メジャーSQ（9月）

2014年9月12日（金）メジャーSQ 曇り時々晴れ

・三菱商事　<8058> ［終値2239.0円］アフリカ西部で大規模油田開発に乗り出す。エネルギーの安定調達につなげる。　
　日本企業として初めてコートジボワールで油田探鉱取得、2019年から米石油大手などと原油生産始める。総事業費8千億円。

・米国ケネディ駐日大使11日、「日本、中国、韓国のいずれも、グローバルな課題に対処する上で力強い関係が重要だと理解している」と発言。
　冷え込んだ日中、日韓関係の改善へ歩み寄り促す立場明らかにした。

・日銀　<8301> ［終値48500円］黒田東彦総裁11日、首相官邸で安倍晋三首相との会談後、
　「物価目標の達成に困難来せば、追加緩和だろうとなんだろうと躊躇なく調整する」と語る。
　黒田総裁が追加緩和に言及するのは異例で、外国為替市場は緩和期待で円売り・ドル買い進み、
　円相場約6年ぶりの円安・ドル高水準、1ドル=107円前半まで下落。
　円安は1ヵ月で約5円進み、対ユーロでも一時1ユーロ=138円台前半と約2ヵ月ぶりの円安・ユーロ高水準に。（日経一面）

・中国の独占禁止法当局11日、自動車や補修部品の価格を不正につり上げていたとして
　独フォルクスワーゲン（VW）と米クライスラーに対し、合計約3億1千万元（約54億円）の罰金科すと発表。
　IT（情報技術）分野ではスマートフォン（スマホ）向け半導体、米クアルコムについて「支配的地位の乱用」の疑いで調査進めている。
　米マイクロソフト（MS）に対しても、ソフトの抱き合わせ販売の疑いで調査。

・8月の平均空室率、大阪、名古屋中心部など調査7都市すべてで前月末に比べ低下。
　地方景気の本格的な回復を期待し大手や外資系企業が都内に続き、地方でも拠点拡充に動いている。

・シティバンク銀行　<8710> ［終値5530円］12日の行う個人部門売却の1次入札に3メガ銀行やりそな銀　<8308> ［終値581.3円］
　三井住友信託銀行　<8309> ［終値455.8円］新生銀行　<8303> ［終値234円］の大手6行が入札。

・ロシア・アファナシエフ駐日大使11日付政府系紙ロシスカヤ・ガゼタのインタビュー、
　秋予定のプーチン大統領の日本訪問について「残念ながらいまは（準備の）日程がずれ込んでいる」と延期の可能性示唆。

・だいきぎょうの会社員らが入る健康保険組合の財政が悪化。2013年度決算、全体の3分の2が赤字。
　高齢者医療支えるため拠出するお金が、過去最大の3兆2千億円まで増えていることが要因。保険料負担が重くなれば、個人消費にも影響も。

・公募投信8月末の純資産残高、85兆9080億円と、7月末より8542億円増、3ヵ月連続で最高更新。
　海外株で運用する投信に個人投資家などのお金が流れ込み、円安で海外資産で運用する資産が膨らむ。

・オバマ大統領10日、シリア領で展開する過激派「イスラム国」への空爆拡大表明。オバマ氏の対外戦略は大きな転換点迎えた。

・中国8月の新車販売台数前年同月比4%増、171万5600台。欧米勢が引っ張る形で乗用車は8.5%増、商用車は16.4%落ち込む。
　新車販売の前年同月比伸び率は7月の6.7%から2.7ポイント低下。
　乗用車のメーカー別では米ゼネラル・モーターズ（GM）14%増、独フォルクスワーゲン（VW）中国合弁、一汽VW汽車（吉林省）14.2%増。
　日産　<7201> ［終値1053.5円］ホンダ　<7267> ［終値3663.5円］が7月に続き、前年割れ。

・アサヒビール　<2502> ［終値3277.5円］キリンビール　<2503> ［終値1420.5円］サントリー酒類3社、
　10月再上場するすかいらーくに計100億円出資。販売促進へ顧客データ活用。

