派遣社員募集時給上昇

2014年4月16日（水）晴れ

・日本の自動車大手、アジア生産大幅に増やす。
　大手6社合計の能力増は12年実績の3割にあたる238万台となる。アジア生産17年にも1千万台、900万台規模へ減る見通しの日本を逆転。
　日産　<7201> ［終値902円］とホンダ　<7267> ［終値3455円］20147年までに12年生産実績の5〜6割能力増強計画。

・総務省2013年10月時点の人口推計、15〜64歳の生産年齢人口が32年ぶりに8千万人割り込む。65歳以上の高齢者（老年人口）割合初めて25%超。
　女性や外国人などの活用による労働力確保や、社会保障制度改革が急務。

・海運大手の業績そろって改善。2015年3月期、日本郵船　<9101> ［終値277円］商船三井　<9104> ［終値355円］の連結経常利益、
　ともに700億円程度と前期比推定3割前後増える見通し。川崎汽船　<9107> ［終値206円］も1割強増える見込み。

　先進国の緩やかな景気回復背景に、アジアから日用雑貨や家電製品などを米欧に運ぶコンテナ船の需要が伸びる。

・3月の首都圏マンション発売戸数は前年同月比9.7%減、2ヵ月連続で前年実績下回る。新たな物件がy李克強氏出せなくなる「品不足」の状態。
　物件の平均価格は1年間で1割近く上がり、「消費者の購買力が追い付かなくなる」と先行き懸念も。
　3月発売戸数は4641戸。東京23区は1769戸と20.2%減。市場全体の契約率は79.8%ろ好不調の分かれ目70%を14ヵ月連続上回る。

・ウクライナ・トゥルチノフ大統領代行15日、同国東部ドネツク州の警察署や行政庁舎占拠した親ロシア派武装勢力強制排除するための作戦、
　同日未明に開始したと最高会議（国会）で表明。ロシアメディアは銃撃戦で親ロシア派4人死亡、2人負傷したと報じる。

・派遣社員の募集時時給が上昇。
　リクルートジョブ（東京・中央）募集時平均時給は三大都市圏（関東・東海・関西）で前年同月比3.7%高い1529円と10ヶ月連続で前年同月上回る。

　エン・ジャパン　<4849> ［終値1749円］まとめも3月の募集時平均時給（全国）1497円と4ヶ月連続で前年同月上回る。
　「IT・技術系」1903円と前年同月比4.2%高。事務職でも時給高止まりと。

・安倍晋三首相15日、首相官邸で黒田東彦日銀総裁と約4ヵ月ぶりに昼食交えて会談。
　約50分に及んだ2人きりの会談は首相官邸側が周到に準備、市場反応にらんだ「黒田効果」演出する思惑も浮かぶ。
　話題は金融政策の進捗に加え、増税後の景気への影響などにも及ぶ。

・経済産業省15日、石油や石炭など化石燃料がエネルギー供給に占める割合が2012年度に92.5%と、1977年度以来の高水準になった。
　原子力発電所の稼働停止により火力発電用の石炭や天然ガスの使用増。

・政府、地熱発電に欠かせない蒸気や熱水掘り当てるための技術開発に乗り出す。
　政府が企業などと連携し2014年度から4年間かけ新たな探査技術開発し、地熱発電の普及後押しする。

・邦銀がドル調達増やす。2013年度のドル建て債券の発行額、12年度比3割増203億ドル（約2兆600億円）と過去最大。
　
　三菱UFJ銀　<8306> ［終値546円］3月、通常3年、5年、10年に加え30年債初めて発行。1回あたりの調達額約40億ドルと邦銀では最大。
　30年債利回りの米国債券利回りに対する上乗せ幅は1%強とかなりの好条件の発行に。

　みずほFG　<8411> ［終値199円］三井住友FG　<8316> ［終値4073円］外貨建て新型劣後債の発行決めた。

　山形銀　<8344> ［終値413円］常陽銀　<8333> ［終値477円］などの地方銀行も新株予約権付き社債使ってドル調達。

・世界景気インデックス（天気図）2月の主要国・地域の景気示す指数は前月比0.1ポイント悪化、マイナス2.9。10ヶ月連続「雨」に低迷。

・経済産業省15日、次世代国産エネルギーとして期待される「メタンハイドレート」の資源埋蔵量調査開始。調査対象は日本海の改訂など5ヵ所。
　6月以降はメタンハイドレート含んだ地層をサンプルとして採取する。

