
LINE仮条件決定
- 2016年06月29日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年6月29日(水) 曇り
・石油元売り国内2位、出光興産 <5019> [終値2302円]創業家28日、
同社が2017年4月に予定する同5位昭和シェル <5002> [終値954円]との合併に反対表明。
企業文化や事業戦略に大きな違い、合併しても相乗効果得られずと。
創業家は議決権ベースでの出光株保有について、
株主総会で合併などの特別決議に拒否権行使できる33.92%であると主張。
この影響力低下することへの懸念も背景と。
・英国キャメロン首相28日、欧州連合(EU)首脳会議に出席する。
国民投票で決まった離脱に関する正式交渉を、光景が決まる9月以降に開始することをEU側に要請へ。
内政混迷のため交渉入り遅らせたい英国側に対し、「反EU」機運の拡大懸念するEU側は
トゥスクEU大統領が同日「通告なしの交渉はない」と述べるなど事前交渉には応じず、速やかな交渉求める方針。
EUは29日に英国を除く加盟27カ国で今後の対応協議へ。
・生命保険各社の間で学資保険の販売縮小する動き広がる。
アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は保険ショップでの取り扱いやめ、
かんぽ生命 <7181> [終値2014円]払い込んだ保険料より多くの学資保険を受け取れるタイプの募集止める。
運用難から販売停止相次ぐ一時払い終身保険に続く動き、超低金利による影響が幅広い保険商品に及ぶ。
・独フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル車の排ガス不正問題で、
VWは28日、総額147億ドル(約1.5兆円)支払うことで米当局などと和解。
(日経1面)
・28日の欧州金融市場では、通貨ポンドや英国株への売りがひとまず和らいだ。
ポンドは対ドルで一時、1ポンド1.34ドル台に上昇。前日27日には1.31ドル台と、
1985年以来31年ぶりの安値を付けたが、急落の反動で買い戻しが広がった。
英国の主要株価指数FTSE100種株価指数は約3%上昇、同指数は24日以降5%強下落していた。
・経済産業省は企業と連携し、会社員の健康情報のデータベース化に向けた取り組み強化へ。
7月から1140人の糖尿病に関する情報をデータベース化し、2017年以降は高脂血症や高血圧にも対象広げる。
取り組みには、トヨタ <7203> [終値4975円]三菱地所 <8802> [終値1831.5円]
NTTデータ <9613> [終値4785円]テルモ <4543> [終値4345円]など大手企業や医療機関が参加する。
・英国の欧州連合(EU)離脱決定巡り、
円やドルだけでなくインターネット上の仮想通貨ビットコインにも買いが入る。
ユーロやポンドの急落で、行き場を失ったマネーの流れの一部が流れ込む。
中国からの資金が大部分占めているとの見方が多く、人民元安が進む中国経済への不安映している面もある。
・東農大と日立キャピタル <8586> [終値1858円]
先端素材や人工知能(AI)など活用し効率よく農作物などを栽培する仕組みつくる。
・米商務省28日、1-3月期実質国内総生産(GDP)確定値、前期比年率換算で1.1%増加。
市場予測(1.0%程度)をやや上回る。輸出上振れ、5月発表した改定値(0.8%増)から0.3ポイント上方修正。
・韓国政府28日、雇用や環境対策柱とする20兆ウォン(約1兆7500億円)超の景気対策を下期に実施すると発表。
失業給付期間延長に伴う財源や、電気自動車(EV)の充電設備整備費用など確保。
老朽ディーゼル車廃棄し新車購入した場合に個別消費税減免したり、
今秋に大規模セール実施したりするなど消費刺激策も盛り込む。
・香港ディズニーランド止まらぬ逆風に苦しむ。
昨年9月に開業から10年迎えたが、入園者全体の4割占める中国本土客が景気減速など背景に減少。
2015年9月期は4期ぶり赤字、従業員削減のリストラに踏み切る。
6/16にはライバルの上海ディズニーランド開園、遠のく客足に追い打ちかける可能性もある。
・LINE <3938> [IPO]株式の公開価格の仮条件決定。最大1270億円日米の市場から調達。
