SBアローラ副社長退任

2016年6月22日（水）雨のち曇り　九州中心に大雨注意

・ソフトバンク　<9984> ［終値5842円］21日、ニケシュ・アローラ副社長（48）が22日付で退任すると発表。
　2014年に米グーグルからソフトバンクへ巨額の報酬得て入社。孫正義社長が後継者に指名。
　孫社長が最近、社長継続したいと考え「禅譲」撤回したため退任へ。

・東電HD　<9501> ［終値442円］広瀬直己社長21日、2011年の福島第一原子力発電所事故の際、
　炉心溶融（メルトダウン）の公表が約2カ月遅れた問題で記者会見、
　「隠ぺいと捉えられるのは当然だ」と認め謝罪。
　一方、当時の首相官邸から圧力があったかは明言避けた。

・社長100人緊急アンケート（123社から回答）、英国が欧州連合（EU）離脱した場合、
　自社の英国事業の戦略を「見直す」「見直し検討」と回答した経営者は約2割に上る。
　どちらを支持するかでは、「残留」が71.5％、「どちらかといえば残留」10.6％、
　「離脱」「どちらかといえば離脱」はともにゼロ。無回答が11.4％に。

・与野党9党首21日、日本記者クラブ主催の討論会。
　安倍晋三首相は自らの経済政策「アベノミクス」の成果上げ
　「デフレからの完全脱却して経済成長させるのが第一の目標だ」と強調。
　民進党岡田克也代表は「金融や財政で膨らませるだけのやり方は限界がある。経済政策の転換が必要だ」と訴え。
　郭党首の討論はアベノミクスの功罪巡る応酬に。

・第24回参院選は22日公示、7/10投開票まで18日間の選挙戦が始まる。
　回線数は選挙区73、比例代表48の合計121議席で、立候補総数は380人超となる見通し。

　（日経1面）

・三菱自　<7211> ［終値529円］業績大幅に悪化。2017年3月期の連結最終損益は1000億円超の赤字に転落。
　最終赤字なら8期ぶり。顧客への賠償金など500億円の損失見込み、
　日産自　<7201> ［終値1015.0円］部品メーカーなどへの補償も重荷になる。

・国土交通省21日、熊本地震で落ち込んだ九州の観光振興のため、7/15から定額で高速道路乗り放題に。
　二輪車含む軽自動車は5200円、普通車6500円で最大3日間、九州内の高速道路が乗り放題になる。
　8/10〜16日のぞく7/15〜12/18まで使える。

・21日東京市場で円相場は一時1ドル103円台半ばまで上昇。
　たとえ英国の残留が決まっても対ドルでは円安に戻りにくいムード漂う。
　背景には日本の経常黒字の拡大に加え、米利上げ観測の後退で円買い需要が膨らんでいる事情。

・21日の東京株式市場では日経平均株価が3営業日続伸、約1週間ぶりに終値で1万6000円台に回復。
　23日に実施される英国による欧州連合（EU）離脱巡る国民投票で、
　残留支持派が盛り返しつつあるとの見方が強まり、株式などのリスク資産の買い戻しが続く。
　英国やドイツの株式相場はいずれも足元では反転。

・広島銀　<8379> ［終値366円］など地方銀行7グループ中心に設立した
　資産運用会社オールニッポン・アセットマネジメント第1号ファンドの運用始めた。
　当初の運用規模は200億〜300億円と見られ、日米欧の株式や債券などに投資する。

・中国習近平指導部進めるインフラ輸出が難航。
　先進国初の案件、米西部の高速鉄道事業が合弁解消。
　アジアでもトラブル続き、海外進出を成長の柱に据える国家戦略に影差し始めた。

・英調査会社サーベイション、21日発表した最新の調査、残留45％、離脱44％と僅差。
　同社が前週末公表した前回（残留45％、離脱42％）と比べ離脱がやや多くなった。
　20日発表の世論調査では、英デイリー・テレグラフ調べでは残留53％、離脱46％、
　調査会社ユーカブは残留42％、離脱44％に。

・共和党候補指名ドナルド・トランプ氏（70）に焦り。20日選挙対策本部長更迭、陣営の立て直し図る。
　支持率低迷で、注目集めようと過激な発言繰り返すが、党内外からは反発相次ぐ。

・トルコ中央銀行21日、主要な政策金利0.5％引き下げ9％に。利下げは4カ月連続。

・新品スマートフォン（スマホ）の売値が上がる中、中古携帯電話の市場が活況。
　新品機種比約3割安く、販売台数は前年同月比平均2〜3割伸びる。
　ゲオHD　<2681> ［終値1418円］傘下のゲオが法人から買い取りを本格化、各社は販売強化策打ち出す。
　ブックオフコーポ　<3313> ［終値846円］2月以降販売台数は前年同月比平均で2〜3割伸びる。

