日銀総裁人事固まる

2012年2月25日（月）権利月月内最終日　はれ

・政府、日銀　<8301> ［終値46550円］総裁黒田東彦（はるひこ）アジア開発銀行総裁（68）起用する人事固める。
　国際金融界とも太いパイプ持つため適任と判断。副総裁は岩田規久男・学習院大学教授（70）充てる。
　もう一人の副総裁は日銀から中曽宏理事（59）昇格させる案軸に検討。週内に衆参両院に提示。

・日経新聞社とテレビ東京　<9413> ［終値987円］22〜24日実施世論調査、安倍内閣支持率1月末の前回調査から2ポイント上昇、70%に。
　環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）への参加に関して「賛成」47% 「反対」33%　
　内閣支持率発足直後より6ポインンと上昇、発足後2ヵ月連続で上昇は極めて異例。

・インターネット上営業する専業銀行が攻勢。7行の預金残高合計で2012年末8兆5000億円強、この5年で3倍に膨らむ。

・オリックス　<8591> ［終値10240円］世界有数の資産運用会社ロベコ（オランダ）買収、海外事業強化。買収後海外部門の利益拡大。

・ユーロ圏各国で企業の資金調達コストの格差広がる。
　企業向け貸出金利ドイツは2%台もギリシャ、ポルトガルなど南欧では6%台で高止まり。ユーロ全体の景気回復の足取り鈍る恐れ。

・イタリア総選挙、モンティ首相改革継続うたう中道左派連合が下院で過半数確保する公算大きく、上院では接線。
　総選挙後の政局不透明感などからイタリア国債売られており、市場警戒感強い。

・米財政問題焦点である「歳出の強制削減」の発動3/1控え、米議会25日から大詰めの交渉へ。
　オバマ政権や与党・民主党は強制削減の発動を凍結する案で調整中。増税の扱いなど巡って野党・共和党との溝は今なお埋まらず。

・KDDI　<9433> ［終値6890円］スマートフォン（スマホ）向け基本ソフト（OS）「ファイヤーフォックスOS」採用。
　NTTドコモ　<9437> ［終値142200円］「TIZEN（タイゼン）」採用。開発に独自色。（25日　日経新聞）

・政府、環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）交渉参加に踏み出す。
　安倍晋三首相22日日米首脳会談で全ての関税撤廃前提にしないことを確認。与党から一任取り付け今週中にも参加表明へ。
　交渉では農業、自動車、保険市場の扱いが焦点。
　共同声明「日本には一定の農産品、米国には一定の工業品というように2国間貿易のセンシティビティ（重要品目）が存在する」と明記

・ソフトバンク　<9984> ［終値3345円］三井物産　<8031> ［終値1371円］ロシア政府系電力大手オンテルRAO3社、
　ロシアで発電した電力を日本へ輸入する構想。2016年以降の輸入目指す。電力輸入の実現には法整備必要に。

・安倍晋三首相日米首脳会談後記者会見、「アベノミクス」経済政策について「オバマ大統領に説明、歓迎してもらった」と強調。

・第一生命　<8750> ［終値131300円］4月から30代以下の新規加入者対象に主力商品の保険料引き下げる。
　将来中核の顧客となる若年層が入りやすい価格設定にしてシェア高める狙い。

・米国個人消費足並みの乱れ目立つ。給与税減税の打ち切りやガソリン高が家計圧迫、中低所得者は支出の抑制に動き始めた。
　株高支えた高所得者によるブランド品購入は活発。今後持続力問う局面に。

・米ボーイング22日、米連邦航空局（FAA）に対し、「787」の改善案提示。FAAは慎重な姿勢示し、運航再開打開へは不透明。
　電池故障リスク解消が前提に。

・イタリア総選挙24日、投票始まる。財政再建などモンティ政権が取り組んだ一連の改革を次期政権が継続するかが最大の焦点。
　終盤ベルルスコーニ前首相率いる中道右派連合反緊縮唱え猛追。日本時間26日未明に大勢判明。
　財政再建後退なら民友市場欧州債務危機再燃する懸念も。

・日米首脳会談で米国高速鉄道整備計画に協力し、超伝導リニアモーターカー技術提供すること提案。
　JR東海　<9022> ［終値9190円］受注前進する可能性も。　

・TDK　<6762> ［終値3245円］リコール（無償で回収・修理）　対象加湿器23日、740件問い合わせ。136台確認。
　リコール対象「KS-500H」「KS-300W」「KS-31W」「KS-32G」回収専用フリーダイヤル0120-604777。4機種着払いで1台5千円で引き取る。

