月観察「かぐや」任務終了月面落下

２００９年６月１２日（金）晴れ間　沖縄は雨   
   
  
・三菱重工　　<7011> ［終値３９１円］次世代石炭火力発電所、オーストラリアに建設。   
　二酸化炭素大幅に減らす環境技術世界初の商用化。受注総額約２０００億円の見通し。   
   
・投資信託に個人マネー戻る。公募投信への資金流入額５月、５０４９億円と２００７年１２月以来の高水準。   
   
・世界保健機構（ＷＨＯ）新型インフルエンザの警戒水域（フェーズ）を最高度「６」に引き上げ。   
　世界大流行（パンデミック）宣言。健康被害の深刻度に関する基準新設「中度」へ。   
   
・日経平均株価「１万円」を挟んだ攻防。景気底入れ期待の高まりと急ピッチの上昇への高値警戒感交錯。   
   
・２００８年度の大手信託銀４行の合計の不動産関連事業の利益、前年度比５４％減。   
　みずほ信託　　<8404> ［終値１３５円］首位へ。　   
   
・経産省、温暖化ガス排出削減の中期目標達成するため原子力発電所の稼働率向上へ。現行６０％から８０－９０％へ。   
   
・米ドル中心の外貨運用を多様化する動き、新興国に広がる。   
　国際通貨基金（ＩＭＦ）債購入ロシア、中国に次ぎブラジルも意向表明。   
　３カ国合計購入額７００億ドル（６兆８千億円）に達する見通し。   
   
・６月石油市場月報、２００９年の世界石油需要、前月予測から１２万バレル引き上げ。上方修正は１０ヶ月ぶり。   
   
・米商務省、５月の米小売り売上高、前月比０．５％増加。市場予測通り。米個人消費は緩やかに持ち直し。   
   
・東芝　　<6502> ［終値３８４円］半導体部門の事業構造改革に着手。生産効率低い旧式ライン６ヶ所閉鎖・縮小、固定費削減。   
   
・米国半導体工業会（ＳＩＡ）２００９年世界半導体売上高前年比２１．３％減。昨年１１月予想から大幅に下方修正。   
   
・夏のレジャー総じて低調。旅行・ホテルおおむね低調、テーマパーク好調組も陰り、映画は前年並みに。   
   
・花王　　<4452> ［終値２０４５円］海外販売テコ入れ。   
　世界共通商品として２００９年度から順次世界市場へ投入。知名度向上。   
   
・ＮＴＴドコモ　　<9437> ［終値１３７８００円］盗難や不正入手した携帯電話端末から通話やメールできなくする対策、   
　１０月から実施、通話遮断へ。　   
   
・ヤマト運輸　　<9064> ［終値１１９６円］電子マネーによる決済サービス拡充。   
　「Ｅｄｙ（エディ）」「ｎａｎａｃｏ（ナナコ）」利用、「ＷＡＯＮ（ワオン）」も今秋に。   
   
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・鉄鋼大手４社、外国人持ち株比率が急低下。４社とも２０％下回る。   
　ＪＦＥＨＤ　　<5411> ［終値３３５０円］３月末は昨年９月より７．５ポイント減、１７．５％。   
   
・東証６月第１週（１－５日）投資主体別売買動向、外国人投資家２週連続買い越し。売買シェアは４６．５％。   
　個人は２週連続売り越し。   
   
・ニューヨーク債券市場で米１０年物国債反落、長期金利の指標となる米国債利回り前日比０．０９％高い３．９４％   
　同利回り４％の大台乗せも、昨年１０月以来８ヶ月ぶり。　（日経新聞）   
   
・宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）今秋、インドと共同で回収型人工衛星使い生命科学実験を行なう。   
　「植物工場」の可能性探る。   
   
・東証一時１万円回復、けん引役は個人投資家。個人のシェア５月に２年９ヶ月ぶりの高水準となる３１．６％に達する。   
   
・マツダ　　<7261> ［終値２８７円］「アクセラ」フルモデルチェンジ。   
　ＣＶＴ（無断変速機）採用、アイドリングストップ機能装備、環境性能大幅向上。燃費最大１５％改善。　   
   
