トヨタ7年ぶり過去最高

2014年8月6日（水）晴れ時々曇り

・トヨタ　<7203> ［終値6042円］業績拡大続く。2014年4-6月期連結決算、税引き前利益7718億円と前年同期比7%増、7年ぶり過去最高更新。
　売上高2%増、6兆3906億円、純利益5%増、5877億円と、全ての利益が四半期ベースで最高に。15年通期見通し従来予想2%減2兆3900億円は変えず。
　北米販売伸ばし、消費増税による国内販売減補う。構造改革も奏功。アジア販売減速するなど課題残る。　

・ローソン　<2651> ［終値7730円］シネマコンプレックス（複合映画館）運営国内3位ユナイテッド・シネマ（UC　東京・港）買収。
　買収額100億円強。36ヵ所の映画関展開。コンサートやスポーツイベントを映画館で中継するなど相乗効果高める。

・ロシア外務省、日ロ間の懸念の北方領土問題を話し合う外務次官級協議延長。日本政府が5日にロシアへの追加制裁発動へ反発。
　今秋計画されるプーチン大統領の日本訪問が一段と不透明に。日ロ関係が停滞、悪化する恐れも。

・日本政策銀行まとめた2014年度の設備投資計画調査、全産業の国内投資は13年度実績比15.1%増、17兆7102億円。
　計画段階としては24年ぶりの高い伸び。投資理由は設備の維持・補修が3割近く占め、国内生産能力を高める動きは広がり欠く。

・九州電力　<9506> ［終値1162円］川内原子力発電所（鹿児島県）再稼働時期が、冬以降にずれ込む公算大きくなる。
　これまで10月再稼働も工事計画書類提出大幅に遅れる見通し。年内再稼働は微妙な情勢。（日経一面）

・東南アジア諸国連合（ASEAN）の大国インドネシアの経済が急減速。
　4-6月の実質国内総生産（GDP）伸び率、前年同期比5.12%、4年半ぶりの低水準。資源輸出が低迷、昨年の利上げの影響で企業の投資も振るわず。

・2020年東京五輪開催見据えた日本の交通ネットワークの未来図、20年に訪日外国人を2千万人に倍増する目標達成目指す。
　羽田と成田両空港では、国際線の就航都市数は最大で6割増、韓国などアジアのライバル空港並みに引き上げる。

・国土交通省5日公表、交通政策基本計画、国内の移動便利にする目標掲げた。
　代表例がJR東日本　<9020> ［終値8119円］「スイカ」など交通系ICカードを使えない地域の解消。

・自動車大手2014年4-6月期連結決算、7社すべて純利益増加。合計1兆円超。
　ホンダ　<7267> ［終値3520.0円］日産　<7201> ［終値994.5円］除く5社4-6月期最高益記録。
　4-6月期純利益、マツダ　<7261> ［終値2494円］488億円（前年同期比9倍）三菱自　<7211> ［終値1139円］281億円（同71%増）

・東証REIT指数5日、年初来高値、1年4ヵ月ぶりの高値。不動産市況の回復を期待した海外マネーも入る。昨年末比7%高の水準。

・総務省5日、NTTドコモ　<9437> ［終値1803.5円］にかけてきた独占規制を2015年度に緩める方針。
　自動車メーカーなど通信以外の業種との業務提携原則自由に。自動運転やウエアラブル端末の開発などに貢献しそう。　

・英HSBC5日発表、7月の中国のサービス業購買担当者景気指数（PMI）50.0と2005年11月調査開始以来最も低くなる。6月は53.1に。

・米ゼネラル・モーターズ（GM）、出遅れていた東南アジアや南アジアの市場開拓に本腰。
　急成長する東南アジアとインドは日本車がそれぞれ8割と6割のシェア握る牙城に攻勢。