・安倍晋三首相米国新型天然ガス「シェールガス」の対日輸出について「震災後、日本は燃料費削減は喫緊の課題。
　対日輸出が早期承認されるよう改めてお願いしたい」と要請。
　オバマ大統領「同盟国としての日本の重要性は常に念頭に置いている」と応じ輸出許可に前向きな姿勢見せる。

・政府23日、米軍普天間基地（沖縄県宜野湾市）の同県名護市辺野古への移転問題に関して
　来月にも県側に海面埋め立て許可申請する方針固める。

・安倍晋三首相、日銀　<8301> ［終値46550円］後任人事案、
　25日以降に候補者本人の了承取り付けたうえ与野党内の調整本格的に進める考え示す。

・米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス22日、
　英国の国債格付け最上級「Aaa（トリプルA相当）」から「Aa1（ダブルA　　プラス相当）」に一段階格下げ。
　景気厳しく、財政赤字削減の目標達成難しいと判断。（24日　日経新聞）

・ローソン　<2651> ［終値7180円］サンリオ　<8136> ［終値3595円］リクルートグループなど4社、
　5000万ドル（約47億円）前後で、投資ファンド立ち上げ、米IT（情報技術）ベンチャーに出資。
　2013年度中に出資企業15社に増やし、総額2億5000万ドル（約230億円）に拡大へ。有望なIT企業と関係を築くことに主眼置く。

・東南アジア各国、外資系企業に対する課税強化に動く。
　「移転価格税制」と呼ばれる制度、グループ企業間の取引通じた利益流出抑える。

・日本の海外直接投資が復調。2012年9兆6000億円と4年ぶりの高水準。歴史的な円高追い風に海外企業の買収や資源権益獲得が加速。

・日中両政府22日、「PM2.5」による大気汚染巡って初の課長級協議開く。大気汚染抑制するための技術協力進めることで一致。

・欧州連合（EU）執行機関の欧州委員会22日、域内経済見通し、ユーロ圏2013年通年実績成長率マイナス0.3%と予想。
　昨年11月から0.4ポイント下方修正。高止まりする失業率、くすぶる債務危機、通貨ユーロ高の3つの足かせ。

・欧州中央銀行（ECB)22日、市中銀行の資金不足回避するため2012年2月実施2回目の3年物資金供給のうち、
　12%相当611億ユーロ（約7兆5千億円）を市中銀行が27日に返済。金額市場予想の半分程度と。

・米グーグル、バンコクや眼鏡型新ネット端末などIT（情報技術）機器への取り組み強化。
　自社開発機器で使い勝手良くし、ネット広告閲覧増やす考え。機器の販売事体で稼ぐ考えは薄く。

・HIS　<9603> ［終値3405円］東南アジアで現地消費者の旅行需要開拓。タイとインドネシアで今年から販売店の多店化着手。
　他の国にも順次取り組み広げる。同社海外での旅行取扱高3-5年後3500億円前後と6倍弱に増やす計画。

・ナガセ　<9733> ［終値2610円］
　米教育番組「セサミストリート」のキャラクター使った子供向け英語教室でマレーシア進出。インターネット授業も。　

・栄光HD　<6053> ［終値685円］4月ベトナムで小中学生向けに塾開く。

・ベネッセHD　<9783> ［終値3810円］昨年3月インドネシアに駐在員事務所開設。市場調査に入った。

・ツヴァイ　<2417> ［終値849円］
　昨年6月、バンコクに海外1号店開く。年会費最大15万円も男女400人登録。日本式見合い候補定期的に紹介するサービス現地になく。

・イオン　<8267> ［終値1074円］2013年度にプライベートブランド（PB=自主企画）商品売上高12年度比4割増1兆円。
　グループの食品スーパーやコンビニエンスストアもPB売り場広げる。　

・ルネサスエレク　<6723> ［終値円］臨時株主総会開き、
　政府系ファンド産業革新機構などに第三者割当増資実施するため株式発行枠広げた。
　9月末までに革新機構が同社株約7割取得、経営権握る。

