SMAP存続へ
- 2016年01月19日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年1月19日(火)はれ 北日本日本海側吹雪警戒
・中国経済の減速震源とした市場の混乱が収まらない。
18日東京株式市場で日経平均株価が3か月ぶりに1万7千円を割り込む。
上海株は先週末に昨年来の安値に沈むなど動揺続いている。
元安の加速きっかけで上海株式市場の総合指数は昨年末から18%下落。
世界揺らす金融市場の混乱の背景には中国景気の減速と先行きの不透明感がある。
特に目立つのは中国の製造業の苦境。
・不安に駆られたマネーの逃げ足は速い。
中国外貨準備は15年に5千億ドル減り、23年ぶりの減少となった。
中国人民銀行(中央銀行)がドルを売って元を買い支える為替介入繰り返したことが大きい。
「古い中国」を震源とする原油安は一時1バレル30ドル割り込む水準まで進む。
中国経済の減速と市場の動揺が共振し続ければ、足踏み続ける日本経済も下押しされる。
・日立 <6501> [終値600.4円]2018年までに独自の高速鉄道車両開発。
時速300KM以上で走り、IoT(モノのインターネット化)や人工知能(AI)の技術活用して
保守・管理含む車両の維持コストの1割削減目指す。
・特許庁4月から「脂肪を消費する」「免疫力を改善」といった食品が持つ効き目に特許与える仕組み初めて作る。
特定保健用食品(トクホ)も対象。健康食品市場の成長後押し。
(日経1面)
・経済制裁の解除受け、イランは18日、原油積んだ複数のタンカー出航させた。イラン石油省系シャイナ通信伝える。
外資の市場参入のための条件も整いつつある。
独ダイムラーは同日、イランでトラック生産に乗り出すと発表。
中東地域大国が国際市場に復帰する。
・世界の投資マネーが収縮、株価下落に歯止めがかからなくなっている。
中国の景気不安や原油安の影響で、産油国の政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド SWF)に代表される
巨大投資家にリスクを取る余裕が乏しくなってきたから。
新興国の株式や通貨も軒並み売られた。
・中東ファンドが株主とみられる主な銘柄。
安藤ハザマ <1719> [終値570円]持ち株比率2.5% 2015年9月末比下落率25.3%
近鉄エクスプレス <9375> [終値1906円]2.3% 9.3% 前田建設 <1824> [終値720円]2.0% 17.4%
SBIHD <8473> [終値1109円]2.0% 17.3% GMOインター <9449> [終値1406円]1.9% 8.9%
・自動車部品の「世代交代」が加速。IT(情報技術)に強い異分野の企業が、既存部品代替する新技術実用化する動き。
デンソー <6902> [終値5121円]やパナソニック <6752> [終値1086.5円]
サイドミラーなど鏡が不要な「ミラーレス」システム開発。
6月にも国交省が採用認める方針で、参入決めた。
市光工 <7244> [終値196円]などもミラーレスの開発で対抗も、新規参入企業との激しい競争にさらされる。
・国土交通省向こう10年の住宅政策の方向性示す「住生活基本計画」の原案が18日、明らかに。
独立行政法人の都市再生機構(UR)が全国に抱える大型団地のうち150か所程度に介護サービス施設などを誘致、
地域の医療福祉拠点に転用するのが柱。
中古住宅の流通規模を2025年に8兆円(13年は4兆円)へ倍増する目標も掲げる。
・東京金融取引所は今年6月までに、米国のダウ工業株30種平均に連動する新たな運用商品上場させる。
為替変動リスクなくし、配当受け取れるようにする。
・金融庁のホームページ閲覧できない状態になっていることが18日に分かった。
「DDおS攻撃」というサイバー攻撃が原因とみている。
・サウジアラビア国営サウジアラコムの新規株式公開(IPO)計画が浮上、波紋呼ぶ。
世界の株式市場で過去最大の上場となる公算が大きく、
そこで得た巨額の資金で下流の石油精製・化学事業の成長加速させそう。
・活況だった米国ベンチャー投資に急ブレーキ。
2015年10-12月期の投資額は113億3900万ドル(約1兆3200億円)と、前四半期(7-9月)に比べて32%減少。
08年金融危機以降2番目に大きな落ち込みになった。 (▲)
・中国国家統計局18日、2015年12月の主要70都市の新築住宅価格動向、北京など大都市中心に39都市で前年比上昇。
上昇都市数は前月比6つ増加。下落した都市数は27で、前月比と同じ。
・東南アジアでイスラム教の戒律に対応した「ハラル」の化粧品や日用品の市場が急拡大。市場規模は10兆円規模。
イオングループ <8267> [終値1540.5円]
マレーシアでプライベートブランド(PB 自主企画)商品のシャンプーやせっけんをハラル対応。
