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NISA改革

2014年12月9日(火)晴れ時々曇り

・政府は株式などの運用益を非課税とする少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)の投資枠、
 2016年から現行年100万円から120万円へ20万円拡充する方針。20歳未満対象とする投資枠80万円の子ども版NISAも新たに創設。
 子ども版NISA対象は0〜19歳、18歳になるまで非課税では引き出せない。

・ホンダ <7267> [終値3730.0円]伊東孝紳社長
 タカタ <7312> [終値1303円]製エアバック問題で「顧客の事を考え、あらゆることを早くする」と話し、
 原因究明待たずに実施する調査リコール(無償で回収・修理)を全世界に広げる意向明らかにした。 
 タカタには全容解明迫る一方、部品の安定調達の観点から経営支援することも示唆。
 ホンダは全世界で600万台を正式にリコール、米国南部で約300万台を調査リコール実施。
 調査リコール全世界に広げ、全米では調査リコール倍増、中国や日本などでも100万台程度上積み、合計で1300万台になる見通し。(日経一面)

・小僧寿し <9973> [終値120円]迷走。業績は2010年12月期から4期連続の最終赤字。
 この1年間で社長が2回替り、夏には全従業員の3割が希望退職で会社を去る。さらに経営方針公募。
 夢真HD <2362> [終値708円]会長兼社長が8月社長就任。それまで小僧寿しの実務にタッチしたことがなく、一部店舗ラーメン店へ。

・内閣府8日発表、7-9月期国内総生産(GDP)改定値、実質で前期比0.5%減(率換算1.9%減)。速報値から年率で0.3%の下方修正。
 足元は企業の在庫調整進み輸出も回復の兆しがあり、生産には薄日も差す。個人消費など内需の弱含みが懸念材料。
 10-12月はプラス成長に戻るとの見方も多い。民間調査機関約40社の10-12月期実質GDPの予測平均は前期比で年率3.25%増。

・7-9月の実質国内総生産(GDP)改定値は11月の速報に続き、民間調査機関による事前予測を大きく下回った。
 ズレが目立ったのは設備投資。調査期間は増加見込んだが、改定値は前期比0.4%減と0.2ポイントの下方修正。
 民間機関は公表済みの大企業の統計を基に試算したが、GDPはソフトウエアや金融業なども含めるため、食い違いが発生との見方。

・米マイクロソフト(MS)1万〜2万円台の低価格タブレット(多機能端末)市場に本格参入。
 FMS(電子機器の製造業受託サービス)に技術を直接供与、
 メーカーや量販店などがMSの基本ソフト(OS)「ウインドウズ」搭載したタブレットを現行の半額以下で発売。
 低価格帯で強い米グーグルのOS「アンドロイド」に対抗。

・国際オリンピック委員会(IOC)8日、臨時総会、五輪の実施競技見直す改革案承認。
 夏季五輪で開催都市が複数の種目追加を提案できる権利が認められ、
 2020年東京五輪では野球・ソフトボールが復活実施される可能性高まった。
 早ければ来年7月のIOC総会(クアラルンプール)で野球などの追加が決まる見通し。

・国土交通省8日、中期的な社会資本整備の在り方示した現行計画の見直し作業に着手。
 閣議決定した2012年比、インフラの老朽化や地方の人口減、気象災害の激甚化進み、前倒しで見直す。
 新計画は15年夏に閣議決定し、同年度中の実施目指す。

・日銀 <7301> [終値49000円]15日発表する12月の企業短期経済観測調査(短観)の民間予測、
 大企業製造業の業況判断指数(DI)の予測値平均でプラス12と、前回調査(プラス13)からほぼ横ばい見込む。

・公的年金運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の想定する「6%」という国内株の利回りが楽観的すぎるとの見方浮上。
 中期運用計画、成長率など経済全体の姿は1983〜93年前提とした一方、
 国内株の利回りはバブル崩壊前の83〜89年の企業収益などから導く。「100年安心」年金制度が問われている。

・東京市場では8日、日経平均株価が7日連続で上昇、一時7年4ヶ月ぶりに1万8000円上回った。
 米景気拡大期待に1ドル=121円台まで進んだ円安手掛かりに、自動車など輸出株が買われ、相場の上げ主導した。
 一方、国内景気懸念から内需株に売りが膨らみ、終値では大台維持できず。 

・米動画配信大手ネットフリックス、世界の有料テレビ市場で旋風巻き起こす。
 月10ドル程度で映画やテレビ番組が見放題という「手ごろさ」と最新のIT(情報技術)駆使した「使いやすさ」で人気集め、
 北米から中南米、欧州、大洋州へと「版画」拡大。「台風の目」になりつつある。

・米インテル、眼鏡型ウエアラブル端末の開発で、世界最大の眼鏡メーカー、
 伊ルクソティカと提携。ファッション性の高い製品を共同で開発し、2015年中の発売目指す。
 ルクソティカの眼鏡型ウエアラブル端末の開発は、今年3月に発表した米グーグルとの提携に続く動きとなる。

