中国モバイル決済急拡大

2014年5月28日（水）晴れのち曇り　各地7月並みの気温に

・将来の成長へ投資するため、新たな資本調達する上場企業相次ぐ。株式新たに発行し、投資家から資金集める公募増資が代表的。

　三井不　<8801> ［終値3340円］27日、公募増資などで最大3245億円調達。東京都心部中心に計画するオフィスや商業施設の再開発案件に投じる。
　発行済み株式株数は最大12%増える見通し。新たな不動産取得へ資金の手当てに動く。同社公募増資は1982年以来。　

　神戸鋼　<5406> ［終値138円］24年ぶりとなる公募増資実施。国内鉄鋼事業強化や海外工場の建設などに使う方針。

　東レ　<3402> ［終値649円］商船三井　<9104> ［終値373円］は新株予約権付き社債（転換社債＝CB）発行。

・政府、専業主婦の社会進出促す。「主婦力発揮応援プラン」として6月まとめる新成長戦略に盛り込む。
　育児経験生かせる新たな保育資格「子育て支援員（仮称）」2015年度に創設し、資格取った人が保育現場で保育士補助する形で仕事就けるように。

・ニッポンの製造業　新たな挑戦（上）　三菱重工　<7011> ［終値577円］
　「中小企業の集合体」から抜け出し、部門間の相乗効果発揮できる総合力をどう引き出すか。　

・ウクライナ軍27日、親ロシア派武装勢力に対する総攻撃に入った。空爆と戦闘によって48人死亡。
　ロシア・プーチン大統領同日、イタリア・レンツィ首相との電話協議で「ウクライナは（親ロシア派への）軍事産業すぐにやめるべき」と訴え。

・人手不足が外食企業の大きな経営問題になってきた。2013年度の飲食業調査、
　1年前比人材確保が難しくなったと答えた企業は8割超。前回（12年度）比2割以上増加。日本企業の「成長の壁」になる可能性も。

　伊藤園　<2593> ［終値2304円］傘下タリーズコーヒー、6/1からコーヒー豆の入れ方に関する社内資格取得したアルバイトの時給10〜30円上乗せ。

　サントリーHD傘下　ダイナック　<2675> ［終値1305円］14年から店員半分の小型の鳥料理店出店。機動的に出店でき年5店前後出店へ。

・仕様やメニューが同じ店を大量出店し成長してきた外食産業、店の運営標準化し、
　人件費抑える低コスト運営が成長力の源泉も、深刻な人手不足はこれまでの経営戦略の転換迫る。

　ワタミ　<7522> ［終値1315円］
　現在店舗数の約9割占める主力店「和民」「わたみん家」の比率17年までに6割以下に引き下げ、今後30〜40店舗規模の進展複数作る方針。

・4月の白物家電の国内出荷額が前年同月比5.3%増、1533億2600万円。前年実績11ヵ月連続上回る。比較的高額な商品に根強い需要。
　大手量販店は5月の売り上げも堅調、家電販売で増税の影響は軽微な模様。

・政府、今年度に期限切れとなる都市開発促進税制を2年程延長する検討へ入った。
　オフィスや商業施設の建設にかかる税負担の軽減措置を2016年度末まで続ける方向。不動産投資が冷え込むのを防ぐ。
　20年五輪開催控える東京の再開発後押しする。土地や建物の購入時にかかる不動産取得税の課税対象額を最大で半減。

・日本企業の投資の変化鮮明に。2013年末時点海外直接投資残高117兆7260億円と前年末比27兆9140億円（31%）増、初の100兆円超。
　米欧向けが主導、13年の新規投資が過去最高になったのが主因。一方中国向け投資は減少に転じる。

・海外からは証券投資通じた日本への資金流入が増加。株と債券合せた昨年末の投資残高は251兆円と年間で40%増え、6年ぶりに過去最高更新。
　投資残高の増加を主導したのは株式。ヘッジファンドや投資信託が日本買い強めた。株高で時価が50億円増加、資金流入も17兆円。
　投資残高81%増、150兆円と06年（149兆円）上回り過去最高。債券投資残高4%増、100兆円。
　今年に入ってからの海外投資家の買越額は5/17までで3兆円弱と昨年比勢い鈍っている。

・海外の企業や政府が日本での資金調達増やす。今年の円建て外債（サムライ債）の発行額累計1兆円超。1-5月としては2008年以来6年ぶりの高水準。

・インド10年ぶりの政権交代。26日就任したナレンドラ・モディ首相の外交始動。隣国パキスタンとの関係改善軸に、南アジア各国と協力強化。
　米国とも安全保障や経済など多面的な関係強化めざし、南アジア地域での存在感強める中国をけん制。「強いインド」新首相演出。

