孫社長米国で講演

2014年3月12日（水）晴れ　SQ前の水曜日

・ヤマト運輸　<9064> ［終値2187円］法人顧客に対し一斉に運賃値上げ要請。インターネット通販など大口顧客には契約見直し打診へ。
　業界最大手のヤマトが人件費や燃料費の高騰分を料金に反映することは日本経済の「脱デフレ」の流れ象徴する。
　中小企業含めてヤマトの取引先は100万社程度とみられ、すべて見直しの対象となる。ヤマト側「運賃の適正な収受」と説明。

・理化学研究所11日、同研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表、新型万能細胞「STAP（スタップ）細胞」の論文について、
　「論文の取り下げを視野に入れて検討する」と発表。共同研究者と調整、撤回するかどうか近く結論。　

・ホンダ　<7267> ［終値3840円］2014年春季労使交渉で労働組合が求めていたベースアップ（ベア）相当する賃金改善について月2200円へ。
　同社のベアは6年ぶり。組合側は3500円を要求。年間一時金5.9ヵ月分の要求は満額回答。

・財務省、債券市場の活性化に乗り出す。国債の入札で証券会社と大手銀行に応札義務付ける。
　入札円滑化、市場での国債取引増やして金利の乱高下防ぐ。発行額も過去最大に増やす。

・中国「影の銀行（シャドーバンキング）」封じに動き出す。地方中心に融資が膨張、金融リスクへの懸念が内外で強まっているため。
　中国人民銀行（中央銀行）周小川総裁11日、期限明示し預金金利自由化する考え表明。理財商品にマネーが偏らぬようにする意向。

・中国信用収縮観測を背景に、銅の国際価格が大幅に下落。指標ロンドン金属取引所（LME）相場は11日時間外取引で1トン6690ドル前後。
　直近高値から7%安、約9ヵ月ぶりの安値圏。中国では銅を使った投機的な取引が横行。人民元と米ドルを銅を介して利ザヤ狙う。
　「再び社債の債務不履行（デフォルト）など起きると、銅は一段安」との声も。

・日銀　<8301> ［終値51600円］黒田東彦総裁11日、金融政策決定会合後の記者会見、
　昨年4月打ち出した「2年程度で2%」の物価上昇シナリオは「順調」だとアピール。
　追加金融緩和は「現時点では必要ない」と早期緩和観測けん制、一方金融市場支える緩和期待つなぎ留める配慮も。

・政府地域を絞って規制を緩める国家戦略特区で、保険診療と未承認の抗がん剤など保険外診療を併用できる先進医療の審査期間短縮。
　国立がん研究センター（東京都）や京都大学病院（京都府）など7〜8ヵ所の医療機関指定、通常6ヵ月から3ヵ月に。
　難病患者が早期に安く治療を受けられるようにする。

・総務省、割安料金でスマートフォン（スマホ）サービス提供する会社が大手から通信回線安く借りられるよう、業界向けの指針改正。
　2013年度分は12年度の約半額で済むように。割安会社の経営支援、NTTドコモ　<9437> ［終値1688円］など大手含めた料金競争促す狙い。

・経済協力開発機構（OECD）11日、主要7ヵ国（G7）の短期経済見通し公表。先進国の成長ペースは速まっていると分析。
　日本は4月の消費増税で一時的にマイナス成長に陥るものの、その後回復軌道に戻ると予測。
　米国2014年1〜3月1.7%、4〜6月3.1%、日本4.8%、▲2.9%、ユーロ圏主要3ヵ国（独仏伊）1.9%、1.4%。

・米株式市場高値更新しているにもかかわらず、今年に入り米スタンダード・アンド・プアーズ（S&P）500種株価指数（S&P500）に連動する
　最大規模の上場投資信託（ETF）から、投資家が180億ドル近い資金引き揚げ。6年目に入る米株式市場の上昇基調に疑問も。
　高値の株式相場と投資家心理のずれ示す。他の米国株ETFにも資金流入も。

・外国為替市場の指標を不正に操作していたとの疑惑拡大。
　10前後の欧米大手銀行の関与に加え、英中央銀行イングランド銀行が不正取引の疑い把握しながら放置してきた可能性も新たに浮上。

・ウクライナ南部クリミア自治共和国議会11日、
　特別市セバトポリと共にウクライナから分離・独立するとした「クリミア共和国独立宣言」採択。ロシア編入へ既成事実化狙う。

・日産自　<7201> ［終値893円］中国事業の収益力回復。
　2014年3月期は日産に帰属する中国合弁会社の営業利益が前期比3割増1100億円弱と過去2番目の水準に。
　新車投入などのテコ入れで年後半持ち直す。来期は新車販売増背景に最高益となる可能性高い。　

