GSレポート2万1700円

2015年2月27日（金）晴れ時々曇り　月末

・二輪車世界2位、ヤマハ発　<7272> ［終値2915円］2019年メドに欧州で四輪車事業始める。
　数百億円投じ専用工場建て、2人乗りの車製造・販売。小型車の普及進む欧州市場で参入。二輪ノウハウで2人乗り。　

・電機大手2015年春の労使交渉、給与水準底上げするベースアップ（ベア）過去最高水準の月3千円以上目指す方針。

・政府、未成年者対象にした少額投資非課税制度（NISA）での運用開始日2016年4/1に、その日から投資できるようにする。
　社会保障と税の共通番号（マイナンバー）使った口座開設可能にして、口座開設までの期間短縮。資産の世代間移転促す。
　（日経新聞一面）

・成田国際空港会社（NAA）26日、着陸料の1年免除含む4月からの新たな路線誘致策発表。
　成田は羽田とアジアという国内外の競争に直面。大胆に料金割引き路線獲得に打って出る。

・26日の東京株式市場で日経平均株価反発、ほぼ15年ぶりの高値。
　東京証券取引所第1部時価総額7年ぶりに550兆円超え、バブル期のピークの9割水準に。
　海外投資家先週1週間で1兆1000億円買い越し株高けん引。急ピッチな上昇に市場では高値警戒する声も。

　ゴールドマン・サックス証券26日付レポート、2015年末の日経平均の水準2万円1700円と現状比16%高い水準に引き上げ。

・みずほFG　<8411> ［終値220.1円］英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド（RBS）から
　32億ドル（約3800億円）の北米の企業向け貸出債権買い取ると正式発表。約200の企業グループ向けの貸出債権が対象。
　みずほにとって約半数は既存顧客向け、残り約100社が新規顧客に。

・政府、病院など医療機関と薬局を分業する規制の一部緩める検討へ。
　薬局を病院の外に置く「建物規制」緩和へ。2016年度にも実施へ。

・米IBM26日、投資家向け説明会、新たな経営方針発表。
　成長余地大きいクラウドコンピューティング事業など40億ドル（約4700億円）の投資実施。

・米マイクロソフト（MS）
　昨年から進める大規模リストラで、対象になっていた中国の携帯電話2工場閉鎖が3月までに完了、約9000人削減へ。

・米労働省、1月消費者物価指数、前月比0.7%低下。3ヵ月連続の低下でマイナス幅は市場予測平均（0.6%程度の低下）上回る。
　ガソリンが前月比で18.7%値下がりしたのが主因。ガソリン除いた全体は0.1%上昇。エネルギー価格全体は9.7%低下。

・国内の書店や出版社100社超が電子書籍の共同販売に乗り出す。
　出版社が相乗りして、電子書籍販売する専用コーナーを書店各社の店頭に設け需要喚起。　

・ヤフー　<4689> ［終値478円］とアスクル　<2678> ［終値2286円］共同展開するネット通販「ロハコ」で
　キリンビール　<2503> ［終値1567.5円］やアサヒビール　<2502> ［終値3736.0円］など食品・日用品メーカー50社と連携、
　ビッグデータ活用した販売促進に取り組む。ロハコで効果的な販売促進策打てるようにして集客につなげる。

・ソフトバンク　<9984> ［終値7436円］英語や中国語などにも対応した音声付き電子カタログ売り出す。
　訪日外国人への接待用に飲食店やホテル、商業施設などの需要開拓。利用企業はタブレット（多機能端末）などで使う。

・パナソニック　<6752> ［終値1457.0円］
　ショートステイ（短期入所）や訪問介護など複数のサービスを1ヵ所で提供できる介護施設全国展開へ。
　2019年3月期までに現在の2拠点から200拠点に増やす。19年3月期介護関連事業売上高目標、従来の500億円から750億円に。