国内の仮条件は2700〜3200円。最大で約460億円の資金調達。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の仮条件は、26.5〜31.5ドル。7/11に公開価格決める。
・トヨタ <7203> [終値4975円]3日続落、心理的な節目の5000円割り込む。
日銀 <8301> [終値37000円]が量的・質的金融緩和策導入した2013年4/4以来、約3年3カ月ぶりの安値になる。
世界経済の先行き不透明さが高まり、世界的に自動車株は下落傾向にある。
・日立 <6501> [終値410.5円]28日、主力研究棟である「中央研究所」(東京都国分寺市)に新棟建設へ。
新たな研究棟設けるのは10年ぶり、投資額100億円程度。2019年3月完成予定。
・富士フイルム <4901> [終値3928円]再生医療事業の推進体制強化。
2013年に設けた「再生医療事業推進室」を事業部に格上げ。
6月にはジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774> [終値1201円]も黒字化に向け経営体制刷新した。
・DCMHD <3050> [終値807円]28日、くろがねや <9855> [終値352円]買収。
・信用買い残(6/24申し込み)2兆3686億円、前週比789億円減。2週連続減少。
日銀が異次元緩和に踏み切った2013年4月以来、3年2カ月ぶりの低水準。
信用売り残5489億円、2週連続で減少。
・日本株の先行きに慎重な見方増加。
野村證券 <8604> [終値352.3円]従来予想1万7500〜2万円 今回株価レンジ1万5250〜1万7250円
みずほ証券 1万5000〜1万9000円 1万4000〜1万9000円
シティグループ証券 年末は1万8750円 年末1万7000円 当面、1万4000〜1万6500円
大和証券 <8601> [終値521.6円]英EU残留で1万6500〜1万7000円 離脱決定で1万4500〜1万6500円
米モルガン・スタンレー TOPIX1230 弱気シナリオ(TOPIX820)に近づいてきた。
・ビジネスホテル業界団体、全日本シティホテル連盟、28日、5月の客室稼働率前年同月比3.9ポイント低い76.8%。
7カ月連続で前年同月下回る。熊本地震や円高で訪日外国人(インバウンド)中心に需要伸び悩む。
(日経新聞)
・タカタ <7312> [終値375円]28日株主総会、高田重久会長兼社長が経営再建の道筋付けて辞任する意向表明。
再建の見通しについては明言避ける。
(産経新聞)
・パナソニック <6752> [終値853.2円]
2018年度に人工知能(AI)やクラウドコンピューティング使った多言語音声自動翻訳技術を事業化する。
専用機を公共機関やホテルなどに展開、
20年の東京五輪・パラリンピックに向けて増加する訪日観光客の利便性向上に貢献。
20年以降は流通など多様な業種や海外にも進出へ。
・タクマ <6013> [終値879円]鴻池組(大阪市)と共同で東京23区清掃一部事業組合から
都市ごみ焼却施設の建て替え工事受注。受注額311億円。11月着工、2021年3月完成予定。
・IoT(モノのインターネット)技術で製造業の高度化目指す官民の活動が2年目迎える。
「インダストリー4.0」掲げるドイツが先行も、
この1年で日本も「人・現場主体」など切り口にした「日本式IoT」の構想も固めつつある。
夏からは実証実験が全国各地で始まる。
日本の大手製造業約60社が加わるインダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)2015年6月発足。
「つながる工場」や暗黙知の数値化といった「匠の見える化」など
約20テーマ対象に事例やモデルにあたる「業務シナリオ」作成。
(日刊工業新聞)
・小野薬 <4528> [終値4381円]がん免疫薬「オプチーボ」単純計算では年間3500万円、2年で7000万円。
2012年の論文では、オプチーボを6か月投与しただけで患者31人中20人ががんの進行止まる。
さらにその後1年以上、オプチーボ投与しなかったのにかかわらず再発なし。1年投与しなくても済む患者も多い。
14年の論文、抗がん剤治療始める前の無治療患者にオプチーボ使ったところ、7割の患者で腫瘍の増殖ストップ。
オプチーボの効果の持続性も注目。
