米主要株指数3日続落

2014年4月8日（火）晴れ　日銀金融政策決定会合

・日豪経済連携協定（EPA）で大筋合意。
　日本側10年後に88%超の貿易品目の輸入関税撤廃する。牛肉や乳製品など豪州産農産物の輸入拡大。来年初めに発効目指す。

・みんなの党渡辺善美代表7日、8億円借り入れ問題の責任取り代表辞任する意向表明。党勢への打撃は大きい。週内にも後任選出。

・アマゾン・ジャパン（東京・目黒）8日、酒類の販売始める。大手ビールメーカーの製品など6千品目を最速で即日届ける。
　価格は大手スーパー店頭価格並みに。消費者の買い物の選択肢が広がる。小売店側に値下げや宅配サービスの拡充など促す可能性も。

・ウクライナ東部ドネツク州で7日、州政府と議会の建物占拠した親ロシア派勢力が「ドネツク人民共和国」の創設を宣言。
　5/11までに住民投票実施し、共和国創設の是非問う。ロシアのプーチン大統領に部隊の派遣も要請。ロシアが軍事介入広げるかは不明。

・少額投資非課税制度（日本版ISA=NISA）通じ、個人マネーの市場への流入続く。
　NISA口座介した株式や投資信託の購入額は開始後3ヵ月で5000億円規模にのぼる。女性の利用が全体の4割、個人資金が相場の下支え役に。

・政府、設備投資にかかった費用を何年かに分けてその分、法人税の負担を軽くする減価償却制度の見直し検討。
　投資直後に支払う法人税が少なくて済む「定率法」を縮小・廃止する案浮上。廃止すれば当初企業負担増え、法人税収年間最大5000億円前後増加。

・内閣府、2月の景気動向指数、数ヶ月先の景気動向示す先行指標108.5と前月比4.6ポイント下落。6ヵ月ぶりに悪化。
　消費増税への不安で、消費者心理示す指数が悪化。景気の現状示す一致指数も8ヵ月ぶりに下落。113.4で前月比1.8ポイント下落。

・経済協力開発機構（OECD）のグリア事務総長7日、都内で日本経済新聞社の取材に応じ、「消費税は長期的に15%まで引き上げても良い」との見方。
　法人税率引き下げの議論も並行して進めるべきだと指摘。

・NKSJHD　<8630> ［終値2650円］傘下経営統合する損保ジャパンと日本興亜損保7日、
　自動車保険料を平均2.5%値上げへ。引き上げ後負担増は平均で年間1000〜2000円程度に。

・アジアで覇権競ってきた世界鉄鋼大手の競争が北米に広がる。メキシコで熱戦。
　韓国ポスコ先手、マツダ　<7261> ［終値473円］メキシコ中部工場で使う鋼板の6割、新日鉄住金　<5401> ［終値281円］4割にとどまる。
　新日鉄住金も反攻、独ティッセン・クルップ米工場の欧アルセロール・ミタルとの共同買収。メキシコへの製品供給でも連携する方向。

・エイチ・アイ・エス　<9603> ［終値5670円］インドネシアの店舗網、現状の6店舗から200店舗規模に増やす。
　国営通信大手テレコムニカシ・インドネシアグループと業務提携。同グループの営業拠点活用、旅行商品扱う代理店を広げる。　

・ALSOK　<2331> ［終値2256円］フィリピンに進出。日系企業の進出増え工場などの警備の需要高まっていると判断。　

・牛丼大手3社、3月の既存店売上高、吉野家HD　<9861> ［終値1332円］「吉野家」は前年同月比15.5%増、
　ゼンショーHD　<7550> ［終値1019円］「すき家」は9.1%増、両社とも鍋商品が好調。
　松屋フーズ　<9887> ［終値1831円］「松屋」は0.7%減。減少幅は1月（1.3%減）2月（5.7%減）から縮まる。

・日本マクドナルド　<2702> ［終値2772円］3月の既存店売上高前年同月比2.6%減。2ヵ月連続で前年実績下回った。客数は8.3%減、11ヵ月連続減少。
　
・携帯電話大手3社、3月の契約数発表。契約純増数ソフトバンク　<9984> ［終値7556円］64万9500件で首位。
　NTTドコモ　<9437> ［終値1584円］51万5500件　KDDI　<9433> ［終値5588円］49万4600件。
　番号持ち運び制（MNP）はKDDIが300件の転入超過で30ヵ月連続トップ。

