
カジノ法案再提出
- 2015年04月29日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年4月29日(水)くもり
・安倍晋三首相28日午前(日本時間同日深夜)、オバマ大統領とホワイトハウスで会談。
戦後70年の節目踏まえ、日米は「不動の同盟国」と打ち出し、会談に合わせて安全保障と経済分野柱とする共同声明発表。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉では早期妥協への期待表した。
・経済産業省28日、2030年時点の望ましい電源構成(ベストミックス)案公表。
原子力の比率は20〜22%と東日本大震災前の28.6%より低くした。
太陽光などの再生エネルギーは最大24%を掲げ、原子力を上回る普及目指す。
石炭火力は13年度の30%から26%に、液化天然ガス(LNG)火力は43%から27%にして、化石燃料への依存度9割近くを低く。
・武田 <4502> [終値6291円]2015年3月期連結最終損益、1千億円規模の赤字に。最終赤字になるのは上場来初。
糖尿病治療薬「アクトス」巡る米国での製造物責任訴訟で、原告側との和解にらみ3000億円強の引当金前期に積む方針。
(日経新聞一面)
・京都大iPS細胞研究所28日、再生医療で使う治療用のiPS細胞を備蓄し、今秋から提供始めると発表。
日本人で拒絶反応起こしにくいiPS細胞つくり、病気やケガの時の移植に備える。3年以内に日本人の3〜5割カバーへ。
必要な時、安価なコストで提供する体制整え、iPS医療の普及後押しする。
・トヨタ <7203> [終値8515円]28日、個人投資家の増加狙って新型の種類株発行へ。
値下がりリスク抑えた社債に近い株式だが株主総会の議決権がある。7月にも最大5000億円発行。
5年間売却できない仕組みにすることで、長期保有の個人株主増やす。
・政府・自民党は小型無人飛行機(ドローン)を2段階で規制する方針。
首相官邸や国会など重要施設の上空を飛行禁止区域に指定すりための議員立法を今国会に提出する。
購入時の登録義務付けなど、次期臨時国会以降で関連法案の成立目指す。
・自民・維新・次世代3党28日、衆院にカジノ中心とした統合型リゾート施設(IR)推進する法案(カジノ法案)再提出。
今国会での成立目指すが、与党内に慎重論あり、成立の見通しは立っていない。
・厚生労働省28日、2015〜17年度の65歳以上の介護保険料が、全国平均で月5514円になる。
12〜14年度比11%上がり、初めて5000円突破。高齢化で介護サービス受ける人増加。25年度には8165円まで上がる見通し。
・財務省28日発表、2014年4月〜15年3月税収実績、前年同期比12.3%増と高い伸びに。
15年5月分まで足し込む14年度全体の税収も大きく増え、リーマン・ショック前の07年度上回ることが確実。
・政府、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度と連動させ、
医者や薬剤師、介護従事者が個人の医療情報を共有できるように。
番号通じて医療計画立てやすくするほか、無駄な投薬や検査減らして医療費の削減にもつなげる。
新番号は医療機関や健康保険組合などが情報共有するために用いるため、個人に見える番号にはならない方向。
・大和証券グループ <8601> [終値1032.5円]28日、2015年3月期連結純利益前期比12%減、1484億円に。株式販売手数料減。
活発なM&A(買収・合併)で法人向けは堅調だった半面、個人向け営業部門が減益に。
・米アップル27日発表、1-3月期売上高前年同期比27%増の580億1千万ドル(約6兆9千億円)に達した。
地域別で中国が71%増、168億ドルで過去最高更新。全体でほぼ3割、初めて欧州を抜き、米国に次ぐ世界2位の市場となった。
・2月のS&Pケース&シラー住宅価格指数(主要20都市)と前年同月比5%上昇。上昇率は市場予測(4.7%程度)上回った。
前月比では0.5%上昇。指数委員会会長「住宅価格はインフレ率と賃金上昇率を上回るペースで上昇続けている」と。
・オリエンタルランド <4661> [終値8553円]28日、
東京ディズニーシー(TDS)にディズニー映画「アナと雪の女王(アナ雪)」テーマにしたアトラクション導入。
投資額100億円規模の大型施設つくる。2017年度以降の早い時期の開業目指す。
・オリエンタルランド <4661> [終値8553円]2016年3月期連結純利益前期比0.2%増、722億円になりそうと発表。
伸び率は前期(2%の最終増益)に比べ鈍るが、5期連続最高益更新。今期売上高は1%増の4703億円の見通し。
・ガンホー・オンライン <3765> [終値451円]28日、
2015年1-3月期連結決算純利益前年同期比11%減、151億円。自社株買いも発表。
・南海電鉄 <9044> [終値575円]
アニメで人気の「妖怪ウォッチ」のラッピング列車、29日から6/28までなんば-和歌山市駅などで運行。
・不動産大手都心中心に単身者向けの賃貸マンション事業強化。
三菱地所 <8802> [終値2857.5円]グループは今年度からマンション用地の取得ペース従来の3倍に引き上げる。
開発物件は入居率ほぼ満室にしたうえで、寛政1年後メドに生命保険会社といった機関投資家などへ売却する。
1棟当たり10億〜50億円程度の売却益は新規物件の開発などに充てる。
・新日鉄住金 <5401> [終値317.9円]
連結子会社鈴木金 <5657> [終値295円]と日鉄住金テックスエンジ <1819> [終値575円]株式交換で完全子会社化。
日住テックス2.1株、鈴木金1.1株に付き、新日鉄住金株1株割り当て。
・楽天 <4755> [終値2186.0円]電子図書館事業で世界最大手、米オーバードライブ(オハイオ州)の買収手続き27日終了。
買収額4億1千万ドル(約490億円)。
・パナソニック <6752> [終値1716.0円]28日、2015年3月期連結純利益前期比49%増、1794億円。
13年3月期まで2期連続で7500億円超の最終赤字計上して以降、取り組んだ構造改革によりコスト削減進む。
成長路線へと転換、16年3月期純利益は前期比0.3%増の1800億円と、
