C型肝炎特効薬、日本上陸

2015年5月14日（木）はれ

・日本、今秋に特許や商標の出願手続き統一する国際条約に参加見通し。
　外国語での特許受付、外国企業が簡単な手続きで日本で特許取得しやすくなる。
　海外に展開する日本企業にとっても、条約に参加している様々な国で特許取りやすくなる。

・トヨタ　<7203> ［終値8196円］マツダ　<7261> ［終値2520.5円］13日、環境や安全技術分野を軸に包括提携すると正式発表。
　トヨタの燃料電池車（FCV）技術、マツダのガソリンやディーゼルエンジンの高出力・低燃費技術を相互に供与する方向。
　自動車大手が資本関係なしで幅広く提携するのは異例。

・中国統計局13日発表、4月の主要経済統計、不動産開発投資は1-4月に前年同期比6.0%増と、伸び率1-3月比2.5ポイント縮小。
　リーマン・ショック後の2009年1-5月（5.8%増）以来の低い水準。
　景気の減速感は強く、中国指導部が追加の金融緩和など一段の下支え策に動くとの見方強まっている。（日経新聞一面）

・日本の「稼ぐ力」の構造が変わってきた。日本経済のけん引役は自動車や家電などモノの輸出から投資やサービスに移りつつ。
　財務省、2014年度国際収支統計、訪日客による消費が貢献、旅行収支が1959年度以来、55年ぶりに黒字になる。
　海外へのM&A（買収・合併）も増え、投資通じた収益も過去最高記録。

・C型肝炎の特効薬、日本に上陸。米製薬ギリアド・サイエンシズが開発した新薬「ソバルディ」について、保険適用承認。
　1日分となる1錠の薬価は6万1799円。助成対象になった場合、患者負担は高くても月額2万円で済む。
　日本の臨床試験（治験）では、併用薬とともに12週間投与したところ、96%でウイルスが消失。

・内閣府、4月の景気ウォッチャー調査（街角景気）足元の景況感示す現状判断指数（DI）53.6、前月比1.4ポイント高。
　改善は5ヵ月連続。賃上げや株高背景に、小売り関連中心に景況感が上向き続けている。
　地方でも改善傾向定着。全国11地域中、沖縄以外の10地域が前月上回る。北陸は4.8ポイント高59.9と、全国地域で最高。
　2〜3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは0.8ポイント高の54.2。6ヵ月連続で前月上回る。

・東京商工リサーチ13日、4月の倒産件数、前年同月比18%減、748件。4月としては過去20年間で最少。
　2ヵ月ぶりに前年同月下回る。負債総額は同36%増の1927億7900万円。3ヵ月連続で前年同月上回った。

・原子力規制委員会有識者会合、北陸電力　<9505> ［終値1776円］志賀原子力発電所（石川県）の敷地内にある断層について、
　「活断層である可能性を否定できない」との見解で一致。次回以降の会合で正式な表かまとめる。

・三井住友FG　<8316> ［終値5258.0円］13日、2015年3月期連結決算純利益前期比10%減、7536億円。
　国内の利ザヤ縮小響き、不良債権などに備える貸し倒れ引当金不要となると発生する戻り益も大幅に減った。
　海外事業は拡大基調保ち、年間配当は140円と20円増加。

・中国景気への逆風続く。
　中国国家統計局13日発表、4月主要経済統計、乗用車の生産台数は前年同月比11.2%減と
　リーマン・ショック直後の2008年12月以来の2ケタの減少幅に。
　不動産市場を中心に投資の鈍化に歯止めかからず、企業の生産活動の回復が遅れている。中国景気の減速感は依然として強い。

・欧州連合（EU）統計局13日、2015年1-3月期ユーロ圏域内総生産（GDP）物価の影響除いた実質で前期（14年10-12月）比0.4%増。
　伸び率は前期から0.1ポイント拡大、8四半期連続のプラス成長に。年率換算前期比1.6%、11年1-3月期以来4年ぶりの高い伸び。
　フランス1-3月期実質GDP、0.6%（前期、0.0%）、イタリア0.3%（0.0）、スペイン0.9%（0.7）、ギリシャ▲0.2%（▲0.4）。

・イングランド銀行（英中央銀行）13日、四半期インフレ報告。2015年実質成長率見通し2月時点の2.9%から2.5%に引き下げ。
　キャメロン首相、減速しつつある景気テコ入れが大きな課題に。

・米小売売上高4月、前月改定値比横ばい。市場予測平均（0.2%程度の増加）を下回る。前年同月比では0.9%増。

・インドネシア電子商取引（EC）市場、ここ数年で急成長。直近5年で市場規模5倍近くに拡大、19年には50億ドルに。
　2015年時点のインターネット小売市場15億8200万ドル（約1890億円）と東南アジア最大規模に。