・米ナイキ、女性用商品開発・販売を強化している。専属デザイナーを新たに起用し、スポーツウエアやシューズの品ぞろえ拡充。
 IT(情報技術)による顧客囲い込みも世界展開し、女性向け売上高を今後3年で4割増の70億ドル(約8400億円)にする。

・中国習近平指導部が自国企業による国内市場の独占・寡占推進。
 巨大な国内市場で上がる収益を有力企業に集中させ、海外進出や輸出拡大を後押しする狙い。国を挙げて先進国勢との世界競争に臨む。

・米議会運営の主導権は早くも野党・共和党側に移っている。
 上下両院を共和党が制した11月初めの選挙結果は、年明けに召集される審議会で反映される。

・上海株式市場8日、主要指数上海総合指数前週末比2.8%高、3020となり、終値で約3年7ヵ月ぶりに心理的節目の3000台を上回った。

・ベトナムIT(情報技術)最大手FPTはインターネット通販に本格参入。
 SBIHD <8473> [終値1443円]イーコンテクスト・アジア(香港)ビーノス(東京・品川)日系3社と資本業務提携、
 スマートフォン(スマホ)向けサイトを新たに構築。中国アリババ手法取り入れ、覇権握ろうとしている。

・ベトナムIT(情報技術)最大手FPTは新分野としてITの農業分野への活用へ。
 2015年に富士通 <6702> [終値692.3円]と組み、IT使い農作物を遠隔栽培できるシステムを事業化。近くハノイ近郊に野菜工場稼働。

・民間企業に冬のボーナス支給された初に週末(6〜7日)、家電量販店や大手百貨店の店頭は賑わい見せた。
 高画質「4Kテレビ」など好調、百貨店はバックや靴など婦人雑貨の売れ行きに明るさが戻った。
 一方加速する円安で海外旅行の予約は低調。先行きなお不透明。

・NTTドコモ <9437> [終値1883.5円]スマートフォン(スマホ)活用した訪日観光客の接客支援システム開発。
 中小規模の小売店に翻訳などの機能持つスマホ提供し外国人とのコミュニケーションに利用できるようにする。2015年商用化へ。 

・日本マクドナルド <2702> [終値2714円]11月の既存店売上高前年同月比12.3%減。前年実績下回るのは10ヶ月連続。
 人気アニメ「妖怪ウォッチ」のカレンダー発売し、2週間で150万部販売。商品とセット販売で一定の押し上げ効果。

・栗田工 <6370> [終値2544円]半導体製造に欠かせない不純物がほぼ皆無の「超純水」の海外販売に乗り出す。
 第1弾として半導体世界大手、韓国SKハイニックスの新工場に超純水の製造装置を置き供給。

・日立造船 <7004> [終値690円]2015年度メドに中国で高性能の汚水処理装置発売。
 微生物などの除去性能の高さを示し受注につなげる。
 中国の都市部の下水道普及率は7割超えたが、処理が不十分なまま河川に汚水が流されることが多い。

・クラレ <3405> [終値1503円]ガラスよりも透明なアクリルフィルムを開発。
 自動車部品で樹脂の採用が広がる中、元の色合い生かす透明保護フィルムの需要拡大が見込まれる。自動車や建材需要開拓。

・現在主流のリチウムイオン電池より安全な「全個体電池」と呼ぶ次世代電池の研究成果が相次ぐ。
 東北大とトヨタ <7203> [終値7858円]は充電時間を従来の電池の10分の1に短縮。
 東北大別チーム、電池の重さ従来の全固定電池の半分以下に。
 韓国サムスン電子は全固定電池の長満ちさせる技術を開発しており、国内外で実用化に向けた開発競争が熱を帯びている。(日経新聞)

・産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)合同実施電話世論調査(4-7日)に全国総支店の取材加味し、
 14日投開票の衆院選終盤情勢、自民党は、2009年に民主党が単独政党として獲得した現行憲法下での最高議席(308議席)上回り、
 衆院の3分の2にあたる317議席うかがう勢い。
 民主党は100議席は難しい情勢。共産党は前回(8議席)の倍増うかがう勢い、その他野党は軒並み苦戦。

・白人警官が黒人の男性や少年死亡させた事件相次いだことに抗議するデモが6日から7日に全米各地で行われた。
 西部カリフォルニア州ではデモ参加者が一部暴徒化、警官隊と衝突で負傷者、逮捕者も相次ぐ。

・衆院選終盤情勢で、野党の党首級が自身の選挙区で軒並み苦戦や接線強いられている。
 とりわけ深刻なのが、民主党。海江田万里代表は再選目指す自民党前職にリード許す。比例代表での復活当選も厳しい情勢。
 枝野幸男幹事長も接戦。菅直人元首相も自民前職に差をつけられている。(産経新聞)

 

