ジーター（ヤンキース）引退

2012年2月13日（木）晴れのち曇り

・企業、円安の追い風や合理化努力で、海外子会社の伸びだけでなく、国内でも利益上げる力取り戻しつつある。

　トヨタ　<7203> ［終値6020円］2.5倍の増益率はグループの連結純利益（2.4倍）上回る伸び。

　ヤマハ　<7951> ［終値1380円］日本から輸出するグランドピアノの採算が円安で改善。練炭倍率1.1倍と大半を単独で稼ぐ。

　三菱電機　<6503> ［終値1240円］13年10－12月期国内事業の営業利益3倍近く伸び、ほとんど国内で稼ぐ。

　JR東海　<9022> ［終値11270円］ビジネス客や訪日客による新幹線の利用などが伸びた。

・米投資銀行最大手ゴールドマン・サックス、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者（CEO）日経新聞社の取材に応じ、
　「日本の成長は世界全体にとっても歓迎すべきこと」として、日本経済の回復を評価する考え示す。
　「日本企業のM&A（買収・合併）なども活発になってることで「日本でのビジネスチャンスは極めて大きい」と指摘。
　新興国の混乱は想定内と楽観的な見方示す。

・政府、再生医療の特許期間延長する方針。培養した細胞や神経などで通常より5年延ばし、最長25年に。
　投資回収しやすくして医薬業界に研究開発促す。再生医療関連での国際規格の取得目指す。
　移植手術のために培養した皮膚、角膜、筋肉、軟骨などが特許の対象となる見込み。独立した特許品目とする。

・1月に始まった少額投資非課税制度（日本版ISA＝NISA）。開始時点の口座開設数は475万件と政府目標の約3分の1に達した。
　利用者の半数超は60歳以上の高齢者。若年層の資産形成支援という制度の狙いと実際の利用者に大きなずれ。
　「お金・成功体験・関心」の3つの「ゼロ」。

・米景気への不安がやや緩み、12日のアジア株式市場では新興国株が買い戻された。
　インドネシアで前日比0.6%、タイは1.4%の上昇。日経平均株価0.56%の小幅高、4日に付けた直近安値からは6%上昇。

・イエレン米連邦準備理事会（FRB）新議長11日、就任後初めての議会証言。
　量的金融緩和の縮小は継続するが、事実上のゼロ金利で米景気や雇用の改善を支えると表明。日銀異次元緩和を支持。
　「今年、来年は緩やかに拡大するだろう」。米景気の回復への自信示す。

・北米産シェールガスの輸入が大きく前進。米エネルギー省11日までに日本勢の3ヵ所4事業すべて承認。2017年から輸入が始まる見通し。
　国内ガス消費の3割をシェールガスに転換できる公算。輸送船や素材の需要増で日本企業の商機も広がる。

・米国で新たにシェールガスの輸出承認が出たことで日本企業の商機も拡大。計画中の設備だけでも10兆円規模のプラント需要見込める。

　千代田化工　<6366> ［終値1501円］米エンジニアリング大手CB&Iと提携、昨年12月にシェールガスプラント市場に参入。　
　テキサス州のフリーポートで総額5千億円規模の開発プロジェクトのうち、プラント建設の一翼担う。

　日揮　<1963> ［終値3718円］米石油大手シェブロンがカナダで計画する1兆円のLNG生産プラントを米プラントメーカーと共同受注。
　3月中にも新規案件の獲得も狙う。

　シェールガスの輸出で海運大手も追い風。LNG輸送船は現在、全世界で350隻程度運航。
　日本郵船　<9101> ［終値334円］商船三井　<9104> ［終値416円］川崎汽船　<9107> ［終値243円］3社がほぼ半分占める。
　20年までに郵船が約70隻から100隻、商三井約70隻から110隻、川船約45隻から最大20隻増やす。合計投資額2兆円近く。

　東レ　<3402> ［終値712円］ガスの貯蔵・輸送用タンク材料となる炭素繊維の生産能力、米国で増強。　

　採掘に使うドリルなど部品加工で工作機械の需要も見込める。

・ジャパンディスプレーの東京証券取引所への上場、今週にも承認される見込み。3月中にも上場へ。上場時時価総額7000億円規模に。
　産業革新機構にとって初の上場による資金回収事例に。
　2014年新規株式公開（IPO）は70〜80社程度に。市場の活性化にも寄与と。

