
銘柄研究・ヒューリック
- 2009年10月10日
- 株式投資・経済ニュース全般
先週にお伝えしたように東証1部騰落レシオ69.55%(25日平均)売られすぎの目安とされる70%を08年10/31以来割り込む。(10/5には63.7%)
日経平均の25日移動平均線に対する下方乖離率5.6%と約2ヶ月ぶり水準。(10/5にはマイナス5.76%)
そして4日が月齢で「満月」となっています。
不思議と月齢の「満月」や「新月」時付近から相場転換となることも多いのです。
最近はオプション特別生産指数(SQ)算出日に日経平均の方向反転する傾向。
信用評価損益率も17.19%(10/2申込み)となってきています。
などと「底値圏に出る指標からも転換に転じても」といった観測もありました。
久しぶりにSQ値(9913円18銭)を当日の日経平均株価が上回っております。
どうしても為替動向が日本株にとって重要な一因になっており、不安要素でもありますが出遅れ日本株期待も出て来ました。
本日は、急騰後いい押し目形成してるように見られる(3265)ヒューリック(終値611円)に注目してみます。
旧富士銀行の銀行店舗ビルの管理事業から出発。
都心5区を中心に好立地の優良物件を多く抱え、売上の約8割を賃貸収入が占めていることから収益の安定感が強い。
空室率も他社から見て水準は低く、物件売却を収益の柱としていないことからリスクはしいさいと見られる。
今期は不動産市況を保守的に想定しているため、前期に21億円あった物件売却による売上高をゼロとしており、1つでも売却があれば増額修正される公算。
2012年にフル稼働で想定賃料は建て替え前に比べ倍増の47億円と成長性もあり、昨年11月の新規上場銘柄という上値のしこりも無いことからも狙える位置ではないかと思っています。
証券会社時代のお客様で不動産販売会社を3社立ち上げた社長(現在隠居中)も注目しています。
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