
個人マネー貯蓄から投資へ
- 2015年05月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年5月13日(水)曇りのち晴れ
・東電 <9501> [終値518円]2016年春の電力小売りを全面自由化にらみ、国内各地でガス事業会社との連携に乗り出す。
まず関東地盤の日本瓦斯 <8174> [終値2938円]、静岡県本拠地のTOKAIホールディングス <3167> [終値522円]と交渉。
電機とガスのセット販売による割引きなどで顧客流出防ぎ、首都圏以外への進出目指す。
・ケリー米国務長官12日、ロシア南部ソチを訪れ、露ラブロフ外相と会談。プーチン大統領とも会う予定。
例戦後最悪といわれる米ロ関係を改善する糸口を見いだせるかどうかが焦点。
・安倍晋三首相12日の経済財政諮問会議で財政健全化計画を6月末までに取りまとめるよう指示。
2018年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス PB)の赤字幅
国内総生産(GDP)比で1%程度にする中間目標計画に盛り込み、20年度の黒字目指す。
・住宅市況の不振が中国を覆う。
中国の国内総生産(GDP)の約15%占める不動産投資が鈍り、3月のセメント生産量は前年比2割減。
建機大手三一重工は今年1-3月期最終利益が前年同期比96%減、中聯重科は赤字に転落。
足元の減速ペースは、中国経済が「新常態」に入ったとして高速成長にこだわらない習近平指導部の想定超えている可能性も。
それでも中国経済が徳俵で粘っているのは、底堅い個人消費のおかげ。GDPの半分占めるサービス業が新たな雇用生む。
習指導部の軸足のブレが中国経済の先行きを曇らせる最大のリスクになるとの懸念は、徐々に確実に強まっている。
(日経新聞一面)
・個人マネーが貯蓄から投資へと向かっている。
野村証券 <8604> [終値787.9円]など主要証券10社が顧客から預かる資産は2014年度末に297兆円となり2年連続で過去最高。
少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)や金融機関に運用一任する「ラップ口座」を通じ新規マネ―が流入。
・日銀 <8301> [終値52000円]12日、2014年度決算で最終利益にあたる当期剰余金のうち25%相当を
法定準備金として積み立てられるよう、麻生太郎財務相に認可を申請。25%相当の積立は過去最高。
自己資本増強し、保有資産の価格変動リスクに備える。
・経済産業省、関西電力 <9503> [終値1277.5円]の家庭向け電気料金引き上げ幅
現状比6〜9月の平均は平均4.62%、10月以降は8.26%とする方針。東日本大震災後、2回目の値上げに。
上げ幅申請時の平均10.23%から2ポイント近く圧縮。その分関電の財務改善効果は限定的となる。
・りそな銀 <8308> [終値651.4円]2015年3月期決算、連結純利益前期比4%減、2114億円。
法人実効税率の引き下げに伴う繰り延べ税金資産の取り崩しが影響。
一方、売上高にあたる業務粗利益は傘下の3銀行の合算で8期ぶりに前年同期比で増加に反転、一定の収益力回復実現した格好。
・内閣府12日、3月の景気動向指数、景気の現状示す一致指数109.5と、前月比1.2ポイント低下。
昨春の消費増税前の駆け込みの反動響く。低下は2ヵ月連続で13年8月(108.7)以来の低い水準に。
基調判断2月と同じ「改善を示している」に。先行指数は0.8ポイント高い105.5。
・米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ12日、インターネットサービスのAOLを約44億ドル(約5280億円)で買収合意。
・欧州連合(EU)11日のユーロ圏財務相会合で、ギリシャへの融資再開見送る。
会合後の声明では交渉の継続アピール、デフォルト(債務不履行)の回避へひとまず時間稼ぐ。
交渉は5月末にかけて再び正念場迎えっる公算が大きい。
・米ゼネラル・モーターズ(GM)12日、中国市場での主力車種の定価最大100万円引き下げると発表。
欧州や韓国、日本の大手メーカーも1〜2割の値引きに動く。世界最大の中国市場は消耗戦の様相となり始めた。
・カプコン <9697> [終値2314円]
2016年3月期にインターネット経由でダウンロード販売するゲームソフトが前期比1.4倍、700万本に達する見通し。
同社として初めて小売店などでのパッケージ販売上回る。
パッケージ販売は25%減600万本の見通し、ネット販売の伸びで、全体で前年並みの1300万本維持。
・ロボット開発ベンチャーZMP(東京・文京)とDeNA <2432> [終値2445円]12日、
運転手なしで利用客を目的地に送るロボットタクシー事業化する新会社設立。2020年メドに実用化目指す。