・中国自動車市場で産業用ロボットの需要が急拡大。人件費高騰対策、品質安定化など目的とした自動化が加速。車向け想定超す伸び。

 安川電機 <6506> [終値1685円]中国向けロボット販売で2015年3月期で前期比約40%増見込む。
 ファナック <6954> [終値20980円]同期にロボット事業全体で同20%増の見通し。

・みずほFG <8411> [終値205.5円]2016年3月期を最終年度とする中期経営計画の一部を15年3月期に前倒しに達成へ。
 傘下の銀行、信託、証券の融合による相乗効果が浸透してきたため。

・キヤノンマーケティングジャパン <8060> [終値2138円]3Dプリンター関連事業拡大。投資額は計3000万-4000万円程度。
 2016年12月期に3Dプリンター事業で100億円以上の売り上げ目指す。

・宇部興産 <4208> [終値185円]
 トヨタ <7203> [終値7858円]の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の高圧水素タンクにナイロン樹脂の採用が決まったと発表。
 両社で水素タンクライナー用のナイロン材料「UBENYON12181U」共同開発。宇部興産は今後世界で供給する体制整える。

・東京商工リサーチと帝国データバンクの与信大手2社、11月の全国企業倒産件数鵜は、両社とも前年同月比で2ケタ減少。
 11月単体では1990年以来の低水準。(日刊工業新聞)

・特集パナソニック <6752> [終値1563.5円]ASEAN拓く(下)経営不振に陥った後、企業向けビジネスへのシフトを掲げた。
 地元勢らの攻勢に対抗。販路別にきめ細かく。津賀一宏社長「日本以外に日本並みの力を持った『第2パナソニック』つくりたい」。

・カシオ <6952> [終値1961円]スマートフォン(スマホ)ユーザー向けに無料の家計簿アプリの提供始める。
 支払金額と一緒に購入したものの画像や位置情報も記録するのが特徴。10〜30歳代の女性が旅の記録などに使うことを想定して開発。

・「クラウドソーシング」のリアルワールド <3691> [終値2278円]ソフトウエアテストのSHIFT <3697> [終値5770円]と業務提携。 SHIFTから受託したゲーム開発支援業務を細分化・単純化して会員に発注。3年以内に会員数鵜現在の14%増にあたる1000万人へ。(日経産業新聞) 

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公募・売り出し価格

大冷 <2883> [IPO]1800円 

サンセイランディック <3277> [終値872円]845円 申込み12/9-10 

マークラインズ <3901> [IPO]1980円 

メディカル・データ・ビジョン <3902> [IPO]5180円 

今村証券 <7175> [IPO]1350円 

U-NEXT <9418> [IPO]3000円 

TOB(公開市場買い付け)

マルエツ <8178> [終値549円]買い手イオンマーケットインベストメント 価格 525円 期間 12/9〜2015年1/14

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(今日の一言)

海外NY株式市場は反落。
原油安を嫌気してエネルギー関連株が売り込まれる。

アップル(-2.26%)グーグル(+0.33%)ヤフー(-2.69%)フェイスブック(+0.21%)アリババ(-2.62%)
ネットフリックス(-3.26%)アマゾン・ドット・コム(-1.92%)バイオジェン(+0.93%)ラッセル2000(-1.29%)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、月初平均約億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は反落。
原油価格の下落と日中の軟調な経済指標から景気の先行きへの不透明感強まり商品(コモディティ)関連が売られる。
前週末のS&Pがイタリア国債格下げの影響も。

東京株式市場で日経平均は小幅ながら7営業日続伸。
東証1部出来高は21億5310万株、売買代金は2兆4224億円。
騰落数は値上がり877銘柄、値下がり816銘柄、変わらず155銘柄に。

寄り前の7-9月期のGDP改定値で、市場予想に反して下方修正も海外高・円安でこの日は影響は軽微にとどまったところ。

本日は円高反転、海外株式市場反落で、日経平均株価は8営業日ぶりに反落となろそうです。

ただ最近は日経平均株価が安くなると、マザーズなどの新興株が物色される傾向もあります。
11日から新規株式公開(IPO)が始まってきます。
初日寄らない買い物になって、即日現金規制となる場合は12日にお金が使えるようにするには今日までに換金する必要も。
現物投資の方は11日に買いに行くためには昨日(8日)に換金必要で、そこそこ換金のための売りは出たようなところも・・・

為替も突込みのドル買いで、ボラティリティーが高いので少ない玉でも幅が出るようなところで資金管理は気をつけたいところです。

バルチック海運指数は 932 -50(12/8) (12営業日続落)となっております。

次世代電池の話題が出てきていますが、なかなか量子電池の事が出て来ません・・・
19日は日本マイクロニクス <6871> [終値3935円]の株主総会がありますが・・・

原油が下がるとダウの構成銘柄で下がる寄与率も高い銘柄も入っております。
ダウの下落も少し意識するようなところも・・・

ダウベアETN <2041> [終値8250円]国際短期先物 <1552> [終値799円] 

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