナーで『1970年以降解散総選挙において「解散日から投開票前日」までのTOPIXの騰落は12回中10回上昇。
平均上昇率は4.6%(最高8.5%、最低▲2.7%)となっております。
11月16日のTOPIXは751.34ですので785.90に。日経平均株価では9439.27円でしょうか。』との話も勢いついてきますね。
『持たざるリスクを意識』といった活字や言葉がが紙上や市場に踊ってくると一旦調整といったことも起こりうるような・・・
ただ衆院選公示が12月4日で投開票が12月16日となり10日ぐらいまでは押し目買いで良いのではないでしょうか?!
その後は政権の枠組みなどの調整などもありクリスマス休暇にかけて良い買い場提供の時間となるのではないかと・・・
今週少しの勇気を出して買いに向かった投資家は良い週末を迎えられたようなところです。
17日の株式セミナーもベストタイミングでした。
セミナー発の注目銘柄も良いスター度ダッシュしてくれています。
次回の岡本昌巳氏の株式セミナーは2月中旬あたりを予定しております。
本日の銘柄研究は11月第1週に続いてコムチュア <3844> [終値1059円]に注目してみます。
市場規模の拡大に連動してクラウド事業やモバイル分野が好調。
金融機関のシステム更新の遅れからここへきて「やらざるを得ない」状況に。
22日には米国でセールスフォース・ドット・コムが好決算発表で1日で8.8%上昇。
同社と業務提携もしており業績への追い風が吹いてる裏付けにもなるところ。
東証2部上昇に伴い11月21日より同社株式は、大阪証券取引所において監理銘柄に指定されております。
JASDAQ市場での上場廃止日は現在のところ未定で、 監理銘柄に指定された日から原則1ヶ月後に上場廃止となる予定とも。
その関係でJASDAQ市場での信用買い残の処分がリスク要因となってくることも。
現物取引の方は全く関係がありませんが、信用買い玉は現物への品受けか、売買クロス(JASDAQで売り出し、東証2部で買い出す)が必要にも。
丁度25日線絡みのところで11月に入って買った方は評価損状態でどちらかと言えば売り圧力が大きいとも考えられます。
信用買い残高は335600株、このところ出来高が5万株前後ですので約半分が現引き対象となっても多少影響も。
突っ込みやすい状況になる可能性もあり、チャンスがあるのではないでしょうか?!
現物で買うならJASDAQ市場の方が有利かもしれません。
セールスフォース・ドット・コム関連ではシナジーマーケティング <3859> [終値529円]も久しぶりに動き出してきたようなところ。
日足チャートの一目均衡表の上限の雲を抜ける期待も・・・
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