内藤大助６度目の防衛戦は亀田（興）

２００９年８月２６日（水）はれ

・トヨタ　　<7203> ［終値４０５０円］２００９年度中に世界で年１００万台前後の生産能力縮小に踏み切る。
　稼働率向上で生産性高め１０年度の黒字か目指す。

・ヤマトＨＤ　　<9064> ［終値１５２７円］中国・上海の物流会社に追加出資、来年１月からサービス開始。
　シンガポールなどにも広げる。１０年後アジアで国内と同水準の年１２億個の取り扱い目指す。

・オバマ大統領、来年１月末に４年の任期が切れるバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長再任発表。
　バーナンキＦＲＢ議長再任早々と決定。金融と経済の火種なお残る中市場に安心感を与える狙い。

・総務省２８日発表、７月の全国消費者物価指数の民間予測平均、前年同月比２．２％の下落。
　予測通りなら６月の１．７％を上回り、過去最大に。ガソリン高の反動と不況による需要不足で物価に強い下落圧力かかる

・７月の訪日外国人数、前年同月比２３．３％減、６３万３０００人。１２ヶ月連続前年割れ。

・株式の持ち合い解消を促す取り組み官民で広がる。
　住友信託　　<8403> ［終値５５７円］新商品開発。議決権実質的に持ちながら株式売却、３０社強が検討。

・米政府、無効１０年間の経済・財政見通しを修正。財政赤字額の累計は５月時点の予測より２７％増。
　足元の景気は底打ちの兆しも雇用悪化など経済回復に時間がかかる可能性が高い状況を反映。

・６月のＳ＆Ｐケース・シラー住宅価格指数、主要１０都市平均で前月１．４％上回る。前月比で２ヶ月連続上昇。
　前年同月比１５．１％下落も急落局面から下げ止まり感出る。

・８月の米消費者信頼感指数（１９８５年＝１００）は５４．１.前月修正（４７．４）から６．７ポイント上昇。
　市場予測（４７．５）を大幅に上回る。
　先行の景況感を示す期待指数７３．５と前月比プラス１０．１.０７年１２月以降の高水準。

・韓国サムスンとＬＧ電子、パソコンなどに使うモニター用小型液晶パネルを９月末から相互供給。
　事業効率化に向けた提携も加速。

・上海株式市場、主要指数の上海総合指数前日比２．６％安、２９１５．８０３で取引終了。ほぼ全面安。
　指数は一時５％を上回る水準まで下落。中国金融政策を巡り、不安定な相場が続く。

・７月の国内白物出荷実績、ルームエアコン前年比１６．８％減、冷蔵庫２．７％減。天候不順で夏商戦盛り上がらず。

・ソニー　　<6758> ［終値２５１５円］米国中心に展開する電子書籍事業の強化策。新製品投入、アマゾンを追い上げ。

・カルソニックカンセイ　　<7248> ［終値２４１円］２０１０年９月までに厚木工場（神奈川）を閉鎖。
　経営合理化、国内工場は５から４へ。　

・コマツ　　<6301> ［終値１６９３円］人件費など固定費の削減額を従来計画の２５０億円から３００億円規模に拡大。

・日立建機　　<6305> ［終値１８９０円］期初計画から３割の追加コスト削減を検討中。
　生産ラインの合理化進め、需要底入れと同時に収益のＶ字回復目指す。

・信用買い残、２１日申込み、１兆５５１１億円前週比１３３１億円増加。信用売り残前週比４６６億円減少９２７１億円。

・コンテナ船各社、アジア－米国間のコンテナ運賃を２－５割引き上げ。収益悪化で異例の期中値上げ表明。

・日立　　<6501> ［終値３３０円］東芝　　<6502> ［終値４７１円］共同で
　コンピューターや家電製品に使うハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）の容量を大幅に増やす新技術開発。
　ナノテクノロジー（超微細技術）駆使し、２０１２年度まで１０倍以上へ。　（日経新聞）　

