【銘柄研究】アスカネット（2438）

週末・月末の海外ＮＹ株式市場は、下落。
10-12月期米実質国内総生産（GDP）が下方修正され嫌気されたようなところも。
3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約65億株、月初平均約68億株を下回る。

WTI原油先物は、安値拾いの買いや需給緩和懸念の後退を背景に反発。

週間ではダウ工業株30種平均は0.0%安、4週ぶりの反落、ナスダック指数は0.2%高4週続伸（累計7.1%高）、
S＆P500種も0.3%安、4週ぶりの反落。

月間ではダウ工業株30種平均は5.6%高、ナスダック指数は7.1%高、S&P500種も5.5%高となりともに3ヵ月ぶりの反発で終了。

週末の東京株式市場では日経平均は小幅続伸。
東証1部出来高は27億2046万株、売買代金は3兆69億円と約2週間ぶりの3兆円超えと活況。
騰落数は値上がり699銘柄、値下がり1079銘柄、変わらず82銘柄に。

【コロ朝セミナー】でもおなじみのSBI証券の藤本誠之氏（シニアマーケットアナリスト）は
「急ピッチの上昇過程で買えていない投資家が多く、下がればすぐに買いが入る。
日銀や公的年金による買いも引き続き下支え要因」との見方示す一方、
「日経平均1万9000円にタッチすれば達成感などからいったん調整に入る」とのコメントも。

週間ベースで日経平均株価は2.5%高、3週続伸（累計6.5%高）TOPIXは1.6%高、6週続伸（11.7%高）。
マザーズ指数は0.6%高、2週続伸（1.4%高）日経ジャスダック平均は1.9%高、3週続伸（3.9%高）。
東証2部は1.1%高、3週続伸（4.0%高）で終了。

月間ベースでは日経平均株価は6.4%高、2ヵ月続伸（累計7.7%高）TOPIXは7.7%高、2ヵ月続伸（8.3%高）。
マザーズ指数は0.5%安、3ヵ月続落（8.3%安）日経ジャスダック平均は5.7%高、2ヵ月ぶりの反発。
東証2部は2.0%高、4ヶ月続伸（12.0%高）で終了。

強い相場となっていますが、警戒信号も灯っています。

日経平均25日移動平均乖離は27日はプラス4.7％、26日には過熱とされるプラス5.0％に達しています。
日経平均13週移動平均乖離とのかい離率も5％超に拡大してきています。
騰落レシオ（25日移動平均）も140.57％で120%超は過熱ゾーンと一般に言われております。
サイコロジカル（12日）は9勝3敗の75.0％です。

騰落レシオはボックス相場の時は120％超が過熱ゾーンとなり、70％以下が底値ゾーンと言われていますが、
上は上昇相場になるとよく突き抜けます。
ただピークを付けて、1ヵ月前後に調整が起こりますので要注意ですね。

櫻井英明さんのメルマガでは東証再開以降65年のうち1月と2月の日経平均が連続上昇した例は過去に26回。
このケースで3月相場は21回上昇（約8割の確率）。
1〜2月の日経平均の上昇率合計が５％を上回ったのが20回。
うち19回で3月相場も上昇しており（確率95％）。
2月末の日経平均が18797.94円ですので年末比7.7%高上昇となっています。

3月前半小幅調整後、月末にかけて上昇となるような展開でしょうか・・・

本日の【銘柄研究】は、先月勉強したボリンジャーバンドで、「スクイーズ」となっている銘柄。

写真・映像表現の未来を創造するアスカネット　<2438> ［終値2450円］
ネットを利用した個人写真集制作、卒業シーズンで娘が作っていました。
また誕生日などで送り合うようなところでもあります。

また大化けする可能性の種が、空中結像技術です。
展示会「CEATEC」に出展、テレビでも紹介されています。
同社のホームページでは特集組んでるほど力の入れようが感じられます。

アスカネットのAI (エアリアルイメージング)プレートはガラスや樹脂などで出来た特殊なパネルを通過させることで、
実像の反対側の等距離の空中に実像を結像させる事に成功し特許を取得。

是非ご覧いただけたらと思っています。
http://aerialimaging.tv/

日足のボリンジャーバンド（20日）では6ヵ月間でバンド幅が最小に縮小中（スクイーズ）。
このスクイーズの現象が出ると、相場の始まりのサインとも言われています。
もっとも上昇か下降かは定かではありませんが・・・

プラス2シグマ、もしくはマイナス2シグマにタッチしたらタッチした方向に動き出す確率が高いといったテクニカル指標です。
まさに「放れにつけ」といったところです。

同様にフリークアウト　<6094> ［終値2364円］もスクイーズとなっており、動向注目です。
こちらも広告業界ではポテンシャル大きく感じる銘柄でもあります。

【お知らせ】

なんとコロ。が夕刊フジ『株-1　グランプリ』に岡本昌巳さんの代打出場となりました。
3月2日の月曜日夕刊から毎週月曜日の夕刊に掲載されます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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