・4月消費増税控え、企業の設備投資の判断に振れがでる。
　12日発表機械受注、先行指標である「船舶・電力除く民需」受注額、昨年10－12月期まで3四半期連続増加、1－3月期は4四半期ぶりに減少。
　足元の投資堅調も、増税後の景気動向にらみ企業が投資案件搾っている可能性も。

・中国山西省で採炭業者に投資していた高利回り商品「理財商品」が期日までに投資家に元利金返済できず、支払い遅延。
　発行残高7億6340万元（約130億円）、山西省政府などが救済に動くかどうかが焦点。12日の上海市場での株式や短期金利の反ぬは限定的。

・米連邦債務の上限引き上げ問題11日、大きな転機。
　野党・共和党指導部が無条件の引き上げ認める方針に転換、来年3月まで国債発行認める法案が成立する見通し。共和党内保守派は反発。
　
・ソフトバンク　<9984> ［終値7782円］業績拡大。2013年4－12月期連結決算、純利益4882億円と前年同期比58%増、同期間として過去最高。
　これまで仕掛けてきた積極的な買収戦略の成果を早期に引き出せるかが課題に。　

・シャープ　<6753> ［終値326円］今春にフルハイビジョン（HD）パネル使って「4K」相当の高精細画表示できる液晶テレビ、
　米国と中国で販売。価格4Kテレビの3分の2程度に抑えたのが特徴。

・ANAHD　<9202> ［終値227円］傘下格安航空会社（LCC）、バニラ・エアは旅行大手通じた販売拡大。
　同社国内便を阪急交通社と日本旅行、今月から旅行商品に採用。大手航空会社使う同等ツアーの半額以下の商品も設定。

・三井住友建　<1821> ［終値115円］ベトナム北部で同国最長となる橋梁受注。全長約5.4キロ。
　地元建設会社と共同企業体（JV）組んで周辺道路も整備。JV全体受注額約360億円、三井住友建の請負分は240億円程度。

・トヨタ　<7203> ［終値6020円］12日、ハイブリッド車（HV）「プリウス」のリコール（無償で回収・修理）発表。輸出分含め約190万台。

・信用買い残2/7申込み、3兆2155億円と前週比3086億円減少。6週ぶりに減少。（日経新聞）

・仮想通貨「ビットコイン」11日、ブルがニアとスロベキアの取引所がサイバー攻撃受け、現金との交換業務一時停止。
　中国とロシアはビットコインでの決済禁止。一方米国は取扱い業者に免許与えて監督する検討へ。

・中国広東、浙江、湖南3省の衛生当局12日、鳥インフルエンザ「H7N9型」の新たな感染者計7人確認。3人は重体。
　今年に入ってからの感染者は、香港2人含め196人、うち39人死亡。　

・日銀　<8301> ［終値53100円］1月のマネーストック（通貨供給量）「M3」は前年同月比3.5%増、1178兆6000億円。伸び率過去最大。
　日銀調査統計局「資金需要が拡大し、企業向け貸し出しが伸びている」と分析。（産経新聞）

・富士フイルム　<4901> ［終値2931円］中・低価格帯のスマートフォン（スマホ）に主な照準あてた液晶パネル用光学フィルム今春投入。
　厚み従来比半分の40マイクロメートルに薄型化。開発したフィルムでモバイル端末市場のボリュームゾーン開拓。　

・安川電　<6506> ［終値1473円］世界11ヵ所にある産業用ロボットサービス拠点「ロボットセンタ」を5年後18年度末までに50ヵ所へ。
　産業用ロボットの利用範囲広げるのが目的。主力の自動車産業以外の業種や新興国市場を開拓する。（日刊工業新聞）

・大成建　<1801> ［終値429円］中間階に設置するタイプの免震装置、あらかじめ火災対策施した装置開発。間取り変更に対応。

・サイバーエージェント　<4751> ［終値4570円］
　スマートフォン（スマホ）向けネット広告で、個々の利用者の興味に合った広告配信するサービス始める。
　利用者が電子商取引（EC）サイトで閲覧した商品などを即座に分析し、数十秒〜1分ほど後で関心持ちそうな商品の広告表示。