・炭素繊維事業減少。スポーツ向けや一部産業向け製品など汎用品価格低下一因。

　東レ　<3402> ［終値567円］部門別営業利益の伸び当初計画（17%）下回る4%に。

　三菱ケミカルHD　<4188> ［終値421円］傘下三菱レイヨン前期比赤字幅拡大。

　帝人　<3401> ［終値217円］部門別営業赤字50億円超となる可能性高く。

・トーセイ　<8923> ［終値69800円］3/19にシンガポール証券取引所に上場。
　東証1部への上場は維持。現在発行済み株式数の約6%2万9000株発行、約13億円調達予定。　

・非鉄金属の国際価格一段安。ロンドン金属取引所（LME）3ヵ月先物価格21日時点、
　銅1トン7861ドル。4日高値（8305ドル）比5%下落、昨年12月下旬の水準。
　ニッケル2月上旬比11%安い1トン1万6635ドルと3ヵ月ぶりの安値。
　中国の非鉄需要の先行き不透明感強まったとの見方。

・米農務省21日、今年のトウモロコシと大豆の米国生産量過去最高となる予測発表。
　昨年不作による値上がりで農家の作付け意欲高まるのが理由。（23日　日経新聞）
　

・経済産業省2013年度中にサイバー攻撃「標的型攻撃」の傾向など集約するデータベース（DB）整備へ。
　米国とも情報共有化、巧妙化するサイバー攻撃の手口分析。国内外の企業や政府機関などと協力、整備費約8億円計上。

・「PM2.5」中国方飛来している問題で環境省住民への注意喚起するための暫定指針27日まとめる。
　3月末から5月にかけて黄砂とともに飛来量増とも。

・武田　<4502> ［終値4805円］
　米製薬会社アフマックス（カリフォルニア州）と米国で共同販売している腎性貧血治療薬「オモンティス」自主回収。
　副作用で患者（5人）死亡確認。（25日産経新聞）

・日米首脳会談最大の焦点環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）問題、
　関税撤廃で事実上の「例外」認めさせる共同声明文書という「期待以上の成果」と。

・22日日米首脳会談、両国の同盟関係の「完全復活」印象付け。
　日本への領土的野心むき出しにする中間露3国に対する強力な抑止力取り戻すと同時に
　アジア太平洋地域における経済的覇権の拡大狙う中国をけん引する上で大きな成果に。（24日　産経新聞）

・TDK　<6762> ［終値3245円］長崎グループホーム火災、同社製加湿器が火元となった可能性高いことを明らかに。
　リコール（無償で回収・修理）対象も回収への取り組み不十分と。

・訪米中の安倍晋三首相22日夕（日本時間23日朝）
　有力シンクタンク戦略国際問題研究所で「ジャパン・イズ・バック（日本は戻ってきた）」と題して講演。　

・シャープ　<6753> ［終値310円］公募増資含む最大2千億円規模の資本増強行う検討に入る。
　今年9月に期限迎える社債約2千億円の償還原資に充てる予定。
　台湾・鴻海（ホンハイ）精密工業から出資仰ぐ方向で調整も、交渉打ち切りも視野に自前の資金調達に乗り出す。

・国際通貨基金（IMF）先週モスクワで開かれた20ヵ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議報告書公表。
　円安めぐる「通貨安競争」への懸念に対し「幅広い見地からみて誇張されている」と。日銀の物価目標「正しい方向だ」と評価。

・経済産業省22日、ｉPS細胞（人工多能性幹細胞）などを用いる再生医療の産業化に関する有識者研究会に報告書提示。
　再生医療関連産業市場規模昨年260億円から2030年1兆6千億円までに拡大と。2050年には3兆3400億円に。
　世界全体では昨年3400億円、42年17兆円、62年53兆円に拡大すると予測。　（23日　産経新聞）

・驚きの製造現場　「六重苦」が鍛えたモノつくりの底力
　「電力不足」「労働規制」「高い法人税」「円高」「自由貿易協定の遅れ」「環境対策」円安の今こそ競争力磨け。
　
　デジタル武装：3D映像で欧州勢追い上げ。

　ホンダ　<7267> ［終値3470円］新型スポーツカー「アキュラNSXコンセプト」
　3次元（3D）データ活用して高精細立体映像表示するバーチャルリアリティー（仮想現実）検証システム使われる。
　電通情報サービス　<4812> ［終値953円］提供する仮想現実検証システム稼働。
　デザインと同時並行で検証進める。開発期間半分から3分の1に短縮できる。