・ソフトバンク　<9984> ［終値8178円］孫正義社長10日、
　米テレビ番組出演し、米携帯電話4位TモバイルUSの買収について「実現すれば（上位2社に対して）大規模な価格競争仕掛けられる」と強調。
　12日は米ワシントンで講演し、業界再編に対する支持訴える見通し。

・クオール　<3034> ［終値641円］アイセイ薬局　<3170> ［終値1940円］ココカラファイン　<3098> ［終値2676円］など
　調剤薬局・ドラッグストア19社共同で医療用医薬品を入札で調達。入札が普及すれば卸価格が素早く決まり、薬価も下がりやすく。

・富士重工　<7270> ［終値2819円］2014年度に大泉工場（群馬県大泉市）のエンジン生産能力約2割増へ。
　同工場は世界で販売する80万台分のエンジン製造拠点。14年度設備投資は過去最高1千億円に。　

・シンフォニアテクノロジー　<6507> ［終値162円］
　電気自動車（EV）用モーターに参入。2015年からタイで量産。17年度に20億円売上高目指す。

・住友電工　<5802> ［終値1559円］大規模太陽光発電所（メガソーラー）向けに低コストの監視システム開発。
　パネルをつなぐ電力線使い不具合などで発電効率が低下した場所を特定、すぐに交換などの対応できる。システム導入費従来比2〜3割削減。

・ラウンドワン　<4680> ［終値871円］2016年3月までに米国でボウリング場核とする複合遊技施設、現在の5倍の15店程度に増やす。
　積極出店で16年3月期米国事業売上高、13年3月期7億円から約30億円へ。（日経新聞）

・ウクライナ情勢で対ロシア制裁発動の構えみせる欧州連合（EU）、頭の痛い問題が天然ガスの供給をロシアに依存している現状。
　プーチン露政権はウクライナへのガス供給停止する動き見せ、その場合ウクライナ経由でガス供給受ける欧州諸国にも影響及ぶ。
　20、21日EU首脳会議で、ガス供給の「脱ロシア化」についても議論される見通し。

・新型万能細胞「STAP細胞」の論文共著者米ハーバード大医学大学院チャールズ・バカンティ教授10日、撤回の必要はないと強調。（産経新聞）

・特集　挑戦する企業（1）オークマ　<6103> ［終値896円］常に業界の技術開発を先導。「日本でつくって世界で勝つ」。
　最新技術・熟練の技融合。創業時から息づく理念もとに生産技術、製品技術、人づくりを磨き続ける同社の姿追う。

・2月の工作機械受注実績、1019億1800万円と前年同月比26.0%増と5ヵ月連続プラス。好不調の目安となる1000億円の大台6ヵ月連続上回った。　

・横河電機　<6841> ［終値1575円］インド・ベンガルール上下水道局から上下水道の設備全体統合監視するシステム受注。受注額数億円台。

・東洋エンジ　<6330> ［終値478円］インドで液化天然ガス（LNG）受け入れ基地の能力増強工事受注。受注額100億円台。2017年初旬に完成。

・ブイキューブ　<3681> ［終値5060円］
　ウエブ経由でテレビ会議など簡単に利用できる「Vキューブ」の海外展開で韓国トイスと代理店契約結ぶ。

・シャープ　<6753> ［終値321円］米ケーブルテレビ（CATV）最大手コムキャストに、同社向け専用液晶テレビ供給する提携交渉進める。
　今夏以降本格提携目指す。年数十万台規模の安定販路獲得へ。　

・メディネット　<2370> ［終値31150円］免疫細胞の仕組み応用、
　細胞治療製品を欧州で開発・販売するライセンス英TCバイオ（スコットランド）に供与。臨床試験の早期開始目指す。（日刊工業新聞）

・大阪大発ベンチャー・マイクロ波化学（大阪府吹田市）
　炭素の先端素材「グラフェン」（シート状炭素分子）従来の10分の1程度の低コストで製造できる量産技術開発。

・USEN　<4842> ［終値320円］
　音響機器を販売する電子商取引（EC）サイト開設。800種取り扱う。有線放送の営業網いかして設置などサービスの手掛ける。

・古河電工　<5801> ［終値266円］鉄道総合技術研究所など、
　超電導技術使った電力貯蔵装置向け基盤技術開発。2015年度実証試験手掛け、早期実用化目指す。

・メディネット　<2370> ［終値31150円］群馬大及び瀬田クリニックグループと共同で
　手術できない進行膵がんに対する再発・転移抑制目的とした医師主導臨床研究始める。

・金沢大、カルナバイオ　<4572> ［終値658円］と共同研究契約結ぶ。慢性骨髄白血病引き起こす「キナーゼ」の働き抑える新薬の開発進める。　
・コスモスイニシア　<8844> ［終値487円］中古マンションの大規模改修（リノベーション）事業に本格参入。積極展開へ。（日経産業新聞）

