ソフトバンク社名変更

2015年5月12日（火）曇り一時雨

・NTTドコモ　<9437> ［終値2175.0円］携帯電話契約者向けポイントサービスの利用を外部に開放。
　小売りやサービスなど２万余りの加盟店を持つ共通ポイント「Ponta（ポンタ）」と連携、12月からポイント交換できる。
　同時に約5400万の個人契約者に独自カード発行、ローソン　<2651> ［終値8460円］店舗ではそのまま使えるようにする。

・中国の景気減速の影響が新車販売市場に波及。
　4月の新車販売台数前年同月比0.5%減199万4500台、実質2年7ヵ月ぶりのマイナスに。
　前月比マイナスは2012年9月、反日デモの影響で1.8%減少以来。
　背景には中国の企業業績の悪化と個人消費の落ち込み。（日経新聞一面）

・ソフトバンク　<9984> ［終値7400円］インターネット関連企業への投資に成長の軸足置く。
　2015年3月期連結決算、純利益は過去最高、16年3月期は減益になる公算大きく。
　孫正義社長は自身の後継候補に米グーグルから引き抜いたニケシュ・アローラ氏（47）指名。
　営業利益の8割を国内通信事業で稼ぐ現状から「世界のソフトバンク」への脱皮目指す。
　7/1付で社名「ソフトバンクグループ」に変更、
　「ソフトバンク」は国内通信事業手掛ける中核子会社ソフトバンクモバイルに譲る。

・ソフトバンク　<9984> ［終値7400円］2015年3月期連結決算売上高前期比30%増、8兆6702億円、純利益同28%増、6683億円。
　利益押し上げたのは中国アリババ集団の上場による株式評価益、この反動で16年3月期は減益になる公算が大きい。
　米子会社スプリントの不振も長引いており、業績は踊り場迎えつつある。

・政府は夏に策定する財政健全化計画、
　2018年度の基礎的財政収支（プライマリーバランス、PB）の赤字幅を国内総生産（GDP）比で1%程度にする中間目標掲げる方針。
　15年度は赤字幅が3.3%（16.4兆円）にのぼる。20年度の黒字化目標の達成目指す。

・東芝　<6502> ［終値403.3円］制限値幅の下限（ストップ安水準）で取引終えた。
　不適切会計問題を詳しく調べる第三者委員会の設置、2015年3月期の業績予想の取り下げなどを8日発表。
　先行きに不安持った投資家の売りが膨らむ。
　子会社東芝テック　<6588> ［終値648円］ニューフレア　<6256> ［終値5310円］
　西芝電機　<6591> ［終値190円］なども決算発表延期、影響はグループ会社にも広がる。

　国内投資顧問など「影響の大きさが分からないままでは株式の保有リスク高い」と運用資産から外す動き相次ぐ。
　前期決算6月末より遅れれば、整理銘柄に指定されるリスクもある。

・自民、公明両党は11日、安全保障法制の関連法案で正式合意、約3ヵ月にわたる協議終えた。
　自衛隊の海外派遣への歯止めにこだわる公明党に自民党は条文の書きぶりで譲歩重ねた。
　「名」は公明に「実」取る自民で円満決着演出。　

・世界の自動車大手がIT（情報技術）人材の集まる米シリコンバレーに集結。
　ホンダ　<7267> ［終値4210.5円］今春、研究開発拠点を1.5倍に拡張。
　米フォード・モーターは年内に人員6倍に増やす計画。
　アップルやグーグルなど現地IT企業との連携深めると同時にソフトウエアに強い人材の取り込み狙う。
　マツダ　<7261> ［終値2501.5円］デンソー　<6902> ［終値5999.0円］も拠点設ける。

・11日の上海株式市場、主要指数上海総合指数前週比3.03%高の4333で取引終了。
　中国人民銀行（中央銀行）が10日、預金基準金利の引き下げ好感、不動産株など上昇。

・インド自動車工業会11日、新車販売台数（乗用車と商用車合計）前年同月比14%増、26万3821台、6ヵ月連続で前年実績上回る。
　2ケタ増は4ヵ月ぶり。新型車投入したメーカーが堅調な販売が続く。

・三越伊勢丹HD　<3099> ［終値1957円］11日、2015年3月期連結決算、経常利益345億円と前期比10%減。
　首都圏好調も、消費増税後の禍福が鈍かった「地方店舗の苦戦が最大の要因」と。
　今期は訪日外国人の増加や富裕層の消費拡大支えに、経常利益350億円（前期比1%増）見込む。　