・中国民営投資会社復星集団（上海市）石油事業に進出。
　オーストラリアロック・オイルに対し、4億7400万豪ドル（約450億円）で全株買い取る提案。

・日本マクドナルド　<2702> ［終値2628円］7月既存店売上高前年同月比17.4%減。
　前年実績下回るのは6ヵ月連続。商品の安全性不安視する消費者が利用控えているため。
　来店客は9.6%減と6月の10.7%から減少幅改善も厳しい水準続く。客単価も8.6%下落。

・アース製薬　<4985> ［終値4005円］白元（東京・台東）事業取得することについて、「防虫剤のシェアでナンバーワン目指したい」と川端社長。
　白元の全事業75億円で引き継ぐ予定。アースの防虫剤シェアは7%程度も白元と合せて40%弱に、トップのエステー　<4951> ［終値999円］に肉薄。

・投資会社レノ（東京・港）アコーディア・ゴルフ　<2131> ［終値1276円］に対し、臨時株主総会招集請求、
　取締役10人のうち社外取締役6人全員解任求める。レノ三浦恵美代代表含めた5人を新たに取締役候補に提案。
　レノ側今後2年間で400億円以上のゴルフ場の追加売却と200億円以上の株主還元実施するよう求めている。　

・信用買い残8/1申込み、2兆6732億円と前週比256億円増。3週ぶり増加。売り残6492億円と前週比167億円減少、3週ぶりに減少。（日経新聞）

・STAP細胞論文責任著者の一人理化学研究所発生・再生科学総合研究センター笹井芳樹副センター長自殺。複数の遺書。

・パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘で、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスは4日、エジプト提案した72時間一時停戦受け入れ。

・西アフリカで猛威エボラ出血熱について世界保健機構（WHO）4日、感染確認または疑われる死者が1日時点で887人に。感染者も1603人に急増。
　世界銀行は4日、感染急増受け、ギニアなど3ヵ国に対する最大2億ドル（約205億円）の緊急支援決定。
　医療用品の提供や医療スタッフの人件費などに充てる。（産経新聞）

・パナソニック　<6752> ［終値1228.5円］LED照明で客室照明市場開拓へ。2018年度の採用目指す。車向けから航空機産業へと業容広げる。　

・横河電機　<6841> ［終値1288円］理化学研究所と協力、
　新たな創薬支援装置を開発へ。科学技術振興機構（JST）の産学共同実用化開発事業に採択。

・村田製作所　<6981> ［終値9808円］東光　<6801> ［終値285円］5日、
　スマートフォン（スマホ）向けに金属磁性材使った小型金属コイル新製品を共同開発。電力損失少なく。2014年10-12月中に量産始める。

・昭和電線HD　<5805> ［終値111円］アルミ導体用いた太陽光発電所向け地中送電システム開発。長距離送電システムのコストや工期削減。　

・日本M&Aセンター　<2127> ［終値2869円］2015年3月期に300件の中堅・中小企業のM&A（買収・合併）仲介の成約目指す。
　14年4-6月期は65件、前年同期の43件上回るペース。現在受託件数も約400件、成約件数は前期256件を大きく上回る見込み。（日刊工業新聞）

・大手電力9社との電力購入解除した企業や自治体に需要が6月末時点で約1100万KWに達する。
　原子力発電所11基分相当、中国電力　<9504> ［終値1375円］のピーク需要に並ぶ規模。コスト上昇嫌った企業が新電力に移行。

・ナブテスコ　<6268> ［終値2322円］航空機向け機器事業の国内生産改革に3年間で20億円投じる。競争力の高い生産体制構築、受注拡大目指す。

・日本ピストンリング　<6461> ［終値220円］モーターの回転する力（トルク）最大35%強く出来る部品開発。
　ゴルフカートなどに使うモーター製造業者向けに2〜3年内の量産開始目指す。（日経産業新聞）　