・DeNA <2432> [終値2445円]創業者の南場智子取締役(53)が6/20付で取締役会長に就任へ。春田真会長(46)退任するため。
南場氏執行役員兼任、個人向け遺伝子検査など新事業の推進役も務める。
・NTTデータ <9613> [終値5200円]2015年中にもアジアでビッグデータ分析サービス始める。
自ら自動販売機の運用や生鮮品のネット販売手掛け、現地で効果提示しながら顧客開拓する。
20年までにシステム関連事業の売上高を現在の4倍の1000億円に引き上げる。
・富士フイルム <4901> [終値4601.0円]米国の医療IT(情報技術)ベンチャーテラメディカ(米ウィスコンシン州)買収、
医療用画像を一元管理する情報システムの開発・販売に参入。買収額40億〜50億円規模。
・シャープ <6753> [終値211円]1200億円以上ある資本金を1億円に減らす計画断念。
大企業による異例の大幅減資への批判考慮し、資本金は5億円にする。
減資で累損損失一掃する方針は変えず、将来の復配などに備える。
・UBIC <2158> [終値990円]人工知能(AI)で従業員のメールを解析、内部犯行防ぐソフトウエア9月にも提供。
デジタルアーツ <2326> [終値1260円]のセキュリティー対策ソフトと連携、機密情報の添付されたメールの送信防ぐ。
・ミクシィ <2121> [終値4860円]2015年3月期連結決算最終損益329億円の黒字(前期は2億2700万円の赤字)に。
スマートフォン(スマホ)向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」利用者数増加、課金収入伸びる。
売上高は1129億円と前期比約9倍。16年3月期もモンスト好調、売上高前期比64%増1850億円、純利益58%増520億円見通し。
・東証投資主体別売買動向4月第5週(4/27-5/1)海外投資家(外国人)5週ぶり売り越し(573億円)
個人投資家4週ぶり買い越し(821億円)信託銀行5週連続売り越し(149億円)。
・ジャスダック投資主体別売買動向4月第5週(4/27-5/1)
海外投資家(外国人)7週連続買い越し(13.12億円)個人投資家6週ぶり買い越し(16.02億円))。(日経新聞)
・ネパール東部、中国国境付近で12日、マグネチュード(M)7.3の地震。4/25の大地震後の最大規模の余震。
・米・湾岸6ヵ国首脳会議、13、14両日開催も、サウジアラビアは急遽、サルマン国王の欠席発表。
米イラン政策に不満。(産経新聞)
・政府主導で15日設立する産学官ロボット普及推進組織「ロボット革命イニシアティブ協議会」に200社・団体以上参加へ。
トヨタ <7203> [終値8284円]日産 <7201> [終値1258.5円]ホンダ <7267> [終値4171.0円]など大口ユーザー参画。
活用も輸出も世界一のロボット大国目指す。
・富士通 <6702> [終値689.1円]クラウドやモノのインターネット化(IoT)、
モバイルなどの先端技術融合したソリューション基盤「デジタルビジネス・プラットフォーム」発表。
業界横断の提案活動など本格化。
・ACCESS <4813> [終値1380円]米子会社IPインフュージョン(カリフォルニア州)、
国内外のデータセンター事業者向けに統合ネットワーク向け基本ソフト(OS)「オクノス」の販売開始。価格は個別見積り。
(日刊工業新聞)
・バイオ燃料負の循環。6年前北海道で始まった2つのバイオ燃料事業が3月末に停止。
エネルギーの地産地消という理想が行き詰った背景には、コスト高と政府の支援打ち切りという2つの誤算。
・コンテック <6639> [終値1043円]
ファクトリーオートメーション(FA)機器やインフラ整備などにセンサー設置、ビッグデータの収集請け負う事業始める。
通信環境の整備からクラウドサービスまで一括で提供、通信技術者に少ない企業でもビッグデータ活用しやすく。
機器販売やシステム利用料で3年後20億円の売り上げ目指す。
・富士通 <6702> [終値689.1円]クラウドサービス基盤刷新。
米アマゾン・ドット・コムなどのクラウドサービス大手との競合意識、「価格はトップ企業と同等」。
2016年度クラウド事業の売上高3500億円目標に向け動き出す。
・トッパン・フォームズ <7862> [終値1509円]社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度の施行に伴い、
スマートフォン(スマホ)のカメラ機能活用し、情報・通信、行員のマイナンバー取得・管理するサービス始める。
企業は従業員のマイナンバーに関する事務処理負担軽減できる。
・ペガサスミシン <6262> [終値598円]
ベトナムで工業用ミシンの販売本格的に始めた。直接販売でコスト抑えて迅速に製品届ける。