資生堂 <4911> [終値2242.5円]ハラル対応のスキンケア化粧品「Za」試験的に販売する。
・ホンダ <7267> [終値3410.0円]米ゼネラル・モーターズ(GM)と
共同開発している燃料電池車(FCV)の燃料電池システムについて、両社による共同生産を将来的に検討する。
・大京 <8840> [終値179円]今春めどに一般住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」事業に参入。
規制緩和促す「国家戦略特区」で民泊認める東京都大田区を中心に展開する。
初年度に約100戸の空き家買い取って改装し、宿泊者受け入れる。
宿泊予約は自社サイト「旅家」で受付、クレジット決済で宿泊料金受領する。
カギの受け渡しなどの事務は協力会社に委託する考え。6泊7日以上の長期滞在者対象。
買い取った戸建ての資産価値上がれば、民泊利用止めて売却する場合もある。 (〇)
・兼松 <8020> [終値182円]18日、
三菱電機 <6503> [終値1094.5円]の完全子会社で携帯販売事業のダイヤモンドテレコムを174億円で買収へ。
兼松テレコム・インベストメント(東京・港)がダイヤモンドテレコムを吸収合併する。
・日本百貨店協会18日、2015年全国百貨店売上高は6兆1742億円、
14年比0.2%減(既存ベース)と4年ぶりに前年実績下回る。
・楽天 <4755> [終値1209.0円]18日、
インターネット通販「楽天市場」での商品購入時に、従来より最大で7倍のポイント付与始めた。
ポイントで長期的に顧客囲い込み、米アマゾン・ドット・コムやヤフー <4689> [終値448円]に対抗。
(日経新聞)
・SMAPが18日、今後もグループとして活動していくことを明らかに。解散・分裂騒動を謝罪。
・中国の株式市場所管する中国証券監督管理委員会トップ、肖鋼主席が辞意。混乱招いた責任問われた可能性も。
・ニューヨーク原油先物相場が一時1バレル28ドル台と約12年3か月ぶりの安値となり、
市場では原油安が定着するとの見方広がる。
米欧のイランに対する原油の禁輸などの経済制裁解除し、供給過剰が続くとの声が根強い。
・日銀 <8301> [終値40200円]18日公表、1月地域経済報告(さくらリポート)
東海地方の景気判断「緩やかに拡大している」とし、昨年10月前回報告から引き上げ。
一方近畿は「緩やかに回復している」に下方修正。
(産経新聞)
・日本工作機械工業会と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4月にも
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製部品採用した次世代5軸マシニングセンターの設計に着手する。
2018年度の実用化目指す。
オークマ <6103> [終値865円]やファナック <6954> [終値18310円]DMG森精機 <6101> [終値1139円]など
工作機械主要各社と大学、NEDOなど産学官が連携。
18年度目標に「標準モデル」完成させ、各社がそれぞれベースに自社製品にCFPR部品取り入れていく見通し。
・第一生命 <8750> [終値1702.5円]18日、
ベトナム子会社通じて国有企業のベトナム郵便会社と生命保険の販売で業務提携。
郵便社が持つ全国約1万1000の支店網活用、養老保険など貯蓄性保険中心に、15年間独占販売。
・電通国際情報サービス <4812> [終値2177円]三菱地所 <8802> [終値2258.5円]電通 <4324> [終値6230円]3社で
金融とIT融合した「フィンテック」の創業間もないベンチャー企業の支援で協業。
産業拠点「ザ・フィンテック・センター・オブ・東京フィノラボ」2/1に開設。
・原油価格の下落に歯止めがかからず、「逆オイルショック」状態に入ったとの見方がエコノミスト間で広がる。
「原油安が世界経済の不安材料になっている。高収益体質だった米国エネルギー関連業種の業績悪化、
資金枯渇した産油国が株売り進める「負の連鎖」が懸念」との現状分析も。
石油関連業界、評価損多額に、投資先送り。
エンジニア業界、正と負の両面の影響。優良案件・新分野開拓急ぐ。
商社、続く資源安に「苦戦」。
(日刊工業新聞)
・ナブテスコ <6268> [終値2172円]道の傾斜や歩行速度に応じ、自動でブレーキ調整する歩行補助車開発。
手押し車のように持ち手を押して足腰が弱い高齢者の歩行支える。
・インフォテリア <3853> [終値1006円]18日都心部の降雪受け、
社員に在宅などで勤務呼びかける「降雪テレワーク」という取り組み始めた。
国内社員の3割に当たる18人が自宅などで業務こなす。
