不動産売買インターネット解禁へ

2014年4月22日（火）くもり夕方にわか雨も　5日ぶりに20℃にも

・スーパー都市部で小型店の出店増やす。主要22社の2014年度出店数は合計195店、このうち4割は標準より小さい店舗に。
　人口集中する都市部は高齢化進み、徒歩圏内などの身近な店舗のニーズ高まると見て大型店中心の戦略見直す。
　コンビニエンスストアと業種の垣根は期ズレつつある。

・国土交通省、不動産の売買や賃貸でインターネット取引解禁検討。2015年にも規制緩和に踏み切り、不動産取引の利便性高めたい考え。

・オリエンタルランド　<4661> ［終値15870円］2014年3月期連結営業利益前期比35%増、1100億円強とこれまで見通し（1068億円）上回る。
　開業30周年イベント効果や、円安による訪日外国人の増加背景に入園者数が大きく伸びた。売上高19%増、約4700億円と過去最高へ。

・ストック小オプション（株式購入権）を使う上場企業の社員が増加。東証取引所、2013年度に役員や従業員が権利行使した企業数は延べ1683社。
　12年度比倍増、06年度以来7年ぶりの高水準。株高の恩恵が従業員にも広がる構図、個人消費促す効果も。　

・東京電力　<9501> ［終値396円］今月末に借款期限が来る融資を無担保で実施する枠組み固まる。
　三井住友　<8316> ［終値4093円］三菱UFJ　<8306> ［終値561円］三菱UFJ信託、三井住友信託　<8309> ［終値437円］の大手4行で実施。

・消費税率が8%に引き上げられ3週間。小売業界では予想外に早く買い物客が戻る売り場が増えている。
　駆け込み需要の反動は全体としてはなお続くも、個人消費は意外に「健闘」しているとの見方も。

・新車販売は駆け込み需要の反動減の影響が出やすい。
　トヨタ　<7203> ［終値5570円］4月に入ってからの受注は全国で前年比2割弱の減少。日産　<7201> ［終値897円］も足元販売動向は2割減少と。
　メルセデス・ベンツ日本法人では、受注3割程度減少。1-3月の駆け込み需要で在庫底つき、売るクルマが限られていると。

　中古車市場では3月までの駆け込み需要で意外なプラス面。ガリバーインター　<7599> ［終値928円］4月の受注の落ち込みが1割弱にとどまる。
　増税受けて新車に比べて割安感がある中古車求める人が増え、3月までに新車購入した消費者が古い車を売却した結果、中古車の量が増え価格下落。
　「お買い得車」が多く出回り始めたことに、消費者が目をつけたよう。

・製紙大手ティッシュペーパーやトイレットペーパー相次ぎ値上げ。
　日本製紙クレシア（東京・千代田）や大王製紙　<3880> ［終値1130円］5月以降の出荷分について、卸会社向け価格の10%以上引き上げへ。
　パルプや重油など原燃料費の上昇転嫁し、採算改善目指す。店頭価格に波及する可能性も。

・24日の日米首脳会談に向け、焦点となる環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）に関する両国の実務者協議が21日再開。
　日本の牛・豚肉や米国の自動車の関税撤廃・引き下げ巡る協議が難航。ぎりぎりの交渉続く。

・政府21日、中国当局が海運大手商船三井　<9104> ［終値355円］の船舶差押えた問題、
　日本企業の中国での活動に影響が及びかねないとして中国側に懸念伝えた。事実関係の把握を急ぐ。　

・オリックス　<8591> ［終値1457円］貴金属リサイクル最大手ネットジャパン（東京・台東）買収。金額は約200億円。将来の上場も視野に。

・金融庁21日、売上高を水増ししたとしてリソー教育　<4714> ［終値300円］に課徴金納付命令。課徴金額は4億1477万円。

・財務省21日発表、2013年度の輸出数量は前年度比0.6%増とほぼ横ばい。アジアと欧州連合（EU）、米国向け輸出が前年に届かず。
　生産の海外移転や日本製品の競争力落ちた面があり、貿易赤字は当面定着しそう。

・年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）の運用委員会の委員に7人任命。
　米沢康博早大大学院教授はじめ国内債券中心の運用見直し求める政府の有識者メンバーが3人入った。
　国債比率を下げ、株など増やす方向に動くと見られる。

