
【銘柄研究】ロックオン(3690)
- 2016年05月21日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外NY株式市場は、反発。
テクノロジー株が買われ、全体水準押し上げ。
週間ベースでは、ダウは0.2%安、4週続落(累計2.8%下落)、
ナスダック総合指数は1.1%高、5週ぶり反発、S&P500種指数は0.3%高、4週ぶり反発で取引を終えた。
東京株式市場で日経平均は続伸。
東証1部出来高は18億8727万株、売買代金は1兆8831億円。
騰落数は値上がり1332銘柄、値下がり481銘柄、変わらず139銘柄に。
業種別ランキングでは寄りつき過ぎ、9時半ぐらいでは、14業種上昇、19業種下落でしたが、
大引けには29業種上昇、4業種下落に。
同じく9時半過ぎでは、東証1部騰落数は値上がり877銘柄、値下がり780銘柄、変わらず269銘柄となっていました。
週間ベースでは、日経平均株価は2.0%高、東証株価指数(TOPIX)1.8%高、ともに2週続伸。
東証マザーズ指数は10.5%安、2週ぶり大幅反落、日経ジャスダック平均は0.4%安、3週ぶり反落。
東証2部指数は0.5%高、2週続伸で終了。
週末は信用取引規制で、多くの銘柄が信用規制解除となりました。
アウンコンサル <2459> [終値509円]ロックオン <3690> [終値2725円]
そーせいグループ <4565> [終値19000円]システムソフト <7527> [終値188円]が臨時措置解除。
これら人気株をもって信用枠が汲々していた方も信用余力が増え投資家心理好転にも・・・
本日はその信用規制解除銘柄の中からロックオン <3690> [終値2725円]にロックオン。
英語の「lock on」は狙った獲物を殆ど逃さないという意味ですが、
日本語の「ロックオン」は単に狙いを定めたという意味だそうですが・・・。
5/12、今9月期第2四半期決算発表、連結営業利益は前年同期比27.1%減、9800万円と発表。
12日終値(4530円)からの安値(2551円)まで43.7%の下落。
高値(5260円 5/10)からは51.5%の大幅下落となっております。
業績修正の一因としては、「ブロックチェーン」技術への投資と成長への先行投資で、
ここまで売られるかといったようなところも。
業績発表と信用規制(増し担保規制)が重なり、
またマザーズ指数を引っ張っていたそーせいグループ <4565> [終値19000円]も
好決算も材料出尽くしで大幅安となり、
「神の手」(ゲーム)で急上昇したブランジスタ <6176> [終値5880円]も
高値(15850円 5/16)から4日間で5880円と62.9%下落、
何か不祥事でもあったといったような暴落と負のスパイラルの中、売られ過ぎとなったようなところも・・・
ちょっとしたマイナス材料が、全体(マザーズ市場)の地合いと
個人投資家の持ち株の重なりなどが下げ幅増幅したところでしょうか。
7日続落(2000円 42.6%下落)から小幅(25円高)ながらも2日続伸。
広告運用サポートの効果測定・活用システムの機能拡充。
EC(電子商取引)サイト構築・運用も拡大。
5/9にテックビューロ(大阪市)が提供するブロックチェーン技術「mijin」を利用した
eコマース用受注エンジンの、第一段階の技術検証を完了。
本実証実験は、次に受注・会員管理への拡張を目指して、更なる開発と検証を実施。
次回の実証実験報告は、2016年6月末を目処に行う予定。
ここまで売られると、一気に戻すのは「痛み過ぎ」で難しいところも、
マザーズ指数がここから再び大きく崩れない限りは底堅くなっていくのではないでしょうか。
成長期待で持っておきたい銘柄の一つと思っています。
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