NISA３０００億円流入

2012年2月7日（金）晴れ時々曇り　明日は大雪注意

・政府、高速増殖炉もんじゅ（福井県敦賀市）の実用化の目標白紙へ。
　トラブル続き、燃料となるプルトニウム増やす「増殖」のメド立たないため。各ごみ施設に転用案も。

・ソニー　<6758> ［終値1624円］テレビ事業の分社やパソコン事業の売却など柱とするエレクトロニクス事業の再構築発表。
　国内外で約5000人の人員削減。スマートフォン（スマホ）やゲームなどに経営資源集中、事業再生急ぐ。
　2014年3月期1100億円の連結最終赤字に。

・国土交通省、高速道路の混雑に応じて変える料金制度2016年度にも導入する検討へ。
　自動収受料金システム（ETC）などIT（情報技術）の活用で料金の変更や交通量の把握しやすくなったことが背景。交通量の分散促す。

・少額投資非課税制度（日本版ISA=NISA）通じた個人投資家の資金市場流入。開始1ヵ月利用状況、3000億円規模の資金が流入。
　1月中にNISA口座開設人数10社（大手5社とネット証券5社）合計で275万人。このうち17%にあたる47万人が取引開始。

・NISA口座、個人の人気は武田　<4502> ［終値4565円］トップ。配当利回り比較的高い大型株が並ぶ。
　みずほ　<8411> ［終値206円］キヤノン　<7751> ［終値2889円］トヨタ　<7203> ［終値5785円］上位。

・欧州中央銀行（ECB)6日理事会、政策金利年0.25%で据え置きも内需の弱さから物価が上がらない「ディスインフレ」への警戒広がっている。
・総額5兆4654億円の2013年度補正予算6日、成立。
　4月の消費増税後の景気下振れ抑える狙いも、工事現場の人手不足で公共事業の執行が遅れがち。　

・韓国サムスン電子が世界のIT（情報技術）大手との間で特許の相互利用契約締結急ぐ。特許訴訟のリスク軽減する狙い。

・中国商務省、2014年春節（旧正月）休暇の全国小売売上高が前年同期比13.3%増の6107億元（約10兆3000億円）。
　伸び率統計取り始めた05年以来、最も低い水準。官公庁や国有企業が高額消費抑制、倹約の動きは一般消費者の間にも広がる。

・米自動車大手3社、2013年通期決算、実質的な増益確保。北米市場下支え。
　ゼネラル・モーターズ（GM）とフォード・モーターは北米で稼いだ資金を中国などに積極投資、アジアを第2の収益源育てようと。
　14年は3社とも北米の成長が減速する見込みで、業績回復は踊り場迎えそう。　

・2013年の米貿易赤字、約4715億3200万ドル（約48兆円）、09年分以来4年ぶりの低水準。12年分と比べ11.8%縮小。

・住友商事　<8053> ［終値1245円］電気自動車（EV）使用済み電池使った大型蓄電システム開発。
　EV使用済みリチウムイオン電池使った大型蓄電システムは世界初。2017年度にも本格展開。

・三井化　<4183> ［終値247円］ウレタン原料生産する鹿島工場（茨城県神栖市）の閉鎖など柱とするリストラ実施。特損320億円計上。
　2014年3月期連結最終損益前期比230億円の赤字（前期は81億円の赤字）となる見通し。

・テラ　<2191> ［終値1933円］遺伝子分析行うジナリス（横浜市）がん患者の遺伝子検査受託する新会社「ジェノサイファー」2月中に設立。
　来年にもがん治療をする医療機関への支援サービス開始。新会社当初2千万円。テラ51%出資。

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・東証投資主体別売買動向1月4週（27-31日）海外投資家（外国人）4週連続売り越し（7402億円）個人投資家4週連続買い越し（6198億円）

