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外国為替市場も大荒れ

2012年6月7日(金)雨のち曇り

・NTTドコモ <9437> [終値146000円]携帯電話の音声通話に定額制採用する検討へ。
 2014年度メドに新規発売する携帯電話から音声定額標準サービス(月額1000円前後)にする方針。他社も追随迫られる可能性も。

・政府・自民党6日、来年度税制改正作業、通常より2ヵ月前倒し9月に始める方針。
 成長戦略に力不足との指摘あることから設備投資減税など企業支援に結び付く税制改正に早期に取り組む。

・6日の日経平均株価続落、終値4/5以来2ヵ月ぶり1万3000円割り込む。
 米国株安の流れ受け、1ドル=98円台まで円高・ドル安進み投資家心理悪化。運用リスク避ける傾向強まる。

・株式市場や外国為替市場で荒い値動き続く。
 日経平均株価1万3000円割り込んだ6日は米国の金融政策を巡る不透明感から株や円が方向感失う動き。
 政府の今後の成長戦略や米国景気の行方がカギと。

・大学入試改革がいよいよ動き出す。新たな全国統一試験「到達度テスト」は高校在校中に複数回チャレンジできる特徴。

・トルコ混迷続く。金融市場では政情不安嫌った投資マネーが流出。株価1週間で10%以上下落。
 エルドアン首相強硬姿勢崩左図混乱広がる恐れも。デモ負傷者4000人超(死者3人)。

・孫への教育資金の贈与1500万円まで非課税にする制度対応した金融商品が人気。4月始めた信託銀行の申込額約700億円に達する。
 地銀や証券会社なども申し込みの受け付け開始。

 三井住友銀行 <8316> [終値4060円]13日から専用預金始める。孫名義の専用預金口座設けお金管理。最低預入額10万円。

・日銀 <8301> [終値58000円]株価指数連動型上場投資信託(ETF)198億円購入。この日の下落率0.98%。

・欧州中央銀行(ECB)6日の定例理事会、政策金利過去最低年0.5%で据え置き。ユーロ圏失業率12%超え、内需冷え込む要因に。

・中国粗鋼生産の半分近くを生み出す中国鉄鋼業の膨張止まらず。2012年末時点中国の粗鋼生産能力は9億トン超。うち2億トン分が余剰。
 2億トンは世界の鉄鋼需要の1割に相当。中国で消費しきれない功罪は世界へ溢れ出し、価格下落生み出す。

・日本IBM、大量データの「ビッグデータ」解析技術を使いサイバー攻撃から情報システム守る新型ソフトウエア年内発売。
 新しい攻撃パターンも予測。金融機関などの顧客売り込む。 

・ヤマダ電機 <9831> [終値3780円]
 中国にある天津店6/30に閉鎖。5月末南京店(南京市)閉鎖、中国に残る店舗は瀋陽店(瀋陽市)のみ。日本製品の不買運動響く。

・シャープ <6753> [終値401円]中国パソコン最大手レノボ・グループと中国向けスマートテレビ共同開発。
 シャープ中国南京工場で生産、7月からレノボブランドで販売。

・富士フイルム <4901> [終値1970円]太陽電池に使うシート事業に参入。従来より耐久性3倍程度に高めた製品開発。
 今年度中国中心とする太陽電池メーカー約20社への採用見込む。

・日産 <7201> [終値1030円]三菱自 <7211> [終値139円]軽自動車開発で連携、
 新車販売で約4割占めるまで成長した軽市場を両社の強み持ち寄って開拓。小型車開発ノウハウを海外展開に生かすことが課題。

・5月新車販売ランキング:首位トヨタ <7203> [終値5640円]「プリウス」1万8513台(前年同月比10.9%減)8ヵ月ぶり首位。
 2位ダイハツ <7262> [終値1955円]「ムーブ」(軽)(31.0%増)3位ホンダ <7267> [終値3635円]「NBOX」(軽)(24.4%減)
 4位トヨタ「アクア」(29.4%減)5位スズキ <7269> [終値2395円]「ワゴンR」(軽)(6.8%増)

