世界株式時価総額過去最高

2012年10月31日（木）晴れ時々曇り

・日米両政府、原子力発電所の事故リスク評価する統一基準作る方針。
　5年後に目標に津波、地震、火災など原発事故巡るリスク評価に数値基準、データの共有めざす。
　日本では原発の安全対策の強化につながり、関連の投資が必要に。

・三菱UFJファイナンシャル・グループ　<8306> ［終値629円］米金融大手モルガン・スタンレーと共同
　来年１月から国内富裕層向け資産運用ビジネスに乗り出す。1億円以上の資産持つ個人対象に投資助言。　

・NTTデータ　<9613> ［終値3275円］
　スペインIT（情報技術）大手エヴェリス（マドリード市）約500億円で買収。手薄な欧州や中南米での事業基盤固める。

・政府経済財政諮問会議（議長・安倍晋三首相）の民間議員が来年度予算編成で社会保障や公共事業合せた政策経費72兆円規模と提言。
　今夏の概算要求から3兆円削減。成長戦略の分野に重点配分する「優遇課題推進枠」1兆円規模とメリハリ効いた予算配分編成求めた。

・製造業、円安や原油高に伴う原材料の上昇分、製品価格の上昇で吸収出来てるかの度合いで業種格差目立つ。
　自動車などの輸出産業は海外での販売価格が円換算で大幅上昇。
　化学や鉄鋼といった素材産業や食品など内需型産業は原料高に製品価格の上昇が追い付かず。

・米国とドイツで株価指数が最高値つけ、世界全体の株式時価総額6年ぶりに過去最高更新。
　10/29時点63兆ドル（約6200兆円）超、リーマン・ショック前2007年10月水準上回る。流動性に依存した株高にも脆さも。

　世界主要株価指数年初来騰落率、日経平均39.5%、米国19.7%（10月高値更新）、イタリア18.3%（10月高値更新）、
　フランス17.5%（10月高値更新）、豪州16.3%（10月高値更新）、英国14.9%、インド8.3%（10月高値更新）、韓国3.1%（10月高値更新）
　ロシア▲2.3%、中国（上海）▲4.8%、ブラジル▲10.5%。（欧米は29日、アジアは30日時点）

・民間調査機関10社、30日まとめた7-9月期国内総生産（GDP）予測、年率換算の前期比平均で1.6%増と4-6月期3.8%増に比べ大きく下がる。
　新興国向け中心に輸出が伸びず。外需の低迷は消費増税後の不安材料になってきている。
　来年4月の消費増税控えた駆け込み需要が底上げ要因、10-12月期は前期比年率換算で3.7%増、1-3月期は4.8%増へ加速へ。
　13年度実質経済成長率予測2.7%、14年度は1.0%、13年度は内閣府8月まとめた13年度見込み2.8%に届かない可能性も。

・米住宅の値上りペース鈍る。ローン金利上昇で住宅購入に慎重になる個人が増加。販売頭打ちに。

・9月の消費者物価指数234.149と前月比0.2%上昇。市場予測平均（0.1%上昇）上回り、5ヵ月連続で上昇。

・ソフトバンク　<9984> ［終値7520円］7月買収した米携帯電話3位スプリントが苦戦。大手4社で唯一加入者減少続く。
　高速通信サービス「LTE」インフラ整備遅れ、先行するライバルと互角に戦えるようになるには時間も。

・スマートフォン（スマホ）市場急拡大続く。米IDC、7-9月期世界出荷台数前年同期比39%増2億5840万台となり、四半期ベースで過去最高。
　携帯電話端末全体に占めるスマホの割合55%達する。10-12月期も新製品発売追い風に好調な販売続くと予想。
　メーカー別、首位韓国サムスン出荷台数前年同期比41%増、シェア31.4%。2位米アップルシェア13.1%（▲1.3）との差広げる。

・ホンダ　<7267> ［終値3965円］エコカー開発や新興国中心とした世界市場の攻略に経営資源集中。
　自動車電子部品子会社、ホンダエレシス（横浜市）の全保有株式、日本電産　<6594> ［終値9100円］に売却。
　ホンダソルテック（熊本県大津市）来年3月解散。太陽電池事業から撤退。　

・JT　<2914> ［終値3550円］30日、
　国内4工場の閉鎖と営業拠点の縮小、1600人の人員削減。最高益更新見込む好業績下でもリストラ進める。

・花王　<4452> ［終値3155円］2013年12月期連結純利益640億円に。従来予想30億円下回る。
　子会社カネボウ化粧品の美白化粧品起こした白斑問題絡み、回収関連費用113億円と想定より膨らむ。