・中国ネットサービス大手の騰訊控股（テンセント）2015年1-3月期決算、純利益前年同期比7%増の68億8300元（約1330億円）。
　スマートフォン（スマホ）向け無料対話アプリ「微信（ウィーチャット）」利用者順調に増え、売上高同22%増223億9900万元。

・米卸大手神明ホールディングス（神戸市）元気寿司　<9828> ［終値2284円］にTOB（公開市場買い付け）実施。
　1株2500円で70万株上限に買い付け、出資比率現在の32.85%から40.77%に引き上げ目指す。元気寿司は上場維持。　

・綜合警備保障（AKSOK）　<2331> ［終値4145円］
　小型無人飛行機「ドローン」が政府重要施設などに侵入すると即時に警備員らに通報するサービス始める。
　ドローンが発する回転翼の音を音響センサーで探知。

・東電　<9501> ［終値526円］電気と通信のセット販売などでの提携に向けて、
　ソフトバンク　<9984> ［終値7330円］と優先交渉に入ると正式発表。

・大手住宅メーカーの4月の戸建て注文住宅受注状況（金額ベース　速報値）、
　積水ハウス　<1928> ［終値1927.5円］前年同月比10%増、住友林業　<1911> ［終値1534円］17%増。
　ミサワホーム　<1722> ［終値1152円］16%増、三井ホーム　<1868> ［終値519円］41%増、
　パナホーム　<1924> ［終値907円］前年同月と同水準、大和ハウス　<1925> ［終値2688.5円］2%減。

・シャープ　<6753> ［終値202円］14日に2018年3月期までの3ヵ年中期経営計画発表へ、15年3月期連結最終赤字は2000億円超に。
　今期上期中に国内の全従業員の1割強に相当する3500人程度の希望退職実施へ。

・日産　<7201> ［終値1246.5円］2015年3月期連結決算、純利益前期比18%増4575億円。北米で新車販売が伸びた。
　配当前期比3円増、年33円。16年3月期も北米好調がけん引して増益基調が続きそう。

・自動車7社連結決算、5社増益。ホンダ　<7267> ［終値4191.0円］スズキ　<7269> ［終値4060.0円］純利益減少。
　16年3月期、5社増益、トヨタ　<7203> ［終値8196円］スズキ、富士重工　<7270> ［終値4367.0円］最高益見込む。

・村田製作所　<6981> ［終値18450円］島根県で電子部品の新工場2棟建設。
　スマートフォン（スマホ）や自動車向けが好調な「積層セラミックコンデンサー（MLCC）」増産。投資額は180億円。

・ジャパンディスプレイ　<6740> ［終値506円］2015年3月期連結最終損益122億円の赤字（前期は339億円の黒字）。
　年度上期中国のスマートフォン（スマホ）メーカー向けパネルが低迷、単価も落ち込んだ影響大きく。　

・ユーグレナ　<2931> ［終値1838円］2015年9月期連結純利益、前期比ほぼ2倍、2億3500万円。従来予想1億7500万円。
　「ミドリムシ」配合した健康食品の売り上げが想定以上に伸びる。ジェット機燃料開発に向けた助成金増加も利益押し上げ。

・「ふるさと納税」急増。2015年度から条件付きで確定申告不要受け、
　4月の寄付額が前年比約20倍や、過去1年分超えたりする例が各地で続出。利用者層も一般会社員や若者らに広がる。（日経新聞）

・台湾当局、15日から日本からの食品輸入がすべて停止へ。日台双方の窓口機関による協議物別れ。

・韓国情報機関、国家情報院13日、北朝鮮の玄永哲武力部長（国防相に相当）が反逆罪のため4/30に処分されたと。
　金正恩第1書記が恐怖による統治以外、なすすべがないほど追い込まれている可能性も。

・電機各社テレビ事業の新たな改革急ぐ。テレビ事業、2015年3月期にソニー　<6758> ［終値3881.0円］は11年ぶりに黒字転換。
　パナソニック　<6752> ［終値1699.5円］も16年3月期には8年ぶりの黒字見込み、改善の兆しも。（産経新）

・NEC　<6701> ［終値417円］
　モノのインターネット化（IoT）で工場丸ごと「見える化」して効率高める「スマートファクトリー」の構築支援に乗り出す。
　6月に関連ソリューション群打ち出す。
　これを機に電機・機械など554社・約1400人会員とする業過横断交流組織発展、IoT活用後押しする団体立ち上げる。　