オプチーボのお最適な投与方法や効果がある患者の判別を事前にできれば、無駄な投与減らせる。
・UMNファーマ <4585> [終値1427円]28日、
中南米で流行するジカ熱のワクチンを共同開発するコンソーシアムに参画。
今後開発に向けて協議進める。合意できれば、日本でのワクチン製造や販売権得る見通し。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2016/6/29 コメダホールディングス <3543> 東証 30,700,000株 1960円 大和他 注目度 A
事業内容:「珈琲(コーヒー)所コメダ珈琲店」チェーンなどを運営する子会社の経営管理
およびそれに付帯または関連する業務など
2016/6/29 ソラスト <6197> 東証 11,310,000株 1300円 日興他 注目度 A
事業内容:医療関連受託事業、介護・保育事業など
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、反発。
英国のEU離脱の衝撃の2日間の大幅安の反動。
第一四半期の国内総生産(GDP)確報値や6月米コンファレンス・ボード消費者信頼感指数が堅調で追い風。
アップル(+1.68%)グーグル(+1.76%)ヤフー(+2.33%)フェイスブック(+3.42%)アリババ(+2.76%)
ネットフリックス(+3.09%)アマゾン・ドット・コム(+2.40%)バイオジェン(+1.75%)
ラッセル2000(+1.62%)HTG(ハイイールドファンド)(+1.26%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+3.80%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約82億株、過去20日間平均約75億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は3日ぶり反発。
金融株中心に持ち直す。
独フォルクスワーゲン(VW)が米当局と153億ドル(約1兆5600億円)を支払い和解で合意、好感された。
東京株式市場で日経平均は小幅ながら続伸で引ける。
朝方は200円超の下げから始まり、一時は日経平均株価が1万5000円割れの水準も、
割れたあたりから先物から買い戻しも入り切り返す。
時間外取引で米株価先物も上昇していたところも下支えに。
東証株価指数(TOPIX)は小幅(0.09%安)ながら反落で終了。
東証1部出来高は24億9562万株、売買代金は2兆3571億円。
東証1部騰落数は値上がり1000銘柄、値下がり835銘柄、変わらず120銘柄に。
東証マザーズ、日経ジャスダック平均と東証2部はそれぞれ2日続伸で終了。
香港ディズニーランド止まらぬ逆風に苦しむ。
昨年9月に開業から10年迎えたが、入園者全体の4割占める中国本土客が景気減速など背景に減少。
2015年9月期は4期ぶり赤字、従業員削減のリストラに踏み切る。
6/16にはライバルの上海ディズニーランド開園、遠のく客足に追い打ちかける可能性もある。
娯楽に集まらない状況は、中国経済の危うさを映しているとも・・・
中国H株ベア <1573> [終値11150円]少し持っておきたいとも思っていますが・・・
目先、戻りに入りそうですが、夏場の大きな下落は、長引く傾向もあります。
日経平均株価は一時1万5000円割れも切り返すように、この1万5000円どころは最後の砦となりそうなところ。
ダブルボトムとなって欲しいところですが・・・
今日は自動車メーカーが日計り的な物色がありそうなところも・・・
トヨタ <7203> [終値4975円]マツダ <7261> [終値1369.5円]
ソニー <6758> [終値2825.5円]も拾えるようなところも・・・
そーせいグループ <4565> [終値16450円]24日の急落を2日で大きく上回ってきています。
シリコンスタジオ <3907> [終値5700円]こちらも急落分を取り返しております。
割り切りながらもこうした戻りの早い銘柄も注目となりそうです。
塩野義 <4507> [終値5555円]どこかでIRがでそうな感覚ですが、ギャンブルになりますね・・・。
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