・東洋ゴム　<5105> ［終値2301円］
　2015年1-3月期、免震ゴムの性能偽装問題の関連費用として、150億円前後の特別損失計上する見通し。
　15年12月期特損額はさらに膨らみそう。12日1-3月期決算とともに通期業績見通し発表する予定。

・信用評価損益率（1日申し込み）マイナス9.78%　前週比1.91ポイント減。5週ぶり悪化。

・裁定取引に伴う買い残（1日時点）前週比1633億円減　3兆3872億円。2週ぶり減少。

・自動車の排ガス触媒に使う貴金属、パラジウムのニューヨーク先物価格が2ヵ月ぶりの高値。
　米国の堅調な自動車販売受け、ガソリン車向けの需要増加見込んで買われた。（日経新聞）

・神奈川県箱根町11日、大涌谷への温泉施設関係者らの立ち入りを、条件付きで許可。温泉供給施設の保守、点検が可能に。

・シャープ　<6753> ［終値190円］
　約1200億円の資本金を99%以上減資し1億円以下にすると報じられ、先行き不安から売りが広がる。
　長期的には減資後に再び増資すると見込まれる。
　「増資すれば発行済み株式数が増え、既存株式の価値が希薄化する」と売り材料指摘。
　シャープは11日、「資本政策を含む新中期経営計画策定中であり、14日に公表予定」とするコメント発表。

・台湾当局、東京電力　<9501> ［終値512円］第一原発事故後に導入した日本の食品輸入規制を15日から強化。
　実質的に全ての日本からの食品の輸入が一時停止する可能性高い。

・米系不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール（JLL）11日、
　2015年1-3月期の日本の商業用不動産投資額が前年同期比6%増、129億ドルになったと発表。
　円建てベースでは23%増の1兆5400億円。1-3月期の世界の商業用不動産への投資額は前年同期比9%増の1550億ドル。（産経新聞）

・セイコーインスルメンツ　<8050> ［終値603円］ウエアラブル端末向けワイヤレス給電用IC事業に参入。
　スマートフォン（スマホ）などに使われる既製品比、設置面積80%以上小型化した専用製品開発。　

・日本製鋼所　<5631> ［終値533円］
　プラスチックに添加物混練して高機能化するコンパウンド用混練押出機手掛ける韓国エスエムプラスチック（SMP）買収。
　8日に株式の8割を約26億円で取得。東南アジアで拡販目指す。

・日立　<6501> ［終値824.3円］
　北海道大と室蘭工業大、帯広畜産大、旭川医科大が共同で利用するクラウド型電子購買システム構築。
　同システムは各大学の物品購買業務の一連の事務処理支援。（日刊工業新聞）

・ドイツ発の新たなものつくりの進化形「インダストリー4.0」
　基本的な考え方に「オープンプラットフォーム」。
　設計・開発段階から自社のアイデア、技術を可能な範囲で共有し、効率的に製品開発進め、
　これを調達、生産、販売後でもカバーさせる。
　4.0の競争軸は産業用ロボット・FA大手の独クーカ。
　ファナック　<6954> ［終値25475円］安川電　<6506> ［終値1647円］スイスABBと並ぶ世界のロボット4強の一角。
　「4.0は無人化でなく、工場が創造的になる一歩」と。

　ドイツ工学アカデミー、ヘニング・カガーマン会長（元SAP社長）
　「従業員の働き方、社会の在り方を変える革命的なインパクトがある。」と考え、4.0を「第4次産業革命」と位置付けた。
　「実現には10〜20年かかる話」とも言う。

・米国鉄鋼メーカーが試練に直面。ドル高の影響で鋼材の輸入が急増、国内でもエネルギー開発用鋼材の需要が低迷。
　最大手USスチールは主力製鉄所を休止。
　米鉄鋼業界では世界の側生産のほぼ半分占める中国への脅威論高まり、通商摩擦に発展する可能性が出てきた。

・富士通ゼネラル　<6755> ［終値1728円］サウジアラビアなど中東でのエアコン販売で攻勢かける。
　2015年に入って始まった省エネ規制に合わせ、2年かけて製品ラインアップ刷新して競合他社を引き離したい考え。
　性能とブランド強みに中東での売り上げを17年度までに14年度実績比約2倍の700億円に増やす計画。

・富士通　<6702> ［終値670.2円］あらゆるモノがインターネットにつながる「インターネット・オブ・シングス（IoT）」に
　必要なセンサーやソフトなどのモジュール（複合部品）を12月から企業向けに提供。
　組み込み用モジュール内蔵したバッジ型やリストバンド型、据え置き型などの端末も開発へ。