・川重　<7012> ［終値603円］中国でセメントプラントにゴム焼却炉併設してごみをガス化するシステム7機連続受注。
　受注額は約40億円。2015年11月までに順次納入する計画。中国向け納入実績は19機になる。

・シークス　<7613> ［終値3325円］
　2016年中にメキシコ工場（サンルイスポトシ市）の車載用電子基板実装ライン現状比宅7倍に増強。
　日系と欧米軽自動車の1次部品メーカー（テイア1）~の受注急増に対応、能力拡大急ぐ。（日刊工業新聞）

・中国で海運や建設などの国有企業の統合に期待高まる。
　中国習近平国家主席が提唱する「一帯一路」高層に基づき「国有企業の国際競争力の強化が必要」との見方強まっているため。
　中国版の国有企業改革は株高の一因にもなっている。

・インターネットにつながり、多様なコンテンツ楽しめる「スマートテレビ」の普及が本格化。
　ソニー　<6758> ［終値3881.0円］13日、テレビの基本ソフト（OS）に米グーグルのスマートフォン（スマホ）向け
　「アンドロイド」採用した新液晶テレビを6/20に発売へ。「100種類以上のアプリをテレビの大画面で楽しめる」。

・東芝　<6502> ［終値422.8円］工場で使う産業用ロボットで、パワーと精密加工両立する新機種開発。
　油圧シリンダーで持ち上げ、電動モーターでち密な作業こなす仕組み。電動式ロボット比、5〜10倍の重量物持ち上げられる。
　（日経産業新聞）　

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自己株処分

カカクコム　<2371> ［終値1998円］15万4200株　1945円　処分日　5/29　処分先　ゼンリン

ゼンリン　<9474> ［終値1610円］18万3300株　1636円　処分日　5/29　処分先　カカクコム

株式分割

鈴木　<6785> ［終値1296円］ 6/30 　1株→2株

株式併合

蛇の目　<6445> ［終値150円］ 10/1 　10株→1株

TOB（公開市場買い付け）

元気寿司　<9928> ［終値2284円］買い手神明HD　価格2500円　期間5/14〜6/10

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
一部様子見ムードと。

アップル（+0.12）グーグル（+0.11%）ヤフー（+1.27%）フェイスブック（+1.27%）アリババ（+0.88%）
ネットフリックス（-0.60%）アマゾン・ドット・コム（-0.96%）バイオジェン（-1.33%）
ラッセル2000（-0.07%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.14%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-0.19%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約61億株、過去5日平均約66億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
イングランド銀行（英中央銀行）が英国の今後3年間の経済成長率の見通し下方修正、
向こう1年程度は金利上がらないと見方で相場押し上げ。

ユーロ持ち直しの兆しで、輸出によって大きな利益得ている企業にとって逆風との見方で下落。
ドイツの国債利回り上昇も株式相場には重荷に。

東京株式市場で日経平均は4営業日続伸。
東証1部出来高は27億9159万株、売買代金は2兆9213億円。
騰落数は値上がり869銘柄、値下がり880銘柄、変わらず133銘柄に。

後場に上げ幅広げた。
切っ掛けは先物市場に2000枚の買い注文とも。
ファーストリテイリング　<9983> ［終値49515円］やファナック　<6954> ［終値26245円］が日経平均株価をけん引。
日経平均は約2週間ぶりに25日移動平均線（19759.68円　13日）を上回る。

　

「ふるさと納税」急増。2015年度から条件付きで確定申告不要受け、
4月の寄付額が前年比約20倍や、過去1年分超えたりする例が各地で続出。利用者層も一般会社員や若者らに広がる。
サイネックス　<2376> ［終値1670円］再動意も・・・

大手住宅メーカーの4月の戸建て注文住宅受注状況（金額ベース　速報値）、
積水ハウス　<1928> ［終値1927.5円］前年同月比10%増、住友林業　<1911> ［終値1534円］17%増。
ミサワホーム　<1722> ［終値1152円］16%増、三井ホーム　<1868> ［終値519円］41%増、
パナホーム　<1924> ［終値907円］前年同月と同水準、大和ハウス　<1925> ［終値2688.5円］2%減。

戸建て注文住宅が反転してくるなら、断熱材の日本アクア　<1429> ［終値692円］の業績上向いてくることも・・・
日足チャートは、底打ちしたようにも見えますが・・・

ベクトル　<6058> ［終値1709円］カヤック　<3904> ［終値2400円］と業務提携。
世の中に広まる「モノづくり」から「モノを広める」部分までを両社でサポートするプロジェクト企画をスタート。
ベクトルはようやく昨年公募増資した価格を3たび上回ってきたところです。

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