
ナスダック15年ぶりの最高値更新
- 2015年04月24日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年4月24日(金)曇り時々晴れ
・従来型携帯電話。通称「ガラケー」の生産、2017年以降中止に。
スマートフォン(スマホ)普及が進み、ほぼ日本だけで通用する従来型携帯は開発が重荷になっていた。
開発する全端末の基本ソフト(OS)を米グーグルのアンドロイドに統一する。
NTTドコモ <9437> [終値2287.5円]の「iモード」などのサービスは当面維持。
・経済産業省、2030年時点の望ましい電源構成「ベストミックス」について、原子力の比率を20〜22%とする原案まとめた。
太陽光などの再生可能エネルギーは22〜24%とする。
・政府23日、小型の無人飛行機(ドローン)を航空法の対象とし、購入時に名前や住所を登録させる検討に入る。
首相官邸などの重要施設周辺には飛行制限設ける。早ければ今国会での法改正目指す。(日経新聞一面)
・政府・与党23日、2016年度税制改正の議論に着手。
主に専業主婦の世帯を優遇する配偶者控除の見直しなどで所得税の抜本改革目指す。
結婚すし子供育てようとする若い世代の低所得者の負担軽減、高所得の高齢者の負担増やす方向で検討。
・消費関連企業の景況感示す「日経消費DI」の4月調査は業況判断がマイナス13と前回の1月調査から6ポイント上昇。
改善は5四半期ぶり。次回の7月見通しも2四半期連続の改善見込む。
・政府22日の日中首脳会談が実現したことを受け、日韓関係の改善普及する効果期待。
・社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制の利用拡大めざすマイナンバー法と個人情報保護法の改正案が23日、
衆院本会議で審議入り。今国会で成立目指す。
・日本国債への海外マネー流入が加速。
先物の売買高で50%超えたほか、現物債でも日銀 <8301> [終値56900円]に次ぐ国債の買い手に。、
相対的に金利が高い日本国債買う動きが強まっている。将来の変動リスク指摘する声も。
・財務省27日に開く財政制度等審議会(財務相の諮問会議)で、社会保障費の抑制に向けた具体策の検討に着手。
後発医薬品(ジェネリック)の利用割合を2016年度末までに80%にする新目標設定。
従来17年度末に6割から、達成時期の前倒しと目標の引き下げ訴える。
・「日経・東大日次物価指数」の前年比(税抜き 7日平均)は21日まで11日連続で上昇。日用品の店頭価格上昇の兆し。
原油安もあり消費者物価指数(CPI)は伸び悩むが、株高や賃上げ背景に一部の商品は価格が上がり始めている。
・中国で社債の大幅格下げが相次ぐ。成長減速で稼ぐ力が落ち、一部の企業で過剰投資で膨らんだ借金の返済が難しくなった。
21日に国有企業が初めての債務不履行(デフォルト)に陥るなど、格付け会社が重視してきた政府の支援姿勢の変化も背景。
上海株は上昇基調が続くが、今後は格下げが大幅に増え企業の資金調達コスト押し上げる可能性も。
・米国3月の新築一戸建て住宅販売件数、48万1000戸となり前月改定値比11.4%減。
市場予測平均(52万個程度)下回り、4ヵ月ぶりに減少。前年同月比では19.4%増。
販売価格(中央値)27万7400ドル(約3330万円)と前月比1.5%下落。
・米国防総省22日、中国などからのサイバー攻撃から米国のコンピューター網守るための新戦略発表。
IT(情報技術)企業などが集まる米カリフォルニア州シリコンバレーに拠点つくり、民間企業の協力得てサーバー攻撃防ぐ。
軍のサイバー部隊の規模は、2016年までに現行の約3倍の6200人に増強する計画。
・世界最大の販売台数誇る中国新車市場の変調鮮明。今年1-3月の販売の前年同期比伸び率はわずか3.9%。
外資ブランド車でも値引きが目立ち、競争激化がメーカーの収益押し下げる。
米ゼネラル・モーターズ(GM)今後5年で2兆円投資、今後の成長の大半を担う中西部に焦点当てる。
日産 <7201> [終値1293.0円]現地若手技術者ら中心となり設計・開発で若者(20〜30歳代向け)に照準。
独ダイムラー、2020年までに2ケタの異なる車種投入。環境規制に対応。
・韓国現代自、23日発表2015年1-3月期連結決算、営業利益1兆5880億ウォン(約1750億円)と前年同期比18%減。
4半期連続で前年実績下回り、ほぼ4年ぶりの低水準まで落ち込む。
・パナソニック <6752> [終値1708.0円]
東南アジアで企業向けシステム事業の売上高、2018年度に14年度比2倍の700億円に引き上げる。
シンガポールやタイで高精細の画像使った監視カメラシステムなど相次いで販売開始。
出遅れていたインドネシアやベトナムなどでも販売力強化。
・ニトリHD <9843> [終値8870円]2017年度にもベトナムに家具工場新設。
組み立てだけでなく部材生産も手掛けコスト抑え、日本国内の店舗などに供給。
低価格販売維持、高水準の出店維持するため海外生産広げる。
・マツダ <7261> [終値2485.0円]内外装に高級感出した新型店舗への改装本格化。業績回復もあって積極投資に切り替え。
新型店2016年3月期中に前期比3.3倍の70店以上に。展示自動車目立つよう黒や木目調のデザイン取入れ。ブランド力向上へ。
