東京エレク経営統合破談

2015年4月28日（火）晴れ時々曇り

・日米両政府27日午前（日本時間同日深夜）、防衛協力のための指針（ガイドライン）改定決定する。
　日米がアジア太平洋越えた地域で連携、平時から有事まで切れ目なく対処できるようにする。
　与党、これを裏付けるため新たな安保法性で実質合意。

・パナソニック　<6752> ［終値1698.5円］
　高齢者の介護サービスに携わる従業員数を2018年度末までに現在の10倍、3万人に増やす。
　新卒・中途問わずに採用。主力とする住宅・住設事業と関連性も高く、成長戦略の柱として本格展開へ。　

・東京エレク　<8035> ［終値7697円］世界最大手米アプライドマテリアルズとの経営統合取りやめ。
　独占禁止関連の審査で、両社と米司法省との間に認識の違いあり、解決のメド立たず。
　アプライドと進めている開発面での協力は継続。

・三菱UFJFG　<8306> ［終値851.1円］2015年3月期連結純利益1兆円に達する見通し。
　2年連続で過去最高益更新、邦銀として初の大台に乗せる。
　国内企業としてトヨタ　<7203> ［終値8340円］に次ぐ2番目の事例。（日経新聞一面）

・大阪市廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の是非問う住民投票が27日、告知された。
　構想推進する「大阪維新の会」（代表・橋下徹市長）は府市の二重行政解消するメリット協調。
　これに対し、自民党などは膨大な移行コストなど理由に反対している。市民の賛否は拮抗、投票率も結果に影響しそう。

・東京エレク　<8035> ［終値7697円］米アプライドマテリアルズの経営統合計画破談。
　直接の理由は米司法省の認可得られず。
　その背後には米インテルや韓国サムスン電子など大手半導体メーカーの存在がちらつく。　

・米国では大型M&A（買収・合併）が司法省などの反対で破談になる事例相次ぐ。
　M&Aが活発になる中「競争の番人」が市場の寡占化けん制する場面増加。
　「消費者の利益に反する」としたため。当局による法の厳格運用に突き当たる企業も増えそう。

・経済産業省2030年時点の望ましい電源構成（ベストミックス）の原案で太陽光発電の比率約7%とする方針固めた。
　太陽光の今後の普及速度にブレーキがかかりそう。

・日本取引所グループ　<8697> ［終値3730円］アジアの取引所との関係強化。
　ベトナム証券取引所が2016年中の開設目指すデリバティブ（金融派生商品）市場の設立支援。
　ミャンマーでは取引所への出資決め、年内市場開設目指す。

・大手格付け会社フィッチ・レーティングス27日、
　日本国債格付け「シングルAプラス」から1つ引き下げ、上から6番目の「シングルA」に。
　「政府、消費増税先送り。15年度予算には消費増税に代わる財政健全化が盛り込まれず。健全化の進展に現時点では懐疑的」

・日欧の重電大手が洋上風力発電で存在感高めている。舞台は欧州。
　独シーメンスが独走、三菱重工　<7011> ［終値677.0円］ヴィスタス（デンマーク）連合などが追う。
　洋上風力は陸上と比べプロジェクト規模はけた違いに大きい。参入ハードル高く、総合力のある企業が有利。
　太陽電池は中国企業に席巻されたが、洋上風力で復権めざす。

・週明け27日の中国・上海株式市場、国有企業の合従が進むとの見方背景に関連株が買われ、
　上海総合指数前営業日比133.71ポイント高い4527.40で引ける。終値が4500超えるのは2008年2月以来、約7年2ヵ月ぶり。

・ミャンマーの銀行業務が外資に開放。
　三菱UFJ銀　<8306> ［終値851.1円］と三井住友銀　<8316> ［終値5259.0円］が今月に入り、現地に支店開く。
　今夏にはみずほ銀　<8411> ［終値230.3円も支店開く予定。
　開業資格得た外資9行のうち日本勢最多となったのは一連の支援評価された模様。］

・スズキ　<7269> ［終値3927.5円］インド子会社マルチ・スズキ2015年3月期純利益（単独ベース）
　前期比33%増371億ルピー（約700億円）、過去最高更新。注力する農村市場の開拓も増収に貢献。

・ダイキン　<6367> ［終値8220円］27日、
　エアコンに使う冷媒で地球温暖化への影響小さい次世代型について、タイの地場空調機メーカーなど12社に技術支援。　