・新日石　　<5001> ［終値５３８円］国際開発帝石　　<1605> ［終値７４８０００円］日揮　　<1963> ［終値１７１３円］　イラク南部大型ナシリア油田の開発権益事実上取得。
　
・ガリバー　　<7599> ［終値７１００円］米国展開中古車販売仲介店の出店加速。買い取り行なわず、在庫リスクなし。
　将来全米展開へ。

・沖縄での新型インフルエンザ流行。７月２０日以降の感染者２２１３人。年代別では２０代２７％、１５－１９歳１６％。
　「温暖化説」「エイサー説」「冷房説」など諸説紛々。　（産経新聞）

・個人消費盛り上がらず、４－６月期国内総生産（ＧＤＰ）速報、個人消費が３四半期ぶりにプラスに転じるなど
　回復への兆候も、経済対策効果による一時的な改善と見る向き多い。
　内需頼み難しく、アジア・新興国中心とした「外需の内需化」への転換進める必要性高く。

・東洋エンジニア　　<6330> ［終値３２８円］中国ＢＡＳＦ－ＹＰＣから南京市に建設する石油プラント受注。
　総投資額１４億ドルで東洋エンジ受注額約７０００万ドル（約６６億円）

・中国経済の急回復で中国向け中心とした日本からの鉄鋼原料や半製品の輸出が活況。
　鉄スクラップの輸出量６月まで３ヶ月連続で１００万トン超。８月輸出価格も約１年３ヶ月ぶりの高値。

・ほくほくＦＧ　　<8377> ［終値２３３円］整理回収機構が保有する優先株１９９億５０００万円分取得、消却。
　１４００億円の公的資金完済。　（日刊工業新聞）　

・ソネットエンター　　<3789> ［終値１８４０００円］コミュニケーションゲームのアジア展開に乗り出す。

・川重　　<7012> ［終値２５２円］インド石油・天然ガス会社（ＯＮＧＣ）開発するガス田向けに
　圧縮設備製作やエンジニアリング業務受注。

・トレジャー・ファクトリー　　<3093> ［終値２０６６００円］法人から中古車買い取る事業拡大。
　マンション運営会社やリースなど１４社と契約。　

・アマダ　　<6113> ［終値６６１円］攻めの姿勢鮮明。不況期こそＭ＆Ａ（合併・買収）で事業を伸ばす好機と判断。
　景気回復後、拡大期には行った時、他社に先んじること目指す。
　賭けの成否は再成長に向かう２０１１年以降にはっきりする。　（日経産業新聞）

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は上昇。
ダウ工業株３０種平均は６日続伸、Ｓ＆Ｐとナスダック指数は反発となった。
バーナンキＦＲＢ議長がオバマ大統領から２期目の使命を受けたことや６月のＳ＆Ｐケース・シラー住宅価格指数、
８月の米消費者信頼感指数の改善を受けて上昇。
ただ引けにかけてはザラ場ベースでの年初来高値（９６２０．００ドル）からは押し戻された。
原油価格も高値がありながらも下落となり、エネルギー株が売られたのも上げ幅を縮める要因となった。

東京市場は上昇と下落を交互に繰り返しております。
米国市場と中国市場に顔色をうかがっているような・・・

雪国まいたけ　　<1378> ［終値４２９円］新型インフルエンザに「まいたけ」が効果発揮と報じられていてももたもた・・・
出遅れ感もあり回ってくることも・・・
野菜高騰で価格安定の「きのこ」代替需要との見方も。

ニチモウ　　<8091> ［終値１８０円］小さな三角持合となってきました。どこかで持ち合い放れに注目も・・・

主力株は為替も影響があり、小動きとなるものの、電池やインフルエンザといった材料株は回転商いが続いています。
ただ全体としてはエネルギー不足の感も出ています。

トレジャー・ファクトリー　　<3093> ［終値２０６６００円］法人から中古車買い取る事業拡大。
マンション運営会社やリースなど１４社と契約。　

アマダ　　<6113> ［終値６６１円］攻めの姿勢鮮明。不況期こそＭ＆Ａ（合併・買収）で事業を伸ばす好機と判断。
景気回復後、拡大期には行った時、他社に先んじること目指す。
賭けの成否は再成長に向かう２０１１年以降にはっきりする。

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