・ユアサ商事　<8074> ［終値2685円］今年中に米サウスカロライナ州に支店開く。米国南東部で工作機械拡販する。

・豊田合成　<7282> ［終値2865円］パワー半導体向けに窒素ガリウム（GaN）材料開発。2018〜20年の実用化目指す。
　電力損失が少なく高効率で、モーターに使用する場合、現在主流のシリコンに比べ約10分の1に小型化できる。（日経産業新聞）
　　

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株式分割

OATアグリオ　<4979> ［終値2519円］ 6/30 　1株→2株

ジーエルサイエンス　<7705> ［終値1255円］ 6/30 　1株→2株

株式併合

日本触媒　<4114> ［終値1614円］10/1 　5株→1株

富山銀行　<8365> ［終値249円］ 10/1 　10株→1株

公募・売り出し価格

東京一番フード　<3067> ［終値624円］79万4000株　受け渡し日　5/29

TOB（公開市場買い付け）

マースエンジニア　<6419> ［終値2208円］買い手自社　価格1917円　期間5/12〜6/8

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、反落。
原油価格の下落で、エネルギー関連株に売り優勢。
中国の追加利下げは、中国経済の成長鈍化が鮮明との受け止め方に。
ギリシャの債務問題も重荷ながらも本日は材料不足との声も。

アップル（-1.02%）グーグル（-0.47%）ヤフー（-1.11%）フェイスブック（-0.64%）アリババ（-0.39%）
ネットフリックス（+2.67%）アマゾン・ドット・コム（-0.19%）バイオジェン（-0.38%）
ラッセル2000（+0.07%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.63%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.06%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約56億株、過去5日平均約68億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は反落。
債務問題への懸念が強いギリシャ株は売り物。
ギリシャATG指数は2.51%安。バルファキス財務相は11日、ユーロ財務相会合では債務問題巡る合意の可能性は低いと認める。

東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
欧米の株高背景に買い先行。
米雇用統計前で控えていた方達も少し参戦も。

東証1部出来高は28億9377万株、売買代金は2兆8468億円。
騰落数は値上がり1309銘柄、値下がり460銘柄、変わらず113銘柄に。

シャープ　<6753> ［終値190円］東芝　<6502> ［終値403.3円］のネガティブサプライズでの大幅安が目立つ。

『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
サンバイオ　<4592> ［終値1810円］が載っておりました。

東芝　<6502> ［終値403.3円］制限値幅の下限（ストップ安水準）で取引終えた。
不適切会計問題を詳しく調べる第三者委員会の設置、2015年3月期の業績予想の取り下げなどを8日発表。
先行きに不安持った投資家の売りが膨らむ。子会社東芝テック　<6588> ［終値648円］なども決算発表延期、影響広がる。
国内投資顧問など「影響の大きさが分からないままでは株式の保有リスク高い」と運用資産から外す動き相次ぐ。
前期決算6月末より遅れれば、整理銘柄に指定されるリスクもある。

機関投資なども「売らざるを得ない」ようなところではありますが、
時間の味方のある個人は、引きつけて拾い場もあると思われます。
感覚的には300円前半なら、しばらく待っても負けないような水準ではないでしょうか・・・
日本になくてはならない企業と思われます。

東京エレク　<8035> ［終値7082円］も急落水準の6500円台から戻ってきています。

5月は新規株式公開（IPO）がないこともあり、直近上場のIPOも注目。
ジグソー　<3914> ［終値6770円］4/28公開も切り返してきました。

ホテル関連の出遅れと見られているリゾートソリューション　<5261> ［終値275円］
世界遺産関連とでもいうように各地にホテルが点在しています。
出来高も増加傾向となっています。　

ユビキタス　<3858> ［終値1214円］セールスフォースとの連携発表。
『ユビキタス社の組込みネットワーク技術と
IoTサービスプラットフォーム「dalchymia(ダルキュミア)」によるIoT向けトータルソリューションと、
セールスフォース社のCRM機能との連携により、ユビキタス社は、製品・サービス開発から販売・アフターサポートといった
ビジネスプロセスまでをワンストップで提供し、IoTのビジネス活用を短期間で実現するソリューションを展開』

FFRI　<3692> ［終値5020円］櫻井英明さんの昨日会社訪問（取材）でのコメント。
「ウィルス除去ソフトのトップランナー。悪いウィルスは元から 断たなきゃダメというのがよくわかりました。
後手後手のイタチごっこで 指名手配犯人を探すのが従来型ソフト。 だからパソコンが重くなる。
そうではなくて事前に悪さを しそうなものを事前に拘束する形こそこれからの世界。
悪質ウィルスを作ってもはコス トが合わないという世界を目指している。 そうです。」

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