・グリコ　<2206> ［終値5110円］千葉県にアイスクリームなど冷菓新工場建設。投資額180億円、同社の冷菓生産能力2割高。
　冷菓事業では25年ぶりの国内新工場となる。冷菓市場少子化でも底堅く推移。

・ミニストップ　<9946> ［終値1801円］双日　<2768> ［終値234円］と組み、
　ベトナムでコンビニエンスストア事業仕切り直す。まず今後3年で200店程度出店目指す。
　イオン　<8267> ［終値1534.0円］のプライベートブランド（PB=自主企画）「トップバリュ」導入していく計画。

・国際石油開発帝石　<1605> ［終値1462.0円］アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビで大型陸上油田の権益取得。
　政府も資源外交で支援し、欧米石油メジャーが独占してきた有料油田に風穴開けた。
　国内石油需要の約3%にあたる日量8万〜9万バレルを40年間にわたり調達できる。
　原油価格の急回復は見込みにくい。「ADCO」鉱区の獲得は収益改善に向けた千載一遇の好機。
　2016年3月期には1300億円以上の増収効果（15年3月期の売上高見込みに1割超に相当）見込む。

・ファナック　<6954> ［終値26800円］株主への利益配分大幅に強化。
　連結の配当性向現在30%から60%に2倍に引き上げ、機動的に自社株買い実施。
　2015年3月期から5年間平均で、配当と自社株買い合せて利益の最大80%を株主に回す。

・東電　<9501> ［終値489円］通信と電気のセット販売などについて、
　ソフトバンク　<9984> ［終値7753円］と提携で最終調整。
　同様に交渉中のNTTドコモ　<9437> ［終値2262.0円］KDDI　<9433> ［終値2935.0円］との協議も続ける。（日経新聞）

・日米両政府、「日米防衛協力のための指針（ガイドライン）」の再改定に合意する。
　新指針では、日本の安全確保するための日米協力は「平時」「重要影響事態」「日本有事」
　「日本以外の国に対する武力攻撃」「大規模災害」の5分野で「切れ目のない形で行う」とする。

・ネパール地震、同国内死者3862人、負傷者数7千人以上。エベレストで200人下山できず。地元紙死者8千人に達する恐れと。

・小渕優子前経済産業相（41）の関連団体が開いた「観劇会」の収支一致していない問題で、
　東京地検特捜部小渕氏本人から任意聴取。小渕氏は自身の関与を否定。（産経新聞）

・曙ブレーキ　<7238> ［終値419円］2015年3月期連結決算当期損益赤字に転落する一因となった
　米国の生産混乱収束させるため、ディスクブレーキの生産能力増強。　
　ケンタッキー州エリザベスタウン工場（ABE）とグラスゴー工場（ABG）の2拠点で16年3月期それぞれ10億〜20億円投じ、
　摩擦材の生産能力増やす。採算改善目指す。

・日米首脳会議28日、米国・ワシントンで開かれる。主要テーマの一つは間違いなく環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）交渉。
　先週の日米閣僚協議は「聖域」の農産品と自動車分野の関税について詰めの交渉重ねたものの大筋合意できず。
　今回の首脳会談が日米決着へ最後の一押しとなりうるか。（日刊工業新聞）

・2015年4-6月期電子部品・材料の取引価格は、下落基調が続く品目目立ちそう。
　パソコン販売の落ち込みが続いており、関連する部品・材料の取引は盛り上がりに欠ける。
　スマートフォン（スマホ）新製品相次ぎ投入、下支え要因。サーバーやデータセンター向けの引き合いは強い。
　価格上昇見通し、シリコンウエハーのみ。スマホ向けが需要拡大けん引。ウエハーメーカーフル生産続き。

・エナリス　<6079> ［終値398円］大分県佐伯市計画していたバイオマス発電事業中止へ。
　同社、再生可能エネルギーなど電源開発事業は新規に実施しない方針発表。
　佐伯市の案件は事業に着手していなかったため取りやめ。

・アールテック・ウエノ　<4573> ［終値1232円］
　「角膜上皮欠損」の治療薬候補、参天製薬　<4536> ［終値1595円］〜全世界での開発・事業化権引き継ぐ。譲渡額は非公表。
　参天薬が米国で第一相、日本で第2相の臨床試験（治験）まで終了させた。（日経産業新聞）