・関西電力　<9503> ［終値1268円］2013年4-9月期連結経常利益315億円の黒字（前年同期1719億円の赤字）。
　4-9月期としては2年ぶりに黒字転換。

・北海道電力　<9509> ［終値1284円］2013年4-9月期連結決算、経常損益376億円の赤字（前年同期494億円の赤字）。

・富士重工　<7270> ［終値2715円］2014年に新型スポーツワゴン車市場投入。車名「LEVORG（レヴォーグ）」国内向け開発。
　「レガシィ」などより小型化、運転支援技術「次世代アイサイト」採用。「東京モーターショウ2013」で試作車展示。　

・ガンホー・オンライン　<3765> ［終値64700円］急落、制限値幅下限（ストップ安水準）まで売られる。
　スマートフォン（スマホ）ゲーム「パズル&ドラゴンズ」の伸びにブレーキで失望感。他のスマホゲーム関連株にも波及。

・不動産投資信託（REIT）全体の値動き示す東証REIT指数30日、ほぼ1ヵ月ぶりの高値付ける。投資信託の個人マネーの流入も需給好転。

・裁定取引に伴う買い残（25日時点）前週比1142円減　3兆4878億円。3週ぶり減少。売り残2週ぶり増加。48億円増、257億円。

・信用評価損益率（25日申し込み）マイナス5.93%、前週マイナス5.52%から悪化。2週連続悪化。

・金の国外流出続く。4-9月輸出量は約53.2トンと前年同期の2倍に達した。
　輸出から輸入差し引いた流出量も約37.3トンで前年同期比2.1倍。個人の換金売りが主因と。

・レギュラーガソリン店頭価格（全国平均）は前週比0.3円安1リットル159.8円と160円下回る。値下がり3週ぶり。（日経新聞）

・三菱重工　<7011> ［終値627円］含む企業連合29日、トルコが黒海沿岸都市シノップで計画、原発建設受注で同国政府と正式に合意。
　東電　<9501> ［終値525円］福島第一原子力発電所事故後、日本の原発輸出正式に決まったのは初めて。
　安倍晋三首相「世界の原子力安全の向上図ることは日本の債務だ」と述べ、安全確保前提に原発輸出推進する考え強調。

・任天堂　<7974> ［終値11220円］2013年9月中間連結決算最終損益、6億円の黒字（前年同期279億円の赤字）と中間期で4年ぶり黒字確保。
　円安で生じた利益で営業損益は232億円の赤字。中間期営業赤字は3年連続。
　
・オリコ　<8585> ［終値260円］の提携ローン扱う地方銀行と第二地方銀行計14行で7行が取引停止、2行が停止の検討へ。（産経新聞）

・JR東海　<9022> ［終値12870円］東海道新幹線全線対象、コンクリート橋補強して耐用年数延ばす。
　高耐食性メッキ鋼板開発、コンクリート橋の下面に取り付けて鉄筋量増やすことで数十年延命。3年間で930億円投じる。　

・富士通フロンテック　<6945> ［終値801円］無線識別（RFID）タグとそれを読み取るリーダライターなど周辺機器生産増強。
　設備投資額1億円。病院向け検体チェック用やリネンタグ、アパレル分野で旺盛なRFIDタグ需要に対応。

・日本電産　<6594> ［終値9100円］ホンダ　<7267> ［終値3965円］子会社ホンダエレシス（横浜市）500億円で買収。
　エレシス手掛ける自動車電子制御ユニット（ECU）と日本電産のモーター組み合わせてモジュール化し、製品の付加価値高める。
　エレシスの販売先はホンダ向けが95%、日本電産、ホンダ以外のメーカー拡販狙う。「ボッシュのような会社目指す」

・アンジェスMG　<4563> ［終値65500円］開発中の高血圧治療ワクチンについて、
　共同研究パートナー大阪大学、安全性と有効性示す動物実験の研究成果、日本高血圧学会が先週開いた総会で発表。　

・アールテック・ウエノ　<4573> ［終値1714円］開発中網膜色素変性治療薬「ウエプロストン」第2相臨床試験行った千葉大研究者、
　治療薬効果裏付け。同治療薬第三相臨床試験国内で進め、先ごろ180症例の登録完了。（日刊工業新聞）

・NTT　<9432> ［終値5130円］
　掲示情報を閲覧者が持っているスマートフォン（スマホ）に配信できるデジタルサイネージ（電子看板）開発。
　無線LAN（構内情報通信網）使うため電話の通信回線つながりにくい災害時などにも有効な情報配信手段に。同時に100人程度閲覧可能。