・5月の粗鋼生産量、前年同月比0.9％減、884万トン。
　4月に20カ月ぶりに前年同月実績を上回ったが、5月は再びマイナスに。
　輸出回復も、国内自動車や建築向けの需要が弱かった。
　輸出価格も足元で下げに転じており、国内生産の完全復調には時間も。

・伊藤忠商事　<8001> ［終値1275.5円］
　資本提携結ぶ中国最大国有複合企業中国中信集団（CITIC）グループと資源開発に乗り出す。
　資源価格が下落し、優良権益の価格も低下、取得の好機と判断。　

・デンソー　<6902> ［終値3738.0円］
　同じトヨタ　<7203> ［終値5637円］グループのアイシン精機　<7259> ［終値4195円］株式買い増し。
　3月末時点デンソー保有のアイシンの株数が1年前比1000万多い1296万株となり、第3位株主に浮上。
　トヨタグループ内の関係強化と買収防衛策の一環と。

・5月の全国スーパー売上高、1兆1036億円と、既存店ベースでは前年同月比1.3％減。
　土曜日1日少なく、農産物相場安響く。前年割れは3カ月連続。

・東証マザーズ指数先物が7/19、日本取引所グループ　<8697> ［終値1266円］傘下の大阪取引所に上場。
　新興市場で初めて登場する金融派生商品（デリバティブ）に株式市場の期待は高い。
　先物売りを活用したリスク回避が可能になり、投資家のすそ野広がるとの声。
　一方、損失が発生するリスクも大きく短期志向の売買が一段と増える懸念もある。

・日経平均株価、年初からの累積売買高、1万6100〜1万6500円では相対的に商い薄。
　売買された日数も少なく、戻り待ちの売りも出にくいとされる。
　23日の英国民投票巡って投資家のリスク回避姿勢和らげば、上方向に値幅でやすいとの見方も。　

・信用買い残（6/17申し込み）2兆4476億円、前週比1073億円減。3週ぶりに減少。
　信用売り残6107億円、前週比735億円減少。

　(日経新聞）

・英国民投票23日行われる。
　最終盤の世論調査結果4件のうち、3件で残留派がリード、女性議員殺害事件後、残留派が勢い。
　残留派と離脱派の差はわずかでなお拮抗。

・米著名投資家ジョージ・ソロス氏21日付の英紙ガーディアンへの寄稿で、
　離脱が選択されれば、英通貨ポンドが暴落する可能性があると警告。
　通貨安は物価高を招き、「庶民にとって厳しい結果になる」と訴えた。

・ロイター通信20日、国民投票控えたブックメーカー（賭け屋）の「ベットフェア」の賭け率は、残留74.8％、
　17日時点の60〜67％から上昇。

　 (産経新聞)

・ソディック　<6143> ［終値835円］アルミニウム合金造形できる射出成型機開発。造形品を薄く、軽くできる。
　アルミ合金対象とした射出成型機の製品化は世界初。2018年度に売上高50億円目指す。　

・野村総研　<4307> ［終値3725円］資産運用関連会社米カッター・アソシエイツ（マサチューセッツ州）買収。
　買収額非公表、推定50億円程度。

・東レ　<3402> ［終値924.6円］21日、炭素繊維プリプレグ（炭素繊維樹脂含浸シート）が
　欧州エアバスの超大型機「A380」の一次構造部材に初採用。受注量や価格は非公開。

・シャープ　<6753> ［終値125円］23日、大阪市内で株主総会。台湾鴻海と幅広く協業、再建へ。
　株主による経営陣への責任追及は避けられず、総会は紛糾予想される。

　（日刊工業新聞）

・新規上場（IPO）ストライク　<6196> ［初値つかず7920円買い気配］インターネットで会社を売り買いする。
　M&A（合併・買収）の仲介で売り手や買い手をネットで探すシステム開発。
　M&A仲介の上場企業は日本M&Aセンター　<2127> ［終値6700円］
　M&Aキャピタルパートナーズ　<6080> ［終値2349円］に続き3社目。
　ネットを使う利点は1つは速さ、そして多くの譲渡相手が見つかること。
　2つ目は地域や業種の制約超えたマッチングが可能性広がる点。

・ファーストエスコ　<9514> ［終値734円］同社子会社が持つ大分県の太陽光発電設備を
　三菱UFJ信託銀行　<8306> ［終値506.0円］に譲渡。敷地面積4.9ヘクタール。
　設備投資に約6億円充て、2013年2月から稼働。