　三菱重工　<7011> ［終値516円］長崎造船所（長崎市）で約10年ぶりに大型客船建造再開。
　武器は一般商船で蓄積してきた3D使った設計・製造ノウハウ。大型客船は「アジア勢がまだつくることができない分野」
　3Dシステム活用で工期や建造費の圧縮進め、客船事業を新たな収益源としたい考え。
　
　短納期を極める：モノづくりの基本、Quality（品質）Cost（コスト）Delivery（納期）活路の一つが短納期極めること。

　ミスミグループ　<9962> ［終値2320円］強みは事業モデルそのもの。
　取扱商品数約200万種、サイズの違いまで含めれば500垓（ガイ＝1兆の1億倍）1個からでも受注、通常3日という短納期実現。
　今後は海外工場に日本で作り上げた短納期生産のノウハウを移植へ。昨年11月北米金型部品メーカー2社買収足がかりに世界展開加速。

　グローバル司令塔：マザー工場が生む新分野。磨き上げた生産技術、世界へ「輸出」

　ミネベア　<6479> ［終値305円］小型ベアリング（軸受け）で世界シェア6割。発行ダイオード（LED）照明に使う超薄型レンズに参入。
　米国照明大手新たな顧客開拓、出荷開始。複雑に絡み合う開発段階は浜松工場（静岡県袋井市）徹頭徹尾担い、量産はタイ工場で。
　「様々な開発要素を複合的に組み合わせ、これまでなかった製品生み出すことこそ日本の生きる道」　

　テルモ　<4543> ［終値4080円］山口県山口市に30年ぶりに国内新工場稼働。
　生産拠点の「国内回帰」ではなくグローバルな生産耐性拡大中。山口工場生産技術に「秘伝のたれ」が必要なカテーテル関連製品。

・22日日米首脳会談受け日本が環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）への交渉参加を表明する方向となり、
　日本株式市場にとって追い風になるとの見方。
　首脳会談後の共同声明「交渉参加に際し、一方的にすべての関税撤廃をあらかじめ約束することことは求めない」と明記。　

・ニッポン製造業で収益力大きく高めている企業はどこか。
　一人当たり営業利益計算し、2013年3月期予想とリーマン・ショック直前08年3月期比較。
　他社がまねできない高付加価値の製品つくる。生産技術を磨き上げスリムで無駄のない製造現場をつくる。との2種類に集約されそう。

　1位ニューフレア　<6256> ［終値599000円］一人当たり営業利益改善率16.7倍　
　半導体フォトマスク（回路原板）に回路パターン描く装置で世界シェア9割。1台数十億円で年間販売台数10台ほど。
　競合他社の2倍の処理速度持つ新型機投入で市場をほぼ独占。

　2位平和　<6412> ［終値1733円］9.4倍　3位井関　<6310> ［終値305円］6.6倍　4位エンプラス　<6961> ［終値4025円］4.7倍　

　11位日本ペイント　<4912> ［終値474円］2.6倍　
　金融危機後「サバイバル・チャレンジ」と呼ぶ改善策を実施。3年間で製造経費だけで30億円低減。

・日銀白川方明総裁の後任人事案今週、国会に提示される見通し。
　最終候補に残っていると見られる5人。
　黒田東彦（はるひこ）アジア開発銀行総裁（68）岩田一政・日本経済研究所センター理事長（66）岩田規久男・学習院大学教授（70）
　伊藤隆敏・東京大学教授（62）武藤敏郎・大和総研理事長（69）

　市場関係者に最も「円安・株高」に振れそうな人事は
　「一政総裁、規久男副総裁のダブル岩田案」「サプライズ反応では竹中平蔵・慶大教授」「短期リリーフ浜田宏一・エール大名誉教授」
　実務能力重視となれば黒田・武藤財務省出身の2氏が有力に。待望論では黒田氏に。武藤氏では失望売り、円高・株安に反応とも。

・中国の統計、市場から疑惑の目。
　中国の直轄市・省・自治区による2012年の国内総生産（GDP）全部で31ある地方政府のGDP足すと約57兆7000億元（約865兆円）。
　中央政府が発表した国全体のGDPを5兆7000億元（約85兆円）上回る。インドネシア一国の誤差に。