————————————————————————————-

第三者割当　

イーキャッシュ　<3840> ［終値13680円］1万7731株　1万4100円　3/27　割当先　Oakキャピタル
　

公募・売り出し価格

ミクシィ　<2121> ［終値6500円］6110円　申込み3/12　払込日3/17

ひらまつ　<2764> ［終値712円］690円　申込み3/12-13　払込日3/18

イートアンド　<2882> ［終値1751円］1689円　申込み3/12-13　払込日3/18

EMシステム　<4820> ［終値2536円］自己株式処分　20万7900株　2404円　処分日3/28

ジャフコ　<8595> ［終値5050円］海外市場　4898円　申込み3/11-12　受渡日3/14

オリックス不動産投資法人　<8954> ［終値126000円］12万2650円　申込み3/12-13　払込日3/18

新規公開株

コード　 市場　　 銘柄　　　　　　幹事証券　　公募価格　　　発行株数　　単位株

3/12 <6092> マザーズ エンバイオ・HD　　　 日興 　　 580円　　 1,297,700株　　 100株

3/12 <9414> 東2 　日本ＢＳ放送 　　　　　野村 　　 1,820円　　 2,679,500株 　　100株

————————————————————————————-

（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、続落。
米ゼネラル・モーターズが大幅安。
先月のリコール（無償で回収・修理）巡り連邦当局が一部車種の不適切な情報開示がなかったか調査と。
引けにかけてじりじり切り下がる後味の悪さも・・・

欧州株式市場はまちまち。
為替市場での指標不正操作疑惑で、銀行株が軟調。
ウクライナ情勢も株式市場には重荷となっているようです。

東京株式市場で日経平均は反発。
日銀金融政策決定会合での現状維持発表で一時値を消したが、引け後の黒田東彦総裁記者会見に来たいとの声も。
その記者会見では追加金融緩和は「現時点では必要ない」と早期緩和観測けん制、一方金融市場支える緩和期待つなぎ留める配慮も。

東証一部売買代金は1兆6853億円と今年最低に。
東証1部騰落数は値上がり1144銘柄、値下がり492銘柄、変わらず154銘柄に。

少し気にかかる記事です。
米株式市場高値更新しているにもかかわらず、今年に入り米スタンダード・アンド・プアーズ（S&P）500種株価指数（S&P500）に連動する
最大規模の上場投資信託（ETF）から、投資家が180億ドル近い資金引き揚げ。6年目に入る米株式市場の上昇基調に疑問も。
高値の株式相場と投資家心理のずれ示す。他の米国株ETFにも資金流入も。

個人投資家の関心の高い日本マイクロニクス　<6871> ［終値7380円］カイオム・バイオ　<4583> ［終値4780円］など
多少見切り売りも入って下落。
風雲急を告げてるようにも・・・、　

日刊工業新聞で特集　挑戦する企業（1）オークマ　<6103> ［終値896円］常に業界の技術開発を先導。「日本でつくって世界で勝つ」。
最新技術・熟練の技融合。創業時から息づく理念もとに生産技術、製品技術、人づくりを磨き続ける同社の姿追う。
（1）なので5回続くか？3回なら上中下に・・・・？

コスモスイニシア　<8844> ［終値487円］中古マンションの大規模改修（リノベーション）事業に本格参入。積極展開へ。
マンション販売各社がリノベーション事業に相次ぎ参入してきています。
競争激化も、先行者メリット一日の長のあるインテリックス　<8940> ［終値1145円］有利にも。
公募増資の打ち返しの売り物もなくなってきたようなところも・・・

スマホなど決済サービス関連が動意。
ビリングシステム　<3623> ［終値5660円］フライトシステム　<3753> ［終値1980円］ウェルネット　<2428> ［終値1981円］

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「株のお姉さん雨宮京子先生と
ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表
「円安恐慌」の著者菊池真氏」

株式セミナーコラボレーション第11弾　東京・日本橋人形町
2014年3月29日（土）14：20〜16：50（開場14：10）
申込み・詳細⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=3266
今まで（過去11回）のセミナー概要もまとめてあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年4月12日（土）開催
ブーケ・ド・フルーレット代表
馬渕治好の世界経済・投資環境総点検
2014年ゴールデンウィーク、国内金融市場の行方
リスクがわかれば、対応は出来ます。

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
申込み・詳細⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

＜＜（株）アスリーム免責事項＞＞
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には＜＜手数料等およびリスクについて＞＞
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

【コロ朝プレミアム】会員の方でメールが突然来なくなってしまったらご連絡ください。
送信システムで何度か届かないことが続きますと自動的に停止になることがあります。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS　　　　　　　　　　　　　
　 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5　　　　　　　　　
　
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで！