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NYダウ大幅安、原油や金や・・・今後のポイントは・・・

【本日と今後のポイント】
NYダウの大幅安はここまでの上昇である程度予測できたが本日は豪ドルとユーロが対ドルで大幅安となった。
昨日、対ドルで豪ドルは年初来高値を更新したが、ユーロは年初来高値更新目前で失速し本日は欧州時間に入ってから終日売られ大幅安となっている。
原油や金も連日の大幅上昇に一服感が出ているのと、今まで為替相場を牽引して上昇していたユーロや資源国通貨に上値の重さが出ている。
IMMのポジションを見ても、現在の豪ドルは昨年の7月以来の高水準でロングのポジションが積みあがっている。
 
大幅安前の警戒警報的な動きか?
 
ムーディーズやフィッチなどの格付け機関が世界中の国債や企業の格付けを見直している時期だけに、英国や日本の格付けがいつどうなるのかに注目が集まっている。
 
【年末にかけての材料と注意点】
国内ボーナス資金による外貨建て資産投資が円安・外貨高要因
米国の多国籍企業や金融機関、機関投資家の年末決算に向けた本国送金のドル転がドル高要因として注目
来年度の日本の国債発行額が44兆円を大幅に上回ると国債増発による格下げリスク
(来年度の予算編成作業は、11月後半から12月にかけて続く、翌年度の予算案の最終的な閣議決定は07年が12月25日、08年が12月24日)
 
11月26日は米国がサンクスギビングデー
12月の14日からはクリスマス休暇に入り商いが閑散
 
 
 
NY原油下落
NY原油は、EIAの在庫統計で原油在庫が予想より増加したことなどを背景に下落。
中心限月の終値ベースで、約1ヶ月ぶりの安値となった。
 
12月限終値は1バレル=76.94ドル(前日比-2.34ドル)
 
 
NY金、9営業日ぶりに反落
12日のNY金先物は、9営業日ぶりに反落。
時間外取引で一時1,123.40ドルの史上最高値をつけたが、ドルが対欧州通貨などで堅調に推移したことなどを受けて反落。
 
終値は、1オンス=1,106.60ドル(前日比-8.00ドル)
 
 
財政赤字削減のためTARPの資金使用を検討
米WSJによると、ホワイトハウスは巨額の財政赤字削減のためにTARPの資金の一部を使用することを検討している模様。
 
米10月財政収支は1764億ドルの赤字
予想より赤字額が増加
米国の10月月次財政収支は1764億ドルの赤字となった。
予想は1625億ドルの赤字、9月は466億ドルの赤字。
 
 
米原油在庫は180万バレル増加
EIA(米エネルギー省エネルギー情報局)が発表した週間石油在庫統計(11月7日までの週)は
原油在庫が180万バレル増加、ガソリンは250万バレル増加となった。
予想は原油在庫が100万バレルの増加、ガソリンは35万バレルの減少だった。
 

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