　GDPと並ぶ怪しい統計は失業率。過去10年リーマン・ショックや欧州危機もなんの失業率はずっと4%台前半。
　政府目標4.5〜4.7%以下で推移し続けている。
　国内シンクタンク中国社会科学院、08年都市部失業率「9.4%」西南財経大学11年で「8.0%」と算出。

・ランキング：2013年3月期通期の営業利益予想に対する12年4-12月期の進捗率高い企業ランキング。進捗率の高い企業は上方修正余地。

　1位TDK　<6762> ［終値3245円］利益進捗率134.03%

　2位大日本住友薬　<4506> ［終値1304円］116.80%　北米での人件費削減が寄与。例年1-3月期に研究開発費計上額大きくなる傾向も。　

　3位タカラスタンダード　<7981> ［終値664円］116.19%　住宅着工戸数緩やかな回復背景に水回り商品の販売好調。

　11位ベネッセHD　<9783> ［終値3810円］96.51%　「進研ゼミ」広告宣伝例年1-3月期に集中。4-12月期の利益進捗率は高くなる傾向。

　17位三菱ガス化　<4182> ［終値624円］94.50%　
　鮮度保持「エージレス」が正月用の餅に同封。製造設備の定期修繕費用1-3月期に計上、利益圧迫する。

　23位NTT都市開発　<8933> ［終値85200円］91.80%　ロンドンで保有していたオフィスビル売却益計上。特殊な事情。　

・食品や日用品のプライベートブランド（PB=自主企画）存在感大きく。

　イオン　<8267> ［終値1074円］「トップバリュ」2013年2月期売上高7000億円の見込み。5年前の2.6倍に拡大。来期1兆円目指す。

　セブン＆アイ　<3382> ［終値2797円］13年2月期「セブンプレミアム」売上高4900億円を16年2月期1兆円目標掲げる。

　サッポロHD　<2501> ［終値316円］昨年11月ビール大手で初めてPBビール提供。味やパッケージは「スーパードライ」意識。

　カルビー　<2229> ［終値8160円］PB活用にカジを切る。13年3月期PB売上高約50億円。
　PB受託で「カルビーナショナルブランド（NB）を棚に置いてもらうという暗黙の了解」大きな利点に。

　オエノンHD　<2533> ［終値240円］12年12月期酒類事業の売上高に占めるPB比率37%に達し、純利益率過去にに迫る。

・会社がわかる　特集半導体装置　M&A（買収・合併）で技術に厚み。
　東京エレク　<8035> ［終値4120円］アドバンテスト　<6857> ［終値1258円］蘭ASML
　日本勢にとって考えられる活路は2つ。
　R&Dによる技術基盤の底上げ。もう一つは事業領域を半導体以外の分野に広げること。

　東京エレク「受注ガイダンス止める」。製造装置購入する企業が減り、受注の振れ幅大きくなりやすく。
　急な受注に対応できるように在庫準備する仕組み導入。コスト増もビジネスチャンス逸すわけにはいかず。

　アドバンテスト同社のテスターの世界シェア12年に50%超。「13年55%にまでシェアが上昇」

　ニコン　<7731> ［終値2117円］
　半導体の生産効率を飛躍的に高められる大型ウエハーに対応した露光装置を複数台受注。発注先はインテルと見られる。

・ロシア・サハリン沖で石油や天然ガス生産する「サハリン2」プロジェクト。
　総額約2兆円とされる巨額プロジェクトに挑んだ三井物産　<8031> ［終値1371円］と三菱商事　<8058> ［終値1850円］
　2013年3月期に配当などで合計1000億円程度のリターン受け取る。1994年参画から約20年。ようやく投資回収果たせそう。

・円安一服受けて株式市場では輸出関連株に利益確定の売りを入れ、資金の一部を出遅れ感のある内需株へシフトする動き。
　海外投資家による日本株への投資意欲は根強く、内需株が一時的な受け皿になる。
　日経平均株価先週、212年（1.9%）上昇し、2/20には1万1468円と昨年来高値更新。
　投資主体別売買動向2月第2週（12-15日）にかけて海外投資家14週連続、個人は2週連続買い越し。
　株高の基調は変わらないとの見方が優勢な一方で、物色対象には変化が見られる。
　相場の過熱感薄れつつある。東証1部の騰落レシオ22日時点で111%と「買われすぎ」示す120%を割り込んでいる。
　日経平均25日移動平均線かい離率2%と過熱ゾーンとされる5%を下回る。
　東証1部1日平均の売買代金先週、1兆8486億円と2兆円割り込み、前週比2割近く減少。

