チャイナショック？！

2012年1月24日（金）晴れ時々曇り　日中は春模様

・日産　<7201> ［終値934円］と資本提携先仏ルノー、生産と開発を一体運営する体制へ移行。両社工場で相乗り生産でるように。
　両社合計で年間400億円以上のコスト削減。それぞれ経営の独立性維持しながら、事業での実質的な統合進める新たな段階へ。

・厚生労働省、自営業者らが加入する国民年金の納付率向上に向けた対策。
　所得400万円以上で保険料13ヵ月以上滞納している人対象に資産差し押さえなど強制徴収に踏み切る。4月から順次実施へ。　

・ソフトバンク　<9984> ［終値8539円］スマートフォン（スマホ）の音声通話に4月から定額制導入。
　主力の料金プランは月6980円で音声分は実質1280円。高速通信サービス「LTE」対応スマホで新規契約か機種変更する人対象。

・安倍晋三首相25日、インドでシン首相と会談、ニューデリーの地下鉄整備や省エネルギー支援に約2100億円の円借款供与表明する。
　訪日歴などの条件満たせば一定期間、何度でも訪日できる数次査証（ビザ）発行する方針も。

　首都ニューデリー地下鉄「デリーメトロ」拡張第三期工事に1489億円の円借款。2016年4月完成目指す。総事業費約7200億円。
　三菱電機　<6501> ［終値846円］東芝　<6502> ［終値490円］など車両の電装部品、日本信号　<6741> ［終値960円］自動改札機受注。

　600億円の円借款は省エネ事業に供与。太陽光や風力などの発電所開発支援。　

・みずほ銀　<8411> ［終値237円］昨年9月に発覚した暴力団融資問題は、佐藤康博頭取の辞任に発展。林信秀副頭取（56）昇格人事。
　唐突な交代劇、経営改革の行方混沌。

・ファーストリテイリング　<9983> ［終値38825円］今月中にも香港証券取引所に上場申請へ。
　3月末までに承認される見通し。中国での知名度向上で、大量出店続けている中国での事業拡大に弾みをつける。

・国税庁23日、少額投資非課税制度（日本版ISA=NISA）の口座開設数、2013年末時点で約475万件。
　政府20年の目標としてきた1500万件の3分の1近くに達した。貯蓄から投資への流れ加速しそうと。

・中国パソコン大手レノボ・グループ23日、米IBMからパソコンベースにした安価な「PCサーバー」事業買収へ。
　買収額23億ドル（約2400億円）、今回の買収機に企業向けサーバー事業に本格的進出。

・韓国・現代自、2013年通年連結営業利益、2010年以降で初めて前年割れ。韓国や欧米など先進国市場で販売伸び悩む。
　ウォン高やストライキによる韓国工場の稼働率低下で採算悪化。営業利益8兆3154億ウォン（約8千億円）前期比1.5%下回る。

・中国企業の資金調達コスト上昇。成長減速による企業の信用力低下に加え銀行が短期金利の上昇を顧客向け貸出金利に転嫁しているため。
　コマーシャルペーパー（CP）の平均金利は1月上旬に一時2年3ヵ月ぶりの水準に上昇。企業の景況感悪化につながる。

・英金融大手HSBC23日発表、1月製造業購買担当者景気指数（PMI）速報値、
　前月比0.9ポイント低い49.6となり、半年ぶりに好不況の分かれ目である「50」を下回る。

・インドネシア資源の輸出国から消費国への構造転換迫られている。
　ニッケルなど鉱石の輸出を未加工のままでは禁じ、国内で製錬義務付けて素材産業の育成図る。
　液化天然ガス（LNG）についても米国からの輸入決めた。中国やロシア勢は投資に動き始めた。

・タイの反政府デモ隊「バンコク封鎖」掲げ、都市部主要7交差点を占拠して10日余り。
　都市部の鉄道は通常通り運行、日系企業の業務への影響も今のところ限定的。

・学研HD　<9470> ［終値329円］タブレット（多機能端末）で利用するデジタル教材で小中学校などの需要掘り起こす。
　大阪足場に全国展開目指す。学習意欲の向上や理解促進につながりそう。