・花王 <4452> [終値6084円]2015年1-3月期連結決算、昨年4月の消費増税の駆け込み需要の反動で純利益前年同期比52%減。
1-3月期連結売上高は3287億円で4%減。単価の高い化粧品や買いだめできる線材など駆け込み需要(250億円)がなくなった。
好調なのはヘルスケア事業、ベビー用紙おむつ『メリーズ』が中国向けに大きく伸びる。
・みずほ銀 <8411> [終値232.2円]三菱東京UFJ銀 <8306> [終値861.7円]23日、
再建中のシャープ <6753> [終値272円]に対し計2千億円の資本支援内定。
シャープはスマートフォン(スマホ)向けの中小型液晶パネルに集中投資に踏み切る。
今後3年間で設備投資のほぼ半分の1400億円を高精細「4K」対応品などに振り向ける。
・三菱重工 <7011> [終値682.8円]日立 <6501> [終値842.5円]発電プラント用の環境装置事業統合。
共同出資会社の三菱日立パワーシステムズ(MHPS)23日発表。新会社10/1に設立。
・トヨタ <7203> [終値8478円]グループ世界販売台数、
(ダイハツ <7262> [終値1812円]日野自 <7205> [終値1625円]含む)13年度比0.3%増の1016万8千台。
1千万台上回るのは2期連続。海外生産は3.3%増の608万5千台と過去最高を更新。国内生産は前年実績下回る。
・国内乗用車8社、2014年度の海外生産台数は4.4%増の1708万2016台。三菱自 <7211> [終値1151円]以外7社は過去最高。
対照的に国内生産はスズキ <7269> [終値3834.5円]三菱自、富士重工 <7270> [終値4192.5円]意外5社は前年下回る。
・東証投資主体別売買動向4月第3週(13-17日)海外投資家(外国人)3週連続買い越し(3083億円)
個人投資家3週連続売り越し(3468億円)、信託銀行3週連続売り越し(598億円)。
・ジャスダック投資主体別売買動向4月第3週(13-17日)
海外投資家(外国人)5週連続買い越し(21.36億円)、個人投資家4週連続売り越し(27.33億円)。(日経新聞)
・ホンダ <7267> [終値4320.0円]発売予定小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」23日、
初めて日本に飛来、羽田空港に着陸。価格は450万ドル(約5億4千万円)。
・2014年度世界販売台数、年度ベースで速報値基に計算、
独フォルクスワーゲン(VW)約1019万台と、トヨタ <7203> [終値8478円]グループ販売台数1016万8千台上回る。
暦歴(1-12月)ベースで15年1-3月ではトヨタが前年同期比2.5%減252万台、VWが1.8%増249万台とトヨタトップ維持。
・NTT <9432> [終値8286円]年内に株式分割行う方針。4/1に民営化30年迎え機に。詳細は5月の決算会見時に発表へ。(産経新聞)
・日本製紙 <3863> [終値2011円]三菱商事 <8058> [終値2550.0円]
宮城県石巻市で石炭と木質バイオマスの混焼発電事業に乗り出す。
出力14万9000KWの発電所建設、2018年3月に営業運転始める予定。増事業費500億円程度に。
・山善 <8051> [終値1075円]
海外生産材事業担う国際事業部の中国の2015年3月期売上高、300億円に到達に。14年3月期は200億円で50%の大幅増。
・NTTデータ <9613> [終値5540円]独自開発したモノのインターネット化(IoT)のクラウド基盤活用し、
メタウォーター <9551> [終値2781円]と共同で上下水道事業向けにIoTサービスを2015年度下期から提供。
今後、IoTのクラウド基盤を水道事業以外の分野にも展開し、20年までに年間100億円規模のビジネスに成長させる。
・日本電産 <6594> [終値8869円]2020年度に売上高2兆円目指す中期計画「新中期戦略目標ビジョン2020」の詳細公表。
けん引役となる「車載」事業は、15年3月期の1970億江から7000億-1兆円へ売上高拡大。
「精密小型モーター」と「家電・商業・産業用」がそれぞれ4000億-6000億円、「其の他」は2000億-3000億円へ伸ばす。
20年度までの5年間で売上高は1兆円の上積みとなるが、その半分の5000億円の新規のM&A(買収・合併)で賄う考え。
・ウルシステム <3798 [終値1870円]
モノのインターネット化(IoT)や機器間通信(マン・ツー・マン=M2M)向けにソリューションの提供開始。
米データスタックスの企業向け商用データベースを組み込む。(日刊工業新聞)
・イノテック <9880> [終値500円]ソフトウエア組み込んだカメラモジュール(複合部品)の自社ブランド立ち上げる。
監視カメラとして不審者検出したり、車載用で前方の障害物検知したりする用途見込む。
撮影したデータを様々なサービスに応用する企業に売り込む。収益が乱高下しやすい半導体事業を補う。
・NTTドコモ <9437> [終値2287.5円]エイベックス・グループ <7860> [終値1912円]と展開する動画配信サービス刷新。
タイトル数拡大、専用端末通じてテレビでも見られるようにした。