・ジャスダック投資主体別売買動向1月4週（27-31日）
　海外投資家（外国人）2週連続売り越し（34.93億円）個人投資家2週連続買い越し（48.37億円）

・1月月間投資主体別売買動向海外投資家（外国人）5ヶ月ぶり売り越し（1兆1696億円）個人投資家5ヶ月ぶり買い越し（1兆4270億円）。

・東京都心（千代田・中央・港・新宿・渋谷）5区1月末オフィスビル平均募集賃料3.3平方メートル当り1万6242円と2013年12月末比35円上昇。
　1月末空室率7.18%、13年12月末比0.16%低下。4年8ヵ月ぶりの低水準。残る空室で賃料引き上げる動き増えた。

・世界の航空会社の間でパイロットの争奪戦始まった。
　今後20年でパイロットが新たに50万人必要となる見通し。各国政府も自国の航空会社を後押し。（日経新聞）

・富士山火山防災対策協議会6日、初の広域避難計画まとめた。30センチ以上の降灰による避難対象者3県（静岡・山梨・神奈川）で47万人。
　溶岩流による避難対象者山梨、静岡両県で最大約75万人と昨年3月試算と同じに。

・日本マクドナルド　<2702> ［終値2502円］2013年12月期連結決算、客離れ止まらず、売上高前期比11.6%減2604億円と5年連続の減収。
　経常利益56.9%減の102億円、最終利益60.1%減の51億円と2年連続の減益。　

・東京海上日動火災　<8766> ［終値2929円］
　自動車保険で2003年6月以前の退陣事故で生じた臨時費用に対する保険金に不払い。最大10万件規模に及ぶ可能性も。（産経新聞）

・住友ベーク　<4203> ［終値362円］先端半導体基板材料、2014年春までに半導体基板メーカーと提携、新たな連続生産方式立ち上げ。
　基板メーカーと協業で低コスト化に対応する事業モデルに転換。同材料で2017年度ごろ年商250億円目指す。　

・グンゼ　<3002> ［終値257円］
　アイルランド・コヴィディエン（ダブリン市）と両社の技術組み合わせた手術用自動縫合器を世界規模で販売合意。

・日本アジア投資　<8518> ［終値106円］6年ぶりに人員補強。
　未上場企業を金銭面から支援するベンチャーキャピタル経験者ら即戦力となる人材に限って正社員雇用。

・理化学研究所、
　ｉPS細胞（人工多能性幹細胞）作製する時に遺伝子発現しやすくする因子加えることで作製効率約20倍に高まること明らかに。（日刊工業新聞）

・東洋エンジ　<6330> ［終値427円］自噴しなくなった油田から残存原油無駄なく回収する事業始める。
　専用プラント据え付けてくみ出すといった油田再活用の計画立案など担う。将来10億〜20億円ほどの利益出す事業に育てる考え。
　通常採掘できる原油は埋蔵量の1〜2割ほど。この技術「EOR」導入すると同比率最大6割近くまで高められる。これまで10件ほどの実績。

・米ツイッターと株式市場の「成長イメージの違い」が深刻に。
　2013年10-12月期決算、売上高2億4267万ドル（約246億円）と前年同期比約2.2倍に急成長。同社株価発表後急落。
　原因は利用の伸びの鈍化傾向が強まったこと。

・LINE（東京・渋谷）2013年1-12月期売上高518億円。基幹事業LINE事業売上高343億円。
　13年10-12月期、LINE事業売上高122億円と前年同期比約5.5倍。
　ゲーム内アイテム課金6割、イラストスタンプ課金2割。企業向けサービスの収入も増加。世界3億4千万人登録、5億人目指す。

・スクエニ　<9684> ［終値2576円］ロールプレイングゲーム（RPG）「ドラゴンクエストモンスターズ　スーパーライト」
　有料アイテム巡る問題でゲーム内容修正。ゲーム内仮想通貨で実質返金。ゲーム業界前例が出来、波紋も。　

・セーレン　<3569> ［終値745円］スマートフォン（スマホ）などに使う基板や液晶パネル薄型化する印刷機開発。年内にも量産開始予定。

・GMOインターネット　<9449> ［終値1183円］グループ内の社員に占めるエンジニアやクリエーターらの割合、
　現在の3割から2-3年後メドに58割超に引き上げる方針。主力ドメインやサーバーなどの事業大きく伸びると判断。