・ホソカワミクロン <6277> [終値558円]微粒子技術生かし、サプリメント事業に参入。
森下仁丹 <4524> [終値515円]や先端医療開発(福岡市)と共同開発進めており、
5年内に製品化、売上高数億円規模の事業に育てる。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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公募・売り出し価格
コンフォリア・レジデンシャル投資法人 <3282> [終値205100円]19万5828円 申込み1/19-20
イオンリート投資法人 <3292> [終値125600円]20万8826口
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、キング牧師生誕記念日で休場です。
欧州株式市場の主要3指数は続落も、週末の米国市場の下落から見ると小幅にとどまる。
不安定ながらも、世界株安の連鎖は収まりつつあるように思えます。
最も今夜の米国市場が大幅続落するようなら、また振り出しに戻りそうですが・・・
日本は今年最大の寒波が襲い掛かるようで、北日本の各地は警戒注意してくださいと天気予報で伝えています。
東京株式市場で日経平均は3営業日続落。
2016年になって6日続落、一休みして3日続落で、1勝9敗となっています。
東証1部出来高は22億3000万株、売買代金は2兆2430億円。
騰落数は値上がり258銘柄、値下がり1618銘柄、変わらず59銘柄に。
米国株式市場でダウ工業株30種平均の390ドル安や原油価格の下落から一時日経平均は480円超下落も、
売り一巡後徐々に下げ渋ったところ。
信用取引での追証や追証回避の動きも朝方f出たようなところも、地場証券では動けず静かだったとの声も・・・
日経平均は昨年9/29の安値(1万6901円)を抜け、1万6665円まで下落。
日経平均株価の下値のメドは高値からの3分の2の下落水準の1万6670円処で止まったと見たいところ。
ようやく産油国の政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド SWF)の売りが紙面に掲載されてきました。
市場では、噂されているながらもなかなか犯人が現れてこなかったもの。
表に出てくるようなら、通常なら、7〜8合目は過ぎたような印象もあります。
特許庁4月から「脂肪を消費する」「免疫力を改善」といった食品が持つ効き目に特許与える仕組み初めて作る。
特定保健用食品(トクホ)も対象。健康食品市場の成長後押し。
明治HD <2269> [終値9270円]森永乳業 <2264> [終値501円]
森下仁丹 <4524> [終値515円]ファンケル <4921> [終値1482円]なども注目も・・・
本日は中国の指標が11時から続出しますので注意も。
大京 <8840> [終値179円]今春めどに一般住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」事業に参入。
規制緩和促す「国家戦略特区」で民泊認める東京都大田区を中心に展開する。
初年度に約100戸の空き家買い取って改装し、宿泊者受け入れる。
宿泊予約は自社サイト「旅家」で受付、クレジット決済で宿泊料金受領する。
カギの受け渡しなどの事務は協力会社に委託する考え。6泊7日以上の長期滞在者対象。
買い取った戸建ての資産価値上がれば、民泊利用止めて売却する場合もある。
グリーンペプタイド <4594> [終値504円]昨日はストップ高買い気配。
乱高下していますが、2015年10月上場のIPOで、上値のしこりは少なく、意外高になりそうなところも・・・
この銘柄が、もしかしますとバイオ関連株の先導役になるかも・・・?!
インフォテリア <3853> [終値1006円]こちらも荒い動きですが、「フィンテック」関連の本命になりうる可能性も。
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」アイリッジ <3917> [終値4200円]が載っておりました。
「次世代020」のリーディングカンパニー 上場来高値更新に期待。
『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
フィンテックグローバル <8789> [終値124円]が載っておりました。
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● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
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