・3月の米消費者物価指数、236.293と前月比で0.2%上昇。市場予測平均（0.1%上昇）上回り、5ヵ月連続で上昇。

・3月のインド消費者物価指数（CPI）前年同月比上昇率は8.31%となり、4ヵ月ぶりに上昇。
　卸売物価指数（WPI）の前年同月比上昇率は5.70%。4ヵ月ぶりに上昇に転じた。

・アジア太平洋地域で新規株式公開（IPO）が急拡大。1-3月期調達額は140億ドル（約1兆5000億円）と前年同期比4倍に達した。
　世界のIPO全体の約4割占めた。4-6月期も高水準で推移。

・中国電機大手は相次ぎ家庭用ゲーム機の販売に乗り出す。中国政府が14年ぶりに家庭用ゲームの生産と販売解禁したことに対応。
　米マイクロソフトやソニー　<6758> ［終値1879円］など海外大手の動向注目も、中国国内勢が先行した形。

・日本自動車研究所2013年にまとめた予測、16年度国内新車販売に占める自動ブレーキ搭載車の比率は約50%（230万台）に達するとの見通し。
　消費者の9割「自動ブレーキに魅力がある」特に目立ったのは高齢者層。　

・格安スマートフォン（スマホ）が人気。シニア層や女性など利用者のすそ野も拡大。存在感急速に高まりつつある。
　格安スマホ契約数50万件超、年内100万件突破する見通し。スマホや携帯電話の総契約数に占める比率はまだ1%満たず。

　イオン　<8267> ［終値1144円］は日本通信　<9424> ［終値394円］のSIMと端末セットして、
　契約後すぐ使える状態で販売。初心者でも利用しやすく、購入者のすそ野広がった。

・ダイセル　<4202> ［終値838円］フルハイビジョンの液晶画面でもちらつかない反射防止フィルム開発。ぎらつき起こらず。

・信越化　<4063> ［終値5923円］米国で化学製品の基礎原料となるエチレン生産する工場建設の検討に入る。建設額1千億円超。
　日本の化学会社が米国でエチレン生産に踏み込むのは初めて。
　シェールガス由来の原料から大幅にコスト低減してエチレン生産する体制整え、塩化ビニール製品の競争力高める。　

・ソニー　<6758> ［終値1879円］高精細の4Kテレビの新製品発表、国内家電大手の4Kテレビ戦略出そろう。14年度販売台数13年度比4倍増へ。

・シャープ　<6753> ［終値370円］2015年3月期、連結営業利益前期比推定横ばいの1000億円前後。収益面では2年続いた最悪期を脱する。
　昨年5月発表した中期経営計画で掲げた目標は100億円下回る。16年3月期目標は据え置く公算大きい。

・信用買い残4/11申込み、3兆1486億円と前週比1589億円増。4週ぶり増加。（日経新聞）

・政府が掲げる「攻めの農業」実現に向けた具体的な構想15日明らかに。

　丸紅　<8002> ［終値670円］全日空　<9202> ［終値219円］みずほ銀　<8411> ［終値199円］など民間企業
　日本ブランド農作物をアジアや中東に輸出する協議会共同設立。シンガポールに流通加工センター作り、販売拠点構築する計画。

・安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁15日、官邸で会談。
　黒田氏は首相に「（必要であれば）躊躇なく金融政策の調整を行う」と伝え、
　脱デフレに向けたシナリオに支障が生じた場合、追加の金融緩和も辞さない姿勢示す。両者の官邸で会談は3回目。（産経新聞）

・経済産業省、災害対応ロボットの研究開発支援する新たな補助金制度始める。
　米国防総省高等研究計画局（DARPA）主催するロボット競技会への出場目指す企業や大学などによる事業グループ対象。5月にも公募。

・ファナック　<6954> ［終値17910円］人とロボットが同じ環境で作業することを実現する安全機能搭載したロボットの新シリーズを市場に投入。
　安全ロボットは本体の色を緑色に統一、同社製品象徴する黄色と区別。「緑のロボットシリーズ」展開へ。

・STAP細胞論文の共著者である米ハーバード大チャールズ・バカンティ教授来日、「STAP細胞は確かに存在する」と述べる。　

・MUTOHHD　<7999> ［終値431円］自社開発の3Dプリンターの商品群拡充。新モデル5月発売。価格45万円、初年度売上高10億円目指す。

・アルテック　<9972> ［終値234円］米ストラタシス製3Dプリンター「オブジェット500コネックス」のリースプラン提供。価格550万円。
　リース総額を機器取得金額と同額に設定。ユーザー金利負担なしで利用。リース期間36ヵ月。