・石油資源開発　<1662> ［終値3565円］秋田県内で実証実験進めていたシェールオイルの商業生産始めた。
　生産量は1日35KLで国内の原油生産量の約1%に当る。年間5億〜10億円程度の売上高見込む。シェールオイルの商業生産は日本で初めて。　

・第一三共　<4568> ［終値1813円］インド後発薬品大手ランバクシー・ラボラトリーズの実質売却決めた。5千億円で買収してから6年。
　計上した損失額合計で約4500億円。インド後発薬品大手サン・ファーマシューティカル・インダストリーズに年末メドに吸収合併される。

・神戸鋼　<5406> ［終値137円］神戸製鉄所（神戸市）に売電用発電所増設へ。2017年度に休止する予定の高炉跡地ｎ大型石炭火力発電所建設。
　総投資額1千億円規模。電力事業拡大し、安定収益源にする。（日経新聞）

・新型万能細胞「STAP細胞」の論文不正問題で理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー（30）
　不正認定した調査委員会の最終報告は承服できないとして、理研に対し8日に不服申し立て行う方針。9日に大阪市内で記者会見。

・安倍晋三首相7日、オーストラリアのアボット首相と首脳会談で大筋合意した経済連携協定（EPA）、日本にとって農業大国との貿易自由化の先例。
　農産物の関税撤廃問題で難航する環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）交渉動かすテコにしたい思惑もある。日本の通商戦略は再び加速し始めるか。

・ロシア、ウクライナ向けの天然ガス供給価格を8割つり上げ。両国間で「ガス紛争」再燃する恐れが強まっている。
　ウクライナ暫定政権はロシアを強く批判するとともに、欧州連合（EU）に支援求めている。
　露・ウクライナの価格交渉もつれれば、EUへのガス供給に支障が出ることも予想されている。（産経新聞）

・ナブテスコ　<6268> ［終値2347円］スウェーデン・ボルボのインド法人から商用車用部品受注。6月から納入はじめ、初年度6000台分見込む。
　13-15年度までの3年間で3億5000万円投じ生産ライン増強、2年後には年産5万台分目指す。　

・クラリオン　<6796> ［終値166円］
　商用車向け後方のカメラ映像を運転席などに伝送するワイヤレスカメラシステム2モデル4月中旬から北米や欧州、オセアニア、日本で順次発売。

・豊田自動織機　<6201> ［終値4855円］2014年度内メドに同社の世界4ブランドのフォークリフトを
　ITで遠隔管理するテレマティクスサービス始める。3年後搭載車の世界シェア約3割の獲得目指す。

・富士通　<6702> ［終値610円］宇宙航空研究開発機構（JAXA）の新しいスーパーコンピューターとして
　「プライムHPC FX10」の後継機中核にしたシステム受注。2016年4月から全面稼働する予定。

・国際石油帝石　<1605> ［終値1386円］
　豪州液化天然ガス（LNG）開発プロジェクト「イクシスLNGプロジェクト」における海上生産施設の建造作業に着手。　
　半潜水式の会場生産施設としては世界最大規模。2015年中に建造作業終える予定。16年末の生産開始目指す。

・ヘッジファンドなどによる原油相場上昇を見込む買い越しは2月以降で最大の増加示す。
　夏季ドライブシーズンのピーク前にガソリン生産増やすために製油所が原油を買う必要との見方強まった。（日刊工業新聞）

・DIC　<4631> ［終値267円］スマートフォン（スマホ）などのタッチパネルに使う透明両面テープ（OCA）を従来より4割薄く出来る粘着剤開発。
　樹脂の使用量最大で半分に減らせるほか、カラフルにするために塗料が厚くなっても従来の薄さ保てる。2015年メドに年5億円の事業に育てる。

・独BMW、北米唯一の拠点である米国工場に10億ドル（約1030億円）投じ、同社の単一工場では最大の年産45万台に高まる。
　欧州連合（EU）と米国の自由貿易協定（FTA）発効にらんだ動きとも。

・経済産業省水素を運ぶトレーラーの技術基準改正、タンクに充填す出来る圧力従来の350気圧から450気圧に引き上げ。
　一度に運べる水素量増え、輸送コストの低減につながる。（日経産業新聞）

