
上海2000ポイント割れ
- 2014年03月11日
- 株式投資・経済ニュース全般
2014年3月11日(火)晴れ
・企業、災害に強い供給網(サプライチェーン)づくり急ぐ。
ルネサスエレク <6723> [終値703円]
1拠点への生産集中が国内自動車生産への影響長引かせたとの反省踏まえ、国内6ヵ所の基幹工場でも車載用マイコン生産可能に。
トヨタ <7203> [終値5821円]震災切っ掛けに部品調達の新たなデータベース構築。2次、3次と連なる仕入れ先と協力。
国内1000ヵ所以上の生産拠点の品目とその納入の流れ把握。
イオン <8267> [終値1232円]災害時にも店舗への商品供給体制を維持するため、
2020年度までに全国40ヵ所にあるスーパー向けの基幹物流センターすべてに自家発電設備導入。
大塚製薬 <4578> [終値3158円]メディパルHD <7459> [終値1582円]と協力。
災害で発注システムが動かなくなっても必要最低限の医薬品をセットにしたパック発送する仕組み導入。
・トヨタ <7203> [終値5821円]ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善について労働組合への回答額、月2700円とする方針固めた。
非正規社員も日給200円引き上げ。
ダイハツ <7262> [終値1663円]スズキ <7269> [終値2729円]は事業の先行きが不透明としてゼロ回答とする見通し。
・日本1月の経常収支が過去最大の赤字記録。4ヶ月連続の赤字も初。
1月赤字拡大の主因は消費増税前の駆け込み需要に伴う一時的な輸入増の側面もある。
・内閣府10日、2月の景気ウォッチャー調査、2〜3ヵ月後の景気を見る先行き判断指数は40.0と前月比9.0ポイント低下。悪化は3ヵ月連続。
家電や自動車などで駆け込み需要からの落ち込み心配する声が多い。需要底堅いとの見方もあり、回復が目立つ雇用環境も景気下支えも。
・内閣府10日、2013年10-12月期国内総生産(GDP)成長率は前期比年率0.7%増に下方修正。
民間エコノミスト12人に今後の見通し聞いたところ、
駆け込み需要の反動で4-6月期の成長率はマイナス3.9%となるが、7-9月期にはプラス圏に戻ると予想する。
・水産庁10日、日本の周りの漁場での未成熟な小型クロマグロの漁獲量、2015年以降基準比50%減。資源確保優先へ。刺身値上がりする可能性。
・ロシア・プーチン大統領、10日政府会議で親欧米派による政変後に緊迫しているウクライナ情勢について独自の打開策まとめた。
11日にも米側に伝達する方針、ロシア軍が事実上掌握したウクライナ南部クリミア半島の危機回避に向けた米ロの協議は新たな段階に入る。
・中国最高人民検察院(最高検)10日、
全国人民代表大会(全人代 国会に相当)で2013年に収賄など汚職で摘発された公務員前年比8.4%増の5万1306人と報告。
習近平政権にとって「反腐敗」運動は国民の溜飲下げる唯一の求心力。
・中国銀行李礼輝前行長が「デフォルト(債務不履行)容認すべきだ」と言明したのは、
中国の金融界で問題企業の救済方針修正し、規律回復目指すべきだとの意見強まってる表れと。
市場では社債や信託商品などのデフォルト懸念広がり、10日に上海総合指数は前週末比3%下落、心理的節目の2000台割り込む。
・中国2月新車販売台数前年同月比17.8%増 159万6400台。欧米間の大手メーカーに加え、日本車各社も総じて堅調。
・インド2月新車販売台数前年同月比9.9%減 26万5731台。前年割れは15ヵ月連続。
景況感の悪化や金利高、燃料費の高止まり理由に低調な市況続く。
・インド自動車市場で低価格車に代わり100万円前後の車が売れ始めている。メーカー別での従来の3強の構図が崩れ、新たな勢力の台頭も。
スズキ <7269> [終値2729円]子会社マルチ・スズキが4割超の圧倒的な販売シェア、2位韓国・現代自動車が15%のシェア。
タタ自動車は4位に後退、多目的スポーツ車(SUV)主力現地メーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラ(M&M)が3位。
M&Mと5〜6位のトヨタ <7203> [終値5821円]ホンダ <7267> [終値3732円]の販売台数の差は年10万台強と大きくはない。
・中国の微小粒子状物質「PM2.5」問題深刻化受け、日欧の家電メーカーが空気清浄機の新製品相次ぎ投入。
中国空気清浄機市場首位、オランダ・フィリップス欧州以外で新製品と異例のの投入。中国での販売機種20種類超。
スウェーデン・ブルーエアは13年の販売台数前年比5倍。1台5万円以上と高額も在中国の米国大使館が4000台購入。納品に1-2ヵ月かかる。
シェア2位パナソニック <6752> [終値1301円]品揃え増やして対抗。13年度は前年度比2倍の20機種に増やす。
・ベースアップ(ベア)ファミリーマート <8028> [終値4690円]コロワイド <7616> [終値1130円]ここ数年で最高の月額5000円引き上げ。
人材囲い込み競争乗り切る。
・日本マクドナルド <2702> [終値2695円]10日、2月の既存店売上高前年同月比8.7%減。客数も13.1%落ち込み10ヶ月連続のマイナス。
関東などでの大雪の影響と。
・NEC <6701> [終値336円]
地震などの災害時に橋や道路といったインフラの被災状況を、自治体の職員が画像で共有できるシステムの提供始める。
自治体のサーバーにソフトウエア導入する場合最小で1800万円。3年間で20自治体に導入、計20億円の売り上げ目指す。
・大手住宅メーカーの2月の受注速報、
最大手積水ハウス <1928> [終値1353円]前年同月比32%減。大和ハウス <1925> [終値1932円]10%減。
住友林業 <1911> [終値1063円]16%減と各社とも2ケタ減少。ほぼ駆け込み需要は終了。
今後は「賃貸」「二世帯住宅」など節税対策に活路。