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株式分割

ウィルグループ　<6089> ［終値2089円］8/31 　1株→2株

公募・売り出し価格

あらた　<2733> ［終値334円］自己株処分　109万株　338円　処分日9/1　処分先資産管理サービス信託銀行

ヤマックス　<5285> ［終値284円］自己株処分　33万8000株　295円　処分日8/22　処分先茂森拓・同社社長

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は急反落。
ロシアが欧米の制裁強化を受けて、対抗措置を取るとの支持を受け嫌気。
ロシア軍部隊がウクライナ国境沿いに集結しているとの報道でも売りが加速。
6月の米製造業新規受注や8年半ぶりの高水準となった7月ISM非製造業指数などは下支えとも。

アップル（-0.49%）グーグル（-1.41%）ヤフー（-2.29%）フェイスブック（-1.12%）
ネットフリックス（+0.04%）アマゾン・ドット・コム（-0.42%）バイオジェン（-0.40%）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約62億株、5日平均約67億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
ドイツポストの決算発表が相場を支えた。
フランス銀行大手のクレディ・アグリコルは経営危機のポルトガルバンコ・エスビリト・サントでの損失計上も業績市場粗相を上回り2.2%上昇。

東京株式市場で日経平均は4営業日続落。
ミクシィ　<2121> ［終値5250円］サイバーダイン　<7779> ［終値3415円］の信用規制強化を受け売り物で始まり、
後場に入るとドル円が102円50銭割れる場面もあり、日経平均が下げ拡大。
ミクシィやサイバーダイン、日本マイクロニクス　<6871> ［終値6890円］など一時ストップ安になる場面も。
新興市場中心に商いしている個人投資家の一部に追証発生の懸念が出て、投げが加速したところも・・・

東証1部出来高は22億660万株、売買代金は1兆9894億円。
騰落数は値上がり325銘柄、値下がり1381銘柄、変わらず111銘柄に。

トヨタ　<7203> ［終値6042円］の決算発表が日経一面。トヨタショックになら時に「ホッ」とするところですが・・・

マザーズ指数は昨日958.47ポイント（マイナス42.36　4.4%安）。
丁度25日移動平均にタッチ。
新興市場の人気銘柄の下落が大きく、反発が少ないと連鎖安の懸念も出てきています。

空売り（つなぎ売り）出来ない銘柄も多く、
マザーズコア上場投信　<1563> ［終値3960円］東証マザーズETN　<2042> ［終値10300円］などの活用も。

また日経平均が下がると上がる日経インバース　<1571> ［終値3135円］日経ダブルインバース　<1357> ［終値5280円］などは現物買いに対応。

国際VIX指数ETF　<1552> ［終値827円］もヘッジの一つとして注目となってきます。

昨日娘とマクドナルドを覗いたんですが、いつもならんでいる列が2人のみでした。
従業員の大学生らしきバイトの子に話しかけると、かなり暇になってるとのこと。

日本マクドナルド　<2702> ［終値2628円］今日の突込みは短期的には反発狙いも・・・

日本M&Aセンター　<2127> ［終値2869円］2015年3月期に300件の中堅・中小企業のM&A（買収・合併）仲介の成約目指す。
14年4-6月期は65件、前年同期の43件上回るペース。現在受託件数も約400件、成約件数は前期256件を大きく上回る見込み。

枠に余裕がある向きには、日本マイクロニクス　<6871> ［終値6890円］サイバーダイン　<7779> ［終値3415円］
ワイヤレスゲート　<9419> ［終値5070円］の突込み狙いも・・・

また田淵電機　<6624> ［終値1476円］昨日はプラス57円と4営業日続伸。
押し目は拾いたいとしながらも押し目がないようなところ・・・
1322円の窓を埋めてほしいところも・・・

またまた無理をしたくないような相場環境になってきました。

ミクシィ　<2121> ［終値5250円］の決算が怖いところ・・・

フィックスター　<3687> ［終値6280円］の決算受けた動向も要注目です。

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