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第三者割当　

三井海洋開発　<6269> ［終値2450円］643万9800株　割当先 三井造船　三井物産
　

株式分割

ダイキアクシス　<4245> ［終値1326円］4/30 　1株→2株

公募・売り出し価格

東京エレク　<2760> ［終値1378円］1336円　申込み4/8-9　払込日4/15

三井海洋開発　<6269> ［終値2450円］309万6000株　円　申込み/-　払込日/

TOB（公開市場買い付け）

京王ズHD　<3731> ［終値550円］買い手光通信　<9435> ［終値8620円］　価格　555円　期間　4/8〜5/22

新規公開株

コード　 市場　　 銘柄　　　　　　幹事証券　　公募価格　　　発行株数　　単位株

4/8 <6616> JQS トレックス・セミコンダクター 野村 　5,000円 　807,600株 　100株

4/8 <9090> 　東2 丸和運輸機関 　　　　みずほ 　　　　3,400円　3,400920,000株　100株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、3営業日続落。
引けに向かうにつれ下げ幅を拡大していった。
ネット関連株を売って、ディフェンシブ株を買う動き。
アマゾン・ドット・コム（1.6%安）ヤフー（3.5%安）グローバル・X・メディアRTFは2.5%値下がり。
このところ大きく下落していたナスダック・バイオテクノロジー・セクター指数は0.5%上昇。
投資家の不安心理示すシカゴ・オプション取引所ボラティリティ指数（VIX）は11.5%の上昇に。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約75億株、今月1日平均約66億株を上回った。

欧州株式市場は反落。
1ヵ月ぶりの大きな下落。
住宅建設株や不動産関連株が下落。
欧州も最近上がっていたモメンタム銘柄が全体押し下げとも・・・

東京株式市場で日経平均は大幅続落。
前週末の米国株安に加え、外為市場で円高傾向を嫌気したところ。
8日の日銀金融政策決定会合結果公表控え、様子見に。
東証1部売買代金は1兆6658億円、出来高は17.78億株にとどまる。

東証1部騰落数は値上がり216銘柄、値下がり1513銘柄、変わらず72銘柄に。

本日は日銀金融政策決定会合結果公表と黒田東彦日銀総裁の記者会見が焦点となりますね。

日銀の政策「あるかないか？」
世間の関心はほとんどないといったところでしょうが、市場関係者は大いに関心があるところ。
その市場関係者の中も「期待」は大いにあるものの、今回は「ない」との声が大勢。
一部には今回か30日の4月中にも出してこないと「間に合わない」との声もあります。
日銀の「サプライズ」と「格好よさ」演出するためには早めの対応も必要ですが・・・

「出てきた」場合は金融・不動産関連の動きが良さそうですね。
為替も円安傾向になりそうですし、指数も上がると思われ、ETFなども選択肢の一つになってきます。

日本取引所グループ（JPX）<8697> ［終値2459円］アイフル　<8515> ［終値324円］

ケネディクス　<4324> ［終値365円］アルデプロ　<8925> ［終値260円］オリックス　<8591> ［終値1486円］

指数では日経レバレッジ　<1570> ［終値9660円］TOPIXブル2倍　<1568> ［終値19200円］

サイバーダイン　<7779> ［終値8400円］動きがようやく変わってきたようにも思えます。

カイオム・バイオ　<4583> ［終値2617円］少し拾っておきたいようにも思えますが・・・

「出てこない」時は、それほど期待感も高くなく、2日間（本日入れて）でそこそこ下落しそうなところで大きな傷も負わずに逃げられるかと？！

久しぶりにちょっと勝負したいような気になります。

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今年もやっちゃいます！！

2014年6月20日〜
2泊3日もしくは3泊4日
講師：岡本昌巳氏＆櫻井英明氏

今年は視察も兼ねて・・・
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ミョウジョウ・アセット・マネジメント
菊池真氏講演概要

日本の近未来を予見しています。

一つのシナリオ、知って相場に向かうのと
知らずに相場に向かうのとかなり違ってまいります。

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株式セミナー「あやこと仲間たち」
叶内文子さんのパートナーファン（ゲスト）投票
http://www.koronoasa.com/blog/?p=8428
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14：20〜16：50予定（開場14：10）

ブーケ・ド・フルーレット代表
馬渕治好の世界経済・投資環境総点検

2014年ゴールデンウィーク、国内金融市場の行方
リスクがわかれば、対応は出来ます。

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懇親会は馬渕さん＆櫻井さんの豪華両師がおそろいとなります。

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