・日銀 <8301> [終値50600円]10日、株価指数連動型上場投資信託(ETF)118億円、不動産投資信託(REIT)3億円買い入れ。(日経新聞)
・ウクライナ南部クリミア自治共和国、親ロシア派による情報統制の動きが強まっている。
外国人記者への襲撃相次ぎ、西側の外交官も避難はじめ、自治共和国内のウクライナのテレビ放送は10日、完全に遮断。
・証券各社、タブレット(多機能携帯端末)やスマートフォン(多機能携帯電話)の活用に注力。
野村HD <8604> [終値706円]全国営業担当者にタブレット端末配布。
大和証券グループ <8601> [終値939円]も夏ごろにタブレット端末約4千台配布。
ネット証券ではタブレットやスマホ向けのアプリ(応用ソフト)提供し、投資家の利便性向上図る。
・東証、リソー教育 <4714> [終値323円]内部管理体制に問題があると投資家に知らせるため「特設注意市場銘柄」に指定。(産経新聞)
・弘前大北日本新エネルギー研究所の村岡洋文所長らは、地下深くにある流動的な岩石利用する新地熱発電技術考案。
深度3KM程度まで掘削して注水。蒸気として熱エネルギー回収する仕組み。従来の地熱発電の適地以外でも発電可能。
日本のポテンシャルは大型発電所77基分相当の7700万KW程度あると。
・タカラバイオ <4974> [終値1759円]クロモセンター(鳥取県米子市)から人工染色体技術のライセンス受ける。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製や再生医療分野で応用できる重要技術。事業拡大につなげる。
・JCRファーマ <4552> [終値2333円]この春日本初の細胞医薬品承認申請される。当初予定2015年申請から前倒し。
関西中心に日本の再生医療実現に向けた動き急を告げる。大学・組織超えて連携へ。
・ヤマトHD <9064> [終値2155円]
2014年度前半にも台湾で冷蔵・冷凍品の宅配便「国際クール宅急便」サービス始める。発送日の翌日配達。(日刊工業新聞)
・駐車場綜合研究所 <3251> [終値218円]車のナンバープレート情報収集しマーケティングに活用するサービス始める。
商業施設などが来場客の属性把握でき、広告戦略に利用したりサービス向上に活用できるように。初年度1億円の売り上げ目指す。
車検情報を持つ自動車検査登録情報教会、全国軽自動車協会連合会と情報提供契約結ぶ。
・ブイキューブ <3681> [終値5090円]インターネット通じて相手の顔を見ながら会議出来るウエブ会議サービス企業向けで国内シェア首位。
5-6年後メドに連結売上高100億円にして営業利益率40%の確保目指す。海外戦略アジア以外は不透明。資金足りず。
・ACCESS <4813> [終値752円]スマートフォン(スマホ)向け位置情報サービス「iビーコン」のソフトウエア部品の無償提供開始。
アプリ(応用ソフト)開発者向けにソースコード公開。自社iビーコン関連事業も拡大へ。(日経産業新聞)
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株式分割
日本電産 <6594> [終値12740円]3/31 1株→2株
公募・売り出し価格
オルトプラス <3672> [終値1913円]52万株
アグロ カネショウ <4955> [終値801円]130万株
オカダアイオン <6294> [終値906円]869円 申込み3/11-12 払込日3/17
ジャパンディスプレイ <6740> [IPO]900円
TOB(公開市場買い付け)
キリン <2503> [終値1388円]買い手自社 価格 1232円 期間 3/11〜4/10
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、下落。
ただ引けにかけて下げ幅は縮小する動き。
中国の軟調な指標とボーイングの787(ドリームライナー)機の翼に亀裂問題が圧迫、
一方M&A(買収・合併)案件やフェイスブックの目標株価上げなどが支えに。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約60億株、今月平均約69.8億株を下回る。
欧州株式市場はまちまち。
ウクライナ情勢や中国の景気指標が重しに。
イタリア鉱工業生産指数が堅調。
東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反落。
4営業日で約10%の上昇の反動とも。
中国の2月の輸出が予想外にマイナスとなり、貿易収支も赤字となった点を警戒。
中国初のデフォルト(債務不履行)も懸念とも・・・
東証1部売買代金は1兆7523億円と低水準。
日経平均は75日移動平均線で打ち返された格好に・・・
東証1部騰落数は値上がり550銘柄、値下がり1089銘柄、変わらず151銘柄に。
中国・上海総合指数は1999.065と2000ポイント割れも気になるようなところ。
証券各社、タブレット(多機能携帯端末)やスマートフォン(多機能携帯電話)の活用に注力。
野村HD <8604> [終値706円]全国営業担当者にタブレット端末配布。
大和証券グループ <8601> [終値939円]も夏ごろにタブレット端末約4千台配布。
野村のタブレット端末にはインフォテリア <3853> [終値259円]のソフト搭載と・・・(地場証券営業、アナリストの話)
ユビキタス <3858> [終値1204円]商いも増加傾向。ようやく出直って来るような・・・?!
東洋機械 <6210> [終値638円]高値もみ合い中ですが、そろそろ高値取ってきそうな・・・
ルネサスエレク <6723> [終値703円]こちらも急騰後の一服待ちといったところかとも・・・
あまり無理はしないでいくところでしょうね。
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