・クラリオン　<6796> ［終値130円］トラック向けなどの周囲確認システム開発。後付可能。2014年春発売、年5000台の販売見込む。
　上空から撮影したような映像を運転席のモニターに表示することで死角に人がいないか確認できる。

・ACCESS　<4813> ［終値672円］スマートフォン（スマホ）やタブレット（多機能端末）のアプリ（応用ソフト）
　従来の半分以下の手間で作れるクラウドサービス開始。開発者は画面を作り必要な部品呼び出すだけで済む。　

・タカラバイオ　<4974> ［終値2260円］11月から病気の原因となる細菌の遺伝子情報の解析サービス始める。
　米国パシフィック・バイオサイエンシズ（カリフォルニア州）製新型シーケンサー（塩基配列解読装置）で
　大学や製薬会社の基礎研究支援。領域広げ事業全体で7億円の売りあげ目指す。

・再生医療製品の早期承認にらんだ薬事改正法案と再生医療安全確保法案の国会審議に30日入った。一気に再生医療大国への脱皮狙う。
　再生医療製品最短3〜4年で販売可能、開発費も大幅に圧縮できる。
　再生医療新法では医療機関内でのみ認められた細菌培養も外部施設にも認め、事業の効率化見込める。
　今回の改正法は欧米に追い付く好機に。国内医薬品業界「再生医療特需」狙いに沸き立つ。（日経産業新聞）

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株式分割

GMOアドパートナーズ　<4784> ［終値216700円］11/30 　1株→200株　一単元株式数変更 12/1　1株→100株

公募・売り出し価格

プレミア投資法人　<8956> ［終値403000円］39万2925円　申込み10/31-11/1　払込日11/7

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は反落。
米連邦公開市場委員会（FOMC）で金融緩和維持決定したものの、
FOMC声明でハト派的トーンが後退と受け止められ、株・債券が売られ、ドルは上昇。
金融市場の引き締まりに関する文言が削除、住宅ローン上昇への懸念にも言及せず。

欧州株式市場はまちまち。
終盤にかけて利益確定に動く。

東京株式市場で日経平均は大幅反発。
東証1部出来高は34.8億株、売買代金は2兆7213億円と膨らむ。
東証1部騰落数は値上がり1067銘柄、値下がり598銘柄、変わらず89銘柄に。

新興市場はガンホー　<3765> ［終値64700円］がストップ安まで売られ、
ゲーム関連やネット関連、バイオ株など個人投資家の物色の多い銘柄が負の連鎖受ける。
マザーズ指数は840.84と51.13ポイント（5.7%）下落。
日経JASDAQ平均も1939.26と21.97ポイント（1.1%）下落と東証1部市場と真逆な展開。

日経新聞でマザーズ市場の信用比率が高水準との記事も下げの場面で懸念強まったところも・・・

ガンホー　<3765> ［終値64700円］の落ち着きが待たれるような新興市場です。
ガンホーが担保でも建玉でも大幅安で、信用余力が少なくなり、他の持ち株を売らざるを得なくなったところも・・・
超人気銘柄のショック安は意外と長引き恐れも・・・
どうしても突っ込み買いで反発しないとその方たちの売りが出てくるような動きとなることも多いところ。

本日はダウ工業株30種平均など米国3指数は下落も、為替が円安・ドル高となっており、主力株はしっかりした展開に。

日本電産　<6594> ［終値9100円］ホンダ　<7267> ［終値3965円］子会社ホンダエレシス（横浜市）500億円で買収。
エレシス手掛ける自動車電子制御ユニット（ECU）と日本電産のモーター組み合わせてモジュール化し、製品の付加価値高める。
エレシスの販売先はホンダ向けが95%、日本電産、ホンダ以外のメーカー拡販狙う。「ボッシュのような会社目指す」

再生医療製品の早期承認にらんだ薬事改正法案と再生医療安全確保法案の国会審議に30日入った。一気に再生医療大国への脱皮狙う。
再生医療製品最短3〜4年で販売可能、開発費も大幅に圧縮できる。
再生医療新法では医療機関内でのみ認められた細菌培養も外部施設にも認め、事業の効率化見込める。
今回の改正法は欧米に追い付く好機に。国内医薬品業界「再生医療特需」狙いに沸き立つ。

5月高値期日が来るバイオ関連株も投げたところは材料も多くどこかで上昇しそうなところです。
どこでガンホーショック一巡となるのか見極めて動きたいところです。

本日も決算銘柄多く、ザラ場中に出る決算物は逆指値で売り買い張って、動いた方の順張りで短期回転も決算期には有効です。

12月優待権利取りで昨日も見ていましたがマクドナルド　<2702> ［終値2689円］注目してます。

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