Fリテ「キャス・キッドソン」買収交渉

2014年4月15日（火）晴れ時々曇り

・大企業が入る健康保険組合相次ぎ保険料引き上げ。保険料率2014年度平均8.8%となり、過去最高更新。今後も企業負担増える見通し。
　大企業の4割弱の500前後が料率上げに踏み切る。14年度は0.2ポイント上昇する。

・富士重工　<7270> ［終値2712円］2015年にも愛知県半田市に米ボーイングの航空機向け部材生産する工場を新設。設備投資100億円超。
　次期大型旅客機「777X」に使う主翼を胴体につうなげる主要部品を年間100機分生産する見通し。

・旧ソ連・ウクライナ東部主要都市で行政施設の占拠続けるロシア派勢力は14日、
　新政権が最後通告で求めた同日午前9時（日本時間同日午後3時）までの武装解除と退去拒否し、徹底抗戦の構え鮮明に。

・ウクライナ情勢が市場に影落とす。商品市場ではニッケルやパラジウムの国際価格が上昇。ロシアからの供給が不安定になることへの懸念が背景。
　ニッケル1ヵ月半で約2割上昇。パラジウムはニューヨーク市場で2年8ヵ月ぶりの高値。

・政府税制調査会14日、専業主婦世帯の所得税軽減する配偶者控除の廃止・縮小の議論始める。5月中旬から議論本格化。
　現行制度、妻の収入年103万円超えると夫の所得税の控除額が減るため、女性の社会進出阻むとされる。　

・日本、韓国両政府16日に両国の懸念巡る外務省局長級協議をソウルで開催。
　オバマ大統領両国訪問控え、関係改善に取り組む姿勢示す立場足並みそろえた。

・古くなったトンネルや橋の選別が今後進みそう。道路の老朽化対策話し合う国土交通省の有識者部会14日、国が取り組むべき施策まとめた。
　地方自治体など道路管理者に定期的な損傷度合いの点検求め、利用が見込めなければ撤去することも促す。
　国交省今年7月から自治体などの道路管理者に対し、5年ごとの実地点検と4段階の健全性評価取り組むよう義務つける。

・経済財政諮問会議民間議員は16日、病院などの収入源である診療報酬のうち医薬品の公定価格「薬価」毎年改定するよう提言。
　現在は原則2年に一度見直し。変動激しい医薬品市場の実勢価格を柔軟に反映させ、医療費削減につなげる。

・世界貿易機構（WTO)14日、中国のモノの貿易総額が2013年に4兆1600億ドル（約423兆円）と米国の3兆9100億ドル抜き世界一に。

・金融市場で日本株と円相場の連動性が薄れ始めた。昨年までは「株高＝円安」「株安＝円高」が定石も最近はそうならない日が目立つ。
　投資家の勢力図に変化が出てきたことが背景に。11日日経平均340円安と大幅安も円相場は小幅の円安。14日も株安も円の上値は重かった。
　異次元緩和から1年過ぎ、「東京市場に対するヘッジファンドの関心が薄れてきた」との声。
　アベノミクスの第3の矢は足踏み、日銀の追加緩和期待も後退。
　ヘッジファンドは短期間で高い収益が求められるだけに欧米など他市場に目を向け始めたという。
　シカゴ市場での投機筋の円売り持ち高は昨年末の1兆7000億円近くあったが、2月初めに1兆円前後に減少。その後は目立った増減見られず。

・14日の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債取引が成立せず。2000年12/26以来の約13年ぶりの異例な事態。流動性の低下反映。

・法人のインターネットバンキング悪用した不正送金の被害広がる。
　3月にみずほ銀　<8411> ［終値198円］で被害が疑われる事例に続き、三菱東京UFJ　<8306> ［終値537円］14日被害確認。
　福岡FG　<8354> ［終値416円］沖縄銀　<8397> ［終値4060円］など地方銀行などでも被害。

・3メガ銀行、太陽光や風力など再生エネルギー事業への融資急拡大。2013年度融資額3900億円と前年度比4倍強に増加。14年度も高水準と。

・米カリフォルニア州大手電力会社による蓄電設備の大量発注に対して、米国の蓄電池ベンチャーやサムスン電子、LG電子が営業攻勢かける。
　同州再生エネルギーの利用拡大めざし、電力会社に対して蓄電設備の大規模調達義務付けたため。「空前の特需」も日本勢の大半は後れ。

　NEC　<6701> ［終値293円］特需見込み、米電力会社と取引実績ある米A123システムズの大容量蓄電システム事業の買収決め、巻き返し図る。

・ウクライナ情勢の緊迫化に伴い欧米・ロシア間の金融取引が滞る。
　対ロシア制裁受け、欧州銀行、ロシアの銀行や企業との取引縮小や債権の売却に動き始めた。

・3月の米小売売上高4339億ドル（約44兆2600億円）となり、前月比で1.1%増。市場予測平均(1.0%増加)とほぼ同じ、2ヵ月連続増加。

・日産　<7201> ［終値896円］中国合弁東風日産自動車（広東省）今年投入する中国専用ブランド「ヴェヌーシア」の新型車。
　中国資本の現地サプライヤー供給する製品多く採用。中国系部品価格日系サプライヤーより2〜3割安く。新型車価格1万元（約16万5千円）下げ。