・清水建　<1803> ［終値514円］富士電機　<6504> ［終値418円］
　共同で放射性物質汚染土壌の中間貯蔵を想定、計測誤差20%以下で濃度に基づき汚染土壌分別するシステム「セシウム汚染土壌濃度分析装置」開発。

・日本オラクル　<4716> ［終値4395円］政府、公共機関のクラウド環境構築支援。（日刊工業新聞）

・富士重工　<7270> ［終値2714円］15日、新型車「レヴォーグ」発売当初計画から1ヵ月遅れ、6/20になると発表。
　運転支援技術「アイサイト」の新型カメラの調達が遅れているため。高精度で認識するステレオカメラが基幹技術。代替できず。

・トレンドマイクロ　<4704> ［終値3210円］昨年8月から出荷始めた企業や団体から機密情報盗む「標的型サイバー攻撃」防止装置の最新版
　「ディープ・ディスカバリー・インスペクター（DDI）3.5」。いかにもれなく、かつ誤検知なく捕まえるかにこだわった。

・ダイキョ―ニシカワ　<4246> ［終値1602円］インドネシアに新工場新設。
　ダイハツ　<7262> ［終値1764円］と現地企業の合弁会社向けのエンジン部品生産。投資額約8億円。
　マツダ　<7261> ［終値437円］向けの売上高が約7割も、取引先広げて経営基盤強化へ。（日経産業新聞）

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公募・売り出し価格

日本エリート投資法人　<3296> ［IPO］25万2000円　

三井海洋開発　<6269> ［終値2080円］2017円　申込み4/16-17　払込日4/22

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、終わってみれば続伸。
ウクライナ情勢緊迫化など昨日と同じように一時株価急落、不安定な展開も、午後持ち直し引けにかけて上昇して終了。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約76.2億株、4月1日平均約68.7億株を上回る。
インテルが取引終了後時間外で上昇。

欧州株式市場は反落。
鉱山株が中国のマネーサプライM2の伸びが過去10年で最低にとどまり、需要減速懸念で売られる。
ウクライナ情勢緊迫化もリスク回避に動く。
16日発表の中国国内総生産（GDP）統計発表控え、警戒感も鉱山株には逆風に。

東京株式市場で日経平均は反発。
一時日経平均株価は1万4000円回復も引けにかけて、上昇幅は縮めた。
インテルの決算発表も警戒感も出たようなところも・・・
安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁の会談も始まった直後（186円高）がこの日の高値になった。

投資家は中国のGDP統計発表も控え、様子見ムードを表すように東証1部売買代金は1兆5682億円、出来高は17億4982万円だった。

東証1部騰落数は値上がり946銘柄、値下がり676銘柄、変わらず181銘柄に。

政府、地熱発電に欠かせない蒸気や熱水掘り当てるための技術開発に乗り出す。
政府が企業などと連携し2014年度から4年間かけ新たな探査技術開発し、地熱発電の普及後押しする。

鉱研工　<6297> ［終値581円］地下資源工事用掘削機械で有数。

昨日は月齢で満月そして皆既月食でした。
満月とか新月はよく相場の転機や加速となると言われております。
反転となってくることを期待しているところ。

SQ後の日経平均もSQ値を上回っており月末にかけて上昇が期待できるようなところも・・・

インテルの第1四半期決算は増収減益、売上高は予想を下回る。
ヤフーの第1四半期決算は若干の増収。ディスプレー広告部門が持ちなおす。
中国アリババグループの第4四半期決算は前年同期から66%急増。

全体を見るとなにか頼りない印象が強いのですが、個人投資家に人気のあるカイオム・バイオ　<4583> ［終値2690円］
日本マイクロニクス　<6871> ［終値3830円］クルーズ　<2138> ［終値4990円］など個別に大幅に上昇している銘柄もあります。　

また仮想移動通信（MVNO）関連が人気復活。

環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）など農業関連もテーマになって来るんではないかとも・・・

クミアイ化　<4996> ［終値654円］丸紅　<8002> ［終値670円］保土ヶ谷化　<4112> ［終値193円］なども横目で見ながら・・・

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