・トヨタ　<7203> ［終値6256円］2014年の世界販売台数、
　ダイハツ　<7262> ［終値1775円］日野自　<7205> ［終値1578円］含むグループ全体で前年比4%増、1032万台とする計画発表。

・ANAHD　<9202> ［終値227円］と米ボーイング、787型機の運航停止巡る補償で合意。
　被害の補償としてボーイングから発注済みの航空機代金の割引き受ける。欠航による利益減少分ほぼ補える見通し。
　現金なら課税対象で値引きなら減価償却費も抑えられると判断。

・ソニー　<6758> ［終値1764円］ヒトゲノム（全遺伝子情報）買い精機事業に参入。
　エムスリー　<2413> ［終値284900円］と遺伝子解析装置世界最大手米イルミナと2月中に合弁会社設立で合意。
　新会社「P5（ピーファイブ）」で資本金1億1875万円。ソニーとエムスリーの出資比率同じで両社合計で8割前後。

・オリンパス　<7733> ［終値3100円］
　中国で安価な消化器用内視鏡システムを年内発売。価格従来品比3分の1以下。低価格機種の普及で医療環境が大幅に改善されそう。

・2013年の粗鋼生産量、前年比3.1%増、1億1057万トン。建設需要の旺盛な伸びに支えられ、3年ぶりに増加。5年ぶりの水準。

・横浜ゴム　<5101> ［終値983円］中国江蘇省に乗用車用タイヤの生産工場増設。投資額265億円。2014年4月に稼働。
　中国で販売する補修用タイヤ年間100万本生産、17年末までに生産能力600万本に引き上げる。新車用タイヤ生産も検討。

・東証投資主体別売買動向1月第2週（14-17日）海外投資家（外国人）2週連続売り越し（371億円）個人投資家2週連続買い越し（1123億円）

・ジャスダック投資主体別売買動向1月第2週（14-17日）
　海外投資家（外国人）2週ぶり買い越し（65.57億円）個人投資家6週連続売り越し（37.04億円）（日経新聞）

・トヨタ　<7203> ［終値6256円］労働組合、平成26年春闘労使交渉、ベースアップ（ベア）に相当する賃金改善分として月額4千円要求へ。
　三菱自　<7211> ［終値1160円］マツダ　<7261> ［終値535円］それぞれ労働組合は3500円のベア要求する方針。

・安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」効果が素材産業にも波及し、各業種では素材価格値上げによるデフレ脱却への動き進みつつある。
　粗鋼生産前年比3.1%増、1億1057万トン、3年ぶり前年上回る。
　セメント年間生産量前年比4.1%増、6169万4000トン、5年ぶりに6千万トン大台超える。
　エチレン生産量前年比8.9%増、669万2500トンと3年ぶりに前年実績上回る。

・クレディセゾン　<8253> ［終値2698円］約30年ぶりにクレジットカードの基幹システム刷新。
　10月にグループのユーシーカード（東京・港）とシステム統合。総投資額1500億円、2015年3月期から費用計上。　

・インターネットイニシアティブ（IIJ）　<3774> ［終値2863円］クラウドサービス拡大。
　日本と中国で受注活動強化。今後1年間で中国でのクラウドサービスの売上高倍増させることを目指す。

・国際協力銀行（JBIC）大紀アルミ　<5702> ［終値282円］に対し、
　インドネシア事業に必要な資金700万ドル（約7億3000万円）を27日に融資。
　三井住友銀行　<8316> ［終値5267円］との協調融資で融資総額1000万ドル（約10億4000万円）。
　大紀アルミは資金使い、同国でアルミニウム合金の生産・販売体制強化。（日刊工業新聞）

・旭硝子　<5201> ［終値630円］秘匿性の高い印刷物の流出防ぐため、帝人　<3401> ［終値251円］開発した書籍の遠隔管理システム導入。　

・ピクセラ　<6731> ［終値184円］スピーカー機能搭載したビデオ・オン・デマンド（VOD）サービスの受信機開発。
　緊急警報をスピーカーからの音声で知らせるほか、複数の事業者が提供するVODサービスも1つの機器で受信。