・エナリス　<6079> ［終値1363円］2016年にも電力小売り全面自由化に合わせ、新電力同士で電力融通し合えるネットワーク構築する。
　運用開始は16年4月予定。全国100社以上の加入めざし、ミサワホーム　<1722> ［終値1152円］や大手通信会社などが加わる方針。

・綜合警備保障（ALSOK）<2331> ［終値2511円］
　「ドローン」と呼ばれる無人の小型飛行機活用し、10月にも大規模太陽光発電所（メガソーラ）の定期点検サービス始める。
　機体に熱を感知する赤外線センサー搭載、パネルの表面温度の違いで異常感知。　

・マツダ　<7261> ［終値2613円］主力小型車「デミオ」7年ぶりに全面改良。26日から順次発売。
　新型は環境性能に優れたディーゼルエンジン車投入するなど商品性高めただけではない。
　ものつくりから売り方まで刷新、小型車でもしっかり稼ぐ体制改革の象徴に位置付け。

・パイオニア　<6773> ［終値325円］オンキヨー　<6628> ［終値163円］
　来年3月メドにパイオニアのAV（音響・映像）機器子会社とオンキヨー本体と経営統合合意。パイオニア、苦戦続きのAV事業の合理化にメド。

・東証投資主体別売買動向9月第1週（1-5日）海外投資家（外国人）2週ぶり買い越し（2097億円）個人投資家4週連続売り越し（1755億円）。

・ジャスダック投資主体別売買動向9月第1週（1-5日）
　海外投資家（外国人）3週連続売り越し（47.04億円）個人投資家12週連続買い越し（64.69億円）。

・株式市場で時価総額の大きな主力株を買う動き広がる。主要30銘柄で構成する「TOPIXコア30」全体の売買代金11日、約1ヵ月ぶりの高水準。
　前日比16%増の6164億円。8/8以来の水準。東証1部売買代金も約1ヵ月ぶりの高水準。
　円安進行が株価の上昇期待誘い、外国人投資家の売買活発に。投資マネーの流れに変化生じつつある。（日経新聞）

・中国国家統計局11日、消費者物価指数（CPI）8月、前年同月比2.0%上昇。7月の同2.3%を下回る。
　CPIは経済成長率にリンクする傾向が強く、成長鈍化反映した可能性も。市場関係者「デフレリスク」も懸念され始めた。

・財務省と内閣府11日発表、7-9月期の法人企業景気予測調査、
　大企業全産業の景況判断指数（BSI）プラス11.1と前回4-6月期マイナス14.6から大幅に改善。プラスは2四半期ぶり。
　一方、中小企業はマイナス10.0で前回調査（マイナス21.5）よりマイナス幅は縮小したものの、回復に遅れ目立つ。（産経新聞）

・日本の工作機械メーカー大手が米国の航空機、エネルギー分野に標準。

　オークマ　<6103> ［終値819円］需要旺盛な大型マニシングセンター（MC）投入。
　牧野フライス　<6135> ［終値777円］航空機関連の中小加工会社開拓、販売先広げる。
　ヤマザキマザック、DMG森精機　<6141> ［終値1287円］はともに5軸加工機など現地生産拡充。
　ジェイテクト　<6373> ［終値1753円］米国市場で主力としてきた横型MCに大物ワーク対応機をラインアップ。エネルギー分野に売り込む。

・経済産業省、次世代の高機能材料と期待される木質組織由来線維状物質「セルロースナノファイバー（CNF）」の国際規格作りに本腰入れる。
　2015年から3ヵ年ほどで確立し、国際標準化機構（ISO）に提案する方針。

・政府11日、革新的なロボットの開発と利用拡大に向けた戦略練る安倍晋三首相主宰有識者会議「ロボット革命実現懐疑」の初会合開く。
　2019年度までの5ヵ年の実行計画年内まとめることを確認。

・DTS　<9682> ［終値2203円］
　自動車と医療機器向け組み込み開発強化。3社連携し相乗効果狙う。組み込み関連400人体制、15年度売上高60億円目指す。（日刊工業新聞）　

・東洋製缶　<5901> ［終値1404円］
　免疫細胞を効率的に培養できる自動培養装置開発。手作業の1.5倍の数の細胞培養できる。飲料の充填技術応用。

・イー・ガーディアン　<6050> ［終値1447円］IT（情報技術）系の人材派遣会社買収。
　スマートフォン（スマホ）ゲーム会社などに、ユーザー対応や広告の出稿管理にあたる人材の派遣事業始める。常駐で緊密連携も可能。

