
株式市場落ち着く
- 2014年03月18日
- 株式投資・経済ニュース全般
2014年3月18日(火)晴れのち曇り
・政府、銀行の預金口座に預金者の税と社会保障の共通番号(マイナンバー)登録義務付ける方向で、銀行界との調整へ。
まず2018年度に開く口座対象、その後既存口座にも拡大。16年通常国会に改正案提出したい考え。脱税や資金洗浄防止へ。
・政府17日、消費増税後の景気を下支えするため、2014年度予算の執行に数値目標導入する方針。
4-6月に財政出動集中させるさせる狙い。
・オバマ大統領17日、ウクライナの主権と領土保全侵害したとして、
ロシア高官やウクライナの大統領職追われたヤヌコビッチ氏ら11人の資産凍結する追加制裁。
一方、ロシア・プーチン大統領は18日に演説、クリミア編入に関して意思表明する見込み。
・ベトナム、チュオン・タン・サン国家主席、日本などが協力する東南アジア初の原子力発電所建設計画について「予定の変更はない」と語る。
・ウクライナ情勢巡って、米欧とロシアの対立強まり、国際商品価格が上昇。小麦価格の上昇目立ち、「有事の金買い」も起きている。
前週急落した株式市場はいったん落ち着きも不透明さ残る。
・経済産業省、大手電力会社が独占的に持つ送配電網への規制強める。大手電力が新電力などから取る送電線使用量の引き上げを厳しく審査へ。
・政府17日、3月の月例経済報告で景気の基調「緩やかに回復している」と判断。
基調判断は2ヵ月連続で据え置くも4月の消費増税後の需要の反動減への警戒感をにじませた。
・英携帯通信大手ボーダフォン・グループ17日、
スペインCATV大手オノ買収。72億ユーロ(約1兆200億円)投じ、全株式取得。スペイン事業拡大する狙い。
・上海外国為替市場、人民元は対ドルで一時、1ドル=6.1818元まで下落、昨年4/22以来約11ヵ月ぶり安値。
・16日のクリミア半島の住民投票でウクライナからの離脱とロシアへの編入方針承認されたことで、
親ロ派の自治共和国政府はロシアへの統合に向けた作業加速させている。親欧米派の新政権は反発強める。
・欧州大手金融機関が米国市場で逆風に。
2008年リーマン危機後、米金融当局が決めた新金融規制に対応するため、
英独などの大手銀行は米国で自己資本の強化迫られ、事業縮小などを検討へ。
・トヨタ <7203> [終値5563円]インド工場17日から生産一時停止。賃金改定巡る労使交渉停滞、組合員による生産妨害恋が発生。
会社側が施設を一時閉鎖して従業員締め出す「ロックアウト」に踏み切った。
・千代田化工 <6366> [終値1437円]大型液化天然ガス(LNG)プラントの設計・建設、6000億円受注。
米センプラ・エナジーや三菱商事 <8058> [終値1859円]三井物産 <8031> [終値1429円]など
出資する予定のルイジアナ州の「キャメロンLNG」基地。
・ダイキン <6367> [終値5374円]家庭用エアコンの生産見直し。この1年で中国元に対し2割近く円安進み、中国で委託する利点が薄れる。
中国大手珠海格力電器への生産委託、2014年度は13年度比3割強(年25万台)減らし、国内生産増やす。
・西武HD、東京証券取引所から上場承認受け、4/23に東証1部に上場する見通し。公募増資による資金調達は行わない。
米サーベラスは保有株35%強のうち15%程度売り出し、上場後も引き続き大株主の立場維持。
・LIXIL <5938> [終値2638円]4月からリフォーム希望する消費者対象に、ローン金利ゼロにするサービス始める。
三井住友FG <8316> [終値4339円]系信販会社セディナが信用審査など担い、工務店の一部が実質的に金利負担する仕組み。
・ニコン <7731> [終値1730円]中国国営メディアからデジタル一眼レフカメラで「欠陥がある」など指摘、事態の収拾急ぐ。
アフターサービスを徹底する声明発表、当該製品の自主回収も開始。迅速な対応で影響最小限に食い止める考え。
・日産 <7201> [終値850円]仏ルノーと検討してきた生産・物流や研究開発など4部門の統合強化策発表。一体運営体制4/1付で移行。
・大手商社アフリカ市場の営業体制拡充へ。
丸紅 <8002> [終値690円]4月、アフリカ駐在員を現在より6割多い37人に増員。金属資源開発や繊維事業などを進める。
住友商事 <8053> [終値1274円]南アフリカに現地法人、モザンピークに事務所新設。
ガス田や鉱山など資源権利獲得のほか、農業・食料関連事業の受注にもつなげる。
・インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> [終値2122円]
スマートフォン(スマホ)向けアプリ(応用ソフト)の政策簡略化するサービス始める。
さまざまなアプリに共通な機能をクラウド経由で提供、開発費3〜5割安く。初期費用不要で料金は月2万6775円から。
集客用アプリ導入する小売企業などの需要開拓、2018年に年15億円売上高目指す。
・コーセー <4922> [終値3090円]17日、米化粧品会社タルト買収。
買収額約135億円の見込み。手薄だった米国で足掛かりを築き、同国内での事業拡大目指す。
・ヤマハ <7951> [終値1354円]業務用音響機器メーカー米レボラブズ(マサチューセッツ州)100億円弱で買収。
・オリンパス <7733> [終値3245円]内視鏡やソニー <6758> [終値1728円]製3D(3次元)モニター組み合せ、
手術室向け機器一括制御するシステム3ヵ所の病院に導入。提携後初の具体的成果。
・清水建 <1803> [終値512円]地震の際に地面が液状化し、貯水タンクや電源盤が使えなくなるのを安価に防ぐ技術開発。
周辺に小さな砂利敷き詰めるだけで済む。コスト従来比約10分の1に低減。病院や工場などに採用働きかける。
・17日の株式市場で東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率が前週末比5.8ポイント上昇、36.1%に。
データ公表始めた2008年秋以降で最も高い水準。(日経新聞)
・ウクライナ南部クリミア自治共和国で行われたロシア編入問う住民投票、開票率100%で96.77%が編入賛成。
議会は独立宣言して編入求める決議採択。代表団17日、編入要請するためロシアに向かう見通し。
・2月の米鉱工業生産指数前月比0.6%上昇、昨年11月(0.8%上昇)以来3ヵ月ぶりのプラス。市場予測平均(0.1%)上回った。
・日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2273円]
傘下の東京証券取引所など8種類あった株式の売買単位を100株と1000株の2種類にするための移行期間が3月末で終了。
時期は未定も最終的には全ての単位を100株に統一する計画。
・東レ <3402> [終値655円]
航空機や自動車の大幅な燃費改善に役立つ軽量・高強度の素材として注目の炭素繊維複合材料のリサイクル事業に乗り出す。
中部地区に拠点開設、2016年までに事業化へ。(産経新聞)
・帝人 <3401> [終値245円]特殊ポリマー使ったナノファイバーの開発7種で成功。
・三菱電機 <6503> [終値1113円]
電力送る配電網で発生する電力損失を50%低減するスマートグリッド(次世代送電網)技術開発。2015年度製品化目指す。
・エーザイ <4523> [終値3931円]中国のジェネリック(後発薬)メーカーのM&A(買収・合併)検討。
2018年までにM&Aでアジア地域の売上高、200億円増見込む。
・アイロムHD <2372> [終値771円]国立国際医療研究所センター、日本全薬工業(福島・郡山市)と共同、
肥満治療目的とする創薬研究を効率化できる研究支援キットの開発に着手。1年後の製品化目指す。(日刊工業新聞)
・マツダ <7261> [終値451円]過去最高益更新へと快走。国内生産比率高く円安の恩恵注目され勝ちも、コスト削減効果際立つ。
10年前から種をまき、「モノ造り革新」の成果。1ドル=77円でも利益が出せる体質。
2014年3月期営業利益前期比3.3倍、1800億円。円安効果は1100億円。国内7社で営業増益率トップ。売上高営業利益率でも3位。
・政府、地球温暖化と大気汚染の双方に影響及ぼす微粒子「ブラックカーボン(黒色炭素)」を宇宙から観測する体制整える。
国境越える環境問題の解決に向けた国際協力につなげる。総事業費は400億円規模。人工衛星「いぶき」の後継機として打上げ。
・スズキ <7269> [終値2584円]軽自動車多目的スポーツ車(SUV)「ハスラー」バカ売れ。月販売目標5000台の倍以上のペース続く。
生産追い付かず、納車が夏までかかるケースも。
・安川電機 <6506> [終値1307円]医薬品の調合や検体の処理など医療分野に使うロボットの操作を大幅に簡素化する。
今夏にも日本で医療分野向けの試験納入開始。来年にも世界展開することも視野、新分野開拓。(日経産業新聞)