・シャープ　　<6753> ［終値１１０３円］発光ダイオード（ＬＥＤ）照明器具の家庭用市場に参入。   
　先行他社の半額程度に抑えたＬＥＤ電球発売。   
   
・リサイクル事業手掛ける非鉄各社、レアメタル（希少金属）の確保に向け国内外に相次ぎ拠点新設。　（産経新聞）   

   
   
   
   
・内閣府、１－３月期の国内総生産（ＧＤＰ）年換算１４．２％減と１．０ポイント上方修正。   
   
・岩崎通信機　　<6704> ［終値１０３円］コールセンターや構内交換機など電話システム事業で   
　ネットワーク設計から工事・保守まで一貫提供。最適ネットワーク提案。   
   
・東レ　　<3402> ［終値５０３円］水処理事業の海外戦略商品として浸漬型中空膜モジュール開発。海外需要取り込む。　（日刊工業新聞）　   
   
・日本ガイシ　　<5333> ［終値１７７９円］独自構造の固体酸化物燃料電池（ＳＯＦＣ）開発。３，４年後実用化へ。   
   
・企業間取引サイト運営のアリババ、セシール　　<9937> ［終値１７８円］の商品の中国向け販売を拡大。種類１０倍以上へ   
   
・古河スカイ　　<5741> ［終値２０３円］アルミ板生産再編。   
　２０１３年までに主力工場の一つ日光工場を深谷工場などへ移管、年間コスト３０億円削減。　   
   
   
   
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第三者割当　ディー・ディー・エス　　<3782> ［終値３３０００円］５万８６７６株　１万円　７／２４　割当先Ｅｇｉｓ　Ｔｅｃｈｎｏｒｏｇｙなど計６先   
　   
　　　　　　インネクスト　　<6660> ［終値１１９００円］７０００株　１万円　６／２６　割当先グロースファンド１０号、スロープログループ   
   
   
株式分割　　ガイアックス　　<3775> ［終値５７５００円］ ６／３０ 　１株→１．３株   
　　　　　   
   
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（今日の一言）   
   
海外ＮＹ株式市場は反発。   
商品価格の上昇、労働市場の改善、金利の大幅下落などを好感も、ダウは一時１３０ドル超もあった。   
国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が石油需要予測を１０ヶ月ぶりに引き上げ、エネルギー関連株がけん引した。   
投資判断を引き上げ理由で銀行も大幅高で安心感を誘う。   
   
東京市場は何とか日経平均株価が一時１万円乗せ。攻防も続いていますが、徐々に投資環境は明るくなっております。   
ただ腰の重い投資家もマスコミにあおられそろりと出て来る頃になりそうです。   
   
本日はなんと言っても日経新聞一面の三菱重工　　<7011> ［終値３９１円］次世代石炭火力発電所、オーストラリアに建設。   
これが一番人気になるのではないかと・・・   
寄り付いて回転できる相場になるかどうかでしょうか・・・   
川崎重工　　<7012> ［終値２７０円］型になると理想も・・・   
   
宇宙実験時代幕開け、なんて新テーマが新しい柱となってくれば・・・！？   
ＩＨＩ　　<7013> ［終値１７３円］重工　　<7011> ［終値３９１円］中心に   
田淵電機　　<6624> ［終値１７６円］明星電機　　<6709> ［終値１１６円］東京計器　　<7721> ［終値１５０円］なども   

   
   
   
新日鉄　　<5401> ［終値３９３円］が２００７年の再来期待も出て来ました。   
同関連企業で、黒崎播磨　　<5352> ［終値２２２円］年初来高値射程に入り、   
週足一目均衡表で上限の雲抜けと遅行線実体抜け「好転」狙いも。   
   
オーエム製作　　<6213> ［終値４００円］風力や原子力にも絡んでおり、今年３度目の高値４０３円でしこりなく   
動きも全く過熱感なく期待できそうにも・・・   
   
高値警戒感は必要ですが、いけるとこまで回転することも必要です。   
ただし、しこりを持ったままで新しい銘柄を買って、持ち株を膨らますことは、   
たった一回の急落でかなりの痛手を受けることになります。   
個人も少し買い遅れた焦りと、高揚感も出始めていますので脇が甘くなる傾向もあります。   
乗り換えは仕方ない経費として割り切って行きましょう。（持ち株は少なめに）   
   
   
   
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