・外国車新規登録台数、前年同月比17.7%増、2万695台。13ヵ月連続前年実績上回る。
 価格帯1000万円超外国乗用車登録台数約9000台で5割程度増加。 

・大塚製薬 <4578> [終値3075円]サプリメント(栄養補助食品)増産。約90億円かけ米南部アラバマ州に新工場設置。
 2014年に生産能力現在比40%増、年2億1千万錠へ引き上げる。米国でシェア首位の座固める考え。

・ガリバー <7599> [終値553円]2014年にアジア市場に進出。タイ現地企業と組み、中古車の買い取り・販売店30店開設。

・星野リゾート(長野県軽井沢市)温泉旅館なリゾート・リート投資法人の上場へ。
 星野リゾート所有する温泉旅館など6つの物件を150億円で取得運用。上場予定7/12。「訪日外国人増加など観光はこれから成長産業」と

・スマートフォン(スマホ)上位2社の主力モデル搭載される部品需要重なる夏場に向け各社一斉増産。

 村田製作所 <6981> [終値7760円]村田恒夫社長「需要が落ち込む懸念は全くない」と話す。

 日東電工 <6988> [終値5850円]液晶関連部品の売上高4月に前年同月比2割増。14年3月期は過去最高となる900億円投資へ。 

 ミツミ電 <6767> [終値681円]
 スマホのカメラに使われるアクチュエーター生産するフィリピン工場の従業員現在の1万人から夏までに3-4得割増やす。

・新興企業向け株式市場調整色強める。6日東証マザーズ指数前日比113.86ポイント(13.07%)安757.17と4/22以来の安値水準。
 日経ジャスダック平均104円17銭(5.43%)安の1814円28銭と4/11以来の水準。
 急落前5/22〜6/5の下落率は日経平均株価17%に対し、マザーズ4%、ジャスダック7%と小幅に。
 新興株急落の切っ掛けは2つ。
 個人が信用で手掛けていた東電 <9501> [終値475円]急落、追加保証金差し入れ(追証)生じ値持ちの良い新興株換金。
 日経平均株価1万3千円割り込み、今度は中小型株に海外勢の売りが向かうのではないかとの懸念が個人をリスク回避に向かわせたとも。

・投資主体別売買動向5月第5週(27-31日)海外投資家(外国人)2週連続売り越し(1270億円)個人投資家2週連続買い越し(2155億円)

・ジャスダック投資主体別売買動向5月第5週(27-31日)
 海外投資家(外国人)2週連続買い越し(110.27億円)個人投資家4週ぶり売り越し(89.96億円)

・投資主体別売買動向5月月間海外投資家(外国人)8ヵ月連続買い越し(1兆2225億円)個人投資家10ヶ月連続売り越し(8282億円)

・外資系高級ホテルが東京都心で相次ぎ開業。外国人富裕層ビジネス・観光客の受け皿増加は、東京の国際化後押しする。(日経新聞)

・政府6日、経済財政諮問会議開き、系竿財政運営は指針「骨太の方針」素案示す。経済再生と財政再建の両立目指す。
 社会保障、公共工事、地方財政の3つの分野の歳出見直しには「聖域とはせず」と明記。

・政府総合科学技術会議6日、「科学技術イノベーション(技術革新)総合戦略」策定。
 イノベーションを経済成長の原動力と位置付け、エネルギーなど5分野を重点課題に選定。
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)など利用した再生医療で2030年に1兆円規模の試乗創出など目標掲げた。

・帝人 <3401> [終値216円]米行の炭素繊維工場の生産ライン一部9月に停止。設備老朽化に伴い採算悪化、従業員65人程度削減。
 自動車向け炭素戦記複合材料(CFRP)研究開発、数年後米国で量産に乗り出す方針。合理化は事業基盤強化の一環と。

・三菱UFJ <8306> [終値572円]みずほ銀 <8411> [終値188円]
 住宅ローン3年固定金利(最優遇適用)年0.6%に引き下げ。(産経新聞)

・大同メタル <7245> [終値630円]北米自動車市場の回復受け、メキシコでエンジン用軸受の生産能力増強。
 2016年メドに稼働開始時比約13倍の400万台分に引き上げ。追加投資額工場建設と同等の30億円。