・サッカーワールドカップ（W杯）目前に控えた商戦盛り上がるブラジルで世界最大手アンハイザー・ブッシュ（AB）・インベブの牙城に
　キリンHD　<2503> ［終値1421円］が挑む。看板商品「一番搾り」投入。

・中国地方政府が土地取引による収入での財源確保急ぐ。
　財務省、地方政府による1-3月の土地の譲渡収入1兆元（約16兆5千億円）超え、前年同期比で4割増。不動産価格下落による景気減速リスクも。

・アジア海賊版対策、クールジャパン「損して得取れ」
　東映アニメ　<4816> ［終値2708円］あえて無料でソフト配信、DVDや関連グッツの通販で収入。
　サンリオ　<8136> ［終値335円］版権（ライセンス）を割安に供与する策。供与先2500社以上に増え、14年3月期営業利益209億円と5年前の2.3倍。

・ローソン　<2651> ［終値6620円］2014年中国で前年の5倍、180店出店。出店ペース再加速。今年は攻めの姿勢に転じ、成長市場の取り込み急ぐ。

・スマートフォン（スマホ）の普及や自動車の電子化背景に、国内電子部品大手が受注一段と伸ばす。
　
　村田製作所　<6981> ［終値9053円］TDK　<6762> ［終値4615円］など大手6社の2013年度の受注総額4兆円超、年度ベースで過去最高。
　
　村田製作13年度受注総額、12年度比約25%増の8600億円。TDK12年度比10%超の約9800億円。アルプス　<6770> ［終値1145円］3割増。

　京セラ　<6971> ［終値4790円］車載用カメラ好調12年度比10%増、約8200億円。

　日本電産　<6594> ［終値5980円］13年度売上高12年度比約25%増、約8800億円に。

・日東電工　<6988> ［終値4829円］今夏にも肝硬変患者に「核酸医薬品」と呼ぶ新型のバイオ医薬品投与する臨床試験（治験）を米国で始める。
　早ければ2018年度に製品化。新薬テコに医薬品事業を収益の柱に育てる。

・ニフコ　<7988> ［終値2971円］ドイツ自動車部品メーカーKTWグループを買収。70億〜100億円前後で全株式取得へ。22日合意する見通し。

・東証1部売買代金21日、1兆3074億円と6日連続で活況の目安である2兆円割れ。18日に次ぐ今年2番目の少なさ。（日経新聞）

・中国外務省21日記者会見で、上海の裁判所が商船三井　<9104> ［終値355円］所有の船舶差し押さえた問題で
　「一般的な商業契約上の案件で中日戦争の賠償問題とは関係ない」と主張。
　日本政府、日中戦争時の賠償請求権放棄盛り込んだ1972年の日中共同声明の精神に反するとして、中国に遺憾の意伝える。

・理化学研究所小保方晴子研究ユニットリーダー（30）代理人弁護士21日、不服申し立て補充する追加資料提出。追加資料の準備期間2週間猶予も。

・日本鉄鋼連盟21日、2013年度の粗鋼生産量前年度比3.9%増、1億1151万1千トンと2年連続で前年度実績上回る。　
　過去最高の2007年度（1億2151万1千トン）以来、6年ぶりの高水準。自動車、住宅向けが好調、東日本大震災の復興需要も増加につながる。

・KDDI　<9433> ［終値5421円］
　複数の周波数を1つの周波数のように使って受信時最大毎秒150メガビッドのデータ通信実現する高速通信サービス今夏提供。
　「キャリア・アグリゲーション（CA）」と呼ばれる次世代高速通信技術の一つ、商用化はKDDIが初。（産経新聞）

・キッツ　<6498> ［終値474円］水素ステーション向けバルブのラインアップ拡充。
　充填圧力の高いラインに対応するバルブ手掛けるが、中圧や低圧のラインに対応するバルブも開発へ。
　水素ステーション向けバブルで2015年度までに累計14億円の売り上げ目指す。　

・日立　<6501> ［終値756円］2016年に中国・広州で開業する超高層複合ビルに分速1200メートルの超高速エレベーター納入へ。世界最高速となる。

・協和発酵キリン　<4151> ［終値1150円］
　抗体「モガムリズマブ」の開発・販売権をバイオ医薬品大手米アムジェンに許諾するライセンス契約終える。
　数ヶ月以内に契約解消へ。アムジェンの撤退で戦略練り直し迫られる。（日刊工業新聞）