同業界今秋にも米国動画配信大手ネットフリックスが日本に参入する見通し。『黒船来襲』競争激化へ。
・日本IBM、米マイクロソフト(MS)のサーバー用の最新基本ソフト(OS)の
セキュリティー上の欠陥(脆弱性)狙った攻撃が、世界で約830件と明らかに。
トレンドマイクロ <4704> [終値4210円]情報処理推進機構(IPA)によると、
攻撃ソフト解析した結果、たった1行分のプログラミング言語を打ち込めばサーバー止める機能が組み込まれていた。
攻撃者の魔の手は着々と広がる。企業はまず修正ソフト組み込むなど、基本的安全対策を徹底する必要がある。
・大京 <8840> [終値185円]大規模修繕手掛ける中堅企業、秀建(横浜市)買収。築30年超えた物件の管理事業に力入れる。
2014年3月期売上高10億円、買収額は数千億円。同社グループのマンションだけでも600億円以上の修繕工事費見込まれる。
(日経産業新聞)
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第三者割当
ガーラ <4777> [終値1022円]29万9800株 1001円 5/11 割当先 OaKキャピタル
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
4/24 三機サービス <6044> JQS 575,000株 1,540円 野村他 注目度 C
事業内容:空調機器・電気・調理場・給排水衛生設備などの設備メンテナンス事業
4/24 レントラックス< 6045> マザーズ 424,000 1,750円 SBI他 注目度 B
事業内容:成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、上昇。
ナスダック総合指数が終値ベースで約15年ぶり、2000年3/10以来の最高値更新になった。
アップル(+0.82%)グーグル(+1.42%)ヤフー(-0.64%)フェイスブック(-2.62%)アリババ(+0.28%)
ネットフリックス(+0.25%)アマゾン・ドット・コム(+0.05%)バイオジェン(+1.58%)
ラッセル2000(+0.48%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.03%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約66億株、月初平均約62億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は英FT100種総合指数は反発。公益企業や鉱業株が買われる。
一方、独、仏株価指数は下落。
4月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)が振るわず、独総合PMIやフランスPMI指数も芳しくなく。
東京株式市場で日経平均は3日続伸。
東証1部出来高は27億5047万株、売買代金は2兆9198億円。
騰落数は値上がり804銘柄、値下がり926銘柄、変わらず151銘柄に。
日経平均は続伸ながらも、東証1部では値下がり銘柄数の方が多い展開でした。
直近の3日上昇(553.16円 2.8%高)で短期的な過熱感指摘する声も。
テクニカル的にはそう過熱しているといったところではないのですが、心理的な過熱感にもなっているようなところも?!
松井証券信用評価損益率(速報)では、売り方 マイナス13.183%と前日マイナス13.704%から改善。
一方、買い方はマイナス3.080%と前日マイナス2.903%~悪化。
日経平均株価と信用評価損の動きが異なっています。
財務省27日に開く財政制度等審議会(財務相の諮問会議)で、社会保障費の抑制に向けた具体策の検討に着手。
後発医薬品(ジェネリック)の利用割合を2016年度末までに80%にする新目標設定。
従来17年度末に6割から、達成時期の前倒しと目標の引き下げ訴える。
ジェネリック関連は沢井薬 <4555> [終値6880円]東和薬 <4553> [終値6370円]富士製薬 <4554> [終値2211円]
レナウン <3606> [終値231円]インプレス <9479> [終値305円]信用規制増し担保が解除。
解除値段ぎりぎりクリアってところですね。
大京 <8840> [終値185円]大規模修繕手掛ける中堅企業、秀建(横浜市)買収。築30年超えた物件の管理事業に力入れる。
2014年3月期売上高10億円、買収額は数千億円。同社グループのマンションだけでも600億円以上の修繕工事費見込まれる。
三菱製紙 <3864> [終値90円]信頼できる外務員さんから、「オープンリーチ状態」で来月期待と・・・
ユビキタス <3858> [終値1091円]大魔神さんが以前から注目しておりますが、ようやくお仕事始めたようなところも?!
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで短期集中連載(過去3回連載中は新高値更新 10/7〜)
「今だけチャンス! 大化け中小型株」(104)大京 <8840> [終値185円]が載っておりました。
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