経済成長に伴う中間層の増加で衣料品の需要が高まる東南アジア市場の開拓を強化する。
・大京 <8840> [終値182円]オーストラリア東部のブリンスベン市で約80億円投じ、大型マンションの建設始めた。
同国での事業は撤退した2006年以来9年ぶり。年2〜3棟供給する。
・ケアネット <2150> [終値1142円]米同業大手ウェブMDヘルスと提携。医療動画に和訳。当初年間100本程度から配信。
{日経産業新聞)
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第三者割当
イメージワン <2667> [終値528円]40万株 483円 5/28 割当先 EBM Technologies
自己株処分
シノケングループ <8909> [終値1660円]5万5800株 1612円 処分日 6/1 処分先 資産管理サービス信託銀行
株式分割
イデアインターナショナル <3140> [終値1697円] 6/30 1株→2株
株式併合
佐田建設 <1826> [終値132円] 10/1 5株→1株
科研薬 <4521> [終値4055円]10/1 2株→1株
淀川製鋼 <5451> [終値521円] 10/1 5株→1株
スターゼン <8043> [終値389円] 10/1 101株→1株
ムーンバット <8115> [終値198円] 10/1 5株→1株
公募・売り出し価格
積水ハウス・リート <3309> [終値135300円]13万1917円 申込み5/13-14 払込日5/19
TOB(公開市場買い付け)
P&Pホールディングス <6068> [終値340円]買い手テンプスタッフ 価格504円 期間5/13〜6/23
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、続落。
欧州株相場の下落もあり、ダウ工業株30種平均は一時180.37ドル(1.0%)安、
ナスダック総合指数も61.97ポイント(1.2%)安、S&P500種株価指数は、19.76ポイント(0.9%)安の場面も。
素材株が大きく売られ、一方、エネルギー株は原油価格反発で上昇。
指数は一時プラス圏に入る場面もあったものの、引けにかけ売り直されたようなところ。
アップル(-0.36%)グーグル(-1.24%)ヤフー(+0.55%)フェイスブック(-0.71%)アリババ(+0.06%)
ネットフリックス(-1.07%)アマゾン・ドット・コム(-0.42%)バイオジェン(-0.41%)
ラッセル2000(-0.22%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.01%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.18%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約59億株、過去5日平均約68億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は大幅続落。
世界的な国債の売りが株式市場に警戒感をもたらす。
東京株式市場で日経平均は小幅ながら続伸。
ほぼ終日マイナス圏での動きながら、引けだけプラスになったようなところも。
ギリシャ問題や中国景気鈍化懸念、国債の売り(金利上昇)など不透明感も多く、軟調に推移。
東証1部出来高は27億3127万株、売買代金は2兆7512億円。
騰落数は値上がり1017銘柄、値下がり731銘柄、変わらず134銘柄に。
昨日は後場外出して相場見られず、なんか違和感のあるプラスに映りました。
為替の円安も後押ししたとのことと、日銀 <8301> [終値52000円]の上場投資信託(ETF)の買い期待も・・・
富士フイルム <4901> [終値4601.0円]米国の医療IT(情報技術)ベンチャーテラメディカ(米ウィスコンシン州)買収、
医療用画像を一元管理する情報システムの開発・販売に参入。買収額40億〜50億円規模。
中長期で持っていたいように感じます。
ケアネット <2150> [終値1142円]米同業大手ウェブMDヘルスと提携。医療動画に和訳。当初年間100本程度から配信。
リゾートソリューション <5261> [終値278円]決算発表が14日です。ちょっとだけ決算ギャンブルしたいとことも・・・
ミクシィ <2121> [終値4860円]の決算発表でどう動くかが焦点。
ゲーム関連に動きが出るかどうかですね。
ベクトル <6058> [終値1705円]三度の公募価格を上回ってきています。
業績も2016年2月期も増収増益の計画。
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