・ＯＵＴ　Ｌｏｏｋ:今週の株式相場は上値を試す展開に。
　日米首脳会談は日本の環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）交渉参加大きく前進させる内容となり、週明けの市場で好感も。
　日銀総裁人事イベントも無難に通過できそうと。海外景気の思わぬ下振れなど外部要因がリスクとして意識。
　海外勢2月第2週も日本株を1800億円強買い越し。14週連続買い越しに。
　信用買い残8週連続で増加。15日申し込み時点1兆9300億円と2年7ヵ月ぶりの水準に達した。
　リスクは海外景気などの外部要因か。

・Ｗａｌｌ　Ｓｔｒｅｅｔ:今週の米株式相場はバーナンキ米連邦準備理事会（FRB）議長発言に注目。
　量的緩和第三弾（QE3）が前倒しで縮小・停止されるとの観測も市場でくすぶり、発言で相場が揺れる可能性も。
　注目は26、27日バーナンキFRB議長の議会証言と3/1の講演。3/1は財政協議の不振に伴う歳出の強制削減迫る。
　1日の製造業景況感や消費者心理も注目点。

・プロの相場観　向こう１週間の【ブルベア調査】強気派41% （前回比+14）弱気派27%（同+14）中立派32%（同-1）

・世界市場往来：先週の世界の株式相場は主要25指数のうち14指数上昇。
上昇1位フィリピン週間騰落率2.2%（11年末比騰落率52.5%）2位韓国1.9%（+10.6%）3位日本1.9%（3407%）4位フランス1.3%（17.3%）
　下位25上海▲4.9%（5.2%）24位アルゼンチン▲4.7%（27.5%）23位ギリシャ▲4.0%（47.5%）22位ベトナム▲3.3%（35.9%）

・信越化学　<4063> ［終値5710円］の業績改善期待高まる。
　米子会社シンテック（テキサス州）米景気の回復や「シェールガス革命」の恩恵受けると見込まれる。（日経ヴェリタス）

・アマダ　<6113> ［終値576円］米国産業界で起きている海外からの生産回帰「リショアリング」と
　歩調合せ好タイミングで新工場（カリフォルニア州）本格稼働。需要増取り込む。

・2017年にも米国からシェールガス由来の液化天然ガス（LNG）輸入始まる可能性高まる。期待先行の側面も。（日刊工業新聞）

・ソニー　<6758> ［終値1296円］子会社フェリカネットワークス（東京・品川）
　米アップル「iPhone（アイフォーン）」など非接触IC「フェリカ」搭載しないスマートフォン（スマホ）にも
　「おサイフケータイ」同様のサービス提供可能にするシステム開発。フェリカ使ったシステムの採用促す。

・JCVケンウッド　<6632> ［終値252円］
　海外市場向けにクラウドサーバー利用、通信機能充実させた高級カーナビゲーションシステム3月中旬から発売。
　SNS（交流サイト）やインターネット検索、メールの送受信などをカーナビ上で可能に。

・大日本住友製薬　<4506> ［終値1304円］
　再生医療や細胞医薬品など最先端医療分野の研究本格化。ｉPS細胞活用研究プロジェクト4件進める。　

・空気清浄機、中国大気汚染で需要高まる。日系メーカーなど増産急ぐ。
　
　ダイキン　<6367> ［終値3515円］大半が3500元（約5万3000円）以上の高性能モデルが前年同月比3.6倍売れる。
　
　シャープ　<6753> ［終値310円］上海工場にストックしていた3月分の部品やパネル素材全て2月に前倒し増産。

・「世界で最も大気汚染がひどい10都市」中国7つ入る。中国主要500都市で世界貿易機構（WHO)の安全基準満たしているのは1%に。

・ニチコン　<6996> ［終値864円］電気自動車（EV）向け急速充電器の販売拡大。
　2013年3月期40億円程度見込むEV関連製品売上高19年3月期5倍200億円に引き上げる。