・トヨタ　<7203> ［終値5410円］
　昨年11月全面改良した小型車「ヤリス」「ヴィオス」で中国系サプライヤー積極活用。7万元（115万5千円）切る価格打ち出す。

・イトーヨーカ堂　<3382> ［終値3739円］
　カゴメ　<2811> ［終値1685円］カルビー　<2229> ［終値2457円］ユーグレナ　<2931> ［終値925円］と組み、
　微生物ミドリムシ混ぜた加工商品売り出す。2016年度に150品、売上高70億円目指す。

・ヤフー　<4689> ［終値458円］15日から不動産・住宅の情報サイト「ヤフー！不動産」に口コミ掲載。信頼性の高い口コミと物件情報合せて紹介。
　口コミのすべてを審査し、掲載後も確認するのが特徴。居住者らによる書き込みが7割占める。口コミ数は新築や中古物件などで100万件に。　

・富士通　<6702> ［終値583円］パナソニック　<6752> ［終値1077円］
　車載や家電向け通信に使う半導体の設計・開発部門統合について今秋にも新会社設立することで合意。
　資本金500億円で富士通4割、パナソニック2割、日本政策投資銀行が4割出資。

・バリューコマース　<2491> ［終値975円］交流サイト(SNS)使って贈り物するサービス始める。相手の住所知らなくても贈れる。
　まず「LINE」「フェイスブック」対象。韓国通信大手KT子会社kt mhouse（ケイティエムハウス）と提携。

・イオン　<8267> ［終値1126円］2015年2月メドにウエルシアHD　<3141> ［終値5630円］を連結子会社化へ。
　資本・業務提携拡大、年6兆円超えて成長続くドラッグストア業界で攻勢強める。ドラッグストア「日本一」目指す。

・マツダ　<7261> ［終値440円］独自開発の環境技術「スカイアクティブ」搭載した車の累計台数世界で100万台突破。生産開始から2年4ヵ月で達成。
　日本のほかタイやメキシコ、中国でも生産始め、環境技術の海外展開に弾み付ける。

・2月の産業機械受注額前年同月比21.1%増の4264億円で5ヵ月ぶりプラス。外需68%増、2368億円、内需10.2%減、1895億円と明暗。　

・空売り比率前週末比3.6ポイント上昇、35.0%。東証空売りデータ公表始めた2008年以降、過去最高（3/17＝36.1%）に次いで2番目に高い水準。

・投資部門別売買動向、2013年度の投資信託、上場不動産投資信託（REIT）の買越額4083億円と前年度の約2.4倍に拡大。
　分配金（株式の配当金に相当）利回りの高さが好感された。
　REITを直接売買する「個人」は売り越し。4321億円と7年ぶりに過去最高更新。公募増資での購入は買いに含まれず。
　「銀行」買越額1624億円と過去最高。海外投資家は510億円の売り越し。売越額は9年ぶりの大きさ。

・マザーズ指数8営業日連続下落、前週末比5.29ポイント（0.75%）安の697.35と連日で年初来安値更新。
　8日続落は2009年11/2〜19日まで13日続落以来、約4年5ヵ月ぶり。　（日経新聞）

・中国国有証券商業銀行大手、週内にインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」扱う中国の2大取引所の口座を相次ぎ閉鎖。
　個人同士の売買には当面影響なし。中国人民銀行（中央銀行）は「マネーロンダリング（資金洗浄）に悪用される懸念がある」と警戒呼びかけ。

・ファーストリテイリング　<9983> ［終値32795円］
　英国人気雑貨ブランド「キャス・キッドソン」買収交渉進める。買収価格は2億5000万ポンド（約425億円）程度。

・熊本県多良木町の養鶏場、約11万2千羽殺処分終了。
　国内養鶏場での鳥インフルエンザ発生確認は3年ぶり。周辺での被害は確認されていない。（産経新聞）

・共同印刷　<7914> ［終値269円］悪臭や腐食の原因になる酢酸ガス吸収する高機能フィルム開発。
　医薬品や電子部品の包装材向け、ガスによる製品劣化や開封時に発生する悪臭防ぐ。早ければ年内発売。
　2015年に高機能フィルム含む医療・産業分野の売上高100億円にする。　

・大塚製薬　<4578> ［終値2822円］抗がん剤「ダコジェン」の権利をエーザイ　<4523> ［終値3856円］から取得。取得金額は非公開。

・テラ　<2191> ［終値1358円］組織培養用の培地開発、製造するコージンバイオ（埼玉・坂戸市）と資本業務提携。
　ワクチンとして使う樹状細胞などを効率的に培養できるようにする。（日刊工業新聞）