・エーザイ　<4549> ［終値2199円］2020年めどに日本で肥満症治療薬事業に参入。
　米企業から獲得した「べルヴィーグ」の販売を日本でも計画。
　「べルヴィーグ」は脳に働きかけ、満腹感高める効果があるとされている。
　国内で臨床試験急ぎ、肥満薬を抗がん剤や認知症治療薬などに続く収益源の1つに育てる。

　（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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公募・売り出し価格

ソラスト　<6197> ［IPO］1300円　

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　主幹事証券　注目度

2016/6/21　ＡＷＳホールディングス <3937> マザーズ 126,500株 2,490円 ＳＢＩ他 注目度 B 5730円買い気配

事業内容：フィリピン子会社を活用したシステムソリューションの提供
および医療情報システムのソフトウエア商品の開発・販売など

2016/6/21 ストライク <6196> マザーズ 261,600株　3440円 日興他 注目度 B 7920円買い気配

事業内容:M&A（株式譲渡・事業譲渡・合併などの組織再編・資本提携など）の仲介業務およびこれに付随する業務

2016/6/22 ジェイリース <7187> マザーズ 327,000株　3100円 みずほ他 注目度 B

事業内容:家賃債務保証事業

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、2営業日続伸。
イエレン米連邦準備理事会（FRB）議長の議会証言では大きなサプライズはなく、
景気に対して楽観的な見通し示したものの、早期利上げにも言及せず慎重姿勢を好感。
英国の国民投票もあるため離脱の可能性が少し後退したことも相場の下支えに。
原油価格下落もエネルギー株は上昇したこともダウを支えた。
引け際、上げ幅を縮小して終了。

アップル（+0.85%）グーグル（+0.32%）ヤフー（+0.29%）フェイスブック（+0.89%）アリババ（+0.60%）
ネットフリックス（-3.00%）アマゾン・ドット・コム（+0.25%）バイオジェン（-1.85%）
ラッセル2000（-0.33%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.38%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-1.57%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約62億株、過去20日間平均約68.3億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は3営業日続伸。
欧州連合（EU）離脱巡る国民投票を前に世論は割れているものの、市場は英国残留の可能性の高まり織り込む。
20日発表の世論調査は残留派が持ち直していることを示しているものの、21日の調査は拮抗と・・・
銅価格が上昇し、鉱業株が値上がりした。

東京株式市場で日経平均は3日続伸。
寄り付きから円高嫌気し、一時日経平均株価は200円弱まで見たものの、徐々に下げ幅縮小。
英国の欧州連合（EU）離脱の是非を問う国民投票で、週末の世論調査で残留派が勢い。
欧州株式市場大幅上昇も追い風に。
午後は円安に振れたこともあり、プラス圏に戻って、売り方の買い戻しも誘ったようなところも。
東証マザーズも2日続伸、日経ジャスダック平均と東証2部は3日続伸で引ける。

東証1部出来高は17億2232万株、売買代金は1兆7796億円。
東証1部騰落数は値上がり1395銘柄、値下がり443銘柄、変わらず121銘柄に。

英国民投票が23日に迫り、24日の東京株式市場が開いているときに、結果が判る可能性もあります。
「万が一のEU離脱」の可能性も残っており、なかなか難しい選択となっております。

ソディック　<6143> ［終値835円］アルミニウム合金造形できる射出成型機開発。造形品を薄く、軽くできる。
アルミ合金対象とした射出成型機の製品化は世界初。2018年度に売上高50億円目指す。

ファーストエスコ　<9514> ［終値734円］同社子会社が持つ大分県の太陽光発電設備を
三菱UFJ信託銀行　<8306> ［終値506.0円］に譲渡。敷地面積4.9ヘクタール。
設備投資に約6億円充て、2013年2月から稼働。

古い太陽光発電は、電力買取価格が高く資産価値高いことに。
日本アジアグループ　<3751> ［終値444円］こちらもじっくりと拾えるのではないかと・・・

エーザイ　<4549> ［終値2199円］2020年めどに日本で肥満症治療薬事業に参入。
米企業から獲得した「べルヴィーグ」の販売を日本でも計画。
「べルヴィーグ」は脳に働きかけ、満腹感高める効果があるとされている。
国内で臨床試験急ぎ、肥満薬を抗がん剤や認知症治療薬などに続く収益源の1つに育てる。

毎朝新聞紙上にはIoT（モノのインターネット）の記事が載っております。
アイビーシー　<3920> ［終値1165円］中々動きませんが、いつかはと思いますが・・・　

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