・日本の恋愛ゲーム、海外で人気集める。
　NTTソルマーレ（大阪・中央）「恋忍者戦国絵巻（NINJYA LOVE）」美しい画像と恋愛疑似体験が20〜30歳代の女性の心つかむ。
　ボルテージ　<3639> ［終値1582円］海外へコンテンツ輸出始める。
　日本で人気のタイトル15作英語に翻訳して米国に配信。現地人の好み修正、人気博す。

・新日本科学　<2395> ［終値1378円］再生医療などに活用期待される新たな万能細胞「STAP（スタップ）細胞」の研究開始。
　マウスの次の段階のサルの細胞使って研究進める。　

・富士重工　<7270> ［終値2639円］好調な販売との裏で国内は在庫不足が顕在化。
　販売好調なハイブリッド車（HV）は収益低下の一因になるなど足元の国内で新たな課題浮かぶ。

・トプコン　<7732> ［終値1417円］トンネルや橋梁の点検が必要な箇所を車で走らせながら見つけ出すシステム開発。
　所要時間人手による点検・補修の10分の1以下に短縮できる。来年度中に製品化目指す。（日経産業新聞）

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株式分割

JBブレイン　<3066> ［終値938円］3/31 　1株→2株

株式併合

小野測器　<6858> ［終値456円］7/1 　2株→1株　一単元株式数変更 7/1　1000株→100株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅急反発。
ダウ工業株30種平均とS&P500種指数は今年最大の上昇率記録。
新規失業保険週間申請件数が2万件減の33万1000件と予想以上に減少したことに加え、ウォルト・ディズニーの好決算を好感。
主要3指数ともに1.2%前後の上昇となった。
3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約69億株。

欧州株式市場は大幅上昇。
欧州中央銀行（ECB）理事会での緩和見送り、堅調な企業決算が相場を支える。
米国新規失業保険週間申請件数が予想以上に減少したのを好感。
7日に米雇用統計への期待も押し上げに。

東京株式市場で日経平均は小反落。
続伸とはならなかったものの、東証1部騰落数は値上がり1117銘柄、値下がり577銘柄、変わらず86銘柄と実質的には続伸とも・・・。
ほぼ一日プラス圏ながらも、大引けにかけて先物解消売りなどで下げに転じた。
欧州中央銀行（ECB）理事会の行方や7日の米雇用統計、イエレン米連邦準備理事会（FRB）議長の来週の議会証言など気にする声も。

本日週末で米雇用統計を今夜に控え、14時過ぎからは日計り玉の手仕舞いが見られるかもしれませんが、
海外市況は株式・為替市場とも「一安心」で帰ってきており、とりあえず「目先の底」は3〜4日といったところも・・・
マザーズ指数は4日安値（752.01）から昨日終値（827.49）とちょうど10%上昇となっています。
それにしても久しぶりの大きな急落となったところ。
証券営業マンも昨年5月の急落以上の「悲鳴」が出たとのことも話しています。
もっともこのような急落は年に1〜3回あるようなところであり、また気を付けなければなりません。
今回は年初といったところで油断も大きかったところです。

明日は朝方大雪になるかもしれませんので、お出かけの方など今夜準備も・・・

我慢できた玉は大切に利益を伸ばし（損失を縮小）、新たな玉は短期回転していきたいようなところ。
相場はいったん壊れたようなところですので、いつ短期的な揺り戻し（余震）があっても良いようにしていきたいと思います。

かなりへこんだ方もいらっしゃるかもしれませんが、いつか「かすり傷」だったと思える日が来ますから頑張りましょう。

日本アジア投資　<8518> ［終値106円］6年ぶりに人員補強。
未上場企業を金銭面から支援するベンチャーキャピタル経験者ら即戦力となる人材に限って正社員雇用。

GMOインターネット　<9449> ［終値1183円］グループ内の社員に占めるエンジニアやクリエーターらの割合、
現在の3割から2-3年後メドに58割超に引き上げる方針。主力ドメインやサーバーなどの事業大きく伸びると判断。

昨年10〜12月の新規株式公開（IPO）が再び注目されてきます。
じげん　<3679> ［終値1286円］アーキテクツ　<6085> ［終値2851円］など出遅れとも・・・？！

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