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株式分割

トランザクション　<7818> ［終値1069円］ 7/31 　1株→2株

公募・売り出し価格

大和証券オフィス投資法人　<8976> ［終値649000円］4万1045口　

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

4/28 ジグソー <3914> マザーズ 287,500株 2,390円 日興他 注目度 A
事業内容:IoT（モノのインターネット）ビッグデータをベースとした、
インターネットシステムの自動マネジメントサービス事業

4/28 リンクバル <6046> マザーズ 880,000株 2,400円 フレンド他 注目度 B
事業内容：街コンイベントの企画および開催ならびに街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営

4/28　Ｇｕｎｏｓｙ <6047> マザーズ 6,796,500株 1,520円 野村他 注目度 A
事業内容：情報キュレーションアプリ「Gunosy（グノシー）」の運営

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、欧州株式市場の上昇から続伸で始まったものの反落して終了。
ヘルスケアやバイオテクノロジー関連が下げ主導。

アップル（+1.82%）グーグル（-1.71%）ヤフー（-0.36%）フェイスブック（+0.47%）アリババ（+0.39%）
ネットフリックス（+1.38%）アマゾン・ドット・コム（-1.47%）バイオジェン（-3.10%）
ラッセル2000（-1.17%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.03%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

アップルの決算発表、時間外取引で1.6%高で推移。

欧州株式市場の主要3指数は続伸。
FT100種株価指数は過去最高値更新。
ギリシャが債権者との交渉にあたるチームを再編したことで、支援協議に進展見られそうとの期待が株価上昇の一因に。

東京株式市場で日経平均は続落。
日経平均株価は4営業日ぶりに2万円台割れ。
東証1部出来高は17億7004万株、売買代金は2兆0846億円。
騰落数は値上がり937銘柄、値下がり796銘柄、変わらず146銘柄に。

主力銘柄は重要イベント多い週でもあるため、動いづらいところもありますが、値上がり銘柄も多い状況。
中小型材料株には割り切った買いも入ってるようなところも。

カジノ関連の低位株が動きていました。

テックファーム　<3625> ［終値2475円　+201円］くろがね　<7997> ［終値468円　+36円］
アピックス　<7836> ［終値289円］桜島埠頭　<9353> ［終値245円　+21円］ストライダーズ　<9816> ［終値104円　+6］
ただし本当にカジノ関連なの？っていう銘柄もありますが・・・

本命ぽいセガサミー　<6460> ［終値1726円　-10円］コナミ　<9766> ［終値2253円　-19円］には目をむかず・・・

東京エレク　<8035> ［終値7697円］世界最大手米アプライドマテリアルズとの経営統合取りやめ。
独占禁止関連の審査で、両社と米司法省との間に認識の違いあり、解決のメド立たず。
アプライドと進めている開発面での協力は継続。　
短期的な大きな突込みは、買いで回転できるのではないかと・・・（F戦略）

明日は東京市場はお休みとなります。

ホテル関連も大幅高になっています。
京都ホテル　<9723> ［終値1135.0円　+150円］ロイヤルホテル　<9713> ［終値303円　+39円］
それなら宿泊予約の一休　<2450> ［終値2423円　+25円］
将来に対し大きな賭けに出ている藤田観光　<9722> ［終値492円　+5円］も注目したいところも・・・　

国際石油開発帝石　<1605> ［終値1462.0円］アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビで大型陸上油田の権益取得。
政府も資源外交で支援し、欧米石油メジャーが独占してきた有料油田に風穴開けた。
国内石油需要の約3%にあたる日量8万〜9万バレルを40年間にわたり調達できる。
原油価格の急回復は見込みにくい。「ADCO」鉱区の獲得は収益改善に向けた千載一遇の好機。
2016年3月期には1300億円以上の増収効果（15年3月期の売上高見込みに1割超に相当）見込む。

2015年4-6月期電子部品・材料の取引価格は、下落基調が続く品目目立ちそう。
パソコン販売の落ち込みが続いており、関連する部品・材料の取引は盛り上がりに欠ける。
スマートフォン（スマホ）新製品相次ぎ投入、下支え要因。サーバーやデータセンター向けの引き合いは強い。
価格上昇見通し、シリコンウエハーのみ。スマホ向けが需要拡大けん引。ウエハーメーカーフル生産続き。

RSTECH　<3445> ［終値1996円］再生ウェーハで世界トップシェア
「再生ウェーハ」の需要は、半導体生産で使用されるシリコンウェーハ全使用料の約21％の量で需要と。

オプトエレク　<6664> ［終値634円］高値引けで終わっています。

『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
モバイルファクトリー　<3912> ［終値2411円］が載っておりました。

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