・松竹　<9601> ［終値826円］2014年2月期決算売上高13年2月期比13.2%増、889億円。純利益ほぼ2倍の20億円。若手の台頭で「正念場」乗り切る。
　今後は歌舞伎座の開場効果の反動減は避けられず。　

・ダイダン　<1980> ［終値528円］業務用空調機向け微生物が発生しにくい加湿システム開発。室内に浮遊する細菌を9割除去できる。
　システムが簡素でランニングコスト低く、導入費用2年ほどで回収できる。病院や介護施設、食品工場などの採用提案。

・中国の3月新車販売台数前年同月比6.6%減　約216万9100台。経済成長の鈍化で商用車伸び悩み、1ケタの増加に減速。日系大手は5社が2ケタ増。

・東芝テック　<6588> ［終値613円］北米で電子看板（デジタルサイネージ）に表示するコンテンツの配信サービス始めた。
　第一弾キッコーマン　<2801> ［終値1904円］ミツカン、ハウスフーズアメリカ、紀文食品など
　食品メーカー4社の食材扱う老舗食品スーパーの電子看板になべ料理のレシピ配信。2014年度に50件の受注目指す。

・マーベラスAQL　<7844> ［終値677円］人材獲得策、社員からの紹介で外部の優秀な開発者や企画担当者の採用決まれば報酬50万円。
　社名も「マーベラス」に変更。合併から2年半、旧AQインタラクティブの社名が消える。スマホ向けゲームで一攫千金狙う。　

・エス・エム・エス　<2175> ［終値1811円］中小介護事業者向けサービス拡充。
　社員の勤怠管理や給与計算、顧客の情報管理を介護事業に代わって手掛けるサービス新たに提供。
　iPad（アイパッド）無償で配布、月々の利用料金引き上げ。

・シード　<7743> ［終値1300円］「老眼でもおしゃれにこだわりたい人は増えてくる」と2012年6月、1日使い捨て遠近両用レンズ発売。
　13年4-12月期は遠近両用レンズ売上高前年の2.4倍。今後もラインアップ拡充し、年平均20%弱の成長見込む。
　コンタクトレンズ利用者のうち40歳代以上は既に4割。今後遠近両用レンズへのニーズは拡大見込める。（日経産業新聞）

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株式併合

関西アーバン　<8545> ［終値116円］10/1 　10株→1株

公募・売り出し価格

白鳩　<3192> ［IPO］520円　

イマジカ・ロボット　<6879> ［終値415円］398円　申込み4/15-16　払込日4/25

積水ハウス・SI投資法人　<8973> ［終値97500円］9万5062円　申込み4/15-16　払込日4/21

西武HD　<9024> ［IPO］1600円　

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、3営業日ぶり反発。
取引終盤に大幅に値を消す場面もあったものの、引けには戻して終了。
ウクライナ情勢緊迫高まる。
シティグループの決算が市場予想上回り、金融株の上昇主導。

取引時間終盤の売りもので今までなら一気に安値引けに向かいそうなところを切り返す動きが、
不安定ながらも、下げ止まってきたような雰囲気。

欧州株式市場は反発。
デイフェンシブ銘柄が相場を下支え。
米経済指標の堅調さも追い風。

東京株式市場で日経平均は続落。
終日前週末の終値付近での往来。引け前15分あたりから日計り商いなどの手仕舞いも出てマイナスで終了。
米国株の週明けを警戒というか確かめたく投資家手控え、東証1部の売買代金は1兆6099億円と4/4の1兆5663億円に次ぐ今年2番目の低水準。
出来高は17億2881万株にとどまる。
東証1部騰落数は値上がり683銘柄、値下がり944銘柄、変わらず176銘柄に。

東証株価指数（TOPIX）は7日続落、マザーズ指数は8日続落、日経ジャスダック平均は6日ぶりに小幅反発。

カリフォルニア州再生エネルギーの利用拡大めざし、電力会社に対して蓄電設備の大規模調達義務付け。
「空前の特需」NEC　<6701> ［終値293円］米電力会社と取引実績ある米A123システムズの大容量蓄電システム事業の買収決め、巻き返し図る。

米国市場、確定申告の納税売りのせいとなればいいのですが・・・

今回はSQ値が低い値で決まったともいえ、続落となったものの日経平均株価はSQ値より上で推移。
SQ後の6日間の日経平均株価の終値のSQ値との比較で上回っていたら「勝ち」下回ると「負け」としてみますと
2013年12月は4勝2敗で勝ち越しも、14年1月は2勝4敗、2月は3勝3敗、3月は2勝4敗と勝ち越せません。
4月は現在2勝0敗で、4ヵ月ぶりに勝ち越せる可能性もあり、月末にかけ株価上昇の期待もあります。

とりあえず指数の買いなど見ています。

先物や日経レバレッジ　<1570> ［終値8540円］など・・・

個別は今までどおりです。

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