・スミダコーポ　<6817> ［終値542円］
　日本光電　<6849> ［終値4155円］の電源関連事業買収。医療関連売上高現状10億円程度を数年後50億円規模へ増やす計画。　

・メディキット　<7749> ［終値3300円］4月注射する際に血管を見やすくする装置開発。
　近赤外線を腕などに照射すると血管の位置が黒く表示され、位置分かりやすくなる。医療機関向け年間100台販売目指す。価格200万円。

・シンフォニアテクノロジー　<6507> ［終値163円］
　民間航空機向け部品製品事業を本格展開。防衛用航空機向けで培った技術転用。（日経産業新聞）

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株式分割

日本M&Aセンター　<2127> ［終値8810円］3/31 　1株→3株

フジオーフード　<2752> ［終値350000円］3/31 　1株→200株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

ナノキャリア　<4571> ［終値181000円］3/31 1株→100株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

VTホールディングス　<7593> ［終値1624円］3/31 1株→3株

ハイディ日高　<7611> ［終値2374円］2/28 　1株→1.2株

公募・売り出し価格

ファーマフーズ　<2929> ［終値377円］361円　申込み2/13-14　払込日2/19

新規公開株

コード　 市場　　 銘柄　　　　　　幹事証券　　公募価格　　　発行株数　　単位株

2/13 <4589> マザーズ　 Acucela Inc. 　　三菱ＵＦＪ 1,800円　　　 10,580,000株 100株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
ダウ工業株30種平均とS&P500種総合指数は5営業日ぶり反落。
一方ナスダック総合指数は5営業日続伸で終了。
ただ連騰しているところで上値は重いような展開に・・・

米上院では連邦債務上限を無条件で引き上げる法案賛成多数で可決（賛成55、反対43）。
下院は同様の法案前日可決済み、オバマ大統領の署名を経て成立する。
米政府は1年間国債を発行して資金調達することが可能。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約億株、今年1日平均約億株

欧州株式市場は続伸。
FT100種総合指数（ロンドン)は6営業日続伸。
クセトラDAX指数（フランクフルト）は2営業日続伸。
CAC40種平均（パリ）も7営業日続伸となった。
中国貿易統計好感し、鉱山株が上昇。
銀行の良好な決算も銀行株上昇し相場を支えた。

東京株式市場で日経平均は今年初めての3日続伸。
イエレン米連邦準備理事会（FRB）議長米議会証言や米債務上限の引き上げ合意などで米国株高を好感。
日経平均株価は年初から2/4直近安値までの下げ幅の3分の1戻し達成。
SQ前の「魔の水曜日」も今年の水曜日の全勝の6連勝（2013年からは8連勝）が勝った。
一時日経平均は156円高となる場面も後場は利益確定などに押され伸び悩みも。

東証1部騰落数は値上がり1374銘柄、値下がり319銘柄、変わらず88銘柄に。

日経平均株価日足チャートでは「3空」となっています。
3連騰でもあり、本日は一服もとの観測も・・・
明日2月14日は日経平均の上げの特異日。
そして投資カレンダーのポイントの日でもあります。
2014年に入ってこのポイントの日は全てマイナスですが、変化になるようなところも！？

消費増税前の駆け込み需要は起きてるところ。
ただ今回は昨年秋ごろから始まってるらしく、日用品などそろそろなくなり、
また賞味期限などあるようなものは2度目の駆け込みも始まりそうと・・・

コンタクトレンズのシード　<7743> ［終値1836円］消費増税のマイナス影響を見込み買い車計画は慎重も、良い意味見込み外れとも？！

昨日企業研究会で駐車場総合研究所　<3251> ［終値228円］有人駐車場管理とサブリース事業。開発からコンサルタントで参画。
新たな武器（予約システムとビッグデータ活用）を手にしたようです。
中国事業もようやく収益に寄与してくるとのことも。
社長がかなり先行きに自信を持っているように感じました。（これからが楽しみですというような感じ）
配当もあり。少額投資非課税制度（日本版ISA=NISA）に良いようにも感じました。

SKエレク　<677> ［終値744円］昨日業績上方修正受けストップ高。
ようやく低迷脱出でしょうか・・・

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