・電子部品業界の関係者から聞き取り、4-6月の市況予測。1-3月の実績は「下落」、「小幅下落」が8品目も、4-6月見通しは3品目に減少。
　「横ばい」は3品目から8品目に増え、底入れ感広がる。
　アップルが秋に発売するとされる「iPhone」の次期モデル向けの部材調達には注目。まだ部品供給は本格的に始まっていない模様。ピーク7-9月か。

・トレジャー・ファクトリー　<3093> ［終値1963円］複数の店舗や本社にかかってくる顧客からので電話を1ヵ所で集中して対応するシステム導入。
　アイティフォー　<4743> ［終値425円］がシステム構築。ソフトウエアが自動音声で案内して顧客の要件や質問を振り分け、オペレータにつなぐ。　
・CKD　<6407> ［終値951円］30億円超投じて医薬品包装システムなど自動機械手掛ける本社工場（愛知県小牧市）建て替え。
　「マザー工場」の取り組み進める狙い。最新工作機械も導入、生産性1〜2割引き上げ。来年夏の完成目指す。

・ロングライフHD　<4355> ［終値340円］
　今秋メドに訪問介護事業の業務効率化するクラウド型情報システム導入。1年間で約2400万円のコスト削減効果見込む。（日経産業新聞）

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株式分割

ディー・エル・イー　<3686> ［終値2971円］5/15 　1株→3株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、小幅高。
ダウ工業株30種平均は日中値幅が約58ドルと動き少なく薄商い。
欧州勢の休暇も商いに響く。
3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約43.4億株、今月1日平均約68.3億株を大幅に下回る。

今週はアップルやバイオジェン・アイデック、フェイスブックなど決算発表もあり注目も集まる。

欧州株式市場はイースターのため休場。

東京株式市場で日経平均は小幅反落。
前場は上昇も、後場は上げ幅縮小、全体的に方向感のない展開。
欧米市場のお休みも影響、東証1部売買代金は1兆3074億円と6営業日連続で2兆円割れ。

東証1部騰落数は値上がり664銘柄、値下がり970銘柄、変わらず169銘柄に。

貸金業の金利規制緩和検討と報じられ、消費者金融や信販会社が買われたが、時間の経つにつれ、上げ幅は縮小した。
アコム　<8572> ［終値390円］やアイフル　<8515> ［終値346円］は朝方ストップ高もそれぞれ28円高、35円高へ上げ幅縮小。
Jトラスト　<8508> ［終値1248円］も一時1373円まで上昇。
消費者金融業は中長期の目線で見れば、ようやく下落基調に終止符を打ったようなところかとも・・・？！

安川電機　<6506> ［終値1328円］決算発表、2015年3月期売上高前年比4.5%増、3800億円、営業利益同7.0%増、275億円と増収増益見込む。
15年決算見通しをどう読む科ですが、やはり少し増益率が少ないよう（企業想定が慎重）に思えてしまいます。
15年配当は従来12円から14円に増配発表。

年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）の運用委員会の委員に7人任命。
米沢康博早大大学院教授はじめ国内債券中心の運用見直し求める政府の有識者メンバーが3人入った。
国債比率を下げ、株など増やす方向に動くと見られる。

上記材料を株式相場は織り込みに行くかスルーするか・・・

本日は日本電産　<6594> ［終値5980円］が2014年3月期決算発表ですね。

電子部品業界の関係者から聞き取り、4-6月の市況予測。1-3月の実績は「下落」、「小幅下落」が8品目も、4-6月見通しは3品目に減少。
「横ばい」は3品目から8品目に増え、底入れ感広がる。
アップルが秋に発売するとされる「iPhone」の次期モデル向けの部材調達には注目。まだ部品供給は本格的に始まっていない模様。ピーク7-9月か。

アップル新型iPhoneの部品供給が7-9月となってくるとなるとそろそろ動き始めるところも・・・

何はともあれやはり村田製作所　<6981> ［終値9053円］

検査装置関連ではインスペック　<6656> ［終値821円］が気になります。　

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