・日清紡HD　<3105> ［終値1222円］紳士シャツ専門店最大手東京シャツ（東京・千代田）買収。買収額数十億円とみられる。

・国内乗用車8社、2015年1月の海外生産台数、前年同月比5.9%増の144万7363台。2ヵ月連続のプラス。北米市場好調。
　1月の海外生産台数は、トヨタ　<7203> ［終値8126円］日産　<7201> ［終値1263.5円］ホンダ　<7267> ［終値3996.0円］
　マツダ　<7261> ［終値2567.0円］富士重工　<7270> ［終値4073.0円］が過去最高。需要地近くに生産シフト鮮明に。

・JSR　<4185> ［終値2179円］産業革新機構などと共同で
　バイオ医薬品開発・製造受託会社、米KBIバイオファーマ（ノースカロライナ州）買収。買収額は非公表。

・西武HD　<9024> ［終値3035円］4月から始まる3ヵ年事業計画。利益を今期予想比2割伸ばす目標掲げる。
　「物言う」株主、米投資会社サーベラスに対し、株高という実績盾に独自の経営貫けるか。

・東京エレク　<8035> ［終値9141円］米アプライドマテリアルズとの経営統合日（暫定日）3/24から6/30に変更。
　独占禁止法関連の審査に時間かかっているため。延期は3回目、当初予定14年9月から半年以上遅れる見通し。

・原油関連の株式や上場投資信託（ETF）などへの資金流入が目立つ。
　原油価格の反発狙って、連動するETFを積極的に取引する個人が急増。石油元売りや大手商社の株価の戻り目を引く。

・東証投資主体別売買動向2月第3週（16-20日）海外投資家（外国人）2週連続買い越し（1538億円）
　個人投資家5週連続売り越し（6691億円）2014年11月第1週以来の高水準。信託銀行7週連続買い越し（434億円）。　

・ジャスダック投資主体別売買動向2月第3週（16-20日）
　海外投資家（外国人）3週連続買い越し（16.66億円）個人投資家4週連続売り越し（9.53億円）。（日経新聞）

・NEC　<6701> ［終値366円］20年前から顔認証技術の研究に取り組み、この分野で世界一の評価。
　同社システムは、世界20ヵ国で導入済み。
　世界最高峰といわれる米国立標準技術研究所（NIST）の顔認証技術ベンチマークテストで、09年から3回連続で1位獲得。
　精度と処理速度で2位に圧倒的な差。10年のテストでは、照合エラー率0.3%達成。

・日立　<6501> ［終値822.0円］
　生体認証でATM（現金自動預け払い機）で採用されている指紋証で、より迅速に本人確認できる技術開発。
　読み取り精度大幅向上、1分あたり70人チェック。駅の自動改札機とほぼ同じスピード。2年以内の実用化目指す。

・スカイマーク　<9204> ［終値26円］株価、上場廃止直前にもかかわらず、20〜30円台で取引される「珍現象」。
　スポンサー選びが進む中、「うまく再生できれば株式の価値は残る」と思い込んでいる株主も多く。きょう最終取引日。

・中国3月から始める新たなサイバーセキュリティー規制に、オバマ米政権や米国産業界が猛反発。
　新規制は中国の銀行産業と関りあるIT企業に、サービス提供するためのコンピュータプログラムの内容の提示など義務付け。
　米産業界からは知的財産が侵害される恐れがあるとの声が上がる。
　米国へのサイバー攻撃に悪用される可能性、サイバー空間巡る米中対立に新たな火種も。（産経新聞）

・NTN　<6472> ［終値601円］電気自動車（EV）やハイブリッド車（HV）に搭載する駆動モーター向け軸受け開発。
　回転性能2倍、高速回転に強く、モーターサイズ変えずに性能より引き出せるほか、より小型のモーターで同じ性能にできる。　

・OKI　<6703> ［終値266円］
　ATM（現金自動預け払い機）事業で、店舗の構築から運用サービスまで一括して請け負うソリューション事業拡充。
　サービス拡充により、14年3月期855億円だったソリューション事業の売上高を、17年3月までに1000億円に伸ばす。

・ホソカワミクロン　<6277> ［終値634円］
　乳酸グリコール酸共重合体（PLGA）ナノカプセル用いた育毛剤・化粧品でBツーC（対消費者）ビジネスに本格参入。
　産業機械に次ぐ収益の柱に育てる。 ホソカワミクロン化粧品として子会社化、17年9月期売上高14年比3倍の20億円狙う。