・川重　<7012> ［終値283円］シンガポール電力会社が完成目指す超高圧送電用トンネル向けシールド掘進機5基受注。受注額数十億円。　
・シナネン　<8132> ［終値392円］
　主力液化石油ガス（LPG）や灯油の需要開拓に向け住宅エネルギー機器の設置など提案する新業態店舗運営始める。

・ブリヂストン　<5108> ［終値2805円］
　移転に伴い新設する中国・瀋陽市タイヤ工場の生産能力現在の35%増日産5000本に。2014年中に稼働。投資額約245億円。

・防塵用高機能マスク重要キーワード「N95」。在中国日本大使館外出時N95推奨。2009年新型インフルエンザ以来の特需と。

　日本バイリーン　<3514> ［終値423円］N95マスク2月出荷量前月比4倍。

　興研　<7963> ［終値1721円］神奈川県中井工場N95マスク2割増産中。株主優待としてマスク引換券配布。

　重松製作所　<7880> ［終値894円］
　受注は昨年の倍と2月中旬からさいたま市で2割増産。高機能マスク日本での需要は一時的な指摘も。（日経産業新聞）

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第三者割当　

アンジェスMG　<4563> ［終値79000円］5464株　7万3190円　3/11　割当先　A-1合同会社　夢真HD　夢テクノロジー

株式分割

エス・エム・エス　<8923> ［終値222000円］3/31 　1株→200株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

バリューコマース　<2491> ［終値74600円］6/30 　1株→100株　一単元株式数変更 7/1　1株→100株

ブロードバンドタワー　<3776> ［終値52900円］3/31 1株→500株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

パイロットコーポ　<7846> ［終値245200円］6/30 　1株→100株　一単元株式数変更 7/1　1株→100株

公募・売り出し価格

ユナイテッド・アーバン投資法人　<8960> ［終値113800円］19万口

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【今日の一言】

週末の米国株式市場は米連邦準備理事会（FRB）当局者発言受け、金融緩和解除巡る懸念が後退で反発。
ハイテク銘柄けん引。ナスダック市場の上昇大きく。
3市場（NY、アメリカン、ナスダック取引所）出来高は約58億株、昨年1日平均約64.8億株を下回る。

米国株式市場は週間ではﾀﾞｳ工業株30種平均は0.1%高､3週ぶりの小反発､
ﾅｽﾀﾞｯｸ指数は0.9%安､2週続落｡S＆P500種も0.3%安､8週ぶりの反落で終了｡

東京株式市場は週間ﾍﾞｰｽで日経平均株価が1.9%高､TOPIXは2.2%高､ともに2週続伸｡
ﾏｻﾞｰｽﾞ指数は7.4%高､3週ぶり反発､日経ｼﾞｬｽﾀﾞｯｸ平均は3.3%高､2週ぶり反発､東証2部は3.4%高､2週ぶりの反発となった｡
東京市場で日経平均株価は2月12日から10営業日､日々ごとに上げ下げを繰り返す鯨幕相場となっております｡

本日は日銀総裁人事が黒田東彦（はるひこ）アジア開発銀行総裁（68）に決まりそうで為替も円安に振れてきています。

主力株も注目される展開に。

経済産業省22日、ｉPS細胞（人工多能性幹細胞）などを用いる再生医療の産業化に関する有識者研究会に報告書提示。
再生医療関連産業市場規模昨年260億円から2030年1兆6千億円までに拡大と。2050年には3兆3400億円に。
世界全体では昨年3400億円、42年17兆円、62年53兆円に拡大すると予測。

バイオ関連将来的にはすごいことになりそうですね。ただ伸びるものもつぶれるものの玉石混合ですので選別眼が重要になってきます。

本日は2月の権利取り最終売買日です。

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防塵用高機能マスク重要キーワード「N95」。在中国日本大使館外出時N95推奨。2009年新型インフルエンザ以来の特需と。
日本バイリーン　<3514> ［終値423円］N95マスク2月出荷量前月比4倍。

信用取引が活況になってくると日証金　<8511> ［終値623円］だいこうビジネス　<8692> ［終値640円］
また証券代行業に昨年参入のアイ・アールジャパン　<6051> ［終値8000円］も・・・？！

シェールガス関連で日本バルカー　<7995> ［終値234円］も見ているとの市場関係者から・・・

博展　<2173> ［終値424円］尊敬している証券外務員さんから注目してみてるとのメールがありました。

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