
オバマ大統領来日
- 2014年04月23日
- 株式投資・経済ニュース全般
2014年4月23日(水)晴れ時々曇り 日中は春本番
・長期投資掲げる米欧の大手資産運用会社、日本株買い増し。
年明けからヘッジファンドのような短期投資家が売り手に回り、株価下落も、長期の投資家の買いが下支え。
日本企業全体が収益力を高めていくことが今後のカギ。
海外投資家の日本株の売買動向、大量保有報告書、米欧機関投資家が個別企業を買い増したり、新たに5%超保有したりとの開示目立つ。
4月は買い増しや新規保有報告が約70件と、1月までのペースの3倍超に急増。保有減報告は20件弱。株価が下がるにつれて買い増す姿勢鮮明。
保有株増やした多くは、個人向けの投資信託や年金資金運用する米欧の機関投資家。
・昭和シェル <5002> [終値978円]太陽電池子会社ソーラーフロンティア、太陽光パネルの海外生産に乗り出す。
米ニューヨーク州に最先端工場建設、同州と協議。製造コスト現行製品比3割程度低く抑えられる量産技術導入。早ければ2017年の稼働目指す。
総事業費は研究開発費など含め、最大約700億円になる可能性。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)巡る日米の関税協議が最終段階に入った。24日首脳会談に向けてお互いが歩み寄れるかが焦点。
・生命保険会社、外国債券や株式、不動産など利回りが高い代わりにリスクも高い投資増やし始めている。
長期金利が下がり、国債だけでは契約者に約束した運用利回り得られない「逆ザヤ」となる可能性があるため。
生保が外債買うため円を売ってドルを買う動きが強まれば、円安要因となる。
・大手ネット証券5社合計した2014年3月期最終利益、前期比2.5倍の630億円強に達したよう。株式手数料収入と個人の信用取引から得る金利収入増。
単独税引き利益、松井証券 <8628> [終値973円]2.6倍、165億円程度。カブドットコム証券 <8703> [終値445円]2.8倍の65億円程度。
マネックス証券 <8698> [終値349円]連結純利益速報値は2.6倍、103億円。
・欧州製薬最大手ノバルティス(スイス)22日、
英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)から抗がん剤製品群最大160億ドル(約1兆6400億円)で買収するなど大規模な事業再編発表。
英アストラゼネカ巡る買収観測も浮上。業界再編が動き出しそう。
・欧米大手投資銀行、貴金属や農作物、原油などの商品取引事業の縮小や撤退に動く。
規制強化や新興国の景気減速に伴う市況低迷で収益急速に悪化しているのが背景。
英バークレイズは22日、商品取引事業の大半から撤退。年末にはドイツ銀行が撤退発表。
米国JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、スイスUBS、英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドが事業縮小や撤退に着手。
・3月の米中古住宅販売件数、年率換算459万戸と前月比0.2%下回る。市場予測(約460万戸)とほぼ一致、3ヵ月連続の減少に。前年同月比7.5%減。
・ヤマト運輸 <9064> [終値2095円]コンビニエンスストアでのインターネット通販の荷物受取サービス広げる。
ファミリーマート <8028> [終値4110円]の店舗1万200店、サークル・K・サンクス <8270> [終値639円]約6250店でサービス始めた。
・日本電産 <6594> [終値5900円]2014年3月期連結決算、純利益前期比7.1倍、564億円。11年3月期の523億円上回り、3期ぶりに過去最高更新。
15年3月期売上高前期比9%増の9500億円、純利益15%増、650億円見込む。年間配当55円、5円増配に。
・日本電産 <6594> [終値5900円]
上場子会社日本電産コパル <6883> [終値730円]日本電産リード <6833> [終値1315円]10/1付で完全子会社化。
定時株主総会の承認経て株式交換方式で実施。電産コパル株式1株に0.138株、電産リード株式1株に0.243株、日本電産株式割り当て。
・造船大手ジャパンマリンユナイテッド(JMU 東京・港)三井造船 <7003> [終値215円]液化天然ガス(LNG)運搬船の建造再開。
・住友ベークライト <4203> [終値396円]22日、航空機内部の窓枠など内装部品製造販売する米ヴォーペルHD(シアトル市)買収。
買収額は2億6500万ドル(約270億円)。ヴォ―ペルの工場や航空機メーカー向け販路生かし、航空機関連市場に参入する狙い。
・日立マクセル <6810> [終値1801円]「ウエアラブル機器」などに使う小型電池の生産能力増強へ。今後4年で40億円投資。
・日本電気硝子 <5214> [終値542円]厚さ30マイクロメートルの極薄ガラス開発。
有機ELや太陽電池に使う大型ガラスでは世界で最も薄い。曲げられる液晶ディスプレーや有機EL照明などへの採用見込む。
・信用買い残4/18申込み、3兆321億円と前週比1165億円減。2週ぶり減少。売り残4910億円と前週比219億円増、2週ぶり増加。
・外国為替市場で円の先高観が弱まる。通貨オプション取引では22日、円高への警戒感示す指標が約5ヵ月ぶりの低水準になる。
輸入企業の円売り需要根強く、投資筋による円の買い戻しも一服したため。円安・ドル高が進むには米金利の上昇が必要との見方も多い。
シカゴ・マーカンタイル(CME)通貨先物取引で、
投機筋の売買示す非商業部門の円売りの持ち高が昨年末のピークからほぼ半減、昨年10月末以来の低い水準。(日経新聞)