・中国でスマートフォン（スマホ）などの携帯端末使ったモバイル決済急拡大。1-3月期決済額は前年同期比3.6倍、3兆8900億元（約63兆円）。
　まだ電子決済全体の1%程度にとどまるが、インターネット通販の利用増に合わせて拡大が続きそう。

・米S&P3月ケース＆シラー住宅価格指数（主要20都市）前年同月比12.4%上昇、22ヵ月連続で前年同月上回る。前月比では0.9%上昇。

・米グーグル日本法人（東京・港）27日、家庭のテレビでインターネット動画など視聴するための機器28日発売。価格4200円。
　既存のテレビに専用機器「クロームキャスト」（UBSメモリーよりやや大きいサイズ）取り付けるだけで大画面で楽しめる。

・FDK　<6955> ［終値126円］厚さ0.4㎜と極薄のリチウムイオン電池本格量産。
　2014年度に年間500万個と13年度実績比25倍、16年度は年間2400万個に増やす。
　パスワード表示する小型ディスプレー搭載した新型クレジットカードの電源用に欧米カード会社に納入。　

・LIXIL　<5938> ［終値2552円］経営改革第2段階に入った。海外売上高1兆円という目標に挑む。
　米ゼネラル・エレクトリック（GE）出身の藤森義明社長のもと、5千億円投じたM&A（買収・合併）は一段落。
　経営の力点は買い集めた企業群を「寄せ集め」から一体感のある「One LIXIL」に進化させ、相乗効果引き出すことに移る。

・パナソニック　<6752> ［終値1084円］2020年開催の東京五輪関連で、累計1500億円の事業創出目指す。
　監視カメラや蓄電池などを五輪施設に納入するほか、観光施設向けの自動翻訳機や手話解読システム開発。

・ルネサスエレク　<6723> ［終値739円］液晶半導体子会社の売却に巡り、最大顧客である米アップルとの関係維持に腐心。
　米電子部品メーカーのシナプティクス（カリフォルニア州）に売却する方針固めたため。

・米ヘッジファンドなど投機筋が円売り・ドル買いの持ち高縮小。円の売越額は「アベノミクス相場」が始まる前の2012年11月の水準まで低下。
　身軽になった投機筋が今後どう動くかが焦点に。

・信用買い残5/23申込み、2兆8362億円と前週比1301億円減。2週連続で減少。昨年11/29以来ほぼ半年ぶりの低水準。
　週間ベースでの減少額としては、2/7（3086億円）4/4（1380億円）に続き、今年3番目の大きさ。（日経新聞）

・中国海洋石油のグループ会社27日、南シナ海での石油掘削で「第2段階」の作業始まった。
　中国泰剛報道官は「中国の近海で実施している号砲で正常な活動」と。
　ベトナム領有権主張する南シナ海パラセル（中国名・西沙）諸島付近での掘削活動を継続する意思表示、両国対立さらに長期化も。

・フルハイビジョンの4倍の画質の「4K」の試験放送が6/2に始まるが、
　4K効果楽しめるはずのサッカー・ワールドカップ（W杯）ブラジル大会を家庭で視聴できるかは微妙に。1次リーグは不可能。
　期間中発売される専用中なー市販品はシャープ　<6753> ［終値275円］のみ。

・自民党税制調査会27日、法人税改革の論点整理。法人税の実効税率引き下げに向け財政健全化の観点が改めて重要と強調。
　「外形標準課税」の拡充軸に財源確保の具体策検討。外形標準課税は赤字企業も税金支払う必要がある。

・「アナと雪の女王」興行収入200億円突破。国内で興行収入200億円突破は2001年公開「ハリー・ポッターと賢者の石」（203億円）以来。
　1位「千と千尋の神隠し」（304億円）2位「タイタニック」（262億円）。全世界で歴代5位に。（産経新聞）

・大日本印刷　<7912> ［終値1008円］3Dプリンターで拳銃や刀をはじめとする危険・違法物などの製造防止するセキュリティー技術開発。
　危険・違法と判断した場合プリンターの稼働止める。早期の実用化目指す。　

・VTホールディングス　<7593> ［終値596円］2014年度にレンタカーの店舗数前年度末比1割増の約120店舗に。店舗拡充し、レンタカー事業強化。

・クラリオン　<6796> ［終値214円］27日、
　トラックやバス向けに後方や側面に取り付けたカメラで死角の安全確認して走行支援するシステム「サラウンドアイ」6月中旬から発売へ。

・中国国務院、今後2年間の大気汚染対策発表。
　排ガス規制満たない旧型車533万台、年内に強制的に廃車、うち33万台は北京市、60万台は河北省が対象。（日刊工業新聞）