・2013年12月の7国内パソコン出荷台数、前年同月比16.1%増、133万台。12月単月としては過去最高、3ヵ月連続の2ケタ増。
　4月サポート終了迫る「ウィンドウズXP」の買い替え需要が法人向けで好調。個人向けも消費増税前に需要戻り始めている。

・ガンホー・オンライン　<3765> ［終値696円］香港と台湾で人気ゲーム「パズル＆ドラゴンズ」の配信始めた。
　まず日本版で開始、今後は現地語への翻訳も検討。国内ファンの成熟を受け、海外展開加速。

・ミクシィ　<2121> ［終値7040円］
　スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」利用者数200万人突破。配信開始以来約3ヵ月で達成。（日経産業新聞）

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第三者割当　

ニッセンHD　<8248> ［終値402円］319万5600株　払込み1/29 　

株式分割

UBIC　<2158> ［終値2711円］3/31 　1株→10株　一単元株式数変更 4/1　10株→100株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅下落。
ダウ工業株30種平均は3営業日続落。
中国1月のHSBC中国製造業PMI速報値、景気判断の節目となる50を6ｶ月ぶりに下回り、リスクオフの姿勢鮮明に。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約億株、今年1日平均約億株

欧州株式市場は大幅下落。
米経済指標が投資家の失望を誘った。
中国の景気指標と相まって、世界経済の見通しに対する悲観的な見方が出て売りにつながる。

東京株式市場で日経平均は反落。
国内企業業績への期待感が膨らみ､主力輸出関連などを中心に朝方は買いが先行する展開も、
1月のHSBC中国製造業PMI速報値が発表され､景気判断の節目となる50を6ｶ月ぶりに下回ったことをきっかけに日経平均先物に売りが優勢。
現物株もこれに引きずられる格好でﾏｲﾅｽに転落｡
東証1部全銘柄のうち､値上がり銘柄数は251､値下がりは1504でほぼ全面安商状｡

新興株式市場は日経ｼﾞｬｽﾀﾞｯｸ平均株価は2172円82銭(前日比14円68銭高)と7日ぶりに反落し､
東証ﾏｻﾞｰｽﾞ指数は1015.46(前日比19.88ﾎﾟｲﾝﾄ安)と反落した｡

学研HD　<9470> ［終値329円］タブレット（多機能端末）で利用するデジタル教材で小中学校などの需要掘り起こす。
大阪足場に全国展開目指す。学習意欲の向上や理解促進につながりそう。

中国最大（世界最大）の銀行である中国工商銀行が販売した財テク金融商品（理財産品。企業への融資債権を債券化したもの）が、
1月末の満期日に償還（投資家に満期金を返すこと）ができず債務不履行（デフォルト）になる可能性との噂も・・・

本日は投資カレンダーの「ポイントの日」というのも少し嫌なところでもありますが・・・

また日刊ゲンダイで櫻井英明さんの集中連載が先週17日で終了したことも嫌なジンクスです。
第1回は2013年5/20頃終了、第2回は選挙直前、そして今回です。

日経平均株価では1万5100円台は止まりどころではないかとも思われますが・・・

企業決算は来週から本格化で悪いことはないとのことなら、ずるずる下落しっぱなしということはないとも思われます。

なんか買いたいための、からめ手も「チャイナショック」演出したようなところも・・・

ただ動揺が大きく広がる懸念も多少ありますので警戒は必要ですが・・・

日経レバレッジ　<1570> ［終値10910円］日経ブル2倍　<1579> ［終値11420円］の突込み。

個別ではワイヤレスゲート　<9419> ［終値3870円］カイオム・バイオ　<4583> ［終値4055円］セック　<3741> ［終値5010円］など
大きく突っ込む時は狙いたいところも・・・

ただ無理は禁物といったところですね。

師匠はまたチャートが整いやすくなってくるようなことを話していました。

「銘柄も投資家も疲れが出て来ているし、ひと息入れて呼吸を整えましょう」と。

・　<> ［終値円］

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