・外食・小売業界で人手不足が深刻化、各社対策急ピッチで進める。
パート・アルバイトに対し時給上げる一方、正社員登用や組織変更などで引き止め、確保懸命。成長モデルの転換迫られつつある。
・みずほFG <8411> [終値199円]22日、元経済財政担当相大田弘子・政策研究大学院教授を取締役会議長に迎える人事発表。企業統治を強化。
・東京株式市場、公的年金運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成の割合見直しにより、
巨額の株買い需要が生まれるとの期待出る。他の主要年金と合せて13兆円超えるとの試算も。(産経新聞)
・ダイヘン <6622> [終値399円]プラズマ溶接と一般的なマグ溶接組み合わせ、高速溶接可能にする「ハイブリッド高速溶接」技術開発。速度2倍。
・シスメックス <6869> [終値3130円]自社全自動免疫測定装置向けにアトピー性皮膚炎の検査試薬、塩野義 <4507> [終値1795円]と共同開発。
検査時間従来比10分の1以下の17分、短時間で重傷度を客観的に評価。70テスト用12万6000円で発売。
・メディネット <2370> [終値235円]の細胞治療製品を出資先のTCバイオファーム(スコットランド)ががん治療用に欧州で開発・商業化へ。
臨床試験(治験)2015年1-3月期に始め、19年の製品化目指す。(日刊工業新聞)
・日本企業狙う3種類のサイバー攻撃が登場。
法人向けネットバンキングから不正に送金する攻撃、
スマートフォン(スマホ)を外部から操る攻撃、パソコンの中身を暗号化して解除の身代金ゆする攻撃。
・米グーグルと米フェイスブック、無人機使って、空からインターネット接続サービス提供する計画相次ぎ打ち出す。
両雄狙うのは「ネクスト・ビリオン(次の10億人)」と呼ばれる発展途上国の中間層。
・ドリコム <3793> [終値2593円]
スマートフォン(スマホ)ゲームの事前登録キャンペーンとして実施した「フライングガチャ」ゲーム業界で新たな集客策として注目。
口コミ効果だけでなく、重要指標の「継続率」の高さ実感。新手法外販、新規ユーザーひとり送客でドリコムに300円入る。(日経産業新聞)
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公募・売り出し価格
星野リゾート・リート <3287> [終値813000円]78万178円 申込み4/23-24 払込日5/1
新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
4/23 <3192> JQS 白鳩 野村 520円 1,140,000株 100株
4/23 <3687> マザーズ フィックスターズ 三菱UFJ 3450円 142,600株 100株
4/23 <9024> 東証 西武ホールディングス みずほ 1600円 80,855,400株 100株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、上昇。
ダウ工業株30種平均は2営業日続伸ながら、ナスダック総合指数とS&P500種指数は6営業日続伸。
企業決算が底堅く、相場を支える。
このところ軟調と言われていた一部のバイオ株やSNS(交流サイト)株など、米国で「モメンタム株 」と呼ばれる銘柄もしっかり。
欧州株式市場主要3指数は3営業日続伸。
FT100種総合指数は2週間ぶりの高値水準。
ユーロ圏消費者信頼指数が好調材料に上昇と。
東京株式市場で日経平均は続落。
このところ前場は、高くても後場上げ幅縮小する傾向があります。
ディトレーダーの日計り商いの影響でしょうか?!
朝方は買いつくものの、上値が重く、午後は手じまうといった動きも・・・
東証1部売買代金は1兆4420億円、3営業日連続1兆5000億円下回り、7営業日連続で2兆円割れ。
出来高は16億5249万株となった。
東証1部騰落数は値上がり286銘柄、値下がり1397銘柄、変わらず121銘柄に。
東京株式市場は「何か」に怯えてる様な感覚にも思えます。
証券会社の元上司(今は引退して館山でのんびり野菜作って暮らしています)も1990年と2008年の動きが重なるとも・・・
そうはいっても、ここで株式市場が秋までに上昇しないと、消費税率の10%へはもっていけないことになりそうですし・・・
「セル・イン・メイ」はあるか?ないか?との話題も多くなってきましたが、どちらにも対応できるようにしなければならず、難しい局面。
といったところで、午前中買いに入った分も、上値追いが鈍かったり、反落したらすぐに返済してキャッシュポジションを多くするところに。
大きな下落とかに拾って、吹いたらすぐに売るといったレンジ内の売買が2014年は今のところ有効です。
なんか「夢」の持てないような株式市場では、新規参入者もなかなか踏み出せないようなところでもあります。
テレビで日本の絵文字が海外で持て囃されているようです。
今新たに市場を広げてきたのが「LINE」ですね。
今夏にも新規株式公開(IPO)といったうわさも出ています。
関連銘柄は要注目となってきます。
松井証券 <8628> [終値973円]日計り手数料無料とか少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)手数料無料、
プレミアム空売りなど先進的サービス提供、賛否両論もありながらも、業績は好調。
信用取引の貸付金融収支が収益源になってるようです。(証券会社でなく、信販会社とも)
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