・米半導体最大手インテル、パソコン向け新型MPU（超小型演算処理装置）「コアMプロセッサー」の量産出荷開始。
　パソコン大手5社は年末商戦に向け、コアM搭載機種順次発売へ。

・ソニー　<6758> ［終値2104.5円］米メディア大手バイアコム、番組やビデオなどの映像配信巡り提携合意。
　ソニー年内始める「クラウドテレビ」サービス向けにバイアコムが映像コンテンツ供給。

・NEC　<6701> ［終値372円］オーストラリア攻防省にサーバーやストレージの遠隔監視サービス提供。受注額1億5000万豪ドル（約146億円）。
　米ロッキードマーチン現地法人がサーバーやストレージ使ってシステム基盤構築。　

・リプロセル　<4978> ［終値888円］
　米ステムジェンのｉPS細胞事業部門買収。米国でのｉPS細胞ビジネスの事業拡大する。買収額850万ドル（約9億円）。（日経産業新聞）

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第三者割当　

ニッコー　<5343> ［終値129円］460万株　116円　9/30　割当先　三谷充同社会長ほか2名

自己株式処分

三洋堂HD　<3058> ［終値937円］6万株　931円　9/30　処分先ゲオHD
　

株式分割

メドピア　<6095> ［終値9600円］9/30 　1株→5株

TOB（公開市場買い付け）

長野計器　<7715> ［終値693円］買い手自社　価格　584円　期間　9/12〜10/14

新規公開株

コード　 銘柄　　市場　主幹事証券　公募価格　発行株数　単位株　注目度

9/11 <7172> ジャパンインベストメントアドバイザー マザーズ SBI 2,550円　439,800株　 100株　注目度A　5870円買い気配で初値つかず

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場はまちまちも引けにかけて上昇しています。
新規失業保険週間申請件数が予想外の増加で株価は下落して始まる。

アップル（+0.43%）グーグル（-0.30%）ヤフー（+0.29%）フェイスブック（+0.63%）
ネットフリックス（-0.58%）アマゾン・ドット・コム（-0.24%）バイオジェン（-1.50%）

欧州株式市場の主要3指数は下落。
中国の消費者物価指数（CPI）が前月比鈍化、中国経済成長の鈍化を懸念、鉱業株下落。
スコットランドの独立に関する最新世論調査では、反対が53%と逆転し、売られたスコットランドとの取引多い企業が買われる。

東京株式市場で日経平均は4日続伸し､1万5909円20銭(前日比120円42銭高)と1月10日以来の1万5900円台に乗せて引けた｡
東証1部出来高は21億3187万株、売買代金は2兆904億円と20億株＆2兆円を超えてきました。
騰落数は値上がり817銘柄、値下がり840銘柄、変わらず167銘柄に。
東京株式市場は朝方から主力輸出関連を中心に幅広い銘柄が買われる展開｡

東京市場は本日メジャーSQ、そしてあすから3連休となります。
SQ値が下支えする展開希望も、幻のSQになることも・・・

米半導体最大手インテル、パソコン向け新型MPU（超小型演算処理装置）「コアMプロセッサー」の量産出荷開始。
パソコン大手5社は年末商戦に向け、コアM搭載機種順次発売へ。

インテル電子部本扱うイノテック　<9880> ［終値584円］刺激受けそうな・・・

神鋼環境ソリューション　<6299> ［終値741円］3日連続ストップ高。
昨日一度完全一致して買い気配。値幅拡大にはならないようですが、今日大幅高ならば売り向かっても・・・

アンジェスMG　<4563> ［終値312円］新株予約権の行使期限は9/26となります。
行使価格は288円ですので、払込みを促すには株高を狙うというのは妄想でしょうか？

駅売り某夕刊紙で、毎週木曜日に連載している株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム「倍返し株はコレだ」には
「わが街辞典」のサイネックス　<2376> ［終値1165円］が載っておりました。

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今まで（過去11回）のセミナー概要もまとめてあります。
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