・日本無線 <6911> [終値359円]中小型船舶向け海上機器開発強化。第一弾画面サイズ7インチ以下船舶用レーダー開発12月市場投入。

・ヤマダ・エスバイエル <1919> [終値150円]2015年までに売上高1000億円目指す。13年2月期連結売上高398億円。
 親会社ヤマダ電機 <9831> [終値3780円]販路一層活用、家電機器と住宅との一体販売強化。(日刊工業新聞) 

・DIC <4631> [終値213円]半導体回路形成などに使う化学品「アクリル系ポリマー」について長さほぼ100%そろえて作る技術開発。
 半導体の歩留まり向上につながる。9月にも本格生産へ。2015年年間10億円売り上げ目指す。

・大日本スクリーン <7735> [終値523円]パワー半導体や微小電子機器システム(MEMS)センサー向けの製造・検査装置重点的に販売。
 車載用パワー半導体ウエハー回路検査装置数十台受注。価格1台5000万〜7000万円。数年後年100億円の売上高目指す。

・住友鉱 <5713> [終値1262円]米国のモレンシー銅鉱山(アリゾナ州)からの銅原料調達量来夏メドに4割増やす。
 今年度112億円投じる計画。長期的には30万トン分の権益獲得目指す。(日経産業新聞)

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【今日の一言】

NY株式市場は反発。
ダウ工業株30種平均は為替の対円で1ドル=95円90銭に円高・ドル安になったところを嫌気もあり一時14844.22ドル(116.37・0.8%安)も。
日中値幅196.4ドルに。7日の米雇用統計を翌日に控えて不安定な動きと。ここ数週間、相場のボラティリティ―は高まっている。
ドル下落の背景には米雇用統計がさえない結果で米連邦準備理事会(FRB)が資産買入れ策など維持する可能性との見方。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約39億株と1日平均約64億円上回る。

欧州株式市場は大幅続落。欧州市場は最近の値動きは東京市場をそのまま映しているような感覚にも見えています。
序盤上昇も欧州中央銀行(ECB)理事会で景気見通し引き下げと追加刺激策示さなかったことに反応した。

東京株式市場は日経平均株価は0.85%の下落ながらも5月以降初めて続落。2日連続で75日移動平均線(需給線)下回る。
市場参加者から直近高値(15627円 5/22)から20%落ち12574円は下回りたくないところと・・・

個人投資家の多い新興市場が大きく下落。
6日東証マザーズ指数前日比113.86ポイント(13.07%)安757.17と4/22以来の安値水準。
日経ジャスダック平均104円17銭(5.43%)安の1814円28銭と4/11以来の水準。

追加保証金差し入れ(追証)生じ新興市場を売ったのか、下がったから追証発生かニワトリか卵が先かわかりませんが・・・
急騰したバイオ関連など数多くの銘柄がストップ安で終わっています。

個人の痛みは予想以上となってきたようなところも・・・
今年初参加や再出動した個人投資家の初めての試練となってきたところです。
昨日の新興市場の大幅安を受けて本日から週明け10日(月)まで影響が出て来そうですが、「買い場」到来とも言えそうです。

日経平均株価の25日移動平均かい離率は6日現在でマイナス10.9%(5%上下乖離で買われすぎ、売られ過ぎの目安)となっております。
同指数は5/22はプラス9.1%から反落しています。
為替が円高と日本株にとっては逆風伴っていますが、資金管理確りしながらも買っていきたくなっております。

IT(情報技術)関連の好業績銘柄インターネットイニシアティブ <3774> [終値3330円]コムチュア <3844> [終値1600円]

外資系高級ホテルが東京都心で相次ぎ開業。外国人富裕層ビジネス・観光客の受け皿増加は、東京の国際化後押しする。 
一休 <2450> [終値122000円]日足チャートでは年初からの上昇後で初めての75日移動平均線タッチとなります。

割り切りにもなってきますがこんな相場の時ですから大同工 <6373> [終値268円]K氏の銘柄ではないかとの噂も・・・?!

バイオ関連は値動きが激しいので、少ない株数で慎重に少なめでいいかとも・・・
通常なら追証に伴う損切りが出て来そうなところですが・・・

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