・東芝　<6502> ［終値492.0円］
　演算性能従来比4倍以上の毎秒1.9兆回（1.9TOPS）と世界最高レベルの車載向け画像認識用プロセッサー開発。
　フルカラー化、夜間検知も可能に。先進運転支援システム（ADSL）の車載カメラの撮影画像をリアルタイムに処理。（日刊工業新聞）

・日本建設機械工業会、1月の建設機械出荷額、前年同月比2.5%増の1840億円と18ヵ月連続で増加。
　内需減少（3.3%減の740億円）も欧米向け中心に外需（6.8%増の100億円）が伸び、堅調な受注環境が続く。

・ダイジェット工　<6138> ［終値224円］金属切削などに使う超硬工具の生産能力2割増強。
　主力三重事業所（三重県伊賀市）に約8億円投じ、製造ライン増強。中国や欧州では自動車産業中心に切削工具の使用増加。　

・エーザイ　<4523> ［終値6300円］中国の蘇州工場（蘇州市）増強。
　敷地内に錠剤の生産設備や管理棟建設。2016年上期着工、18年度下期稼働目指す。総投資額4億元（約76億円）。

・大塚家具　<8186> ［終値1405円］経営の主導権争い混迷深まる。社長「脱創業者目指す」会長「丁寧な接客は必要」。
　株主委任状争奪に動く。（日経産業新聞）

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自己株処分

ビジネスブレイン太田昭和　<9658> ［終値1091円］27万3000株　1027円　処分日　3/17　処分先　日本マスタートラスト

株式分割

伊藤忠テクノ　<4739> ［終値4590円］ 3/31 　1株→2株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
原油価格が下落（48ドル台）からエネルギー関連株に売りものが出る。
原油在庫の予想外の増加を反映。ハイテク株は堅調でナスダック総合指数は反発。

アップル（+1.26%）グーグル（+2.13%）ヤフー（+0.05%）フェイスブック（+1.07%）アリババ（-0.95%）
ネットフリックス（+0.98%）アマゾン・ドット・コム（-0.15%）バイオジェン（+0.28%）
ラッセル2000（+0.32%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.02%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約64億株、月初平均約68億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
英FT100種株価指数と独DAX株価指数は過去最高値更新。
中国市場が再開、銅価格が6週間ぶりの高値となり、鉱業株が相場の下支えに。

東京株式市場で日経平均は大幅反発。
海外マネーや公的資金の流入観測からの期待の買いも・・・
東証1部出来高は23億9190万株、売買代金は2兆5089億円。
騰落数は値上がり1286銘柄、値下がり435銘柄、変わらず139銘柄に。

ここへきての株価急上昇も個人投資家の多くが、あまり株価高騰の果実を受け取っていないと証券営業マンから。
買い玉が少なく、押したら買いのスタンスも押し目が来るときは、世界の状況があまりに怖く買えずじまいでいると・・・

週末の月末でもあり、また少し投資余力を温存したいところでもあります。

昨日の後場からの上昇は、先日にも感じた新たな「買い手」が来たようなところ。
ただ買われ方も急ピッチな印象もあります。

元証券会社の外務員の先輩で、よくしていただいた方から時折メールをいただくのですが、
三浦印刷　<7920> ［終値132円］再建に取り組むところがありますと・・・
商い増加してきていますね。

ACCESS　<4813> ［終値692円］粘り始めています。
700円超えて来たらまたエントリーしたいようなところです。

株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで短期集中連載（過去3回連載中は新高値更新　10/7〜）
「今だけチャンス！　大化け中小型株」（74）
ジャパンインベストメントアドバイザー　<7172> ［終値1820円］が載っておりました。
海外の航空機リースが絶好調。

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叶内文子さんと「あやこと仲間たち」

2015年3月7日（土）14：20〜16：50（開場14：00）
東京・日本橋三越前

「あやこワールドへようこそ！！」

今回のゲストは「相場の福の神」SBI証券藤本誠之さん

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ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表
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