リーマン・ショック前の08年3月期(2818億円)以来の水準となる見通し。
・武田 <4502> [終値6291円]糖尿病治療薬「アクトス」巡る米国での製造物責任訴訟で、
訴訟継続から和解による最終決着へと大きく舵を切った。最大市場の北米で係争長引かせることは得策ではないと判断。
・スマートフォン(スマホ)向けニュース配信アプリ手掛けるグノシー <6047> [終値1620円]東証マザーズに上場。
公開価格と同じ1520円の初値、1620円で引けた。終値ベースでの予想PER(株価収益率)は約7000倍で投資家の期待大きく。
福島良典社長「上場はスタート。結果で返していく」と記者会見で意気込む。
課題は広告主の顔ぶれ、サービス利用人数、独自技術の低下など山積みとも。
・リクルートHD <6098> [終値4135円]米国人材派遣会社アテロ(ミネソタ州)買収。買収額48億円。
アテロの2014年12月期売上高は2億5568万ドル(約300億円)。
・京王ズHD <3731> [終値451円]28日整理銘柄に指定。5/29上場廃止へ。
・信用買い残4/24申込み、2兆9380億円と前週比736億円減。2週ぶり減少。
信用売り残 8556億円と前週比561億円増。2011年1/14時点以来、約4年3ヵ月ぶりの大きさに。
信用売り残の増加は、目先の調整局面入りを織り込む投資家が増えてきたことを意味する。
相場が上値を試す展開になれば「損失拡大を抑えたい売り方の買戻しが相場を押し上げる」との期待も大きい。(日経新聞)
・自民党財政再建に関する特命委員会が5月中にもまとめる財政再建計画の最終原案、
財政赤字の解消には社会報償費の見直しが不可欠。
高齢化社会の進展見据え、現役世代との公平図る観点から、高齢者に経済力に応じ他負担増求めている。
・ネパール中部で発生した大地震28日、発生後72時間経過。犠牲者数は5千人超。
・ホンダ <7267> [終値4330.5円]2015年3月期決算営業利益前期比13.1%減、6516億円で3年ぶりの減益に。
タカタ <7312> [終値1464円]製エアバックのリコール(無償で回収・修理)による品質関連費用かさみ、国内販売も苦戦。 (産経新聞)
・台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業、シャープ <6753> [終値262円]への出資断念。
両社が共同運営する液晶工場(堺市堺区)の扱い残る。
・アンリツ <6754> [終値873円]2018年3月期までの3年間で、210億円の成長投資行う方針明らかに。
18年3月期売上高、15年3月期比約2割増、1200億円に引き上げる計画。成長投資拡大へ。
・エヌ・ピー・シー <6255> [終値312円]産業技術総合研究所、日本スぺリア社(大阪府吹田市)
結晶シリコンから銀や銅などの有価金属を低コストで回収する技術開発。
将来廃棄パネルのリサイクル技術として使うことで分解処理コスト1ワット当たり2.5円以下に抑えられる見通し。
1-5年後の事業化目指す。(日刊工業新聞)
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自己株処分
ピックルスコーポ <2925> [終値1289円]34万200株 1329円 処分日 5/15 処分先 武蔵野銀行など計8先
株式併合
新日鉄住金 <5401> [終値317.9円]10/1 10株→1株
カノークス <8076> [終値380円] 10/1 2株→1株
TOB(公開市場買い付け)
ガンホー・オンライン <3765> [終値451円]買い手自社 価格425円 期間4/30〜6/1
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
4/30 テラスカイ <3915> マザーズ 230,000株 1,700円 大和他 注目度 B
事業内容:クラウドシステムの導入支援・開発事業
4/30 デザインワン・ジャパン <6048> マザーズ 690,000株 2,750円 みずほ他 注目度 B
事業内容:地域情報口コミサイト「エキテン」の運営
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、まちまち。
ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数は2営業日ぶり反発も
ナスダック総合指数は、アップルの下落など響き2営業日続落で終了。
アップル(-1.58%)グーグル(-0.30%)ヤフー(-0.05%)フェイスブック(-1.50%)アリババ(+0.21%)
ネットフリックス(-0.53%)アマゾン・ドット・コム(-2.11%)バイオジェン(-3.75%)
ラッセル2000(+0.53%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.15%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約66億株、月初平均約63億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は大幅反落。
企業決算の軟調さが嫌気された。
米消費者信頼感指数の低下も市場投資心理悪化と。
東京株式市場で日経平均は反発。
東証1部出来高は20億8721万株、売買代金は2兆8658億円。
騰落数は値上がり961銘柄、値下がり792銘柄、変わらず129銘柄に。
休日前で上値追いは慎重ながらも日経平均株価は2万円維持。
東京エレク <8035> [終値6557円]は経営統合破談で14.81%安も一方、
大幅な株主還元策発表したファナック <6954> [終値27685円]は3.30%高(一時28575円 6.62%高)。
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで短期集中連載(過去3回連載中は新高値更新 10/7〜)
「今だけチャンス! 大化け中小型株」フロイント産業 <6312> [終値1369円]が載っておりました。
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