・資生堂　<4911> ［終値1684円］毛髪の再生医療事業に参入。
　カナダベンチャー・レプリセルライフサイエンスから技術取り入れ開発目指す再生医療製品提供開始予定。

・第一実業　<8059> ［終値444円］温泉地や工場の排熱利用して発電する小型バイナリー発電装置の国内製造2015年4月までに始める。
　米アクセスエナジー（カリフォルニア州）から日本におけ独占的製造権取得。2020年までに年間100機の販売目指す。　

・ダイヘン　<6622> ［終値391円］太陽光発電向けに新型パワーコンディショナー（電力変換装置）開発。
　装置から出る熱を冷やす空調機不要。運用コスト安くなる。（日経産業新聞）

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第三者割当　

エムジーホーム　<8891> ［終値935円］32万1600株　933円　6/30　割当先　VTHD
　

株式併合

河合楽器　<7952> ［終値192円］10/1 　10株→1株

公募・売り出し価格

日本M&Aセンター　<2127> ［終値2514円］2438円　申込み5/28-29　払込日6/4

三井不　<8801> ［終値3340円］国内外で1億株　

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は4営業日続伸。
S&P500種指数は最高値更新。
ナスダック総合指数は3指数の中で値上がり率が大きく（+1.22%）モメンタム株の調整は終わったようなところも・・・
ラッセル2000指数も4営業日続伸。
4月の米耐久財受注と3月のS&Pケース＆シラー住宅価格指数（主要20都市）が市場予想を上回ったことも相場の追い風。
M&A（買収・合併）への期待も相場を押し上げたところも。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約53.8億株、5月平均約58億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
欧州中央銀行（ECB）が追加金融緩和に踏み切るとの観測が好感されたところも。

東京株式市場で日経平均は4日続伸。
一時140円高と上昇も、4日続伸との警戒感や欧米株式市場の動向も気にして、利益確定売りも出てしぼんだようなところも。
ただ1日の中で利益確定が出来るような相場は長続きしそうなところも・・・
この日の高値（14744.16円）まで日経平均は5日間で701.99円（5.0%）上昇。
200日移動平均線（14650.90円　27日）を意識したとの声も。

東証1部出来高は19億7450万株、売買代金は1兆7027億円。
騰落数は値上がり銘柄、値下がり4銘柄、変わらず銘柄に。

マザーズ指数は6日続伸、この日の高値（754.61）まで119.61ポイント（18.8%）上昇。
バイオ関連が大幅に戻りに入った。

リプロセル　<4978> ［終値887円］がストップ高。
2015年3月期赤字転落より、米英子会社化によるシナジー効果の方を材料視したところに地合いの変化も・・・

インド10年ぶりの政権交代。26日就任したナレンドラ・モディ首相の外交始動。「強いインド」新首相演出。
日本の民主党から自民党に政権交代した時とダブらせる向きも多くなりつつあります。

ワラントでインド株バスケットの3コール［終値1.53円］、ICIC銀行（ADR）63回コール［終値9.19円］、
NEXTインド株指数　<1678> ［終値121円］上場インド株式　<1549> ［終値1201円］など少し持っておくのも・・・

FDK　<6955> ［終値126円］厚さ0.4㎜と極薄のリチウムイオン電池本格量産。
2014年度に年間500万個と13年度実績比25倍、16年度は年間2400万個に増やす。
パスワード表示する小型ディスプレー搭載した新型クレジットカードの電源用に欧米カード会社に納入。

テクマトリックス　<3762> ［終値585円］2月からほぼボックス圏（560〜600円）。
日足の一目均衡表で遅行線が実体抜け、基準線と転換線も上回ってきて、捻じれた先行スパンも実体が上抜けしそうな絵面。
なにか材料（マイナンバーや医療クラウドなど）が出れば飛び出しそうなところ。

メディアドゥ　<3878> ［終値4650円］下値きり上げてきました。　

中国でスマートフォン（スマホ）などの携帯端末使ったモバイル決済急拡大。1-3月期決済額は前年同期比3.6倍、3兆8900億元（約63兆円）。
まだ電子決済全体の1%程度にとどまるが、インターネット通販の利用増に合わせて拡大が続きそう。

乱高下が激しいスマホ決済関連銘柄ですが、落ち着いたところは、拾っておくと突然吹くことが多いです。
静かなところを拾って、吹き値売りが出来るような銘柄群です。

ビリングシステム　<3623> ［終値4710円］GMOPG　<3769> ［終値3705円］フライトHD　<3753> ［終値1250円］など・・・

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