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公募・売り出し価格
FUJIKOH <2405> [終値666円]639円 申込み3/18-19 払込日3/25
オルトプラス <3672> [終値1641円]1575円 申込み3/18-19
CYBERDYNE <7779> [IPO]3700円
新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
3/18 <6810> 東証 日立マクセル 日興 2070円 35,227,700株 100株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、急反発。
ダウ工業株30種平均は6営業日ぶり反発、ナスダック総合指数は3営業日ぶり反発。
欧州市場の上昇と2月の鉱工業生産指数が前月比0.6%上昇したことも材料に。
欧州株式市場は軒並み上昇。
ウクライナ住民投票も大きな混乱なく想定通りの終了したことも安心感。
米国経済指標も好感したところ。
東京株式市場で日経平均は4日続落。
クリミア住民投票は混乱なく終了したものの、それを受けた欧米株式市場の動きを確認したく、動けないような状況に。
東証1部売買代金は1兆8680億円、出来高は19億9496万円。
東証1部騰落数は値上がり213銘柄、値下がり1511銘柄、変わらず68銘柄に。
シカゴ225先物が円建てで150円高く戻ってきています。
本日は5営業日ぶりの反発も。
日経平均株価はひげを入れない実体では3空となっています。
外国為替市場でも1ドル=101円794銭 1ユーロ=141円747銭となってるところも追い風になりますかね。
安川電機 <6506> [終値1307円]医薬品の調合や検体の処理など医療分野に使うロボットの操作を大幅に簡素化する。
今夏にも日本で医療分野向けの試験納入開始。来年にも世界展開することも視野、新分野開拓。
新規株式公開(IPO)注目のCYBERDYNE <7779> 値決めが3700円に。3/26上場も刺激にも・・・
政府、地球温暖化と大気汚染の双方に影響及ぼす微粒子「ブラックカーボン(黒色炭素)」を宇宙から観測する体制整える。
国境越える環境問題の解決に向けた国際協力につなげる。総事業費は400億円規模。人工衛星「いぶき」の後継機として打上げ。
「はやぶさ」ではセック <3741> [終値5000円]の技術が入っております。
プラント関連も大型受注が相次いでます。
千代田化工 <6366> [終値1437円]日揮 <1963> [終値3555円]
エリアリンク <8914> [終値126円]セミナーでこちらのハロー会議室を使用していますが、
最近新しい会議膣の案内が頻繁に届くようになっています。
今までは東京都内中心でしたが、大阪や横浜、千葉などにも・・・
日本マイクロニクス <6871> [終値5700円]75日移動平均線どころで止まったような印象も・・・
一昨日と昨日の安値はともに5430円となっております。
出来高が衰えないところが、期待も膨らむところでもあります。
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「株のお姉さん雨宮京子先生と
ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表
「円安恐慌」の著者菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第11弾 東京・日本橋人形町
2014年3月29日(土)14:20〜16:50(開場14:10)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3266
今まで(過去11回)のセミナー概要もまとめてあります。
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2014年4月12日(土)開催
ブーケ・ド・フルーレット代表
馬渕治好の世界経済・投資環境総点検
2014年ゴールデンウィーク、国内金融市場の行方
リスクがわかれば、対応は出来ます。
ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
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